植物の育て方
ユキヤナギ
| 学名 | Spiraea thunbergii |
| 科名 | バラ科 |
| 別名 | 小米花(こごめばな)、小米柳(こごめやなぎ) |
| 原産地 | 中国 |
| 分類 | 落葉低木樹 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 強い |
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特長
柳に似た葉と、雪をかぶったように見える白い複数の花が目を引く植物です。
日本では関東地方以西の本州や四国、九州の川岸の岩場などに、野生のユキヤナギが生えています。
開花期は春で、サクラと同じ時期になると、美しい姿が楽しめるでしょう。
丈夫で生育旺盛なユキヤナギは、公園などの公共の場や花壇に良く植えられている植物です。
切り花としても人気ですが、株が増えてすぐに大きくなるため、庭木としての人気が高いです。
栽培カレンダー
置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。日照が不足すると花つきが悪くなり、風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるため注意しましょう。
水やり
ユキヤナギが根づいたあとは、基本的に水やりは必要ありません。
ただし、植えつけ直後にはたっぷり水を与えてください。
植えつけ
適期は2月〜3月と10月~11月の落葉期が作業の適期です。
根鉢より一回り大きな深さ・横幅の穴を掘り、腐葉土、堆肥、緩効性肥料『マグァンプK大粒』などを混ぜ込んでから植えつけます。
また、横に大きく生長する植物です。十分なスペースがある場所に植えつけましょう。
マグァンプK大粒
肥料
1〜2月ごろに寒肥として、緩効性肥料『マグァンプK中粒』や骨粉、油かすなど有機質肥料を与えます。
冬は根が休眠している時期のため、効果がゆるやかに現れる肥料がおすすめです。
5月の花後には、お礼肥として、緩効性肥料『マグァンプK中粒』や有機肥料を施します。
マグァンプK中粒
病害虫
ユキヤナギは比較的丈夫な植物で、病害虫の少なめですが、注意は必要です。
病気:うどんこ病
葉や茎に白い粉状のカビが発生します。発見次第、病気になった部分は取り除き蔓延を防ぎましょう。
害虫:アブラムシ、ハマキムシ
アブラムシもハマキムシも、見つけ次第手で取り除くか、水で洗い流して駆除しましょう。
被害が広い場合は、殺虫剤などで除去してください。枝が密集しないよう剪定して風通しを良くするのも有効です。












