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クレマチスの育て方|品種・剪定タイプ別の管理と花を咲かせるコツ

クレマチスの育て方|品種・剪定タイプ別の管理と花を咲かせるコツ

「つる性植物の女王」とも呼ばれるクレマチスは、植栽として人気の高い植物です。花の色も豊富で、白や紫・ピンク・赤などがあります。また、咲き方も品種によってさまざま。つくりたいお庭のイメージに合わせて品種や色が選べるのも、クレマチス栽培の醍醐味といえるでしょう。

一方で、「クレマチスの花がうまく咲かない」という悩みもよく聞かれます。花が咲かない原因はさまざまですが、特に注意したいのが剪定の時期や方法です。

大切なのは、品種や剪定のタイプを把握し、その株が花をつける枝を残すことです。そのうえで、日々の水やりや肥料にも気を配りましょう。

今回は、クレマチスの品種選びや植えつけ、日常の管理、剪定、花が咲かないときの確認方法などをご紹介します。

  • クレマチス

    クレマチス
    学名 Clematis
    科名 キンポウゲ科
    別名 カザグルマ、テッセン
    原産地 北半球の各地
    分類 多年草
    耐寒性 中
    耐暑性 中

    栽培カレンダー

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    開花時期
    品種による
    植えつけ・植えかえ
    施肥

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘53:クレマチスの育て方|上手に花を咲かせるには?植えつけの注意や、水やり、肥料の与え方などもご紹介

クレマチスの基礎知識

クレマチス

項目

内容

学名Clematis
科名キンポウゲ科
別名カザグルマ、テッセン
原産地北半球の各地
分類多年草
耐寒性中
耐暑性中

クレマチスの育て方|基礎知識と選び方

クレマチスは品種が豊富で、開花時期や花芽のつき方も多岐にわたります。育てる場所に合う品種を選んだら、剪定タイプまで把握しておきましょう。

クレマチスとは?

クレマチスはキンポウゲ科の多年草です。原産地は北半球の各地にあり、北半球を中心に広く分布し、日本原産の種類もあります。なかでも「カザグルマ」や「センニンソウ」などがよく知られています。

品種によって開花時期や草丈、花色などが異なり、つるを伸ばして育つタイプのほか、木立ち性のタイプもあります。さまざまな姿を楽しめることが、クレマチスの魅力のひとつです。

品種を選ぶときは、つるがどのくらい伸びるかを確認し、植える場所や鉢を置くスペースに合うものを選びましょう。フェンスやアーチへ誘引できるか、鉢の周囲に支柱を置けるかを購入前に考えておくと、植えつけ後の仕立てがスムーズです。

また、クレマチスはバラのパートナープランツとしても親しまれています。例えば、同時期に開花する品種を選び、一緒に植えて同じ支柱やフェンスに這わせて楽しむ方法があります。

花の形や色味などを考えながら、組み合わせる品種を選ぶのも楽しいでしょう。

開花時期と剪定タイプ

クレマチスは花がつく枝の違いによって、「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧枝咲き」の3タイプに分けられます。旧枝咲きは、前年から残った枝の芽から伸びる短い枝に花をつけるタイプです。

新枝咲きは、春以降に株元から伸びた当年枝に花をつけます。新旧枝咲きは、前年枝の芽から伸びた新しい枝に一番花がつき、品種によっては一番花後に伸びる枝にも再び花がつきます。

春に早く咲く品種には旧枝咲きが多く、夏以降に咲く品種には新枝咲きが多く見られます。ただし、開花時期だけでは剪定のタイプを判断しきれません。品種名からタイプを確認しましょう。

開花時期別の品種例

クレマチスは春に咲く品種がよく知られていますが、夏から秋、冬から早春に咲く品種もあります。開花時期は、地域や気温、株の生育状態によって前後します。

次の表を、育てたい季節と剪定タイプに合う品種を選ぶときの目安にしてみましょう。

主な開花時期

系統

品種例

品種例の剪定タイプ

3月〜4月ごろアーマンディー系アップル・ブロッサム旧枝咲き
3月〜5月ごろフォステリー系ピクシー旧枝咲き
4月〜9月ごろアトラゲネ系アルピナ・ブルー・プリンセス旧枝咲き
4月中旬ごろ早咲き大輪系(パテンス系)星のフラメンコ旧枝咲き
4月〜5月ごろモンタナ系エリザベス旧枝咲き
5月〜10月ごろインテグリフォリア系アフロディーテ・エレガフミナ新枝咲き
5月中旬ごろヴィオルナ系白磁新枝咲き
5月下旬ごろテキセンシス系プリンセス・ダイアナ新枝咲き
5月下旬ごろビチセラ系マダム・ジュリア・コレボン新枝咲き
6月〜10月ごろフロリダ系フォンド・メモリーズ新旧枝咲き
6月ごろタングチカ系コーリー新枝咲き
6月〜8月ごろフラミュラ系レクタ・パープレア新枝咲き
6月〜9月ごろヴィタルバ系サマー・スノー新枝咲き
8月〜9月ごろヘラクレフォリア系ヘラクレフォリア・スタンス(原種)新枝咲き
10月〜4月ごろシルホサ系フレックルス旧枝咲き

※剪定タイプは系統全体ではなく、表に挙げた品種例についての目安です。

※開花時期は、返り咲きも含めた主な開花期の目安です。地域や気温、株の状態によって前後します。

開花時期の異なる品種を組み合わせると、長い期間にわたって花を楽しめます。さらに、つるの長さや株の大きさが、育てる場所に合うかも確かめて選びましょう。

たとえば、「アップル・ブロッサム」や「エリザベス」のようにつるを長く伸ばす品種は、広く誘引できるフェンスやアーチを用意すると育てやすくなります。

「ピクシー」のように比較的コンパクトに育つ品種なら、鉢植えでも楽しみやすいでしょう。

「アフロディーテ・エレガフミナ」などの木立ち性タイプや、ヘラクレフォリア系のように、自力でつるを巻きつけず、茎が立ち上がるタイプもあります。

アトラゲネ系やモンタナ系には、夏の高温や蒸れを苦手とする品種が見られます。暖地で育てる場合は、強い西日を避け、風が通る場所を選びましょう。

複数の品種を植えるときも、それぞれに合った場所を確保し、つるが混ざりすぎないように誘引すると、その後の剪定を進めやすくなります。

クレマチスの育て方|準備・植えつけ・水やり

クレマチス

クレマチスを植えつける前に、根が伸びるスペースと、つるを巻き付けられるものを準備します。鉢植えと地植えでは土の乾きやすさが異なるため、それぞれに合った方法で水やりを行いましょう。

鉢・支柱・用土

クレマチスは根を旺盛に伸ばす植物です。鉢植えにする場合は、深さのある鉢を用意します。

頻繁に植えかえしない場合は、通気性の良い素焼きの鉢がよいでしょう。

クレマチスはつるを伸ばすため、巻きつけるための支柱やフェンス、アーチなどが必要です。仕立てたい形に合わせたアイテムを用意しておきましょう。

鉢植えでは鉢の大きさと今後の伸び方に合うもの、地植えでは誘引後も手入れしやすいものを選びます。

クレマチスは、排水性と保水性があり、肥料のもちが良い土を好みます。自分で配合する場合、赤玉土と鹿沼土、完熟腐葉土を4:3:3で混ぜたものがおすすめです。品種によっては、より水はけを良くするために小粒の軽石を混ぜます。

また、市販のクレマチス用土を購入して使うと手軽です。

植えつけの際には元肥として肥効期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK 大粒』を混ぜ込みます。

地植えでは、雨の後に水がたまり続ける場所を避けて植えます。水はけが悪い場合は、排水性のよい用土を混ぜ、周囲より少し高く植える方法もあります。

植えつけ後に根を傷めず管理できるよう、日当たりや風通しに加え、誘引や剪定のために手が届く場所かどうかも確かめておきましょう。

また、クレマチスは日当たりが極端に少ない場所では花つきが悪くなることがあります。一方、夏に鉢や株元へ強い西日が当たり続けると、土の温度が上がって根が弱りがちです。

枝葉には日を当てながら、鉢を台に乗せて熱くなった床面から離す、株元をマルチングするなどして、根元の高温と乾燥をやわらげましょう。

苗・元肥・根の扱い

クレマチスの栽培を成功させるためには、元気な苗を選ぶことも大切です。植えつけ時期が近づくと園芸店やホームセンターなどに苗が並び始めるため、ぜひチェックしてみましょう。

とくに葉をしっかりと見て、虫食いや枯れた部分はないかを確認します。茎をチェックするときは、節と節の間が間延びしていないか、折れそうになっていないかを確かめましょう。

また、クレマチスは品種によって適切なお手入れが変わってきます。お世話の方法を調べられるように、品種名の書いたラベルが付いているものを選びましょう。

実際の花を見て選びたい場合は開花株を探します。ギフト用のものは小さめの鉢に植えられていることもあるため、開花が一段落したら適切な大きさの鉢へ植えかえてあげましょう。

植えつけ

クレマチスは、地際の1節ほどが土に入るように深植えするのが基本です。

ただし、常緑種や木立ち性などは植えつけの深さが異なる場合があります。品種ごとの植えつけ方を調べ、指定がある場合は、そちらを優先しましょう。

鉢植えには苗より一回り以上大きな深鉢を使います。地植えの場合、水がたまり続けない場所を選んで植えます。植えつけは真夏の高温期や土が凍る厳寒期を避け、作業後は株元へたっぷり水を与えましょう。

鉢植えでは、鉢穴に鉢底ネットと鉢底石を敷き、元肥として緩効性肥料『マグァンプK 大粒』を混ぜた用土を入れます。

植えつけ後に場所を変えると根へ負担がかかります。地植えする際は、株が大きくなったときのつるの広がりや、支柱・フェンスの位置まで考えて植える場所を決めましょう。

近くにほかの植物がある場合も、日光や風を妨げず、剪定時にそれぞれの枝を見分けられる間隔を保つことが大切です。

水やり

クレマチス

鉢植えと地植えでは土の乾き方が異なるため、水やりのタイミングも変わります。とくに開花期の鉢植えは水切れしやすいため、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。

夏も朝や夕方の涼しい時間に表土を見て、乾いていれば同じように水をあげましょう。土が乾いていないうちに水やりを続けると、根が傷む原因になるため注意が必要です。

地植えは、根づいた後であれば、基本的に降雨だけで管理できます。ただし、植えつけ直後や暑く乾燥した日が続くときは、根の周りまでしっかり届くように水を与えましょう。

冬に落葉しても株は休眠しているため、鉢植えでは土を完全に乾かさないように管理します。

クレマチスの育て方|肥料・病害虫・誘引

クレマチスを元気に育て、花をたくさん咲かせるには、適切な時期に肥料を施すことが大切です。

美しい花を力強く咲かせられるよう、適切な時期に適量の肥料を施しましょう。アブラムシやうどんこ病などの病害虫に注意し、適期には誘引を行います。

肥料を与える時期

春~秋(3月~10月末)にかけては、多くのクレマチスが生育期となります。

鉢植えの場合、1~2ヵ月に1回、緩効性肥料の置肥『プロミック 草花・鉢花用』を施します。

また、10日~1週間に1回『ハイポネックス原液』などの液体肥料を水に希釈して与えましょう。

地植えの場合、ばらまくだけで肥効期間が約3~4カ月持続する『プランティア 花と野菜と果実の肥料』がおすすめです。

花後に切り戻した株から新しい芽が伸び始めたら追肥します。地植えの場合は、土の状態や株の生育に合わせて肥料の量を調整しましょう。葉の色が濃く、つるばかり伸びているときは、肥料が多すぎる可能性があるため、施肥は避けます。

夏に肥料を控える条件

梅雨から夏にかけては、高温によって生育が一時的に鈍るクレマチスもあります。高温でつるの伸びが止まり、葉が黄色や茶色に変色している株には、追肥をいったん控えましょう。

また、鉢土がなかなか乾かない場合も、肥料を与えるのは避けます。根が弱っていると肥料を十分に吸収できず、土に肥料分が残って根への負担が増すためです。

鉢は強い西日の当たらない場所へ移し、土の乾き具合を確かめながら水やりを調整します。

ただし、生育サイクルは品種によって異なり、冬に花を咲かせるものもあります。季節だけで判断せず、新芽が伸び始めて株が生育を再開してから、肥料を再開すると安心です。

冬の肥料

冬が休眠期にあたるクレマチスでは、通常の追肥は必要ありません。ただし、地植えでは2月ごろに寒肥を施して、春の生育に備えます。

天然有機原料100%の『ブリリアントガーデン バラの有機肥料』や、堆肥・土壌改良資材入り肥料『土を豊かにする肥料』を土に混ぜ込みましょう。

病害虫対策と誘引

クレマチスを育てるときは、アブラムシやうどんこ病などの病害虫に注意が必要です。こまめに茎や葉などをチェックして、被害がないか確かめましょう。

アブラムシは、やわらかい新芽やつぼみの周辺につきやすい害虫です。数が少ないうちに取り除けば、被害の拡大を抑えやすくなります。新芽が変形したり生育が悪くなったりした場合は、クレマチスに使える薬剤を活用するのもひとつの方法です。

おすすめは、アブラムシの発生初期に、肥料やりと駆除を同時に行える『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』です。

うどんこ病は、葉の表面に白い粉をまぶしたような斑点が現れる病気です。

症状の出た葉を取り除き、重なった枝や葉を減らして風通しを確保しましょう。土が乾き続けて株が弱っていると症状が広がりやすいため、病気へ対処するのと同時に水やりも見直します。

また、つるを誘引して株姿を整えておくと、病害虫の発生や枯れ枝に気づきやすくなり、日頃の観察もしやすくなります。生育期につるが伸び始めたら、混み合う前に方向を整えましょう。

枝葉が1箇所に重なると風通しが悪くなるため、枯れ葉を取り、つるを支柱やフェンスへ分散させます。若いつるはやわらかいうちに支柱へ導き、自然に絡まない部分をひもでゆるく留めます。

硬くなったつるを1度に曲げると折れやすいため、数回に分けて少しずつ向きを変えます。つるを広げて誘引すると、枝葉へ日が届きやすくなり、咲かせたい位置へ花を導きやすくなるでしょう。

クレマチスの育て方|剪定方法

クレマチス

クレマチスの花を咲かせるためには、枝や葉を短く刈り込む剪定作業が重要です。

「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧枝咲き」の3タイプごとに適した剪定方法があります。育てているクレマチスがどのタイプなのか確認し、剪定作業を行いましょう。

こちらでは、タイプ別の剪定方法をご紹介します。

剪定タイプの確認

前年枝の芽から伸びた短い枝に、早春から初夏に花がつくものは旧枝咲きです。春以降に株元から伸びた当年枝に花がつくものは、新枝咲きと考えられます。

新旧枝咲きは、前年枝の芽から伸びた新しい枝に一番花がつき、品種によっては一番花後に伸びる枝にも再び花がつくタイプです。

品種名がわからない株は、花が咲く前に強く切らず、少なくとも1度は開花した月と花がついた枝を記録しておきましょう。

節にふくらんだ芽がある枝は、枯れたように見えても生きていることがあります。先端側から芽の状態を見て、枯れ込んだ部分だけを切りましょう。

剪定タイプ別の切り方

クレマチスの剪定には、休眠期に不要な枝を取り除く「冬の剪定」と、花が終わった後に次の枝を伸ばす「花後の剪定」があります。

同じ剪定タイプでも、品種や一季咲き・四季咲き性によって、切る時期や位置が異なります。

旧枝咲きの剪定

旧枝咲きは、前年に伸びた枝に花芽をつけるタイプです。冬から開花前に強く切ると、春に咲くはずの花芽を失ってしまいます。この時期は、枯れ枝や傷んだ先端を取り除く程度にとどめ、ふくらんだ芽がある枝を残しましょう。

花後は、花首から1~2節ほど下を目安に切り戻します。伸びすぎた枝や混み合った枝を整理する場合も、基本的には花が終わってから行いましょう。

大きくなりすぎた株を仕立て直すために強く切る方法もありますが、翌年の花数が減る場合があります。毎年の基本的な手入れではなく、株を更新したいときなどに行う剪定です。

新枝咲きの剪定

新枝咲きは、春に新しく伸びた枝に花芽をつけるタイプです。芽が動き始める冬の終わりから早春に株元から1~3節ほど残して切り戻します。地上部が枯れたように見えても、株元に充実した芽があれば、そこから新しい枝が伸びます。

四季咲き性があり、強剪定に耐えられる品種は、一番花が終わった後に花がついた枝を切り戻します。高温で生育が止まっていたり、葉が傷んでいたりする株は強く切らず、枯れた部分や花がらを取り除く程度にとどめましょう。

新旧枝咲きの剪定

新旧枝咲きは、前年に生長した枝から新しい脇芽が伸び、そこに花芽をつけるタイプです。冬から早春は、枯れた先端を取り、ふくらんだ芽の上で軽く切ります。

枝をすべて株元まで切ると、早い時期に咲く花を減らす場合があります。

一番花の後は、花首から1~2節ほど下を目安に切り戻しましょう。前年枝を残しながら新しい枝も伸ばすことで、次の開花につなげます。

切る位置に迷う場合は、一度に株全体を短くせず、花がついた枝と芽の位置を見ながら数本ずつ剪定しましょう。

クレマチスの育て方|よくある質問

クレマチスを育てていると、花が咲かない理由や、剪定タイプの見分け方に迷うことがあります。

ここではよくある2つの疑問を取り上げ、株の状態から確かめるポイントをご紹介します。

葉やつるは伸びているのに、花が咲かないのはなぜですか?

原因はひとつではありません。株の年数や日当たり、水やり、剪定、肥料、根の状態などを確認しましょう。

確認すること

株に見られる状態

対応のポイント

株がまだ若い植えつけから日が浅く、枝数が少ない栽培環境を整え、株が充実するまで育てる
日照が足りないつるが間延びし、花つきが悪い鉢を明るい場所へ移すか、周囲の植物などで日陰になっている場合は、日当たりを確保できるよう環境を見直す
水切れ・過湿葉がしおれ、土が乾いている、または湿った状態が続いている土の湿り具合を確かめ、水やりや排水を見直す
剪定時期や切る位置が合わない剪定タイプに合わない時期や位置で切り、花がつく枝を切り落とした剪定タイプを確かめ、花がつく枝と芽の位置に合わせて、次回の剪定時期と切る位置を見直す
肥料の不足・与えすぎ生育が停滞している、または葉やつるばかり茂るこれまでに与えた肥料と株の状態を確認し、施肥の量や与える間隔を調整する
根詰まり鉢底から根が出ている、水がしみ込みにくい適期に一回り大きな鉢と新しい用土へ植えかえる

複数の原因が考えられる場合も、すべての管理を1度に変える必要はありません。株の様子を見ながら、当てはまる項目をひとつずつ見直しましょう。

また、花がつくまでに時間がかかる若い株もあります。日当たりや水分に大きな問題がなければ、枝数を増やしながら株が充実するのを待ちましょう。

剪定タイプがわからないときは、どうすればよいですか?

花が咲いた時期だけでなく、花をつけた枝の出方も確認しましょう。

前年から残った枝の芽から短い枝が伸び、早春から初夏に花がつくものは旧枝咲きです。春以降に株元から伸びた当年枝に花がつくものは、新枝咲きと考えられます。

前年枝の芽から伸びた新しい枝に一番花がつき、その後に伸びる枝にも再び花がつく場合は、新旧枝咲きと考えられます。ただし、枝の様子だけでは判断しにくい品種もあるため、品種名がわかったら販売元の情報も確認しましょう。

おわりに

クレマチスは多年草で、品種に合った環境で適切なお手入れをすれば、毎年花を咲かせられます。開花しないときは、日当たりや水やり、肥料、剪定時期などを確認しましょう。

特に剪定では、育てているクレマチスのタイプを知り、花がつく枝や芽を残すことが大切です。原因がわかれば、その株に合った管理方法を見つけやすくなります。

お好みのクレマチスを選んでご自宅に植え、花が咲かないときも焦らずに株をチェックし、長く育てていきましょう。

公開日:2021年1月8日
更新日:2025年4月24日
更新日:2026年9月6日

#クレマチス #草花の育て方 #特集

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