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【春のガーデニング】 初心者の方にもおすすめの花20選や季節の庭仕事のポイント

【春のガーデニング】 初心者の方にもおすすめの花20選や季節の庭仕事のポイント

多くの花が咲く春は、ガーデニングを楽しむ方にとってワクワクする季節です。
「今年の春こそはガーデニングを始めたい!」と思う園芸初心者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、春らしいガーデンをつくるポイントや、春のガーデニングでやっておきたい作業などを解説します。
また、春に咲く花のなかから、初心者にも育てやすいものを20種類ご紹介します。春にぴったりの花をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

春らしいガーデンをつくるポイント

春の雰囲気を存分に楽しめるガーデンをつくりたいときは、どういった部分に気をつけたら良いのでしょうか。まずは、ガーデニングで育てる植物を選ぶときに知っておきたいポイントをご紹介します。

春らしい花の選び方

春らしいガーデンをつくりたいときは、全体的にふんわりと優しげなトーンでまとめることがおすすめです。パステルカラーのように、淡く明るい色の花をつける品種を選んでみましょう。

また、ふわふわとした花びらも春の柔らかな雰囲気を出しやすくなります。花びらの形にもこだわって、お好みの品種を探してみましょう。

春のお庭・ベランダで育てる品種の選び方

ご自宅で育てる植物を選ぶ際は、お庭やベランダの環境に合うものを探すことが大切です。

植物によって、日なたを好むものや乾燥気味の土を好むものなど、性質が異なります。たとえば、日当たりがあまり良くないベランダで育てる場合は、耐陰性がある植物を選ぶと良いでしょう。

植物が育つのに必要なスペースを確保することも重要です。

栽培する場所の広さを見て、適したサイズに育つ植物を選びましょう。複数の植物を育てる場合、株が密集してしまうと風通しが悪くなり、病害虫の原因になることもあります。適度な株間を設けられるスペースを取りましょう。

また、一年草か多年草かも着目したいポイントです。

一年草の場合、開花後は株そのものが枯れてしまいます。種を採ったり挿し芽をしたりといった方法で増やし、翌シーズンに花を楽しむこともできます。

多年草は何シーズンも花を咲かせることが特徴です。何年も育てて株を大きくできることもあります。一年草と多年草、どちらの栽培を楽しみたいかで品種を選ぶのも良いでしょう。

ほかには、花をつける庭木を選ぶのもおすすめです。コンパクトに育つものであれば鉢植えにしてベランダでも育てられます。

寄せ植えの花を選ぶときのポイント

寄せ植え

春のガーデニングでは、色とりどりの花を育てることができます。さまざまな花を植えて、春らしい寄せ植えをつくりたいという方も多いのではないでしょうか。

寄せ植えの植物を選ぶときは、花の色や草丈、性質、開花時期などに注目するのがおすすめです。

花の色が多すぎると組み合わせの難易度が上がってしまうため、慣れないうちは2~3色でまとめると良いでしょう。

黄色とオレンジ色、赤色とピンク色など、同系統でまとめると統一感を出しやすくなります。暖色系や寒色系でまとめても良いでしょう。

白色やクリーム色などはどんな色とも合わせやすいため、幅広い寄せ植えで活躍します。

花によって草丈が異なりますが、手前の列には低いものを、中央の列には中間の背丈のものを、奥の列には高いものを植えることが基本です。枝が垂れ下がるタイプや横に広がっていくタイプなどもあるため、全体のバランスをイメージして植える位置を決めましょう。

管理のしやすさを考慮して、似た性質の植物を選んで植えることもポイントです。

たとえば、日なたを好むタイプの花と、強い直射日光を避けたほうが良いタイプの花を寄せ植えすると、置き場所選びが難しくなります。

また、開花時期が同じ頃の花を一緒に植えることで、花が咲いたらとても華やかな寄せ植えに仕上がります。

種や苗を買うときには、どの時期に咲くかもチェックしておきましょう。

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【春のガーデニング作業】新しい植物の種まき・植えつけ

種まき・植え付け

すでに開花している植物や、夏以降に花を咲かせる植物などは、春から栽培をスタートする場合があります。こちらでは、春から育てる植物の苗選びや、種まき・植えつけなどの基本のコツをご紹介します。

苗選び

春に咲く花を植えたい場合は、蕾がついた苗や開花している苗を選びましょう。

夏以降の開花を目標にする場合は、種や球根、幼苗を探します。

花苗を購入するときは、なるべく元気なものを選ぶことが大切です。

葉がしおれていないか、変色していないかを確かめてみましょう。虫食いの跡があるものも避けたほうが無難です。手に持って、根元がぐらぐらしないものであれば、しっかりと根が張っています。ただし、ポットがカチカチにかたくなってしまっている場合は、根詰まりしていることもあるため気をつけましょう。

また、いくら株が大きくても、間延びしてひょろひょろとしているものは避けたほうが良いでしょう。

小さくてもがっしりとしていて、元気の良い苗を選ぶことがコツです。苗を持ち帰ったらなるべく早めに植えつけてあげましょう。

土づくり

植物を植えつける際は、用土の準備をしっかりと済ませておきましょう。育てる品種によって好む土は異なりますが、基本的に「団粒構造」の土を目指すと良いとされています。

団粒構造の用土は、土の粒子が塊となって混ざり合っており、隙間に空気や水が含まれやすい点が特徴です。水はけ・水もちのどちらにも優れ、通気性も良く、植物が根を伸ばしやすいことが大きなメリットとなります。

植物にとって良い土をつくるためには、植えつけ予定地を丁寧に耕しておくことが大切です。

土壌改良材を混ぜて、ふかふかの土をつくりましょう。土壌改良材として使われることが多いのは、堆肥や腐葉土、パーライト、もみ殻燻炭などです。土が酸性に傾いていることも多いため、苦土石灰を混ぜてアルカリ性へ近づけることもあります。こうした土壌改良材だけでは栄養が足りないことがあるため、植えつけの際は元肥として肥料も加えましょう。

おすすめは、堆肥と肥料成分がひとつになった『土を豊かにする肥料』です。『土を豊かにする肥料』は肥料効果と同時に土の中の微生物の働きをうながします。

鉢やプランターなどで育てる場合は、市販されている草花用培養土などを使うことがおすすめです。元肥が配合されているものであれば、購入して袋から出し、そのまま使うことができます。

おすすめは『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』です。

『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』は、元肥として緩効性肥料マグァンプKを配合しプランター植え植物にそのまま使用できる最適な培養土です。

種まき

種まき

夏以降に開花する植物は、春のうちに種まきや球根の植えつけを行うケースが多くなります。育てたい品種を見つけて、栽培をスタートしましょう。

種から育てる場合、トレーやポットなどに種まきして、ある程度の大きさになってから鉢や花壇などへ植えつける方法があります。植物によっては植え替えを嫌うため、最初から花壇などに直接まいたほうが良い場合もあります。

種まきの方法には、点まき・ばらまき・すじまきなどの種類があります。点まきは、1カ所に1粒~数粒の種をまく方法です。株同士の間隔をあけやすいため、大きく育つ植物にも適しています。

ばらまきは、土に種をばらまく方法となります。発芽のときに光が必要な種でよく用いられるやり方です。

すじまきは、まっすぐ掘った溝の中に種をまいていく方法です。植物をきれいに並べて育てたいときに向いています。

育苗

苗が小さなうちは、気温や天候の影響を受けやすい状態となります。とくに、春の育苗で気をつけたいのが遅霜です。春のはじめは「寒の戻り」でいきなり寒くなり、霜が降りてしまう可能性があります。天気予報をしっかりとチェックしておき、必要であれば苗を保温しましょう。

代表的な方法は、苗に寒冷紗や不織布などをかけることです。トンネルをつくって覆っても良いですが、苗を植えた場所に直接かける「ベタがけ」も可能です。株元を敷き藁などで覆うのも効果があります。この方法なら、乾燥や雨天時の泥はねなどを防ぐこともできます。

植えつけ

購入した苗や種から育てた苗は、適期が来たらプランターなどに植えつけます。根鉢よりも一回りほど大きな穴を掘って、苗を植えてあげましょう。ポットから苗を取り出す際は、根を傷つけないように慎重に作業することが大切です。

植えつけが終わったら植物用活力液『リキダス』を1,000倍に希釈して鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと水をあげると根の活着を促進します。

【春のガーデニング作業】栽培中の植物のお手入れ

植物のお手入れ

春になる前から育てていた植物は、暖かくなってきたらどのような管理が必要になるのでしょうか。こちらでは、栽培中の植物の春のお手入れについてご紹介します。

花がら摘み

育てている品種によっては、ひとつの株にいくつもの花がつくことがあります。咲き終わった花がある場合は花がら摘みを行いましょう。そのままにしておくと種をつくり始めて、次の花を咲かせるエネルギーがなくなってしまいます。

花がら摘みの際は、花びらの部分だけではなく、花茎ごと切り取ることがコツです。葉の上や地面などに落ちた花がらも回収しておきます。放置すると病害虫の原因になる可能性があるためです。

 

剪定

早春に開花が終わった花木などは、開花後の剪定が必要な場合があります。ほかにも、初夏以降に新芽がつく木は、春のうちに剪定を済ませるケースがあります。古くなった枝や混雑した部分の枝などを切って、風通しを良くしましょう。

植え替え

植物の品種によっては、春に植え替え適期を迎えるものがあります。鉢植えの植物をそのまま育てていると根詰まりしてしまうことがあるため、定期的に植え替えましょう。

植え替え時には新しい用土を準備しておきます。株を大きくしたい場合は一回り大きな鉢に植えてあげましょう。同じサイズの鉢を使いたい場合は根を整理することがおすすめです。根鉢を半分ほど崩し、長く伸びた根は切り詰めましょう。

 

株分け

長く育てていた宿根草などは、植え替えのついでに株分けを行える場合があります。何年も植え替えないままでいると土の中が混雑してしまうこともあるため、タイミングを見計らって株分けを行いましょう。

肥料

春に開花を迎える植物のなかには、花が咲く前に肥料を与えることで、よりきれいに咲いてくれるものがあります。開花前に施肥が必要かどうかを調べ、必要に応じて肥料を施しましょう。

また、多年草や花木などは、開花後に「お礼肥」と呼ばれる追肥を行うことで、次のシーズンの開花に向けてのエネルギーを与えることができます。

追肥には『ハイポネックス原液』がおすすめです。『ハイポネックス原液』は、いろいろな植物に使用でき、植物の健全な生育に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合しています。

水やり

植物の水やり頻度や量は、季節によっても変わることが基本です。たとえば、春にぐんぐん生長する植物の場合は、水切れしないようにしっかりと水やりを行います。

反対に、開花が終わって休眠期に入る植物は、徐々に水やりの頻度を減らして乾かし気味にしていくこともあります。植物の性質に応じて、水の与え方も変えていきましょう。

春のガーデニングにぴったりのおすすめ一年草

ここからは、春に開花する植物から、初心者にも育てやすいものを選んでご紹介します。まずはおすすめの一年草を6種類ピックアップし、花の特徴や種まき・植えつけ時期、開花時期などをお伝えします。

ちなみに、種まきなどの適期は地域によって変わります。ご紹介する適期の情報は関東地方以西を基準としていますが、あくまでも参考程度にご覧ください。

マリーゴールド

マリーゴールド

マリーゴールドは開花期間が長く、お手入れの手間がかかりにくい植物です。花の色は黄色やオレンジ色など、明るいカラーが揃っています。

代表的な種類は「フレンチ・マリーゴールド」や「アフリカン・マリーゴールド」などです。

多くは一年草ですが、宿根草の品種もあります。開花期間が長いため、適切にお手入れしていけば春以降も花を楽しめるでしょう。品種によっては夏の暑い時期でも花を咲かせてくれます。

種まき時期:3月~5月

植えつけ時期:4月~6月

開花時期:4月~12月

マリーゴールドは日光がよく当たり、水はけの良い場所を好みます。地植えする場合は乾燥した日が続いたときのみ水やりしましょう。鉢植えの場合は水切れしやすいため、土が乾いたらたくさん水を与えます。

開花中は続々と花がつくため、花がら摘みを行いましょう。

夏になって花が咲きにくくなってきたら、半分程度に切り戻すことがおすすめです。秋に再びたくさんの花を咲かせるようになるでしょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘54:マリーゴールドの育て方|どんな野菜と一緒に育てたらいい?水やりや肥料など日々の管理や、剪定や切り戻しなどもご紹介

ロベリア

ロベリア

ロベリアには一年草タイプや宿根草タイプがありますが、日本では主に一年草の品種が育てられています。

花の色は青色や白色、紫色、赤色、ピンク色など。代表的な品種はロベリア・エリヌスで、園芸品種が広く育てられています。ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)と呼ばれることもあり、文字通り瑠璃色のチョウのような花をつけることが特徴です。

種まき時期:9月~10月

植えつけ時期:3月~4月(一年草タイプ)

開花時期:3月~6月(一年草タイプ)

ロベリアは日当たりの良い場所へ植えつけます。過湿を嫌うため、水をあげすぎないように気をつけましょう。

基本的に用土が乾いてからたっぷりと水をあげます。一年草タイプは暑さにも寒さにも弱く、夏が来ると枯れるのが一般的です。ただ、適切に管理すれば夏越しさせることも可能です。

梅雨の時期に切り戻し、風通しの良い半日陰程度の場所で管理しましょう。うまくいけば秋にもう一度、花を咲かせます。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘177 :ロベリアの育て方|摘心や花がら摘みを行うタイミングは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

ネモフィラ

ネモフィラ

春の青空にも似たブルーの花を咲かせるネモフィラ。草丈は10cmから20cmと低めですが、こんもりと育つため少ない数を植えるだけでもボリュームがあります。たくさん植えてグラウンドカバーにすることも可能です。

種まき時期:9月~11月

植えつけ時期:2月~4月

開花時期:4月~5月

ネモフィラは種からでも育てられますが、ポット苗の販売が多いため、苗から育てるのもおすすめです。なるべく日当たりが良い場所に植えつけましょう。-5℃を下回ると枯れてしまう可能性もあるため、冬の育苗中は保温して対策します。

暖かくなってきたらアブラムシに注意しましょう。見つけたらすぐに駆除しておくことが重要です。アブラムシを見つけたらアブラムシ退治と肥料やりが同時にできる『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。

開花期間中は次々と花を咲かせてくれます。こまめに除草して風通しの良い状態を保ちましょう。傷んだ葉や枯れ葉なども取り除きます。花が終わったら種を採ることも可能です。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘88:ネモフィラの育て方|種からでも気軽に育てられる!水やりや肥料の与え方などもご紹

花かんざし

花かんざし

花かんざしはオーストラリア原産の植物です。「花かんざし」は流通名で、学名は「ローダンテ・アンテモイデス」となります。薄い紙のような質感の花びらが大きな特徴です。花びらの色は白色ですが、蕾のときは赤紫色をしています。開花が始まったらひとつの株に次々と花が咲き、長く観賞できるのも魅力です。

植えつけ時期:1月~4月

開花時期:3月~5月

花かんざしは日当たりが良く、乾燥した環境を好みます。用土は排水性の高い山野草用培養土がおすすめです。湿気が多いと腐ってしまうことがあるため、風通しの良い状態を保ちましょう。

開花期間中、咲き終わった花を見つけたらその都度摘み取っておきます。花後には基本的に種がつかないため、挿し芽で増やします。3月~5月に挿し芽をして苗をつくっておき、秋に定植しましょう。

ルピナス

ルピナス

ノボリフジ(昇り藤)の和名もあるルピナス。和名の通り、天へ向かってフジの花が伸びているような姿が特徴です。寒冷地では夏越し可能な多年草品種もありますが、基本的には一年草として栽培します。

花の色は赤色やピンク色、黄色、オレンジ色、紫色、白色などさまざまです。草丈は20cm程度の品種もあれば、1mを超える大型の品種もあります。

種まき時期:9月~10月

植えつけ時期:3月、10月~11月

開花時期:4月~6月

ルピナスは酸性の土を苦手とします。植えつけ前に苦土石灰を加えておくと良いでしょう。連作障害を防ぐため、マメ科の植物を育てた場所は避けて植えつけることも大切です。

過湿を嫌いますが、水切れすると葉が黒ずんで落ちてしまうことがあります。完全に乾いてしまわないよう、土の表面が乾いたら水やりしましょう。

花穂についた花がほぼ咲き終わったら花茎ごとカットします。うまくいけば切ったところから脇芽が伸び、二番花を楽しめるでしょう。

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☘195:【Q&A】ルピナスの育て方|2回花を咲かせるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

ストック

ストック

ストックは香りが良く、ふわふわとした花をたくさん咲かせます。冬から春にかけて開花時期を迎え、白色やピンク色、紫色などの花を咲かせます。ただ、寒い時期には生育が停滞しやすいため、実際は秋や春にたくさん開花することが特徴です。

種まき時期:8月~9月

植えつけ時期:9月~10月

開花時期:11月~4月

ストックは種から気軽に育てられます。順調にいけば種まきから3~4日で発芽しますが、芽が出るまでは日よけをしておきましょう。育苗ポットに種まきしていた場合は、花がいくつか咲き始めた頃にプランターなどへ植えつけます。

アブラムシが発生しやすいため、発見したらすぐに駆除しておきましょう。薬剤を活用して防除します。『虫を予防するマグァンプD』は肥料やり+害虫の予防・退治が同時にできるのでおすすめです。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘151:ストックの育て方|基本的な育て方が知りたい!水やりや肥料など日々の管理をご紹介

春のガーデニングにぴったりのおすすめ多年草・宿根草

多年草のなかでも、花後に茎や葉を枯らし、根や球根のみの状態で休眠した後、再び目を出す植物を宿根草と呼びます。こちらでは、春のガーデニングでおすすめの多年草・宿根草をご紹介します。

アネモネ

アネモネ

キンポウゲ科のアネモネは、赤色や白色、紫色、ピンク色などの美しい花を咲かせます。鮮やかな色のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、現在は淡い色の品種も次々と登場しています。

栽培の手間がかかりにくく、球根を何年か植えっぱなしにしても元気に育てられるのもメリットです。

球根の植えつけ時期:10月~12月

開花時期:2月~5月

アネモネは発芽後から地上部が枯れるまでは日の当たる場所で管理します。球根だけの状態になったら雨と日光を避けられる場所に移しましょう。地植えする場合は日当たりと排水性の良い場所に植えつけます。

アブラムシやうどんこ病などの病害虫が発生することがあるため注意しましょう。

また、アネモネは肥料が不足すると花がつきにくくなります。10月~3月の間、1週間~10日に1回の頻度で液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます

球根を充実させるため、晩春までには施肥をストップすることがポイントです。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘127:アネモネの育て方|きれいな花を咲かせるには?水やりや肥料など日々の管理もご紹介

チューリップ

チューリップ

春の花といえばチューリップを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。世界各地で人気が高く、現在に至るまで数千もの品種がつくられてきたといわれています。カップのようなシンプルな形が有名ですが、

フリンジ咲きや八重咲きなど、さまざまな咲き方の品種が存在します。花の色も大変豊富なため、お気に入りのものを探して育ててみましょう。

球根の植えつけ時期:10月~12月

開花時期:3月~5月

チューリップは日当たりと水はけの良い場所に植えつけます。連作障害の可能性があるため、以前チューリップを植えた場所は避けたほうが無難です。

アブラムシが発生しやすいため、薬剤なども使って防除しましょう。おすすめは、アブラムシ退治と肥料やりが同時にできる『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。

花が終わったら、散ってしまう前に花首をカットしておきます。その後、地上部が枯れるまでは水を与え続けましょう。次の年も同じ株を育てたい場合は球根を掘り上げて保存します。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘01:チューリップの育て方|球根の植え方や肥料のコツなどご紹介”ガーデニングのお悩み解決!植物の育て方

ゼラニウム

ゼラニウム

みずみずしい茎や葉と、鮮やかな花が特徴のゼラニウム。一季咲きの品種や四季咲きの品種などがあります。四季咲き品種の場合は、環境さえ合えばほぼ一年中開花させることも可能です。

植えつけ時期:3月~6月、8月~9月

開花時期:3月~12月

ゼラニウムは日当たりが良く、蒸れにくい場所へ植えつけます。雨が直接当たると傷んでしまうことがあるため、梅雨の時期などは鉢を移して雨を避けましょう。

地植えする場合は、梅雨頃には株を切り戻すことで対策します。基本的に、土の表面が乾いたら水やりを行います。冬場は水やり頻度を減らし、乾かし気味にしましょう。

開花時期に肥料が多すぎると花茎が軟弱になることがあるため、追肥にはじっくりと長く効く緩効性肥料を施します。

おすすめはバラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続する『プランティア花と野菜と果実の肥料』です。

花が咲き終わったら順次摘み取っていきましょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘55:ゼラニウムの育て方|植えつけの注意点、水やりや肥料など日々の管理や、切り戻しや花がら摘みなどもご紹介

ラナンキュラス

ラナンキュラス

アネモネと同じキンポウゲ科のラナンキュラスは、ふわりとした花びらがいくつも重なった姿が特徴です。花の色は多彩で、寄せ植えのときにも好みのカラーを選びやすいのがメリットのひとつ。華やかで可憐な花は、切り花としても人気です。

球根の植えつけ時期:10月~12月

開花時期:3月~5月

日当たりが良く、冬の北風を避けられる場所へ植えつけましょう。寒い時期は霜に注意が必要です。開花後は花に雨が当たらないよう、軒下に移したり雨除けをつくったりすると良いでしょう。

植えつけの際は元肥として緩効性肥料『マグァンプK中粒』 を土に混ぜ込みます。その後は緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を追肥します。

ただし、3月末までには肥料をストップしましょう。花後は地上部が枯れ、球根のみの状態になります。植えっぱなしでも問題ありませんが、雨が続く時期は腐らないように注意が必要です。地植えの場合は球根を掘り上げたほうが管理しやすいでしょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘65:ラナンキュラスの育て方|球根から育てるコツ、日々の管理や肥料の与え方、球根の掘り上げ方もご紹介

クレマチス

クレマチス

クレマチスは「つる性植物の女王」と呼ばれており、ガーデニングの定番ともいえる存在です。春咲き・夏咲き・冬咲き・四季咲きなど、品種によって開花時期もさまざまです。

春咲き品種なら、早春から花の観賞を楽しむことができます。幅広い色や形の花があるため、お気に入りの品種を選んで栽培しましょう。

植えつけ時期:12月~2月

開花時期:3月~5月(春咲き)

基本的に真夏以外であれば植えつけは可能ですが、もっとも適しているのは休眠期にあたる12月~2月です。半日以上は日が当たる場所へ植えつけましょう。

移植を嫌うため、植えつけ場所はしっかりと考えておくことが大切です。開花時期にはたくさんの花を咲かせます。開花が終わったものは、種ができる前に花首ごとカットしましょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘53:クレマチスの育て方|上手に花を咲かせるには?植えつけの注意や、水やり、肥料の与え方などもご紹介

ナデシコ

ナデシコ

コンパクトな株に可愛らしい花をつけるナデシコ。日本に自生するカワラナデシコは秋の七草に数えられます。ほかにも、世界各地に分布しており、ヨーロッパやアメリカ、アジアなどの各地にさまざまな品種が自生しています。品種によって違いはあるものの、基本は耐暑性が強いことが特徴です。

四季咲き品種であれば、ほぼ一年を通して観賞できるケースもあります。

種まき時期:3月~4月、9月~10月

植えつけ時期:3月~5月、9月~10月

開花時期:4月~8月

風通しと日当たりの良い場所に植えつけます。乾燥に強いため、傾斜地や砂利が混じる場所などでも栽培可能です。反対に多湿を嫌うため、蒸れや水のあげすぎに注意しましょう。

真夏と真冬以外は2~3カ月に1回の頻度で緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』を施します。

梅雨の前には切り戻して風通しを良くしておきましょう。根をよく張るため、鉢植えの場合は毎年植え替えることがおすすめです。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘202:【Q&A】ナデシコの育て方|きれいな花を咲かせる方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

フランネルフラワー

フランネルフラワー

フランネルフラワーはオーストラリア原産のセリ科の植物で、ごく細い毛で覆われていることが特徴です。手触りがフランネルに似ていることからこの名前がついたとされます。花の色は白色やクリーム色で、花びらの先端が薄い緑色をしています。

一味違ったガーデンをつくりたいときは、ぜひフランネルフラワーを育ててみることがおすすめです。

種まき時期:5月

植えつけ時期:4月~5月、9月~10月

開花時期:4月~6月、9月~12月

フランネルフラワーは春と秋に開花を迎えます。日当たりが良く、雨が直接かからない場所へ植えましょう。酸性の土壌を好むため、苦土石灰は加えずに土づくりをします。

根が細いため、カラカラに乾燥させると枯れてしまう可能性があります。土の表面が乾いたら、すぐに水をあげましょう。耐暑性・耐寒性はどちらもそれほど強くありません。夏場は涼しい半日陰に、冬場は室内に移動して管理しましょう。

シバザクラ

芝桜

芝のように地面に広がり、グラウンドカバーにもなるシバザクラ(芝桜)。ピンク色や紫色、白色、青色などの花を咲かせます。丈夫な性質で、石垣の上などにも植えつけ可能です。常緑のため、花がない時期も緑の葉を楽しむことができます。

植えつけ時期:3月~6月、9月~11月

開花時期:4月~5月

シバザクラは種ができにくいため、苗から育てることが一般的です。日当たりと水はけの良い場所へ植えつけましょう。市販の培養土を使う場合も、川砂などを1割ほど混ぜて排水性を高めることがおすすめです。

横に広がって育つため、株間は20cm~30cmはあけておきましょう。過湿を嫌うため、土が乾いてから水やりをすることが大切です。花が終わったら、茶色くなった花がらを切り落としておきます。梅雨までに刈り込んでおき、蒸れを防ぎましょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘37::芝桜の育て方|どんな土に植えつければよいの?目土(めつち)って何?剪定方法や日々の管理もご紹介

シャクヤク

シャクヤク

シャクヤクは大ぶりの豪華な花を咲かせるボタン科の植物です。一重咲きのようにシンプルな形が多い「和シャクヤク」や、バラ咲きや手まり咲きなどが多い「洋シャクヤク」などに分けられます。咲き方や花の色が豊富なため、ぜひお好みのものを見つけて栽培してみましょう。

植えつけ時期:9月~10月

開花時期:5月~6月

シャクヤクは日当たりが良く、排水性の高い場所で元気に育ちます。移植を嫌うため、地植えする場合はなるべく移動の必要がない場所を選んで植えましょう。

肥料が切れると花が咲きにくくなるため、早春には芽出し肥として緩効性肥料を与えます。花後にはお礼肥を与え、秋に花芽ができる頃にも追肥を行いましょう。おすすめは、バラまくだけで肥料効果が約2~3カ月間持続する緩効性肥料『プランティア花と野菜と果実の肥料』です。

茎1本につき複数の蕾がつきますが、そのままでは花が小さく育ってしまいます。先端の蕾を残し、残りは摘み取りましょう。鉢植えにする場合は2~3年に1回程度は植え替えます。開花が終わったらすぐに花がらを切り落としましょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘69:シャクヤクの育て方|きれいな花を咲かせるには?植えつけの方法や日々の管理、摘心や摘蕾などもご紹介

春のガーデニングにぴったりのおすすめ花木

花木は育てるのが難しいというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ただ、管理の手間がかかりにくく、育てやすい品種もたくさんあります。こちらでは、春のガーデニングにおすすめの花木をご紹介します。

ツツジ

ツツジ

ツツジは日本や中国などのアジア東部が原産とされている低木です。生け垣で使われていることも多く、さまざまな場所で見かけられます。日本の気候に合うため管理しやすく、育てやすい点も大きな魅力です。花の色はピンク色や白色、赤色、紫色など。色の違う株を複数植えるのもおすすめです。

植えつけ時期:3月~6月(開花中は除く)、9月~10月

開花時期:4月~5月

ツツジは日陰で育てると花が咲きにくくなるため、日なたや半日陰へ植えつけましょう。根が細く乾燥に弱いため、土が乾いたら水をたっぷりと与えます。花が咲き終わったらお礼肥を施しましょう。

ほかには、9月上旬や1月頃にも肥料を与えます。花芽は夏頃につくられるため、花後から6月上旬頃までに剪定を済ませましょう。また、鉢植えにする場合は根詰まりしないように2年に1回ほどは植え替えます。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘45:ツツジの育て方|苗の植えつけ方や日々の管理、水やりや肥料の与え方などご紹介

シャクナゲ

シャクナゲ

美しく豪華な花を房状につけるシャクナゲは、世界中で人気の花木です。花の色には白色やピンク色、赤色、オレンジ色、黄色、紫色などがあります。育てやすい園芸品種も登場しているため、ぜひお好みのものを探して栽培を始めましょう。

植えつけ時期:3月~5月、9月~10月

開花時期:4月~5月

シャクナゲを春に植えつける場合は、芽が伸びる前に済ませることがおすすめです。冬場は日なたで管理し、暖かい時期は西日を避けられる半日陰で管理すると良いでしょう。

乾燥に弱いため、土がカラカラに乾ききってしまわないように注意します。乾きやすい夏の時期は葉水も与えましょう。花が咲き終わったらすぐに花がら摘みを行い、結実を防ぎます。鉢植えの場合は2年に1回程度の頻度で植え替えてあげましょう。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘196:【Q&A】 シャクナゲの育て方|2回花を咲かせるコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリは花の色が変化することが特徴の低木です。最初は紫色だった花が、徐々に白色に変化します。開花のピーク時には、紫色と白色の花がいくつも咲いて見ごたえがあります。

ジャスミンのような甘い香りを放つことも特徴です。ただし、モクセイ科のジャスミンの仲間ではなく、ナス科の植物となります。

植えつけ時期:4月~6月

開花時期:4月~7月

ニオイバンマツリは日当たりの良い場所を好みますが、夏の強い日差しがなるべく当たらないところが適しています。耐寒性はやや弱いため、冬の北風が避けられる場所で冬越しさせましょう。

開花期間はとくに水切れしやすいため、土が乾いていないか毎日チェックすることがおすすめです。春から秋にかけて、緩効性肥料を置き肥しましょう。

エニシダ

エニシダ

マメ科エニシダ属の低木であるエニシダは、アジアやヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島などが原産です。細い枝に小さな葉をたくさんつけ、開花時期が来ると可憐な花を枝中に咲かせます。

黄色い花の品種が一般的ですが、黄色に赤色が混じる品種や、白い花を咲かせる品種などもあります。

植えつけ時期:3月~4月

開花時期:5月~6月

エニシダは日当たりと水はけの良い場所へ植えつけます。以前エニシダを栽培していた場合は、連作障害を防ぐために違う場所へ植えることがおすすめです。

植えつけから2年ほどは、土の表面が乾いたら水をあげるようにしましょう。地植えの場合、2年以上経ったら水やりは行わず、降雨に任せて問題ありません。乾燥が続いたら水やりしましょう。

こまめな剪定は必要ありませんが、枝が増えて込み合ってきたら間引いていきます。適期は花が終わる頃です。

動画わかりやすく解説します_植物の育て方PlantiaQ&A

☘:236 【Q&A】エニシダの育て方|どんな場所で育てたらよいの?水やりや肥料、増やし方もご紹介

ドウダンツツジ

ドウダンツツジ

ドウダンツツジは小さな壺のような形の花をたくさん咲かせます。花の季節には、鈴なりの白い花を堪能できるのが魅力です。緑の葉や枝姿も美しく、切り花としても人気を集めています。

秋には紅葉を観賞することもでき、季節の移ろいを感じたい方におすすめです。

植えつけ時期:3月~4月、11月~1月

開花時期:4月~5月

ドウダンツツジは日当たりの良い場所へ植えましょう。日陰では花が咲きにくくなるうえ、紅葉もきれいに出にくくなります。

夏の乾燥しやすい時期は、土が乾いたら水をあげましょう。ただし、冬の落葉期に入ったら水やりは控えめにします。鉢植えの場合は約2年に1回で植え替えましょう。

剪定は花後の5月~6月が適期です。古い枝や伸びすぎた枝などを切って整えましょう。

おわりに

春はさまざまな花の開花を堪能できる、ガーデナーにとって嬉しい季節です。ご紹介した栽培のポイントなども参考に、お好きな花を育てていきましょう。植物を育てる際は、品種の特徴に合わせたお手入れをすることが重要です。それぞれに合った管理を行いながら、春のガーデニングを目いっぱい楽しみましょう。

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