植物の育て方
アレカヤシ
学名 | Dypsis lutescens |
科名 | ヤシ科 |
別名 | コガネタケヤシ |
原産地 | 主に世界の熱帯から亜熱帯 |
分類 | 緑高木 |
耐寒性 | 弱 |
耐暑性 | 強 |
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特長
そよそよとした光沢のある葉は、トロピカルでありながら涼しげな印象を醸すアレカヤシ。
丈夫で、温度があればぐんぐんと育ち大きくなりすぎるので、狭いスペースでは注意しましょう。
アレカヤシの育て方・栽培のポイント
強い直射日光を嫌うので、直接日光と強い風があたらない場所であれば、春~秋は屋外でも育てられます。ヤシの中では寒さに弱い方なので、夜冷え込むときは気をつけて。生長期は水を好むので、しっかりと水やりしましょう。株が大きくなったら、5~6月にハサミやナイフなどを使って、幹が数本ずつになるよう株分けをします。
栽培カレンダー
置き場所
春~秋は屋外の明るい日陰、冬は日あたりの良い明るい屋内
水やり
春~秋は土が乾くと、葉先が茶色くなるので、乾く前にたっぷりと水やりします。霧吹きで葉水もします土が常に湿っている状態だと根腐れするので注意して。冬は乾燥ぎみにしましょう。
植えつけ
水はけ、水もちの良い『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』などを使用します。または水はけの良い培養土に、元肥として『マグァンプK大粒』を混ぜ込みます。1~2年に1回を目安に、ひとまわり大きな鉢に植えかえます。作業後は強風があたらない日陰に置き、新葉が伸びてきたら日なたに移動させましょう。
ハイポネックス培養土 鉢・プランター用
マグァンプK大粒
肥料
肥料が不足すると、葉の色つやが悪くなるので、春と秋に2回ずつ、『プロミック 観葉植物用』を置肥します。あまり株を大きくしたくない場合は肥料をやや控えめにしましょう。真夏、冬は生長が鈍るので肥料は施さなくてOK。
土の上に置く錠剤タイプや、ばらまいて与える粒状タイプの肥料を使えば手軽に追肥できます。
水やりのたびに少しずつ溶け、緩やかに効果が持続します。
プロミック 観葉植物用
間引き
込み入ってきたら株元からカットして間引きします。
病害虫
虫:カイガラムシ、高温で乾燥するとハダニ
病気:20度以上で過湿になると灰色カビ病