ノースポールの育て方|真冬から春まで可憐な花を楽しもう
ノースポールは、白い花びらと黄色い花の中心部がかわいらしい、キク科の植物です。花径は3cm~4cmほどで、株いっぱいに咲く姿が魅力です。冬から春にかけて、花壇やプランターを明るく彩ります。
比較的寒さに強く、育て方も難しくないため、ガーデニング初心者にもおすすめです。今回は、ノースポールの特長や育て方のポイントをご紹介します。
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ノースポール

学名 Leucanthemum paludosum(Chrysanthemum paludosum) 科名 キク科 別名 レウカンセマム・パルドサム、カンシロギク 原産地 北アフリカ、南ヨーロッパなどの地中海沿岸 分類 一年草 耐寒性 比較的強い 耐暑性 弱い 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月開花時期植えつけ・植えかえ施肥
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☘163:ノースポールの育て方|苗の植えつけや水やりと肥料の与え方、芽かきの方法もご紹介
ノースポールの育て方|ノースポールってどんな植物?
ノースポールは、北アフリカや南ヨーロッパなどの地中海沿岸を原産とするキク科の植物です。白い花びらと黄色い中心部のコントラストが特長で、マーガレットを小さくしたような花を咲かせます。花言葉には「誠実」「高潔」「清潔」などがあります。
ノースポールは比較的寒さに強く、関東地方以西の平地などでは、秋に植えつけると冬から初夏にかけて花を楽しめます。冬の間は花数が少ないこともありますが、春になると株が大きく育ち、たくさんの花を咲かせます。
一方で、高温多湿には弱く、初夏以降は生育が衰えて枯れることが多いため、日本では一年草として扱われています。日当たりと風通しのよい環境で育て、長く花を楽しみましょう。
ノースポールの育て方|栽培のポイント
ノースポールは、白と黄色のコントラストが美しい花を株いっぱいに咲かせます。ほかの草花とも合わせやすく、花壇やプランターの寄せ植えにもおすすめです。
比較的育てやすい植物ですが、長く花を楽しむためには、日当たりや水はけに気を配り、季節に合わせたお手入れを行うことが大切です。ここでは、ノースポールの植えつけや水やり、肥料など、栽培のポイントをご紹介します。
ノースポールが好む栽培環境
ノースポールは日当たりと風通しのよい場所を好みます。日照不足になると茎が間延びしたり、花つきが悪くなったりするため、できるだけ日光が当たる場所で育てましょう。
種から育てる場合は、種をまいたあと、発芽するまでは直射日光を避けた場所で管理します。発芽したら、徐々に日光に当てて育てましょう。
比較的寒さに強いものの、強い霜や寒風によって葉が傷むことがあります。冬場は、日当たりがよく、冷たい風を避けられる南向きの軒下やベランダなどで管理すると安心です。
土づくり
ノースポールは、水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。鉢植えには、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』を使用すると手軽です。
地植えの場合は、植えつけの1~2週間前を目安に腐葉土や堆肥を混ぜ、土をよく耕しておきます。
開花期間が長いため、植えつけ時に元肥を施しておくと、その後の生育を支えやすくなります。
元肥には、ゆっくりと肥料成分が溶け出す緩効性肥料の『マグァンプK中粒』がおすすめです。肥料の効果が約1年間続くため、植えつけ時の元肥として利用できます。
植えつけ後は、根の活着を促すために、活力液『リキダス』を水で1,000倍に薄めて与える方法もあります。
植えつけ
ノースポールの苗の植えつけは、10月~12月頃が適期です。根がよく伸びて株も大きく広がるため、地植えの場合は株同士の間隔を20cm~25cm程度確保しましょう。
鉢植えやプランターに植える場合も、春に株が大きくなることを考えて、苗を詰め込みすぎないようにします。
植えつけ後は、根と土がなじむように株元へたっぷりと水を与えましょう。
水やり
地植えの場合、根づいたあとは基本的に降雨に任せて育てられます。ただし、雨が少なく土が乾燥している場合は水を与えましょう。
鉢植えやプランターの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。ノースポールは過湿を苦手とするため、土が湿っているうちに水を与えないように注意してください。
冬は気温が低く、土が乾くまでに時間がかかります。土の状態を確認し、晴れた日の午前中など、比較的暖かい時間帯に水やりを行いましょう。受け皿にたまった水は、そのままにせず捨ててください。
肥料
ノースポールは開花期間が長いため、元肥だけでなく、生育や開花の様子に合わせて追肥を行うことも大切です。
鉢植えには、追肥として『プロミック 草花・鉢花用』などの緩効性肥料を利用できます。地植えの場合は、『プランティア 花と野菜と果実の肥料』などを使用する方法もあります。
また、生育期には、液体肥料『ハイポネックス原液』を水やりとあわせて与える方法もあります。葉の色や花の咲き具合など、株の状態を確認しながら与えましょう。
切り戻し・花がら摘み
ノースポールは生育が旺盛で、春になると茎や葉がよく伸び、株が大きく広がります。株が混み合ってきた場合や、茎が伸びすぎて草姿が乱れてきた場合は、切り戻しを行いましょう。
切り戻しは、3~4月頃が目安です。株全体の高さの3分の1~2分の1程度を目安に、伸びた茎を切り戻します。ただし、株の大きさや生育状態によって適切な切り戻しの程度は異なるため、無理に短く切りすぎないようにしましょう。
また、咲き終わった花をそのままにしておくと、種をつけて株の負担になることがあります。花がらはこまめに摘み取り、次の花が咲きやすい状態を保ちましょう。
ノースポールの育て方|増やし方
ノースポールは、種まきで増やすことができます。また、花後にできた種が自然にこぼれて、翌年に発芽することもあります。
ここでは、種まきで増やす方法をご紹介します。
種まき
ノースポールは、種まきで増やすことができます。種まきの適期は9月~10月頃です。秋に種をまいて苗を育てると、冬から春にかけて花を楽しめます。
育苗ポットやセルトレイに種まき用の土を入れ、種をまきます。発芽するまでは土を乾燥させないように管理し、発芽後は日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
苗が育ち、本葉が数枚になったら、根の状態を見ながら鉢や花壇に植えつけます。ノースポールはこぼれ種から発芽することもあるため、花後に種ができると、翌年に自然に芽が出てくる場合もあります。
ノースポールの育て方|病害虫対策
ノースポールは比較的丈夫な植物ですが、栽培環境によっては病気や害虫が発生することがあります。葉や茎の状態をこまめに確認し、異常が見られたら早めに対処しましょう。
アブラムシ
アブラムシは、新芽や茎、葉の裏などに発生し、植物の汁を吸う害虫です。数が増えると新芽の生育が悪くなったり、葉が縮れたりすることがあります。
春先など、気温が上がる時期は特に発生しやすいため、株の様子をこまめに確認しましょう。見つけたら、少数のうちに取り除くことが大切です。
アブラムシ対策には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』などを使用するのもおすすめです。
灰色かび病
灰色かび病は、葉や花、茎などに褐色の病斑ができ、症状が進むと灰色のかびが発生する病気です。低温多湿の環境や、枯れた葉や花がらが残っている状態で発生しやすくなります。
発生を防ぐためには、咲き終わった花や枯れた葉をこまめに取り除き、株の風通しをよくすることが大切です。病気にかかった部分を見つけたら、周囲に広がらないよう早めに取り除きましょう。
立枯病
立枯病は、土壌中の病原菌などによって根や茎の地際部分が侵され、株がしおれたり、枯れたりする病気です。
特に、土が過湿になっている場合や、水はけの悪い環境では注意が必要です。
発生を防ぐためには、水はけのよい土を使い、過湿にならないように管理することが大切です。発病した株は回復が難しい場合があるため、周囲への広がりを防ぐためにも、早めに取り除きましょう。
ノースポールの育て方|よくある質問
ノースポールを育てる際には、開花時期や夏越しについて疑問に思う方もいるのではないでしょうか。ここでは、ノースポールの栽培に関するよくある質問と、その回答をご紹介します。
ノースポールは冬でも花が咲きますか?
ノースポールは比較的寒さに強く、冬の間も花を咲かせる植物です。
ただし、気温が低い時期は生育や開花が緩やかになり、花数が少なくなることがあります。春になると株が大きく育ち、たくさんの花を楽しめるようになります。
ノースポールは夏越しできますか?
ノースポールは高温多湿に弱く、日本では一年草として扱われることが一般的です。初夏以降は暑さによって株が弱り、枯れてしまうことが多いため、無理に夏越しさせる必要はありません。
翌年も育てたい場合は、花後にできた種を採取しておき、秋に種まきするとよいでしょう。
おわりに
ノースポールは、白と黄色のかわいらしい花を冬から春にかけて楽しめる、育てやすい草花です。
日当たりと風通しのよい場所で育て、土の乾き具合に合わせた水やりや、適切な肥料管理を心がけましょう。
花壇やプランターを明るく彩るノースポールを、ぜひご家庭でも育ててみてください。
公開日:2017年10月31日
更新日:2024年2月10日
更新日:2026年11月3日
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