植物の育て方
クリスマスローズ
学名 | Helleborus |
科名 | キンポウゲ科 |
別名 | ヘレボルス |
原産地 | 主に地中海沿岸から中部ヨーロッパ、西アジア |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 強 |
耐暑性 | 弱 |
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動画
特長
うつむいて咲く姿が可憐で人気のクリスマスローズ。花色や一重や八重などの咲き方のバリエーションが豊富で多く、コレクターが多い植物です。冬咲きで常緑なので、冬の庭を明るく彩ってくれます。
クリスマスローズの育て方・栽培のポイント
秋~早春が生育期で、春~夏が休眠期なので、株分けや植えつけ、施肥は生育期に行います。晩秋から根元によく日が当たるように、前年からある古い葉を切り取ります。花が咲いたら、早めに花がらを取り除いて。耐寒性は強いですが暑さに弱いので、夏は日陰になる場所で育てましょう。
栽培カレンダー
置き場所
初夏から夏は明るい半日陰、秋から春は日当たりの良い所
水やり
鉢植えの場合は、表面が乾いたら株元にたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、特別な水やりは不要です。
鉢・プランターの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
水はけの良い培養土などに、元肥として、『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。アブラムシ予防のための『虫を予防するマグァンプD』を混ぜ込み植えつけます。
マグァンプK中粒
虫を予防するマグァンプD
ひとまわり大きな鉢・プランターを用意し、すき間が出ないように用土をすきこみます。
鉢・プランターに植えるときは、上手にウォータースペースとして2センチほど確保しましょう。
肥料
庭植えの場合は10月に粒状肥料『プランティア 花と野菜と果実の肥料』を。鉢植えの場合は、10~2月の間、2カ月に1回の割合で置肥『プロミック クリスマスローズ用』などの緩効性肥料を与え、10~4月は1週間に1回液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。春以降休眠期に、肥料分が残らないように気をつけましょう。
プランティア 花と野菜と果実の肥料
プロミック クリスマスローズ用
ハイポネックス原液
花がら摘み
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
病害虫
害虫:春~秋にハモグリバエ、ハマキムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ、アザミウマ、ハダニ。中でもアブラムシはモザイク病などを媒介するので注意。
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:過湿や蒸による灰色かび病、立枯病、べと病、軟腐病、黒斑細菌病、モザイク病、ブラックデスなど