DATA
■作出:アンドレ・エヴ
■花色:アプリコットブレンド
■花型:カップ~ロゼット咲き/四季咲き
■花径:中輪
■香質:強香
■樹形:高さ1.8mの直立シュラブ
外側がパステルピンク、中央アプリコットの多くの花弁が重なる中大輪カップ~ロゼット咲き。房咲き。春から初冬まで繰り返し開花する。秋~初冬の花はピンク味が強く咲く。ティー+フルーツの心地よく強い香り。樹勢が強く、耐病性はとても高い。樹は直立気味のシュラブ樹型で高さ1.8m。2020年日本先行発表・販売。
育種家ジェローム・ラトゥー氏が目指す“強さと優しさを抱き合わせたバラ”を実現した品種の一つ。やわらかい花色で洗練された花の美しさ、日本での四季咲き性、香り、樹の樹勢・耐病性のバランスがとれている。耐病性についてはアンドレ・エヴ社の育種品種は世界トップクラス。高温多湿の日本の栽培環境下でもうどんこ病・黒星病にとても強く、半年に一度の殺菌剤散布で美しい葉を維持。株丈が高めのFLとしても、構造物に誘引し段差剪定してつるバラとしても仕立てられる。鉢植えにも。
春花。咲き始め(手前)と咲き進んだ花(上)
秋花も房咲きに。ピンク味が強くなる
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。