ペチュニアの育て方|こんもり長く花を咲かせてお庭を彩ろう
公園の花壇やプランターなどで見かけることも多いペチュニア。生育旺盛で育てやすく、ガーデニング初心者にも人気の高い草花です。
花姿は、大輪で華やかな八重咲きから、小さな花をたくさん咲かせる多花性のタイプまでさまざま。花色も豊富で、春から秋まで長く花を楽しめることから、花壇や寄せ植え、ハンギングなど幅広いシーンで親しまれています。
今回は、そんなペチュニアの特長や育て方、長くこんもり咲かせる管理のポイントについてご紹介します。
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ペチュニア

学名 Petunia 科名 ナス科 別名 ツクバネアサガオ 原産地 南アメリカ 分類 一年草、多年草 耐寒性 弱 耐暑性 中~やや強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥
- 目次
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- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- ペチュニアの育て方|特長と基本情報
- ペチュニアの育て方|おすすめの品種
- スーパーチュニア
- サフィニア
- ギュギュ
- ペチュニアの育て方|基本的な栽培方法
- ペチュニアの好む栽培環境
- 苗の選び方
- 土づくり
- 植えつけ
- 水やり
- 肥料
- ペチュニアの育て方|管理のポイント
- 切り戻し
- 花がら摘み
- 夏場の管理
- 植えかえ
- 冬越し
- 増やし方
- ペチュニアの育て方|主な病害虫対策
- 病気の対策
- 害虫対策
- ペチュニアの育て方|よくある質問(Q&A)
- ペチュニアが徒長する原因は?
- ペチュニアの花が減るのはなぜ?
- 雨に当たっても育てられますか?
- おわりに
- 動画でわかりやすく!間室みどりさんの植物のお手入れ術
- 動画でわかりやすく!HYPONeX Smile
- 石川しゅーたの🌸花が100倍楽しくなる✨
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘56:ペチュニアの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介
ペチュニアの育て方|特長と基本情報
ペチュニアはナス科ペチュニア属の一年草で、南アメリカを原産とする人気の草花です。春から秋にかけて長く花を楽しめるため、公園の花壇や寄せ植え、ハンギングなど幅広いシーンで親しまれています。
成長が早く丈夫なため、ガーデニング初心者でも育てやすいのが魅力です。花色は赤、ピンク、白、紫、黄色など豊富で、咲き方も一重咲きや八重咲き、小輪から大輪タイプまでさまざま。こんもりと花を咲かせる華やかな姿で、お庭やベランダを明るく彩ってくれます。
また、切り戻しや花がら摘みなど、草花栽培の基本的なお手入れを学びやすい植物でもあります。近年は、雨や暑さに強い品種も増えており、環境に合わせて選びやすくなっています。
ペチュニアの育て方|おすすめの品種
ここからは、ペチュニアを育ててみたい方におすすめの人気品種をご紹介します。
スーパーチュニア
スーパーチュニアは、生育旺盛で花つきが良く、長期間たくさんの花を楽しめる人気品種です。
一般的なペチュニアに比べて暑さや雨に強く、梅雨時期でも花姿が乱れにくい特長があります。
小輪タイプの花を株いっぱいに咲かせるため、プランターやハンギングでもボリューム感を出しやすいでしょう。比較的育てやすく、初心者にもおすすめです。
サフィニア
サフィニアは、ペチュニアをもとに改良された人気シリーズで、1980年代の登場以降、長年ガーデニングファンに親しまれています。
従来のペチュニアよりも雨に強く、多花性で次々と花を咲かせることから人気を集めました。現在では花色や咲き方のバリエーションも豊富で、お好みに合わせて選ぶ楽しさがあります。
名前の由来は、「サーフ」と「ペチュニア」を組み合わせたものとされ、波打つように豪華に広がる咲き姿を表しています。
ギュギュ
ギュギュは、名前の通り花が密集して咲く、ボリューム感のあるペチュニアです。開花すると株元が見えなくなるほどたくさんの花を咲かせ、華やかな見た目を楽しめます。
コンパクトにまとまりやすいため、鉢植えや寄せ植えにも向いています。さらに、梅雨時期の雨や夏の暑さにも比較的強く、育てやすい点も魅力です。
ペチュニアの育て方|基本的な栽培方法
ペチュニアは、日当たりや水やりのポイントを押さえることで、春から秋まで長く花を楽しめます。
ここからは、元気に育てるための基本的な栽培方法をご紹介します。
ペチュニアの好む栽培環境
ペチュニアは、日当たりと風通しの良い場所でよく育ちます。日光不足になると花つきが悪くなったり、茎が間延びしやすくなったりするため、1日を通してしっかり日が当たる場所で育てましょう。
また、ペチュニアは蒸れや多湿が苦手です。特に梅雨時期は株が傷みやすくなるため、雨が長時間当たらない場所で管理すると安心です。
風通しが悪い環境では、葉色が悪くなったり病気が発生しやすくなったりするため注意してください。
プランター栽培なら、雨の日だけ軒下へ移動させるなど管理しやすくなります。真夏の西日が強すぎる場所では株が弱ることもあるため、暑さが厳しい時期は風通しの良い半日陰へ移動させると株への負担を軽減できるでしょう。
苗の選び方
ペチュニアの苗は3月頃から園芸店やホームセンターに出回ります。
葉色が濃く、茎がしっかりしている株を選びましょう。
また、蕾がたくさんついている苗は、植えつけ後も花を長く楽しみやすくなります。一方で、茎がひょろひょろと長く伸びた苗は株が弱りやすいため避けたほうが安心です。
株元から枝がよく分かれている苗を選ぶと、こんもりとした形に育てやすくなります。
土づくり
ペチュニアは過湿を苦手とするため、水はけの良い土で育てることが大切です。鉢植えの場合は、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』を使うと手軽に育てられます。
地植えでは、水はけが悪い場所だと根腐れを起こしやすくなるため、植えつけ前に腐葉土や堆肥を混ぜて土を耕しておきましょう。排水性をさらに高めたい場合は、軽石や鹿沼土などを加えるのもおすすめです。
また、植えつけ時には元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込んでおくと、その後の生育を助けてくれます。
植えつけ
水やり
ペチュニアは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるのが基本です。鉢底から流れ出るくらいしっかり与えましょう。
水やりの際は、花や葉ではなく株元へ与えるのがポイントです。花や葉が濡れた状態が続くと、病気や蒸れの原因になることがあります。
夏場は土が乾きやすいため、朝または夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。真夏は朝夕の2回必要になることもあるでしょう。
一方、気温が下がる時期は生育が緩やかになるため、水やりは控えめにします。冬のあいだは、土が乾いてから少し時間を置いて与える程度でも問題ありません。
肥料
ペチュニアは花を長く咲かせるため、定期的な肥料管理が大切です。
植えつけ時には、元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を土へ混ぜ込んでおきましょう。
その後、生育期の春から秋にかけては、1週間~10日に1回を目安に液体肥料『ハイポネックス原液』を与えると、花つきが良くなります。次々と花を咲かせる植物なので、肥料切れを防ぐことで長期間花を楽しみやすくなるでしょう。
ただし、真夏の暑さで株が弱っているときは、肥料が負担になる場合もあります。株の様子を見ながら、弱っている場合は施肥を一時的に控えてください。
ペチュニアの育て方|管理のポイント
ペチュニアは、日々のお手入れを続けることで、春から秋まで次々と花を咲かせてくれる植物です。
季節に合わせた管理のポイントを押さえながら、元気な株を育てていきましょう。
切り戻し
ペチュニアをこんもりと長く咲かせるためには、切り戻しが重要です。花が一通り咲き終わって株姿が乱れてきたら、枝を1/2~1/3ほどの長さで切り戻してあげましょう。
切り戻しを行うことで風通しが良くなり、蒸れによる株の傷みを防ぎやすくなります。また、新しい脇芽が伸びて再びたくさんの花を咲かせやすくなるのもメリットです。
特に梅雨前や真夏前に一度切り戻しをしておくと、その後の株姿をきれいに保ちやすくなります。切り戻し後は、液体肥料『ハイポネックス原液』などを与えて生育をサポートしてあげましょう。
花がら摘み
咲き終わった花は、こまめに摘み取るようにしましょう。花がらをそのままにしておくと、見た目が乱れるだけでなく、蒸れや病気の原因になることがあります。
摘み取る際は、花だけでなく花柄の付け根から取り除くのがポイントです。不要な部分を早めに取り除くことで、新しい花へ養分が回りやすくなります。
ペチュニアは次々と花を咲かせる植物なので、日頃から花がら摘みを続けることで、長期間美しい花姿を楽しめるでしょう。
夏場の管理
ペチュニアは高温には比較的強いものの、梅雨から夏にかけての蒸れや過湿には注意が必要です。株が込み合って風通しが悪くなると、葉が傷んだり花つきが悪くなったりすることがあります。
梅雨時期は、咲き終わった花や傷んだ葉をこまめに取り除き、必要に応じて切り戻しをして風通しを良く保ちましょう。長雨が続く場合は、軒下など雨の当たりにくい場所へ移動させると安心です。
また、真夏の強い西日が長時間当たる場所では株が疲れやすくなるため、半日陰へ移動させるのもおすすめです。
夏場に肥料を与える際は、株の様子を見ながら施してください。生育が鈍い時期に肥料を与えすぎると、かえって根を傷めることがあります。
植えかえ
ペチュニアは生長が早く、鉢植えでは根詰まりを起こしやすい植物です。水やりをしても水のしみ込みが悪い、株の勢いが落ちてきたという場合は、植えかえを検討しましょう。
植えかえの際は、一回り大きな鉢を用意し、新しい培養土へ植えつけます。傷んだ根があれば軽く整理してから植えかえください。
植えかえ後はたっぷりと水を与え、数日間は直射日光を避けた明るい日陰で管理すると根がなじみやすくなります。
冬越し
ペチュニアは一般的には一年草として扱われますが、霜や寒風を避ければ冬越しできる場合もあります。
気温が下がってきたら、鉢植えは室内の日当たりの良い場所へ移動させましょう。暖房の風が直接当たる場所は乾燥しやすいため避けてください。
冬場は生育がゆるやかになるため、水やりは控えめにします。土の表面が乾いてから数日後を目安に与え、過湿にならないよう注意しましょう。
また、冬越し前に株を軽く切り戻しておくと、春に新芽が出やすくなります。
増やし方
ペチュニアは挿し芽で比較的簡単に増やすことができます。切り戻しの際に出た元気な枝を利用できるため、株を整えながら増やせるのも魅力です。
挿し芽の適期は5月~7月頃です。花のついていない健康な枝を5cm~10cmほどの長さで切り取り、下葉を取り除いてから挿し穂にします。切り口を清潔な状態に整えたら、挿し木用の土や清潔な培養土へ挿しましょう。
挿し芽後は、直射日光を避けた明るい日陰で管理します。土が乾かないよう適度に水分を保っていると、2週間~3週間ほどで発根しやすくなります。
根が十分に張ったら、新しい鉢やプランターへ植えかえてください。生育が順調なら、再びたくさんの花を楽しめるでしょう。
ペチュニアの育て方|主な病害虫対策
病気の対策
ペチュニアは高温多湿の環境が続くと、灰色かび病やうどんこ病などが発生することがあります。
予防のためには、株を混み合わさず風通しを良く保つことが大切です。咲き終わった花や枯れ葉は早めに取り除き、蒸れを防ぎましょう。
また、葉や花に水がかかり続けると病気が発生しやすくなるため、水やりは株元へ行うのが基本です。梅雨時期は雨の当たりにくい場所へ移動させると管理しやすくなります。
害虫対策
ペチュニアにはアブラムシやハダニ、オオタバコガの幼虫などが発生することがあります。
アブラムシは新芽や蕾に発生しやすく、植物の汁を吸って株を弱らせます。肥料と同時にアブラムシ退治ができる『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
ハダニは乾燥しやすい時期に発生しやすいため、葉裏までこまめに確認しておきましょう。
また、オオタバコガの幼虫は蕾や花を食害するため、見つけたら早めに取り除くことが大切です。
害虫は早期発見が重要なので、日頃から株全体を観察し、必要に応じて園芸用薬剤も活用して被害を防ぎましょう。
ペチュニアの育て方|よくある質問(Q&A)
ペチュニアが徒長する原因は?
日照不足や肥料の与えすぎが原因として考えられます。枝が間延びしてきた場合は、日当たりの良い場所へ移動し、切り戻しを行って株姿を整えましょう。
ペチュニアの花が減るのはなぜ?
肥料切れや蒸れ、花がらの放置などが原因になることがあります。定期的な追肥と花がら摘みを続けることで、花つきを維持しやすくなります。
雨に当たっても育てられますか?
最近は雨に強い品種も増えていますが、多くのペチュニアは長雨や蒸れを苦手とします。
梅雨時期は軒下など、雨を避けられる場所で管理すると株が傷みにくくなるでしょう。
おわりに
ペチュニアは花色や咲き方の種類が豊富で、春から秋まで長く花を楽しめる人気の草花です。
切り戻しや花がら摘みなど、少しお手入れを続けることで、株いっぱいに花を咲かせてくれます。
最近は暑さや雨に強い品種も増えており、初心者でも育てやすくなっています。ぜひお気に入りの品種を見つけて、お庭やベランダを華やかに彩ってみてください。
動画でわかりやすく!間室みどりさんの植物のお手入れ術
🌸02:ペチュニアの育て方 長く楽しむためのお手入れ
動画でわかりやすく!HYPONeX Smile
🌱015:可愛いペチュニアの植付け
石川しゅーたの🌸花が100倍楽しくなる✨
【ペチュニア寄せ植え】大人シックに決まる!プロの組み方を解説!
公開日:2019年1月15日
更新日:2021年4月30日
更新日:2022年4月8日
更新日:2026年5月10日
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