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ブーゲンビリアの育て方|鮮やかな花を長く楽しむ栽培のポイント

ブーゲンビリアの育て方|鮮やかな花を長く楽しむ栽培のポイント

鮮やかな花色でお庭やベランダを華やかに彩るブーゲンビリア。

南国を思わせる華やかな見た目が魅力で、春から秋にかけて長く花を楽しむことができます。暑さに強く、生育旺盛なため、フェンスやトレリスを彩る花木としても人気があります。

一方で、花をたくさん咲かせるためには日当たりや水やりなど、いくつか押さえておきたいポイントもあります。

この記事では、ブーゲンビリアの特長や基本的な育て方、美しい花を長く楽しむための管理方法について詳しくご紹介します。

  • ブーゲンビリア

    ブーゲンビリア
    学名 Bougainvillea
    科名 オシロイバナ科
    別名 イカダカズラ、ブーゲンビレア
    原産地 中南米
    分類 常緑ツル性低木
    耐寒性 やや弱
    耐暑性 強

    栽培カレンダー

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    開花時期
    植えつけ・植えかえ
    施肥

ブーゲンビリアの育て方|特長と基本情報

ブーゲンビリア

ブーゲンビリアとは

ブーゲンビリアは、オシロイバナ科イカダカズラ属(ブーゲンビリア属)の常緑つる性低木です。

原産地は中南米の熱帯地域で、強い日差しや暑さに強い性質を持っています。

春から秋にかけて長く花を楽しめることが特長で、鮮やかな花色が南国らしい雰囲気を演出してくれます。

花色は赤やピンク、紫、オレンジ、白など豊富で、品種によって色合いや花の印象もさまざま。お気に入りの品種を探す楽しみもあるでしょう。

生育旺盛につるを伸ばしながら育つため、開花期には株いっぱいに色鮮やかな姿を見せてくれることも魅力です。

花のように見える苞

ブーゲンビリアの大きな魅力は、目を引く鮮やかな花色です。

私たちが花びらだと思っている色鮮やかな部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の一種で、本当の花はその中央にある小さな白い部分です。

苞は花を保護する役割を持っており、ブーゲンビリアならではの華やかな印象をつくり出しています。

開花時期

ブーゲンビリアの開花時期は5月~10月頃です。

気温が高い環境を好み、十分な日光を確保できれば春から秋まで繰り返し花を楽しめます。

特に夏場は生育が旺盛になり、次々と苞を色づかせながら華やかな姿を見せてくれるでしょう。

暖地では秋遅くまで開花が続くこともあり、長く観賞できることも魅力のひとつです。

ブーゲンビリアの育て方|基本的な栽培方法

ブーゲンビリア

ブーゲンビリアは、日当たりの良い環境で乾燥気味に育てることが、美しい花を長く楽しむポイントです。

暑さには強い一方で過湿や寒さを苦手とするため、性質に合った管理を心がけましょう。

ここからは、ブーゲンビリアを元気に育てるための基本的な栽培方法をご紹介します。

ブーゲンビリアが好む栽培環境

ブーゲンビリアは日光を好む植物です。花つきを良くするためにも、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。

日照不足になると葉が黄色くなったり、花が少なくなったりすることがあります。

また、風通しの良い環境も大切です。つるが込み合うと株の内側まで光が届きにくくなるため、適度に整理しながら育てましょう。

耐暑性は高いものの耐寒性はやや弱いため、寒冷地では鉢植えで管理し、冬は室内へ取り込むと安心です。

土づくり

ブーゲンビリアは水はけの良い土を好みます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』を利用すると手軽です。

植えつけや植えかえの際は、元肥として緩効性肥料『マグァンプK 大粒』を土に混ぜ込んでおきましょう。

地植えの場合は、水はけが悪い場所を避け、必要に応じて腐葉土などを混ぜて土壌を改良しておくと安心です。

苗選び

ブーゲンビリアは種が流通することが少なく、苗から育てるのが一般的です。

園芸店などで購入する際は、葉の色が濃く、株元がしっかりしているものを選びましょう。

葉が黄変しているものや、病害虫の被害が見られるものは避けることがおすすめです。

植えつけ

植えつけの適期は4月~6月頃です。気温が十分に上がり、遅霜の心配がなくなってから作業を行いましょう。

苗を植えつける際は、根鉢を大きく崩さないように注意しながら植えつけます。

植えつけ後はたっぷりと水を与え、根が活着するまでは極端な乾燥を避けて管理しましょう。

ブーゲンビリアは地植えでも育てられますが、寒さに弱いため、冬越しを考える場合は鉢植えで育てるのがおすすめです。

水やり

ブーゲンビリアは乾燥気味に育てることで花つきが良くなります。水を与えすぎると葉やつるばかりが茂り、花芽がつきにくくなることがあるため注意しましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからさらに少し待ち、葉がややしおれる頃を目安に水やりします。

水を与える際は、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えましょう。

冬は生育が緩やかになるため、水やり回数を減らし、土が乾いてから数日後に与える程度でかまいません。

肥料は控えめにする

ブーゲンビリアは肥料の与えすぎによって花つきが悪くなることがあります。

植えつけ時に元肥として『マグァンプK 大粒』を施した後は、生育期の4月~10月頃に緩効性肥料『プロミック 草花・鉢花用』を与えましょう。

開花前や開花中に肥料を与えすぎると、葉やつるばかりが育ってしまうことがあるため、適量を守ることが大切です。

また、花が終わった後はお礼肥として『ハイポネックス原液』を1,000倍に希釈して与えると、株の回復を助け、翌年の花つきを良くする効果が期待できます。

ブーゲンビリアの育て方|管理のポイント

ブーゲンビリアは暑さに強く育てやすい植物ですが、美しい花を長く楽しむためには剪定や冬越しなどの管理も大切です。

ここでは、ブーゲンビリアを元気に育てるためのお手入れのポイントをご紹介します。

剪定

ブーゲンビリアは生育旺盛で、春から秋にかけてつるを伸ばします。

つるが伸びすぎると株の内側まで日光が届きにくくなり、風通しも悪くなってしまいます。混みあった枝や不要なつるは適度に整理し、株全体に光が当たるようにしましょう。

剪定の適期は花が一段落した後や、植えかえ前の春です。伸びすぎたつるを切り戻すことで樹形を整えやすくなり、新しい枝の発生も促すことができます。

植えかえ

ブーゲンビリアは生育とともに根が鉢いっぱいに広がるため、2年に1回程度を目安に植えかえを行いましょう。

適期は気温が十分に上がった4月~5月頃です。

一回り大きな鉢を用意し、新しい用土に植えかえることで根の生育が促されます。

植えかえ後は直射日光を避けながら管理し、根が落ち着くまでは乾燥させすぎないようにしましょう。

冬越し

ブーゲンビリアは寒さにあまり強くありません。

気温が10℃を下回るようになったら、鉢植えは室内の日当たりの良い場所へ移動させると安心です。

冬は生育が緩やかになるため、水やりは控えめにします。土がしっかり乾いてから数日後に与える程度で問題ありません。

暖地では屋外で冬越しできる場合もありますが、霜や寒風に当たると株が傷む原因になります。地植えの場合は株元をマルチングするなど、防寒対策を行いましょう。

ブーゲンビリアの育て方|よくある質問(Q&A)

ブーゲンビリアの栽培中によくある疑問をQ&A形式でまとめました。

花が咲かない原因や冬越しのポイントなど、気になる点を確認してみましょう。

ブーゲンビリアの花が咲かないのはなぜ?

日照不足や水・肥料の与えすぎが原因として考えられます。

特に窒素分の多い肥料を与えすぎると、葉やつるばかりが茂って花つきが悪くなることがあります。

ブーゲンビリアは日光を好み、乾燥気味に育てることで花芽をつけやすくなります。花が咲かない場合は、置き場所や水・肥料の管理を見直してみましょう。

ブーゲンビリアは毎年花を咲かせますか?

ブーゲンビリアは本来多年性の植物で、適切に管理すれば毎年花を楽しむことができます。

寒さに弱いため、冬場は防寒対策を行い、株を傷めないよう管理することが大切です。

また、日当たりの良い場所で育て、植えかえや剪定などのお手入れを続けることで、翌年以降も元気に生育し、美しい花を咲かせてくれるでしょう。

ブーゲンビリアは地植えできますか?

暖かい地域であれば地植えでも育てられます。

ただし、ブーゲンビリアは寒さに弱いため、冬に霜が降りる地域では株が傷んでしまうことがあります。

地植えにする際は、日当たりと水はけの良い場所を選び、防寒対策を行うことが大切です。冬の寒さが厳しい地域では、鉢植えで管理した方が冬越ししやすく、長く育てやすいでしょう。

葉が落ちるのはなぜですか?

急な環境変化や寒さ、水不足などが原因で葉を落とすことがあります。

特に冬場に室内へ取り込んだ直後は、一時的に葉が落ちることもあります。環境に慣れると再び新芽が伸びてくることが多いため、慌てず様子を見守りましょう。

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公開:2018年4月5日
更新:2021年6月30日
更新:2026年6月2日

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