カンパニュラの育て方|釣り鐘のような花をたくさん咲かせるポイント
すらりと伸びた茎にふわふわとした釣り鐘型の花がいくつも咲くカンパニュラ。かわいらしい見た目と育てやすさから、ガーデニングで人気の高い植物です。
ボリューム感のある花の姿は、お庭の彩りとしてもぴったりです。ぜひご自宅で育ててみましょう。
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☘187:カンパニュラの育て方|長く花を咲かせるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介
カンパニュラの育て方|特長と基本情報
カンパニュラはキキョウ科の植物です。原産地は南ヨーロッパで、明るい岩場に自生している姿がよく見られます。メルヘンチックな愛らしさを持つためか、イラストや挿絵などの題材としても人気があります。
日本でよく育てられているのはカンパニュラ・メディウムという品種です。二年草で、初夏から夏にかけて、ピンクや紫、白などの花を咲かせます。草丈は高めで1mを超えることがあります。切り花としても人気です。
カンパニュラの開花時期
カンパニュラは、5月〜7月頃に釣り鐘のような花を咲かせます。青紫や白、ピンクなど花色も豊富で、株いっぱいに咲く姿も魅力です。
品種によって草丈や咲き方が異なり、花壇や鉢植えなどさまざまな楽しみ方ができます。
カンパニュラの名前
カンパニュラの名前はラテン語の「campana(小さな鐘)」からつけられたとされています。英語では「Bell Flower」と呼ばれます。
ただし、リンドウやキキョウなどの花も「Bell Flower」といわれることがあるようです。英語で呼ぶときは、混同しないように気をつけましょう。
また、カンパニュラには「フウリンソウ」や「ツリガネソウ」などの和名があります。風鈴や釣り鐘に似た花の見た目からの連想で、この名がついたようです。
カンパニュラの育て方|基本的な栽培方法
カンパニュラは、一株にたくさんの花を咲かせるのが魅力です。育て方のポイントを押さえると、数十輪もの花を楽しめることもあります。
ここでは、カンパニュラを元気に育てるための基本的な栽培方法をご紹介します。
カンパニュラの好む栽培環境
カンパニュラは、日当たりと風通しのよい環境を好みます。日が当たらない場所では株が弱りやすく、花つきも悪くなってしまいう。
ただし、耐暑性はそれほど強くないため、真夏の強い直射日光には注意が必要です。地植えの場合は、必要に応じて日よけを設置すると安心です。
また、水はけのよい環境で育てると、毎年たくさんの花を楽しみやすくなります。
土づくり
カンパニュラは水はけがよく、適度に栄養のある土を好みます。
鉢植えの場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を6:4程度で混ぜた用土がおすすめです。
市販の培養土を使う場合は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』がおすすめです。
地植えの場合は、腐葉土を混ぜ込んで耕しておきましょう。
また、カンパニュラは酸性の土を苦手とするため、酸性に傾いている場合はあらかじめ石灰を混ぜて調整しておくと安心です。
苗選び
カンパニュラは、苗から育てると比較的簡単に栽培できます。葉が変色しておらず、茎がしっかりした元気な苗を選びましょう。あわせて、害虫がついていないか確認しておくと安心です。
カンパニュラの開花時期は4月〜7月頃で、秋に植えつけて冬の寒さに当てることで花芽をつける品種が多くあります。そのため、9月〜10月頃に苗を植えつけて育てるのが一般的です。
品種によっては春植えでも育てることができます。春植えの場合は、ある程度株が育った丈夫な苗を選びましょう。
株を大きく育ててたくさんの花を楽しみたい場合は、秋からじっくり育てる方法がおすすめです。
植えつけ
カンパニュラは直根性のため、根が傷むと株に大きな負担がかかります。植えつけの際は、できるだけ根鉢を崩さないように注意しましょう。
植えつけ後は、根の活着を助けるために、活力液『リキダス』を1,000倍に薄めて与えます。できるだけ植えかえを避けられるよう、植える場所をあらかじめよく考えておくと安心です。
また、カンパニュラは過湿を苦手とするため、水はけの悪い環境では根腐れを起こすことがあります。地植えでは、土をやや盛り上げた場所に植えると水はけがよくなります。
複数の株を植える場合は、風通しを確保するために30cmほど間隔をあけましょう。
水やり
カンパニュラへの水やりは、土の表面が乾いたタイミングで行います。過湿を苦手とするため、水の与えすぎには注意しましょう。
気温の下がる冬は生育がゆるやかになるため、水やりの回数も控えめにします。土の表面が乾いてから、2日~3日ほどたってから与える程度が目安です。
また、冬に夜間の水やりをすると土が凍結することがあるため、比較的暖かい日中に済ませましょう。
肥料
植えつけの際は元肥として『マグァンプK 中粒』を混ぜ込んでおきましょう。
その後は、冬場を除いて1週間~10日に1回程度『ハイポネックス原液』を与えると、生育を助け、花つきが良くなります。
カンパニュラの育て方|管理のポイント
カンパニュラは花がら摘みや切り戻しなどのお手入れを行うことで、より長く花を楽しむことができます。
ここからは、カンパニュラを元気に育てるための管理方法や、育てる際のポイントをご紹介します。
花がら摘み
カンパニュラは開花時期になると次々と花を咲かせます。咲き終わった花は、こまめに摘み取りましょう。
花がらをそのままにしておくと種づくりに栄養が使われ、花が咲く期間が短くなってしまうことがあります。こまめなお手入れを続けることで、より長く花を楽しみやすくなります。
剪定・切り戻し
カンパニュラは、枝葉が混み合うと風通しが悪くなり、株が弱る原因になります。混み合った部分は適度に切り戻して、風通しをよく保ちましょう。
また、花が全体の8割ほど咲いた頃に切り戻しを行うと、脇芽が伸びて再び花を楽しめることがあります。
草丈が高くなる品種では、茎が倒れやすくなる場合があります。必要に応じて支柱を立て、茎を支えてあげると安心です。
夏越し
カンパニュラは高温多湿を苦手とするため、夏場は蒸れに注意しながら管理しましょう。特に梅雨時期から夏にかけては、風通しのよい環境を保つことが大切です。
鉢植えでは半日陰へ移動させると、強い直射日光による株の弱りを防ぎやすくなります。傷んだ葉や混み合った枝を整理しておくと、蒸れ対策にもつながります。
冬越し
カンパニュラは、冬の寒さに当たることで花芽をつける品種が多くあります。基本的には室内へ取り込まず、冬も屋外で育てましょう。
ただし、寒冷地では根が凍結しないよう注意が必要です。株元をわらや腐葉土などで覆っておくと、寒さ対策になります。
カンパニュラの育て方|病害虫対策
カンパニュラを元気に育てるためには、病気や害虫を早めに防ぐことも大切です。
特に風通しが悪くなったり、株が弱ったりすると発生しやすくなるため、日頃から株の様子を確認しながら管理しましょう。
病気対策
蒸れや過湿によって病気が発生することがあります。特に梅雨時期は、うどんこ病や灰色かび病などに注意が必要です。
うどんこ病は葉が白い粉をまぶしたようになり、灰色かび病は花や葉が腐ったような状態になるのが特長です。
枯れた葉や混み合った枝は早めに取り除き、風通しをよく保つことで予防につながります。また、水はけのよい環境で育てることも大切です。
害虫対策
カンパニュラには、春頃からアブラムシが発生することがあります。アブラムシが増えると株が弱り、生育に影響が出ることもあるため、見つけたら早めに駆除しましょう。
予防として薬剤を活用するのも効果的です。アブラムシ対策には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』も手軽でおすすめです。
おわりに
すらりと伸びる茎と、釣り鐘のようなやさしい花姿が魅力のカンパニュラ。冬の間は生育がゆるやかになりますが、比較的耐寒性が強く、冬越しもしやすい植物です。
初夏から夏にかけてたくさんの花を咲かせるため、花壇や鉢植えを華やかに彩ってくれるでしょう。ぜひ育ててみてください。
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