植物の育て方
シレネ
| 学名 | Silene |
| 科名 | ナデシコ科 |
| 原産地 | 北半球、南アメリカ、南アフリカ |
| 分類 | 一年草、多年草、低木 |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | やや弱い |
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シレネの育て方・栽培のポイント
シレネは3月~4月および9月~10月に種まきをします。植えつけの場合は、3月~5月および9月~10月が適期です。
地植えで育てる際は肥料を与える必要はありませんが、鉢植えの場合は1月~5月もしくは9月~12月に肥料を与えるだけで十分育ちます。
開花時期は5月~8月で、白やピンクの美しい花を咲かせます。多年草のシレネの場合、4月~6月にさし芽で増やせます。
栽培カレンダー
置き場所
シレネは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
やや乾燥したやせ地でも育つため、高温で、湿気が多いジメジメした場所は蒸れて枯れやすくなるため避けましょう。
夏場は半日陰になる場所がおすすめです。
植えつけ
地植えの場合は、事前に腐葉土や軽石、砂などを混ぜ込み、水はけのよい環境を準備してから植えつけましょう。
鉢植えの場合、鉢底石を敷くなどして、過湿を避けましょう。周囲よりも20㎝程度高い場所に植えつけすることで株元の風通しが良くなります。
水やり
シレネは土が乾いたら、株元にたっぷり水やりをします。
水を与えすぎて過湿状態になると根腐れの原因となるため注意してください。
地植えの場合、基本的に自然の降水で十分育ちます。特別な水やりは必要ありません。
肥料
シレネは比較的痩せた土壌でも元気に育つため、地植えの場合、肥料は必要ありません。
鉢植えの場合は、元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』を与えます。
生育期である春には、追肥として『ハイポネックス原液』を1週間~10日に一回程度与えましょう。
夏の高温期に肥料が残っていると株に負担がかかってしまうため、与えすぎには注意してください。
植えかえ
古い鉢よりも一回り大きな鉢に植えつけると株がゆったりと成長します。傷みや、古くなっている根は取り除いて、整理したら新しい土に植えつけましょう。
様子を見ながら水やりをして完了です。
多年草の品種を育てている場合は、2年~3年に一度植えかえを兼ねて株分けしてください。
放置しておくと株が古くなり、立ち枯れの原因になってしまいます。
病害虫
比較的病気になりにくい植物ですが、春と秋にアブラムシが発生しやすいため定期的に株を観察しましょう。特に新芽にはアブラムシがつきやすいため、注意深く観察しましょう。
アブラムシは日当たりと風通しの悪い場所を好むため、置き場所に注意してください。
発生しているのを見つけたら、手でつぶしたり水で洗い流したりしてください。被害が広がっている場合は薬剤で駆除しましょう。












