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【観葉植物】観葉植物(インテリアグリーン)のおすすめ人気品種11選!それぞれの魅力や栽培のポイントを紹介

【観葉植物】観葉植物(インテリアグリーン)のおすすめ人気品種11選!それぞれの魅力や栽培のポイントを紹介
観葉植物

「観葉植物を育ててみたいものの、種類がたくさんありすぎてどれを選べば良いかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。観葉植物として人気が高い植物には、育てやすく管理しやすい品種が揃っています。見た目の好みはもちろん、育てやすさにも着目して、お気に入りの一株を選びましょう。今回は、観葉植物のおすすめ人気品種をご紹介します。11種類の植物の魅力や、それぞれの栽培のコツについても解説。観葉植物のある暮らしを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.1 「パキラ」

 

中南米原産のパキラは、大きな光沢のある葉が特徴の観葉植物です。楕円形の濃緑色の葉は、手のひらのように広がります。葉が大きいため、小さな株でもしっかりと存在感を出してくれるでしょう。

 

パキラの鉢植えは、さまざまな大きさのものが販売されているのも魅力のひとつです。小さな卓上サイズの鉢から10号以上の大きめの鉢植えまで、幅広いサイズを購入できます。幹をみつあみのように仕立てているものなど、個性的な鉢植えも選べます。

 

また、パキラは「発財樹」とも呼ばれ、縁起物としても喜ばれることがあります。引っ越し祝いなどの贈り物にもおすすめです。

 

パキラの栽培時のポイント

パキラはなるべく日当たりの良い場所へ置いて育てましょう。ずっと日陰で育てると軟弱になり、枝や葉が折れやすくなってしまいます。ただし、強い直射日光に当てすぎると葉焼けしてしまうことがあるため注意が必要です。

 

春から秋の間は屋外で育てても大丈夫です。耐寒性が弱いため、冬は室内へ取り込んだほうが良いでしょう。

 

水やりは土が乾燥してから行います。パキラは乾燥に強いため、毎日水をあげなくても問題ありません。水やりしすぎると過湿で根腐れすることもあるため気をつけましょう。

 

生育期には液体肥料ハイポネックス原液を1週間~10日に1回程度の頻度であたえることで、より丈夫な株に生長します。春から秋にかけて、2カ月に1回程度の頻度で緩効性肥料プロミック観葉植物用 をあげましょう。

 

プロミック観葉植物用は、早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続します。 置くだけ簡単葉の色を鮮やかに丈夫に育てます。

 

冬場でも芽が動いている場合は肥料を施します。

 

6月~8月の暖かい時期は枝が伸びやすくなります。伸びすぎたら剪定して形を整えてあげることがおすすめです。葉が重なり合っていて、下の葉に日が当たらなくなっている部分があるときも、まんべんなく日差しが当たるようにカットしていきます。

 

また、カットした枝を使って挿し木を行い、株を増やすこともできます。挿し木をする場合は、枝を10cmほどの長さに切り、清潔な用土に挿します。用土は肥料の入っていない赤玉土や、挿し木専用土などがおすすめです。順調にいけば1カ月ほどで発芽・発根します。2カ月ほど育てた後は鉢へ植えつけられます。パキラを増やしてみたいときは、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

☘113:【Q&A】パキラの育て方|元気に大きく育てるコツ、水やりや肥料の与え方、冬越しの方法などもご紹介

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.2「サンスベリア(サンセベリア)」

サンスベリア(サンセベリア)

独特の鋭い葉の形が魅力的なサンスベリア。品種によって異なる多彩な模様も楽しめます。代表的な種類は「トラノオ(虎の尾)」と呼ばれるサンセベリア・トリファスキアタですが、ほかにもさまざまな形や模様をした品種があります。モダンなテイストのお部屋にもなじみやすい、おしゃれな観葉植物といえるでしょう。

 

大きさは草丈5cm程度のミニサイズから1m程度のものまでさまざま。生育は基本的に緩やかなため、置きたい場所にぴったりのサイズを選ぶことがおすすめです。

 

また、乾燥に強く、水やりが少なく済むこともメリットのひとつです。観葉植物を育ててみたいものの、お世話の手間がとりにくい方にもおすすめできます。

 

サンスベリアの栽培時のポイント

サンスベリアは日当たりが良く風とおりの良い場所に置きましょう。日当たりが悪いと株が軟弱になってしまいます。風通しが悪い場合はサーキュレーターを活用することもひとつの方法です。春から秋にかけてはベランダやお庭などでも育てられます。多湿を避けるため、雨が当たらない場所へ置きましょう。

 

サンスベリアは乾燥に強く、過湿を嫌います。とくに冬場は水を控えめにあげましょう。春から秋にかけては、鉢の土が乾いたら水を与えます。最低気温が10℃を下回ったら水やりをストップしましょう。水やりを再開するときは、少しずつ回数を増やしていくことがポイントです。

 

サンスベリアをなるべく大きく育てていきたい場合は肥料を施しましょう。春から秋の生育期に施肥します。緩効性肥料プロミック観葉植物用は、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続します。

 

速効性の液体肥料ハイポネックス原液は、1週間~10日に1回程度の頻度であたえましょう。

 

また、毎年1回は植え替えを行いましょう。そのままにしておくと根詰まりしてしまうことがあります。適期は5月中旬~8月下旬です。

 

植え替えのついでに株分けをして増やすこともできます。その場合は、土を半分ほど落とした後、清潔な刃物で2~3株に分けましょう。株分けが終わったら違う鉢へひとつずつ植えてあげます。用土は水はけの良いものを準備しましょう。小粒の赤玉土と軽石を7:3で混ぜたものや、市販されている培養土などがおすすめです。

 

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.3「モンステラ」

モンステラ

切れ込みや穴のある葉が個性的なモンステラ。幼葉はハート形で可愛らしく、切れ込みや穴などはありません。生長するにつれて自然と切れ込みが入り、独特の形になっていきます。

 

熱帯アメリカ原産のモンステラは、南国の雰囲気を醸し出したいときにもぴったりです。リゾート風のインテリアにもよく似合います。

 

草丈は10cm程度から2mと幅広く、さまざまなサイズの鉢物として親しまれています。お好みの大きさの鉢を選んで育てていきましょう。

 

モンステラの栽培時のポイント

モンステラの大きな葉を守るためには、ときどき葉水を与えることが大切です。乾燥を防ぐのはもちろん、ハダニなどの害虫対策にもなります。水やりは土が乾いてから行いましょう。

 

春から秋の生育期には緩効性肥料を施します。プロミック観葉植物用は、早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続します。 置くだけ簡単、葉の色を鮮やかに丈夫に育てます。

 

冬は生育が停滞するため、施肥を控えましょう。ただ、暖かい室内で育てる場合は冬でも芽が動くことがあるため、その場合は生育期と同じように肥料を与えます。

 

葉にツヤを出すためには、日の当たる場所で育てることが重要です。日陰で育てる場合は、1週間に1回は日当たりの良いところへ移動したほうが良いでしょう。ただし、夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、日差しが強い時期は半日陰で管理します。

 

もし葉が乾燥して茶色くなってしまったら、変色した部分だけカットして問題ありません。葉が重くなりすぎて茎が倒れそうな場合は、茎の根本から切ってしまったほうが良いでしょう。茎の途中から出ている細い気根は剪定できます。ただ、元気で丈夫な株に育てたい場合は、切らずにそのまま伸ばしておくほうが良いでしょう。

 

小さめの株は年に1回、大きめの株は2年に1回程度の頻度で植え替えます。適期は5月から9月です。用土は小粒の赤玉土と腐葉土、堆肥を7:2:1で混ぜたものや、市販の培養土などが適しています。植えつけ、植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒 を元肥として土に混ぜ込みます。

 

また、モンステラの葉は光の当たるほうへ向かって伸びていきます。そのままにしておくと特定の方向のみに葉が伸びてしまい、バランスが悪くなってしまうことも。気になる場合は、定期的に鉢の向きを変えることがおすすめです。

 

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.4「ガジュマル」

ガジュマル

気根が伸びた個性的な樹形が特徴のガジュマル。日本では南西諸島などに自生しています。神秘的な姿をしており、「多幸の木」と呼ばれることもあります。沖縄の言い伝えにある「キジムナー」という精霊が宿る木としても有名です。

 

本来は高木で、自生地のガジュマルはとても大きく生長します。対して、鉢植えとして売られているものはとてもコンパクトで、卓上サイズの小さな株も見られます。樹形には個体差があり、今にも動き出しそうなユニークな形をしたものも。一つひとつ見比べて、気に入ったものを選ぶ楽しみもあります。

 

ガジュマルの栽培時のポイント

ガジュマルは耐陰性があるものの、なるべく明るい場所に置くことがポイントです。ただし、葉焼けの原因になることがあるため、強い直射日光が当たる場所は避けましょう。窓から少し離れた場所や、レースカーテン越しの光が届く場所などがおすすめです。

 

春から秋なら屋外でも管理できます。耐寒性が弱いため、冬は室内へ取り込みましょう。気温が5℃を下回る環境は枯れてしまうことがあるため注意が必要です。室内でも、冷え込みやすい場所に置くのは避けましょう。

 

水やりは土が乾いてから行います。土が乾燥しやすい夏は毎日のように水が必要なことも。対して、冬は1週間に1回程度の水やりでも問題ないでしょう。葉の乾燥やハダニの発生などを予防するため、葉水はこまめに行います。

 

また、ガジュマルは生育旺盛なため、定期的に剪定することがおすすめです。4月から10月の間、枝が込み合ってきたら枝をいくつかカットしましょう。剪定の際、切り口から白い樹液が出てくることがあります。人によっては樹液に触れるとかぶれてしまうことがあるため、手袋などで対策しましょう。

 

根詰まりを防ぐため、1~2年に1回は植え替えをすることも大切です。新しい土へ取り替えてあげましょう。鉢は一回り大きなものにします。大きさを変えたくない場合は、ガジュマルの根を3分の1ほどカットしてから同じ鉢へ植え直しましょう。

 

植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を元肥として土に混ぜ込みます。

 

☘34:ガジュマルの育て方|苗の選び方、夏越えや冬越えの方法、葉を落としてしまう原因などご紹介

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.5「ポトス」

ポトス

つる性植物のポトスは、さまざまな方法でアレンジできるのが魅力のひとつです。定番の飾り方のひとつがハンギングで、鉢を浮かせてつるを下に垂らします。反対に、流木などでおしゃれな支柱を立て、上に向かってつるを這わせるのもおすすめです。

 

ポトスは種類が豊富で、好きな色や形を探しやすい観葉植物でもあります。白い斑入りの葉を持つ品種が有名ですが、明るいライムグリーンの葉をつける品種や、マーブル模様の葉をつける品種などもあります。いずれも育てやすく、小さな鉢植えから大きめの鉢まで幅広いサイズ展開があります。

 

また、ポトスは水栽培も可能です。ポトスの茎をカットして水に挿しておくと、約1週間で発根することがあります。水が傷まないように管理しながら栽培を楽しみましょう。

 

ポトスの栽培時のポイント

ポトスは半日陰の場所で育てるのに向いています。日当たりが悪すぎると斑が消えてしまうこともあるため気をつけましょう。

 

水やりは土が乾いてから行います。冬は水やりの頻度を控えめにして、乾かし気味にしましょう。土の表面が乾いているのを確認してから2~3日後に与えるのがおすすめです。ただし、葉の乾燥を防ぐため、葉水はこまめに与えます。

 

ポトスは生育旺盛で、つるをよく伸ばします。混雑してきたら剪定して、風通しを良くしましょう。適期は5月から10月頃です。伸びすぎた部分や傷んだ部分などをカットしましょう。

 

根詰まりを防ぐため、2年に1回程度は植え替えることもおすすめです。根を掘り上げたら土を軽く落として、傷んでいる部分がないか確認しましょう。黒ずんだ根や伸びすぎた根は切り取っておきます。新しい用土に植え替えたら、水をたくさんあげましょう。植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を元肥として土に混ぜ込みます

 

春から秋の生育期には肥料を与えます。

 

緩効性肥料プロミック観葉植物用は、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続し置くだけで、葉の色を鮮やかに丈夫に育てます。

 

速効性の液体肥料ハイポネックス原液は、1週間~10日に1回程度の頻度であたえましょう。

 

冬は生育が停滞するため、施肥は避けましょう。

 

ポトスを増やしたい場合は挿し芽にチャレンジしてみましょう。先端から2~3節のあたりでカットした茎を挿し木用土に挿しておくと、1カ月ほどで根が出ることがあります。さらにもう1カ月育てたらお好きな鉢へ植えつけましょう。

 

 

☘04:ポトスの育て方 |ポトスを増やしてみよう!挿し木、水挿し、株分けの3つの方法|植え替えや、剪定もご紹介

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.6「ユッカ」

ユッカ

ユッカは細長い葉をたくさんつける観葉植物です。インテリアにシャープな印象を加えたいときは、ぜひユッカを飾ってみましょう。

 

観葉植物として広く販売されているのはユッカ・エレファンティペスです。大株になって幹が太くなると、象の足のような形になることからこの名前がついたといわれています。「青年の木」という名前で呼ばれることもあります。ユッカは基本的に日当たりの良い場所を好みますが、エレファンティペスは耐陰性があり、室内でも育てやすいのが特徴です。

 

ユッカの栽培時のポイント

ユッカを室内で育てるときは、日の当たる窓際に置くことがおすすめです。ただし、葉焼けを防ぐため、夏場は直射日光が当たらないように気をつけましょう。

 

観葉植物のなかでは耐寒性があるほうですが、0℃を下回ると枯れてしまうこともあります。冬は冷え込みやすい窓辺から離しておいたほうが良いでしょう。

 

ユッカはピンと張った葉が特徴です。古い葉であれば問題ないですが、若い葉が垂れてきたら日光不足を疑ってみましょう。明るい場所に移し、しばらく日に当てて様子を見ることがおすすめです。改善しない場合は、水や肥料を与えすぎていないか、根詰まりしていないかなども確認して原因を突き止めましょう。

 

葉の全体が傷んだり枯れたりしている場合は、葉を丸ごと取り除きます。葉先だけ枯れている場合は、その部分だけ切っても問題ありません。葉の形に合わせて切り取ることで、見た目を損なわずに形を整えられます。

 

水は控えめに与えましょう。とくに冬場は水のあげすぎに注意します。土の表面が乾いてから4~5日後に与える程度で良いでしょう。葉水も同時に与えると、葉の美しさを保てます。

 

肥料は生育期の春から秋に施します。2カ月に1回の頻度で、緩効性肥料を置肥しましょう。おすすめは、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続し置くだけで、葉の色を鮮やかに丈夫に育てるプロミック観葉植物用です。

 

また、ユッカの生育は緩やかなものの、ずっと同じ鉢に植えていると根詰まりしてしまうことがあります。3~4年に1回を目安に植え替えてあげましょう。適期は4月から9月頃です。一回りほど大きな鉢を用意し、新しい土を入れて植えつけましょう。用土は腐植質で排水性の良いものを好みます。小粒の赤玉土と腐葉土、軽石を7:3:2で混ぜたものなどがおすすめです。植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を元肥として土に混ぜ込みます。

 

 

☘104:ユッカの育て方|枯らさない方法は?水やりや肥料の与え方、冬越しの方法などもご紹介

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.7「オリーブ」

オリーブ

オリーブは小アジア原産で、10月下旬から11月下旬に実をつける中高木です。古くから「神聖」「平和」といったイメージで親しまれており、神話などでもオリーブ関連の逸話が残されているようです。果実はオイルや塩漬けなどに利用されています。オリーブを使った料理がお好きな方も多いのではないでしょうか。

 

オリーブの木は、美しい樹形やシルバーがかった葉が魅力で、ナチュラルテイストの部屋や庭にも似合います。葉の色や大きさ、実の形などは品種によってさまざま。ぜひお好みの品種を見つけて育ててみましょう。

 

オリーブの栽培時のポイント

オリーブは耐陰性があるものの、基本的には日光を好みます。室内で育てる場合もなるべく日当たりの良い場所へ置きましょう。

 

時期が来たら定期的に剪定を行います。こまめに切ってしまうと結実しないこともあるため、適したタイミングで剪定しましょう。おすすめの時期は3月~4月、9月~10月です。不要な枝をカットしたり、枝の先端を切ったりして樹形を整えましょう。

 

実を収穫したい場合は2品種以上植えることが基本です。ただし、室内で育てると結実に必要な条件を満たすことが難しく、実ができないケースが多くなります。たくさんの実を収穫したいと考えている場合は屋外に植えることがおすすめです。加えて、木が幼いうちは実がつきにくいため、条件の良い屋外に植えても収穫まで数年かかることがあります。気長に育てていくことがポイントです。

 

オリーブを増やしたいときは6月~7月に挿し木を行います。枝を10cmほどにカットして挿し穂を作り、1時間ほど水につけたら挿し木用土へ挿しましょう。しばらくは風通しの良い日陰で管理することが大切です。

 

また、根詰まりを防ぐため、2~3年に1回は植え替えましょう。植え替えは3月から4月の間に済ませるのがおすすめです。オリーブは水はけと水もちの良さを兼ね備えた用土を好むため、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3程度で配合したものなどを用意しましょう。元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。

 

2月・6月・10月には緩効性肥料プロミックいろいろな植物を追肥しましょう。

 

置くだけで肥料効果が約2カ月間持続すます。

 

☘03:オリーブの育て方|植えつけや植え替え、肥料のコツなどをご紹介” ガーデニングのお悩み解決!植物の育て方

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.8「ベンジャミン」

ベンジャミン

ベンジャミンは「ベンジャミンゴムノキ」や「フィカス・ベンジャミナ」とも呼ばれるゴムノキの仲間です。品種によって葉の形や色が多彩で、光沢のある緑の葉や覆輪斑の入る葉など、さまざまなものが見られます。葉がくるりとカールした「ベンジャミン・バロック」という品種も人気です。

 

小さな鉢植えもあれば2m以上に育った鉢植えも販売されているため、お好きなサイズを選べます。ひとつの株に葉がたくさん茂るため、年間を通して爽やかな姿を楽しめるでしょう。

 

ベンジャミンの栽培時のポイント

ベンジャミンは日当たりの良い場所で育てます。日陰だと枝葉が間延びすることもあるため気をつけましょう。春から秋の間は屋外でも育てられますが、耐寒性が弱いため冬は室内に取り込みます。

 

ベンジャミンを育てる際に注意したいもののひとつがアブラムシです。葉裏や芽などに小さなアブラムシが発生していることがあります。見つけたらすぐに駆除することが重要です。防除できる薬剤を活用しましょう。

 

アブラムシを見つけたらアブラムシ退治と肥料やりが同時にできるハイポネックス原液殺虫剤入りがおすすめです。

 

ベンジャミンは生育旺盛なため、気づいたらどんどん枝を伸ばしていることがあります。伸びすぎた枝は剪定して形を整えましょう。混雑しないよう、枯れた枝も放置せずにカットしていきます。切り口から白い樹液が出るため、床が汚れないように新聞紙などを敷いておきましょう。触れるとかぶれる可能性があるため、手袋をして剪定することも重要です。

 

春・夏・秋には肥料を与えます。

 

基本的には緩効性肥料プロミック観葉植物用を2カ月に1回程度の頻度で施しましょう。夏場は速効性の液体肥料ハイポネックス原液を、1週間~10日に1回程度の頻度で併用するのもおすすめです。

 

水は土の表面が乾いたタイミングで与えます。夏は土が乾きやすいため、ほかの季節よりも水やり頻度が多くなるでしょう。反対に、冬は水やりを控えめにして、乾かし気味にするのがコツです。

 

また、大鉢は2~3年に1回、小鉢・中鉢は1年に1回の頻度で植え替えましょう。適期は5月中旬~8月にかけてです。一回り大きな鉢へ変え、新しい用土を入れて植えましょう。植え替えの際は元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。

 

☘101:ベンジャミンの育て方|苗の選び方や、水やりや肥料の与え方、冬越しの方法などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.9「アロカシア」

アロカシア

大きな葉を広げた姿が熱帯の雰囲気を感じさせるアロカシア。沖縄などに自生しているクワズイモをはじめ、多彩な種類があり、サイズも豊富です。品種によっては塊茎をつくり、冬は地上部を枯らして休眠します。

 

アロカシアのリゾート感のある姿は、アジアンテイストのインテリアにもよく似合います。大きめの株なら葉にもボリュームがあるため、存在感抜群です。お部屋のアクセントとしても活躍するでしょう。

 

アロカシアの栽培時のポイント

アロカシアは日当たりの良い暖かい場所で育てます。葉焼けすることがあるため、強い直射日光が当たる場合はレースカーテンなどで遮ると良いでしょう。春から秋は屋外で管理することもできます。品種によっては屋外でも冬越し可能ですが、凍結すると枯れてしまうことがあるため注意が必要です。

 

アロカシアは生育旺盛なため、小鉢・中鉢は毎年、大鉢は2年に1回は植え替えることがおすすめです。適期は5月から8月になります。小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものなど、腐植質で排水性が高い用土を準備しましょう。植え替えの際は元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。

 

肥料は春から秋にかけて定期的に施します。

 

基本的には緩効性肥料プロミック観葉植物用を2カ月に1回程度の頻度で施しましょう。夏場は速効性の液体肥料ハイポネックス原液を、1週間~10日に1回程度の頻度で併用するのもおすすめです。

 

水やりは土の表面が乾いてから行います。冬場は乾かし気味に管理しましょう。つねに土が湿っているような状態では根腐れすることがあります。ただし、葉水はこまめに与えることがおすすめです。葉の表裏に水をかけることで乾燥を防げると同時に、ホコリを落とすことができます。

 

年間を通してアブラムシなどの害虫が発生する可能性があるため、しっかりと対策しておきましょう。見つけ次第すぐに駆除することがポイントです。防除できる専用薬剤も活用しましょう。

 

アブラムシ退治には、肥料やりと害虫退治が同時にできるハイポネックス原液殺虫剤入りがおすすめです。

 

アロカシアを増やしたい場合は、挿し芽や株分けなどを行います。挿し芽の適期は6月~8月にかけてです。茎(根元のイモの部分)を切り取って1日ほど乾燥させ、挿し木用土に挿しておくと、順調にいけば1カ月ほどで発根します。子株ができている場合は、植え替えのついでに株分けすると良いでしょう。根のついた子株を取り分けて別々に植えつけます。

 

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.10「ドラセナ」

ドラセナ

美しい葉を観賞できるドラセナには、さまざまな種類があります。太い幹と白い縞の入った葉が特徴の「ドラセナ・マッサンゲアナ」は「幸福の木」とも呼ばれており、プレゼントとしても人気です。細長い葉をいくつも茂らせる「ドラセナ・コンシンネ」は「真実の木」とも呼ばれています。葉の縁が赤紫色になるものが代表的ですが、乳白色の斑を楽しめるものや、緑・赤・黄白色の混じった葉をつけるものなども。幹が柔らかいため、個性的な形に仕立ててあるものも販売されています。

 

また、サイズも豊富で、「ドラセナ・コンパクタ」のように小さく育てやすい品種もあります。葉の色やサイズなどを比較して、お好みのドラセナを探してみましょう。

 

ドラセナの栽培時のポイント

ドラセナを丈夫な株に育てるためには日光に当てることが大切です。ただし、強い日差しに当て続けると葉焼けすることもあるため気をつけましょう。窓から少し離す、レースカーテン越しの光を当てるなどの方法で対策するのがおすすめです。

 

耐寒性の弱い品種の場合、冬の置き場所にも気を配ります。日中は窓の近くで日光を当て、日が暮れてきたら窓際から遠ざけて、冷気が当たらないように管理すると良いでしょう。

 

生育期にあたる春から秋にかけては肥料を施します。

 

手軽に管理する場合は置肥タイプの緩効性肥料がおすすめです。

 

プロミック観葉植物用は、置くだけで約2カ月間肥料効果が持続あします。速効性の液体肥料で管理する場合は、ハイポネックス原液を、1週間~10日に1回程度で施肥します。

 

水の与えすぎは根腐れの原因になるため、土が乾いてから水やりするように気をつけましょう。冬は乾かし気味にします。土が乾いてから数日後に水をあげる程度で問題ありません。

 

剪定は5月~7月頃に行います。傷んでいる葉や枯れている葉、茂りすぎている葉などをカットしていきます。葉の一部だけが傷んでいる場合は、その部分だけ切り取り、きれいなところは残すことも可能です。

 

また、2年に1回程度は植え替えを行いましょう。そのままにしておくと根詰まりすることがあります。鉢の底から根が飛び出していた場合も、すみやかに植え替えることがおすすめです。植え替えの際は元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みます。

 

【観葉植物のおすすめ人気品種】No.11「エアプランツ」

エアプランツ

エアプランツは「ティランジア」「チランジア」とも呼ばれる着生植物です。非常に多くの種類があり、葉の色や花の形なども多彩です。鮮やかな花や紅葉などを楽しめる品種もあります。

 

基本的に土に植えることはないため、鉢を使わなくても育てられるのが大きな特徴となります。流木やコルク材などに着生させる方法や、吊り下げて飾る方法などがあり、さまざまなインテリアとの相性が良いことも魅力のひとつです。

 

エアプランツの栽培時のポイント

エアプランツは屋内でも屋外でも育てられます。ただ、外で管理していても、最低気温が10℃を下回る時期になったら室内に取り込んだほうが良いでしょう。

 

基本的には日の当たる場所で育てます。明るい場所で管理することで、花を咲かせやすくなるでしょう。ただし、日本の夏はエアプランツにとって厳しい季節となります。直射日光による葉焼けにも注意が必要です。気温が上がってきたら、明るく涼しい日陰に移してあげましょう。

 

日当たりはもちろん、風通しの良さも重要です。蒸れやすい環境では過湿になることがあります。空気がこもりやすい部屋で育てる場合は、サーキュレーターで風を循環させても良いでしょう。

 

エアプランツの水やりは霧吹きを使うと便利です。朝と夕方に1回ずつ水をあげましょう。屋外で育てる場合はほとんど水やりしなくても問題ありません。生育が停滞する真夏や真冬は水やりを控えめにしましょう。シャワーなどで水をあげる場合は、最後にひっくり返して水切りします。葉の間に水がたまっていると、腐敗の原因になることがあるためです。

 

エアプランツに植物用活力液を与えるのもおすすめです。適期は春と秋で、植物用活力液リキダス を1000倍程度に薄めて施します。

 

また、エアプランツを育てていると子株が出てくることがあります。増やしたい場合は株分けしましょう。なるべく子株が大きく育つまで待ってから株分けするのがポイントです。株分けせず、群生させてクランプとして楽しんでも良いでしょう。

 

 

おわりに

年間を通して緑の葉を観賞できる観葉植物。お手入れが大変なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、水やりなどのお世話が少なく済むものも多く見られます。丈夫で育てやすい品種を選べば、時間がとりにくい方でも気軽に栽培にチャレンジできるはず。お好みの樹形や葉の色などを持つ観葉植物を見つけたら、ぜひ栽培を始めてみましょう。

 

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