耐寒性が高くて育てやすい。オステオスペルマムの育て方のポイント
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冬の管理がしやすい植物を育てたい方には、オステオスペルマムがおすすめです。
耐寒性がとても高いため、冬のお庭でも簡単に育てられ、3月前後になると可憐な花を咲かせます。
今回は、そんなオステオスペルマムの育て方や育て方のポイントなどをご紹介します。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘165:オステオスペルマムの育て方|苗の植えつけや水やりと肥料の与え方、花がら摘みや切り戻しの方法もご紹介
オステオスペルマムの特長
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オステオスペルマムは、南アフリカを原産とするキク科の多年草です。
花の色は、薄紫やピンク・赤・オレンジ・黄色・白など。
花姿は、八重咲きや花びらがスプーンのような形をしたものなど、品種によってさまざま。
太陽の光を受けて花を開き、夜間や曇り・雨の日には閉じる性質をしています。
耐寒性がとても高いため、冬場の厳しい寒さでも元気に育ちます。
反面、高温多湿には弱いため、夏場の管理には少し注意が必要です。
オステオスペルマムの育て方のポイント・育て方の注意点
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植えつけ時期
オステオスペルマムの植えつけ適期は、種まき・苗植えいずれの場合も9月から10月にかけて。
その後、3月前後から6月前後にかけて花を咲かせます。
植えつけ用土
オステオスペルマムの用土には、「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
排水性・通気性に優れていますので、多湿を嫌うオステオスペルマムに最適です。
肥料
植えつけ時には培養土に元肥として緩効性肥料を混ぜ込みましょう。
元肥には肥効期間が約1年とゆっくり長く効く「マグァンプK中粒」がおすすめです。
上記の「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」を用いる場合は、あらかじめ元肥としてマグァンプKが配合されているので不要です。
また、開花シーズンには液体肥料として「ハイポネックス原液」を1週間に1回を目安に与えます。
肥料が切れると花つきが悪くなりますので、肥料不足に注意してください。
なお、開花シーズン以外の肥料は不要です。
水やり
土の表面を指で触ってみて土が乾いていたら水を与えます。
鉢底から水が染み出るくらいたっぷりと与えてください。
ただし、オステオスペルマムは多湿を嫌いますので、水の与えすぎには気をつけましょう。
特に生育が緩慢になる冬場に水を与えすぎると根腐れを起こしやすくなります。
栽培場所
オステオスペルマムは基本的に日光がよく当たる場所で管理してください。
冬場もできるだけ日当たりがいい場所に置くことをおすすめします。
ただし、真夏の高温多湿な環境には弱いため、夏場は半日陰で風通しの良い場所に移動させた方がいいでしょう。
また、梅雨時期の前後は雨が当たらない軒下などに移動させてください。
冬場の管理
オステオスペルマムは耐寒性が非常に高い植物です。
マイナス5℃前後までは耐えることができます。
ただし、霜に当たると株が弱ってしまいますので、冬場に霜が下りる地域では、マルチングをするか寒冷紗を立てるなどをして霜除対策を行うか、霜が当たらない軒下などに場所に移動させてください。
切り戻し
オステオスペルマムは高温多湿に弱いため、夏が来る前に切り戻しをして株が蒸れないようにしておきましょう。
株の1/3ほどの長さに切り戻し、風通しを良くし蒸れを防ぎましょう。
また、この際に古い葉っぱも摘み取っておきましょう。
花がら摘み
開花シーズンにたくさん花を咲かせるためには、咲き終わった花は順次摘み取ることが大切です。
花がら摘みをすることで次の花が開きやすくなります。
植え替え
オステオスペルマムは2年に1回を目安に植え替えが必要です。
6月または9月から10月に、一回り大きな鉢に植え替えてください。
公開: 2018年12月27日
更新: 2022年2月24日