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次々と可愛い花を咲かせるエキナセア、育て方のポイントと注意点

次々と可愛い花を咲かせるエキナセア、育て方のポイントと注意点

初夏から秋にかけて、カラフルな花を咲かせるエキナセア。お庭がパッと明るくなるだけでなく、丈夫で育てやすい性質をしているので、初めてのガーデニングにもおすすめのお花です。


今回は、そんなエキナセアの特長や育て方のポイント・育て方の注意点などをご紹介します。

エキナセアの特長

エキナセアの特長

エキナセアは、北アメリカなどを原産とするキク科の多年草。中心部がぷっくりと盛り上がった独特の花姿で、赤やピンク・オレンジ・黄色・白など豊富なカラーバリエーションがあります。
かつてはネイティブアメリカンが病気予防のために多用していたといわれており、その効能から日本でもハーブティーやサプリメントとして利用されています。ただし、園芸品種として出回っているものは観賞用として改良されているため、ハーブとしての薬効は期待できません。

エキナセアの育て方のポイント・育て方の注意点

エキナセアの育て方のポイント・育て方の注意点
  • 植えつけ時期

エキナセアは種も販売されてはいますが、苗を購入して植えつけるのが一般的です。植えつけの適期は3月から4月にかけて。その後、7月から10月前後に花を咲かせます。

 

  • 用土について

エキナセアは水はけの良い土壌を好みます。植えつけ用土には、「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」が適しています。

 

  • 植えつけについて

購入した苗は、プランターや鉢に植え替えましょう。何株かを一緒に植える場合は、株と株の間隔を20cm程度離してください。株間が近いと風通しが悪くなり蒸れやすくなります。目安としては、65cmのプランターに3株が適当です。

 

  • 栽培場所について

エキナセアは日光を好みますので日当たりのいい場所で栽培しましょう。日光が不足すると花が咲きづらくなってしまいます。

 

  • 冬場の管理について

花が咲きおわった後、寒くなると地上部は枯れます。しかし、根は生きていますので春になるとまた芽吹きますので、撤去しないようにしましょう。エキナセアは寒さに強いので、土が凍らない程度の気温であれば屋外でも越冬可能です。寒冷地では室内に取り込むか、株元に腐葉土を敷くなどして防寒対策を。

 

  • 水やりについて

エキナセアは乾燥気味に育てたほう生育がよくなります。反対に、水を与えすぎてしまうと、枯れてしまうこともあります。水やりは、土の表面が完全に乾いてからにしましょう。庭植えの場合は、雨が降らない日が続いて極端に乾燥しているとき以外、基本的に水やりは不要です。

 

  • 肥料について

エキナセアはほとんど肥料を必要としません。反対に、肥料を与えすぎると株が弱って花つきが悪くなってしまいます。生育があまりにも悪い場合のみ、液体肥料「ハイポネックス原液」を1週間に1度を目安に与えてください。

 

  • 病害虫について

エキナセアは病害虫被害に遭いにくい植物ですが、梅雨や秋の長雨の時期などに灰色カビ病、夏の乾燥する時期にはうどんこ病にかかることがあります。灰色カビ病にかかると、淡い褐色の斑点が生じ、やがて灰色のカビが株全体を覆ってしまいます。病変に気づいたら、その部分を速やかに除去するようにしてください。

また、うどんこ病の防除には、「ヒットゴール液剤」の散布が効果的です。

 

  • 植え替えについて

鉢やプランターで栽培する場合は、1年に1度植え替えを。3月から4月に、一回り大きな鉢やプランターに植え替えましょう。

バラのコンパニオンプランツとして

バラを栽培されている方の中には、バラゾウムシのコンパニオンプランツとしてのエキナセアを植えている方も多いと思います。バラゾウムシは黒くて体長3ミリほど。長い口で新芽やツボミに穴をあけ産卵し枯らしてしまいます。
バラゾウムシはエキナセアに集まる習性があると言われています。その習性を利用してバラの近くにエキナセアを植えることでバラゾウムシの被害が減らすにコンパニオンプランツとして活用されています。

寄せ植えにするとさらに満開感を味わえる

ボリュームのあるエキナセアの花は、寄せ植えの中心に植えるとさらに華やかになります。特におすすめの品種ごとに、いっしょに植えるとさらに見栄えが良くなる花をご紹介しますね。

 

  • グリーンジュエル

やさしい緑が魅力のこちらの品種のまわりには、白・青・緑などの葉や花をつける植物を植えるのがおすすめです。たとえば、メドーセージやニチニチソウ、カラミンサなど。鉢植えの場合は、アメリカヅタを鉢の外に垂らすように植えると、かなりおしゃれな見栄えに仕上がります。

 

 

  • ミルクシェーキ

白い花ともこもこした中心部分がかわいらしいミルクシェーキという品種には、同じもこもことした花が特徴的なアガスターシェが似合います。形の違いもおもしろいですし、色のコントラストも美しいです。

 

 

  • タンジェリンドリーム

あざやかなオレンジがまぶしいタンジェリンドリームには、クナウティア・マセドニカのような濃い赤または紫の花や黄色のガイラルディアがよく合います。差し色として、ボリジなどの小さめの青い花を合わせるのも良いです。

 

 

色がはっきりしているものから淡いグラデーションになっているものまで、エキナセアは実に様々な品種が作られています。育てやすい花なので、お庭や鉢の彩りとしてぜひ育ててみてくださいね。

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