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【カーネーションの育て方】母の日に贈る花として人気のカーネーション 植え替えやお手入れ方法をご紹介

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母の日の贈り物の定番といえば、真っ赤な花色が特徴の「カーネーション」です。フリルのようなかわいらしい花びらや、赤以外にもピンクやオレンジ、白などさまざまな花色があるカーネーションは、自宅でも気軽に育てられる花としてガーデナーにも人気があります。

園芸店で見かけたり、プレゼントとしてもらったりする機会はあっても、自分で育てるとなると難しいのでは…?とこれまで挑戦してこなかった方も、育て方のポイントを知れば毎年きれいなカーネーションを楽しむことができますよ。

今回は、カーネーションの特徴や種類、カーネーションを育てるうえで押さえておきたい育て方の基本やポイントなどを詳しくご紹介します。お手入れの方法や剪定のやり方を知ることで、カーネーションの花数を増やすことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

カーネーションとは

カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。原産地はヨーロッパや西アジアとされています。カーネーションはヨーロッパを中心に古くから栽培され、多種多様な品種が存在します。日本に伝来したのは江戸時代頃とされ、生け花やフラワーアレンジに使える花としても人気があります。

 

カーネーションの花言葉

母の日ギフトの定番として日本でもよく知られるカーネーションは、赤をはじめとするカラフルな花色が特徴です。カーネーションの花言葉は“無垢で深い愛”ですが、花色によって異なる花言葉を持っています。

例えば、定番の赤いカーネーションの花言葉は、“母への愛”。青いカーネーションの花言葉は、“永遠の幸福”。白いカーネーションの花言葉は、 “尊敬”。ピンクのカーネーションの花言葉は、“女性の愛”です。

 

カーネーションの栽培時期

カーネーションの開花時期は4月~6月です。品種によっては四季咲きのものもあるので、春だけでなく、秋(10月~11月)にもきれいな花を咲かせることもあります。カーネーションは種からでも苗からでも育てることができます。

種まきの適期・・・・・・9月上旬頃

植えつけの適期・・・・・・3月~5月頃・9月~10月頃

肥料の適期・・・・・・3月~5月頃・9月~10月頃

剪定の適期・・・・・・梅雨前・秋

植え替えの適期・・・・・・3月~5月頃・9月~10月頃

挿し木の適期・・・・・・4月~5月頃・9月~10月頃

 

※カーネーションの栽培適期は品種や栽培環境、地域によって異なります。

 

カーネーション栽培の特徴

カーネーションは多年草の花です。一度植えたカーネーションはお手入れや切り戻しなどをしっかり行うことで、毎年きれいな花を咲かせてくれます。

鉢植えでも、地植えでも育てられますが、真夏や真冬の暑さや寒さが苦手です。鉢植えの場合は季節や気温に応じて鉢を置く場所を移動したり、地植えの場合は季節に応じて暑さ対策や寒さ対策をしたりと、工夫しながら育てることがポイントです。

 

カーネーションの種類

数千もの品種があるとされるカーネーションですが、種類は花の形や花のサイズ、つぼみのつき方により、「スタンダードタイプ」、「スプレータイプ」、「ダイアンサスタイプ」の3つに大別されます。

 

スタンダードタイプのカーネーション

1本の茎に1輪の花を咲かせるカーネーションが「スタンダードタイプ」です。スタンダードタイプのカーネーションの品種は八重咲きのみです。大輪の花を咲かせるものが多く、花びらの数が多いことからボリュームのある見た目が特徴です。

 

スプレータイプのカーネーション

1本の茎が枝分かれして、複数の花を咲かせるカーネーションが「スプレータイプ」です。スプレータイプのカーネーションの多くも八重咲きですが、中には一重咲きの品種もあります。花数はスタンダードタイプよりも多くなりますが、花のサイズは小さめです。

 

ダイアンサスタイプのカーネーション

スプレータイプよりもさらにつぼみのつきが多いカーネーションが「ダイアンサスタイプ」です。品種の多くが一重咲きで、花の大きさはスプレータイプよりも小さめです。

 

カーネーションの土づくり

カーネーションを育てる前に、まずは土づくりを行います。カーネーションは多湿を嫌うので水はけの良い土を用意しましょう。

 

カーネーション用の土を自作する場合は、小~中粒の赤玉土5に対し、ピートモスを3、バーミキュライトを2の割合で混ぜ込みます。水やりをしたときに、水がしみ込みづらいようだったら、川砂を少し混ぜておくとよいでしょう。

 

市販の草花用の培養土を使うと簡単です。

ハイポネックス 鉢・プランター用土」は、元肥としてマグァンプKが配合されているので、そのまま使用できておすすめです。

 

カーネーションの種まき

カーネーションの種まきの適期は、少し涼しくなってくる9月上旬頃です。カーネーションの種はとても小さいので、風で飛ばされたり、水で流されたりしないように気をつけましょう。

 

STEP1.育苗箱、育苗ポットに種まき用培土(種まき用の土)を入れる

STEP2.種をバラまきする

STEP3.軽く土をかぶせる

STEP4.水やりをする

STEP5.間引きをする

STEP6.本葉が数枚になった頃に育苗ポットに移し替える

 

種まきから育てるときは、育苗箱や育苗ポットに種まき用の土を入れます。かさならないように気をつけて種をバラまきします。種をまいたら軽く土をかぶせて、種が流されないように水やりをします。土が乾燥しすぎないように水やりをして、日当たりと風通しの良いところで育てます。

発芽した芽が近すぎるときは間引きをします。育苗箱に播種した場合は、本葉が4枚から5枚くらいになった頃に育苗ポットに移し替え、冬越しをさせます。カーネーションは種から育てられますが、少し難しいのが「冬越し」です。育苗ポットに移し替えたカーネーションは日当たりの良い場所に置いたり、ビニールトンネルの中に入れたりするなど工夫をしながら冬越し対策をします。

 

カーネーションの植えつけ

3月から5月、9月から10月頃に植えつけをします。カーネーションは鉢植えでも地植えでも育てられます。季節に合わせて置く場所を移動させたい場合は鉢植えが最適ですし、暑さ対策や寒さ対策が可能であれば地植えでも育てることができます。

 

【鉢植え】植えつけ方法

育苗ポットよりも一回り大きな鉢を用意します。

 

STEP1.鉢に鉢底石・土・肥料を入れる

STEP2.育苗ポットから株を取り出す

STEP3.鉢の中心に株を置いて土をかぶせる

STEP4.水やりをする

 

鉢に鉢底石を入れて、ウォータースペースが残るように1/3あたりまで土を入れます。株を植えつける前に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜ込みます。おすすめは肥料効果が約1年間持続する「マグァンプK中粒」がおすすめです。

カーネーションの株を育苗ポットから取り出して、根に付いている土を優しくもみほぐします。鉢底石と土、肥料を入れた鉢の中心に株を置いて、その周りに土を入れます。

ウォータースペースが残るように縁の下あたりまで土を入れたら、たっぷりと水やりをして、根が定着するまで日当たりと風通しの良い所に置いて育てます。その際に、根の活着促進のため植物用活力液「リキダス」を1,000倍に希釈して株元にあたえます。

 

 

【地植え】植えつけ方法

地植えで育てる場合は、できるだけ日当たりの良い場所に植えつけるのが理想ですが、その時できれば「西日の当たらない場所」を選んであげると良いでしょう。

日当たりの悪い場所で育てると、カーネーションの花つきが悪くなる、葉っぱが黄色くなって生育に影響する、つぼみが付いても花を咲かす前に枯れてしまうことがあるので注意してください。

 

STEP1.土に腐葉土と堆肥を混ぜ込む

STEP2.株間30㎝で穴を掘る

STEP3.育苗ポットから株を取り出す

STEP4.穴の中心に株を置いて土をかぶせる

STEP5.水やりをする

 

庭の土にカーネーションを地植えする場合は、植えつけより2~3週間前までに腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおきます。育苗ポットから株を取り出して土を軽くもみほぐしたら、育苗ポットよりも一回り大きな穴を掘って、穴の中心に株を植えつけます。穴と株の隙間に土を入れたら、たっぷり水やりをします。カーネーションは多湿を嫌うので、株間は30cmほど広めにとります。

 

カーネーションの水やり

カーネーションの種をまいた後は、種が流れないように注意して水やりをします。土が乾燥しないように水やりを続けます。

鉢や庭に株を植えつけた直後は、たっぷりと水やりをします。鉢植えの場合は土の表面が乾いた頃を目安に水やりをします。カーネーションが開花した後は、花びらや葉に水がかからないように注意して、株元に水を与えてください。

尚、カーネーションは多湿を嫌うので、地植えの場合はまとまった雨が長期間降らないときを除いて、基本水やりの必要はありません。

 

カーネーションの肥料

カーネーションを鉢や庭に植えつける前に、元肥として緩効性「マグァンプK中粒」を土に混ぜ込むとともに、真夏と休眠期以外の生育期は追肥を与えます。

生育期に与える肥料は肥料効果が約2カ月間持続する固形肥料「プロミックいろいろな植物用

を鉢の縁に沿って施肥するか、もしくは液体肥料「ハイポネックス原液」を1週間~10日一度、500倍に希釈して株元に与えます。

真夏は高温多湿で根をはじめ植物全体が弱っています。真夏は肥料をあてえるのではく、根に活力を与える植物用活力液「リキダス」を200倍に希釈して株元にあたえると良いでしょう。

 

夏以外は定期的に肥料を施すことで花つきが良くなります。

 

カーネーションの剪定

カーネーションを毎年楽しむためにはもちろん、花数を増やすためにも欠かせない作業が「剪定」です。カーネーションの剪定は、「切り戻し」、「花がら摘み」、「摘心」の方法で行います。

 

切り戻しによる剪定

カーネーションは高温や多湿を苦手とする花です。花がひととおり咲き終わったら、梅雨に入る前に切り戻しをしておきましょう。株全体が半分くらいになるように、すべての茎を切り戻して剪定します。また花が咲いている場合でも、梅雨前に花ごと切り戻して短くしておくことが大切です。

この時期に思い切った剪定をすることで、四季咲きのカーネーションは秋にもまたきれいな花を咲かせてくれます。また、秋に咲いた花が咲き終わったらあとも切り戻しをして、株をできるだけ休ませることが大切です。

 

花がら摘みによる剪定

開花時期をむかえたカーネーションは次々と花を咲かせます。咲き終わった花をそのままにすると種をつくることに栄養分が集中してしまうので、ハサミや手で花がらを摘み取りましょう。

咲き終わった花をそのままにすると、花がらが腐って病気にかかる原因になることがあります。カーネーションは多湿に弱いので、病気を防ぐためにも咲き終わったらこまめに花がら摘みによる剪定を行いましょう。

 

摘芯による剪定

カーネーションを種から育てるときも、園芸店で購入した小さな株から育てるときも、茎が上にしっかり伸びてきた頃を目安に摘芯を行います。茎が数本伸びたら、茎の先端部分をハサミで数センチ程切り詰めます。そうすることで切り詰めた部分から新しくわき芽が増えて、たくさんの花を咲かせることができます。

 

カーネーションの植え替え

カーネーションは多年草なので、お手入れや切り戻しを行うことで毎年きれいな花を咲かせてくれます。ただし、鉢植えの場合は生長するにつれ根詰まりが起こりやすくなりますので、2年から3年に1度のペースで植え替えを行ったほうがよいでしょう。

カーネーションの植え替え適期は、植えつけと同じく3月から5月、もしくは9月から10月頃です。寒さを苦手とするので、本格的な冬に入る前に植え替えを終わらせておきましょう。

これまでの鉢より一、二回り大きな鉢を用意して植え替えをします。植え替えのやり方は植えつけの方法と同じです。植え替えの際にも元肥として緩効性肥料「マグァンプK中粒」を混ぜこみましょう。

尚、カーネーションの根はとても細いので、植え替えをするときはあまり深植えにならないよう注意してください。地植えでカーネーションを育てるときは、寒さ対策として根元の部分に落ち葉を敷き詰めるなど対策をして、冬の寒さや霜に当たらないように工夫します。また、地植えで育てているカーネーションを冬越しさせるために、冬の時期だけは鉢に植え替えるというのも一つの手です。カーネーションの花が咲き終わった頃を目安に、大きめの鉢に株を植え替えて、冬の時期だけは室内や暖かい軒下で育てます。

 

カーネーションの病害虫

カーネーションがかかりやすい病気や、発生しやすい害虫についてまとめています。

 

カーネーションがかかりやすい病気

カーネーションがかかりやすい病気には、「灰色かび病」や「斑点病」、「モザイク病」などがあります。多くがカビやウイルスが原因となり発生する病気なので、そのまま放置すると株全体に症状が広がって生長に影響し、株ごと枯れてしまう恐れがあります。

灰色かび病にかかったときは、灰色の病斑が葉っぱに現れるので、すぐに幹部を剪定して取り除き、病斑が広がるようだったら薬剤を散布する、または株ごと処分することで対処します。

カーネーションは多湿になると病気にかかりやすくなるので、風通しの良い場所で育てることはもちろん、こまめに剪定をすることが大切です。

 

カーネーションに発生しやすい害虫

カーネーションに発生しやすい害虫には、「ハダニ」や「アブラムシ」などがあります。ハダニは葉の裏に寄生しやすく、汁を吸って増殖してカーネーションを弱らせる厄介な害虫です。ハダニを見つけたらすぐに駆除する、数が多い場合は薬品を使って駆除します。

ハダニと同じく厄介な害虫がアブラムシです。カーネーションの葉裏や新芽に発生しやすいため、見つけたらすぐに駆除し、必要に応じて薬品を使って駆除をします。

害虫はカーネーションの株が混み合っている場所に発生しやすいので、こまめに剪定をして害虫の発生を抑制することが大切です。

 

カーネーションの増やし方

カーネーションの株を増やすには、「種まき」、「挿し木」を行います。

 

種まきでカーネーションを増やす

カーネーションの種まきは毎年9月頃が適期です。種まきでカーネーションの株を増やす方法では冬越しが少し難しいですが、冬になったら暖かい室内に育苗ポットを移動させたり、暖かい軒下で育苗させたりすることで翌年はさらに多くの花を楽しむことができます。

 

挿し木でカーネーションを増やす

春や秋を目安に挿し木をしてカーネーションを増やします。主茎から出ている生育の良い茎を切り戻し、先端だけ葉っぱを残して挿し芽にします。挿し木にする茎の切口を水に数日浸けて、切口がつぶれないように注意して挿し木用に用意した土に挿します。

発芽するまでは土を乾燥させないように水やりを続けて、半日陰で育てます。発芽したら鉢や庭に植え替えます。

 

 

母の日に贈る花として人気のカーネーションは、基本的な育て方やお手入れのポイントさえ押さえれば、決して育てるのがむずかしい花ではありませんし、ガーデニング初心者さんでも十分に育てることができます。

次の母の日や大切な人への贈りものにカーネーションを育てるのも良いですし、育て方を知ってさえいれば、プレゼントでもらったカーネーションを次の年もまた楽しむことができます。

カーネーションは定番の赤い花をはじめ、花色のバリエーションが豊富なので、色々な品種をたくさん育ててトータルカラーコーディネートを楽しむのもおすすめです。この記事を参考に、ぜひ色々なカーネーションを育ててみてくださいね!

 

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