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ブライダルベールの育て方|よくあるトラブルと対処法も紹介!

ブライダルベールの育て方|よくあるトラブルと対処法も紹介!

花嫁が身にまとうウェディングベールのような姿をしたブライダルベールは、初心者でも比較的育てやすい観葉植物です。生育が旺盛で手入れも簡単なため、春から秋にかけて美しい姿を楽しむことができます。

今回は、そのようなブライダルベールについて、育て方のポイントや注意点、トラブル発生時の対処法などについて解説します。

この記事を読めば、きっとブライダルベールを育ててみたくなるはずです。生育旺盛なインテリアグリーンを探している方は、ぜひ参考にしてください。

  • ブライダルベール

    ブライダルベール
    学名 Gibasis pellucida
    科名 ツユクサ科
    原産地 メキシコ
    分類 観葉植物
    耐寒性 普通
    耐暑性 強い

    栽培カレンダー

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    開花期間
    植えつけ・植えかえ
    施肥
    挿し木

ブライダルベールの基本情報

ブライダルベールは、ツユクサ科ギバシス属の植物です。メキシコ原産の多年草で、日本には1970年代に観葉植物として持ち込まれました。

株全体に美しく咲く白い小花が、まるで花嫁のウェディングベールのように見えることから、その名前がつけられました。

樹高は20cm~30㎝程度で葉は表が暗緑色、裏は赤紫色をしています。花が咲いていない時期は、この美しい葉を楽しむことができます。

生育旺盛で日当たりや肥料に気をつければ、春から秋まで美しく開花するため、初心者でも比較的育てやすい植物です。

ただし、寒さには弱いため、冬場の管理には十分注意してください。屋外では冬越しできないため、地植えではなく鉢植えがおすすめです。

ブライダルベールの育て方

ブライダルベールは丈夫で生育旺盛な植物ではありますが、育てる際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。

ここからは、ブライダルベールの育て方について、項目別に詳しく解説していきます。

日当たり・置き場所

ブライダルベールは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。屋外では明るい日陰、室内ではレースカーテン越しの明るい窓際で育てるのがおすすめです。

日光が当たらない場所では徒長したり葉の色が悪くなったりして、元気に育ちません。

ただし、夏の直射日光や強い西日に長時間当たると葉焼けするおそれがあるため注意してください。

また、屋外と室内を頻繁に移動させると、紫外線量の急な変化で生育に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため置き場所を一度決めたら、極力固定して管理しましょう。

適切な温度・湿度

ブライダルベールは15℃〜25℃前後を生育適温としています。

寒さにはやや弱いため、最低温度5℃以上を保った環境が理想的です。5℃を下回ると、葉が傷んで枯れてしまう可能性があります。

屋外で育てる場合は、秋ごろから室内に移動させましょう。室内でも窓際は温度が下がるため、窓から離れた明るい場所で育てましょう。

また、ブライダルベールはやや湿潤な環境を好みます。乾燥しやすい室内では葉水をして、湿度を保ちましょう。

ただし、冬場は乾かし気味に育てることで耐寒性が高まります。土の表面がしっかり乾いてから水やりを与えてください。

最適な用土

ブライダルベールは、水はけの良い土を好みます。

鉢植えの場合、市販の観葉植物用の土を使用して育てることができます。ご自身で配合する場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合がおすすめです。

ハンギングの場合は、赤玉土(小粒)4:ピートモス3:パーライト3の配合にすると、軽くて扱いやすくなります。ハンギングバスケット専用の培養土を使用しても問題ありません。

苗の選び方

ブライダルベールの苗は、葉が密に生えて、間延びしていないものを選びましょう。葉の色つやが良く、こんもりした形をしているものが理想的です。

さらに、つぼみの数もしっかりチェックしてください。つぼみや花数の多い苗は、花を長く楽しめるでしょう。

植えつけ

気温の安定してきた4月~6月頃に行うのがおすすめです。

植えつけの際は、根が広がりやすいゆとりのある鉢を選びましょう。苗よりも1回り~2回り大きいと安心です。

また、根張りがよい植物のため、年に1回程度の植えかえが目安です。葉茎がまばらになったり茎の伸びが悪くなったりしたら、根詰まりのサインです。新しい培養土と清潔な鉢に植えかえてください。

水やり

ブライダルベールは、やや湿り気を好むものの、過湿に弱い植物です。

春~秋の生育期には、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。鉢底から水が流れる程度が目安です。

水が溜まったまま放置しておくと、根腐れの原因になるため、受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。

気温が下がる秋以降は、土の乾き具合をチェックしながら徐々に水やりの回数を控えます。冬場は休眠期に入るため、土の表面が乾いてから2日~3日後を目安に水やりするのがおすすめです。

また、水やりと同時に葉水行うことで、葉の乾燥を防ぐだけでなく、ほこりを落として見た目も美しく保つことができます。

肥料の与え方

ブライダルベールは、適度に肥料を与えることで葉色や花つきが良くなります。

生育期の5月~10月は、2ヵ月に1回程度、緩効性肥料『プロミック 観葉植物用』を置き肥するか、1週間~10日に1回、水で薄めた液体肥料『ハイポネックス原液』を与えます。

ただし、真夏は根が弱りやすいため肥料を与えなくても構いません。また、冬場も生育が緩慢になるため、肥料は必要ありません。

花を多く咲かせたい場合は、リンサン成分を多く含む肥料を与えると効果的です。ブライダルベールは、肥料が少なすぎても多すぎても花が咲きにくくなります。

特に、与えすぎてしまうと、茎が徒長して葉ばかりが茂り、花が咲かなくなるため注意しましょう。

剪定・切り戻し

ブライダルベールは生育が旺盛なため、葉が茂って樹形が乱れてきたら切り戻しをします。剪定の適期は5月~10月頃です。

枯れて黄色くなった葉や、傷んだ葉、間延びした枝を中心に剪定しましょう。定期的に剪定することで風通しが良くなり、蒸れや病害虫を防ぐ効果もあります。

葉がついている枝であれば、切った位置のすぐ下から新しい目が出るため、どこで切っても再び生長します。

全体のバランスを見ながら、理想の樹形をイメージして、株元から思い切って剪定しましょう。

花が咲き終わったら、花枝ごと剪定するとすっきりして次の開花にもつながります。

冬場は、剪定せずにこんもりとした姿を維持しておくことで、枝葉が株全体を保温する役割を果たします。

夏越し・冬越しのポイント

夏越し

ブライダルベールは、強い日差しを苦手とするため、夏の直射日光や西日に当たると葉焼けする恐れがあります。

真夏は屋外の明るい日陰か、室内のレースカーテン越しの明るい窓際で育てます。

また、群れを防ぐために風通しの良い環境が重要です。

冬越し

ブライダルベールの耐寒温度は5℃前後です。観葉植物の中では比較的寒さに強い方ですが、霜や寒風には弱いため、屋外での越冬は避けましょう。

冬場は室内に取り込んで、室温5℃以上の明るい場所で育てましょう。

増やし方

ブライダルベールは、株分けまたは挿し芽で簡単に増やすことができるため、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

いずれの方法も生育期にあたる5月~9月が適していますが、気温が高い5~7月に行うと成功率が高くなります。

ここでは、株分け、挿し芽それぞれの増やし方について解説します。

株分け

鉢いっぱいに根が回った株を鉢から取り出し、古い土を1/4~1/3程度落としてください。根が均等につくように手やハサミなどで2株~3株に分割しましょう。

あまり細かく株分けしてしまうと、株が弱ってしまうため注意してください。

このとき、葉や茎も全体の1/3ほど間引き、新しい用土へ植えかえましょう。株分けしたあとは明るい日陰で管理し、こまめに葉水を与えてください。

挿し芽

ブライダルベールの挿し芽は、5月~8月に行います。

茎の先端を4節〜5節ほどカットし、下の2節〜3節の葉を取り除いて挿し芽用の土に植えます。

10日〜2週間程度で発根するため、根が確認できたら鉢に植えかえて管理しましょう。

植えかえ後は明るい日陰で管理してください。葉茎が成長してきたら、『リキダス』などの活力液を与えると根の生長を促すことができます。

1ヵ月~2ヵ月でわき芽が動き、2ヵ月~3ヵ月でこんもりした株に生長します。

植えかえ

ブライダルベールは生育旺盛な植物のため、根詰まりしてきたら植えかえを行いましょう。

葉が黄色くなってきたり、鉢底から根が出てきたりしたら、植えかえのタイミングです。植えかえは5月~9月が適しています。

株元を10㎝程度残して切り戻したあと、鉢から取り出して古い土を1/3ほど取り除きます。株は、清潔なカッターなどで軽い切れ込みを入れておくと、きれいに分けられます。

2株~3株に分けたら、葉茎も1/3程度に切り落とし、ひと回り大きな鉢へ植えかえます。

植えかえは、できるだけ1年に1回を目安に行うと株を元気に保つことができます。

ブライダルベールの気をつけるべき害虫

ブライダルベールは、一年を通してハダニやカイガラムシが発生しやすい植物です。

どちらの害虫も葉や茎の汁を吸って植物を弱らせるため、早期の発見と対処が大切です。

ハダニ

ハダニは乾燥した環境を好む非常に小さな害虫で、葉の裏について汁を吸います。

被害が大きくなると、葉の表面に白い斑点やかすれが現れ、やがて葉が黄ばみ落ちてしまいます。

予防のためには、乾燥した状態を防ぐことが大切です。葉水をこまめに行い、空気中の湿度を保ちましょう。

また、ツルが混みあうと風通しが悪くなるため、定期的な剪定も重要です。

カイガラムシ

カイガラムシは、白や茶色の殻を持つ虫で、茎や葉の付け根に付着し、葉の汁を吸い植物を弱らせる害虫です。

硬い殻に覆われており薬剤が効かないため、発見したら歯ブラシなどでこすり落としましょう。

繁殖を防ぐためには、風通しをよく保ち、古い茎や枯れ葉を整理することが重要です。定期的に観察し、早めの対処を心がけましょう。

ブライダルベールによくあるトラブルと対処法

ブライダルベールを育てているうちに、いくつかのトラブルに見舞われることがあります。

しかし、事前に対処法を知っておけば、落ち着いて対応できるでしょう。ここでは、ブライダルベールの栽培でよく見られるトラブルと、その解決策を紹介します。

花が咲かない原因と対処法

ブライダルベールの花が咲かない理由は主に、日光不足、肥料不足、根詰まりの3つです。

日光を好む植物のため、日当たりが悪い場所で花はつきにくくなります。

暗い場所に置いている場合は、日当たりの良い場所へ移動してあげましょう。ただし真夏の直射日光や西日は、葉焼けの原因になるため、注意してください。

肥料が不足していても、花つきは悪くなることがあります。生育期にあたる春と秋には、適切に肥料を与えましょう。

特に、開花期の春には、1000倍に希釈した液体肥料『ハイポネックス原液』を定期的に与えると、花つきがよくなります。

ただし、肥料が多すぎると茎が間延びする原因になるため様子を見て与えてください。

さらに、ブライダルベールは成長が早い植物のため、根詰まりを起こすと水や養分をうまく吸収できずに花つきが悪くなることがあります。

水がしみ込みにくい、葉が黄色くなるなどの症状が見られたら、植えかえのサインです。

春から夏の生長期に一気に根が伸びると、根詰まりを起こしやすくなるため注意しましょう。

枯れる原因と対処法

ブライダルベールが枯れてしまう主な原因は、日光不足、水やりの過不足、寒さです。

日当たり悪い環境は、光合成が十分にできず、生育が悪くなってしまいます。明るい場所に移動し、日照時間を確保しましょう。

また、水やりが不足すると株が弱り、水を与えすぎると蒸れや根腐れを起こすことがあります。

基本は、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。根腐れを起こした場合は新しい鉢と土に入れかえ、傷んだ根を取り除いて株を更新しましょう。

さらに、気温が5℃を下回ると枯れてしまうため、冬場は室内で管理しましょう。

窓際は屋外との影響を受けやすく冷え込んでしまうため、窓から離れた明るい場所に置くと安心です。

増えすぎたときの対処法

ブライダルベールは生育旺盛でツルが茂りすぎると風通しが悪くなります。

そのままでは、蒸れや病害虫のトラブルが起こりやすくなるため、剪定もしくは株分けを定期的に行いましょう。

剪定は、全体のバランスを見ながら株元から15cm~20cmのところでカットしましょう。切り戻すことで新しい芽が出て、株がふんわりとまとまります。

また、株分けを行うと、鉢の大きさを変えずにボリュームを調整できます。ボリュームは保ちたい場合は、一回り大きな鉢へと植えかえてあげましょう。

まとめ

まるで花嫁がまとうベールのように可憐で美しいブライダルベールは、人気の高い観葉植物です。生育旺盛で育てやすいため、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。育てる際は置き場所や、水やり、肥料のタイミングに注意してください。

インテリアグリーンとしても魅力的があり、お部屋に飾れば癒しの空間を演出してくれます。

おしゃれで手軽に楽しめる観葉植物を探している方は、ぜひブライダルベールを迎えてみてください。

#ブライダルベール #観葉植物の育て方 #特集

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