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【観葉植物】クロトンの育て方| 失敗しない育て方や季節ごとのポイントについてご紹介します!

【観葉植物】クロトンの育て方| 失敗しない育て方や季節ごとのポイントについてご紹介します!
目次
クロトン

クロトンは、独特の葉が主役の観葉植物です。鮮やかなグリーン色をした葉に、ライトグリーンや赤色の模様が映える、コントラストが美しい植物です。

 

品種により模様の入り方や葉の形状、カラーリングが異なるため、同じクロトンでも違った印象を与えてくれます。インテリアやお庭のアクセントにもなる存在感があるため、ワンポイントにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

クロトンの失敗しない育て方や、季節ごとのポイントについてご紹介します。

クロトンとは

クロトン

クロトンは、鮮やかな葉が特徴のトロピカルなイメージを与える観葉植物です。ミニサイズから大きなサイズまで栽培を楽しめます、クロトンを詳しくご紹介します。

クロトンの概要

クロトンは、トウダイグサ科クロトンノキ属(コディアエウム属)の植物です。学名は「Codiaeum variegatum(コディアエウム・バリエガツム)」といい、クロトン(Croton)は英名です。「クロトンノキ」という和名や、「変葉木(ヘンヨウボク)」といった流通名など、さまざまな呼び方があります。

 

変葉木の由来は、突然変異しやすい植物であることに由来しており、1種類から多くの品種が誕生しており、さまざまな園芸品種があります。

 

クロトンの原産地は、マレー半島や太平洋諸島、インド東部などで、アジアやオセアニア地方に分布しています。

クロトンの特徴

クロトンは葉に葉脈のような模様が入り、濃いグリーンやライトグリーン、赤・紫・黄色などが混じった色彩豊かな葉が特徴的な植物です。葉の形状も広葉のタイプや、細い葉、らせん状のタイプなど品種により異なります。しかし生き生きした葉とそのコントラストの美しさは、クロトンのどの品種にも共通しており、南国のエキゾチックな印象を与える観葉植物です。

クロトンの歴史

クロトンの歴史は古く、日本には江戸時代に伝来したといわれています。日本でも品種改良などが行われ、多くの品種が誕生しました。

クロトンは沖縄ではポピュラーな観葉植物

クロトンは、沖縄でとてもポピュラーな観葉植物です。クロトンは暖かい地域が原産のため、暑さに強く寒さに弱い植物です。そのため日本のほとんどの地域では、室内で冬越しさせる必要がありますが、沖縄の気候であれば、屋外でも冬越しも可能です。そのため沖縄では家の庭や、街路樹などでよく植栽されています。

クロトンは贈り物としても最適

クロトンはたくさんの葉が上へと伸びていくため、成長や発展を連想させる縁起のよい観葉植物だといわれています。プレゼントする相手をイメージしたものを選んだり、好みのものを選んだり、多くの品種の中からどれを選ぶかも楽しい一時です。メッセージにその意味を込めて贈ると、より一層喜んでくれるかもしれません。

クロトンの花

クロトンの開花時期は、7〜8月頃です。50cmほどのサイズの株であれば、花火が開いたときのような形状の、小さい白い花を咲かせます。クロトンは1本の木に雄花と雌花が咲く、雌雄同株(しゆうどうかぶ)の植物です。雄花と雌花はどちらも形状が異なりますが、とても小さくあまり目立ちません。50cm以上の大きな株の場合は、開花時期にはよく観察してみましょう。

クロトンの花言葉

クロトンの花言葉には、「妖艶」や「艶っぽい」があります。クロトンの花自体は目立たないため、これらの花言葉は葉をイメージしてつけられています。クロトンの葉が与えるエキゾチックな印象から、妖艶や艶っぽいといった言葉がぴったり当てはまります。

クロトンの育て方のポイント

クロトンの育て方のポイント

クロトンの育て方のポイントについてご紹介します。

クロトンの日当たり

クロトンは夏場を除いてしっかりと日光を当てることで、色鮮やかな葉色になります。日照不足だとせっかくの葉色が色褪せてしまうため、葉の美しい色彩を出すために日当たりには注意してください。

クロトンの最適な気温

クロトンを育てるときは、最低気温を10℃以上にキープします。耐暑性は十分にある一方で、耐寒性には弱い植物です。冬の寒さには耐えられないため、室内に取り込みましょう。

クロトンの水やり

クロトンの水やりは、土の表面が乾燥し始めたら水やりします。気温が低くなるシーズンは、土の表面が乾いてから2〜3日経ってから水やりします。水やりを減らす一方で、鮮やかな葉色をキープするためには、乾燥を防ぎ葉水するのがポイントです。

クロトンの肥料

クロトンには、緩効性の固形肥料や速効性の液体肥料を施します。観葉植物の管理には、土の上に置くだけで、安定した肥料効果が約1ヵ月持続する『BotaNice ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料』がおすすめです。

生育期には液体肥料『ハイポネックス原液』を1週間~10日に1回程度の頻度であたえるを与えることでより丈夫な株に生長します。

クロトンの栽培スケジュール

クロトンの栽培スケジュールです。地域によって多少変化します。

  • 生育期:5〜8月
  • 植えつけ時期:5~8月
  • 植え替え時期:5~7月
  • 剪定:5~8月
  • 肥料:5~9月
  • 開花:7~8月

クロトンの葉の形状

クロトンの葉の形状

クロトンの葉は色彩や模様が特徴的ですが、葉の形状にも違いがあります。クロトンの葉の形状により、いくつかの種類に分類できます。

広葉系

広葉系は、クロトンのもっとも多い葉の系統で、葉に幅があります。美しい色彩の品種が多いことが特徴です。「アケボノ」や「サマー・プリンス」などの品種があります。

細葉系

細葉系は、葉が細い形をしているのが特徴です。全体のフォルムには繊細さを感じますが、やはり葉の色彩や模様はエキゾチックな印象を与えます。「オウゴンリュウセイ(ゴールド・スター)」が細葉系の代表品種です。

鉾葉系

鉾葉系は、鉾(ほこ)のような形をした葉の系統です。葉先は細長く、葉元のほうは膨らんでいます。「ハーベストムーン」「エクセレント」などの品種があります。

ラセン系

ラセン系は、葉がらせん階段のようにねじれた形状が特徴です。ラセン系の代表品種には、「キンセンコウ」があります。

飛び葉系

飛び葉系は、葉が空中に浮いているように見える珍しい品種です。葉の先から細い糸のようなものがぶら下がり、その先に葉が生えているため浮いているように見えるユニークな品種です。

クロトンの品種

クロトンの品種

クロトンは多くの品種があるため、葉の色味や模様、形状などを見てお好みのものを選びましょう。インテリアに合わせて選ぶのも楽しみのひとつです。

アケボノ(広葉系)

アケボノはクロトンの中でも歴史が古く、戦前に日本で生まれた品種です。広がった葉とグリーンの葉にライトグリーンや赤い模様が入っており、クロトンの代表格となる品種です。

サマー・プリンス(広葉系)

サマー・プリンスも広葉系のクロトンです。アケボノと同じく色彩の美しい品種ですが色味や模様が異なり、黄色の葉や斑点模様が特徴です。

オウゴンリュウセイ(ゴールド・スター)(細葉系)

オウゴンリュウセイ(ゴールド・スター)は、細い緑色の葉に黄色の模様が入った品種です。全体的に明るい印象をあたえてくれます。

キンセンコウ(ラセン系)

キンセンコウは、ラセン系のクロトンです。一枚の葉が細長く、くるくると回転したような形状で生長します。全体のフォルムはまるで、海藻が海のなかで揺らめいているような、独特の葉が特徴です。

ハーベストムーン(鉾葉系)

ハーベストムーンは、鉾葉系であるため1枚1枚の葉に存在感があります。カラーリングも、緑色の葉に、縁や葉脈の部分が赤や白に染まっており、形状と模様どちらも楽しめるクロトンです。

クロトンの最適な日当たり

クロトンの最適な日当たり

クロトンは日当たりがよい場所が最適で、耐陰性には弱いです。クロトンの美しい葉色のためには日光が欠かせません。夏場の直射日光を除いて、しっかりと日光を当ててあげるのがポイントです。

春・夏シーズン

真夏の直射日光を除いて、十分に日が当たるようにします。室内であれば直射日光の防止に、レースカーテンを引いた日当たりがよいでしょう。

秋・冬シーズン

クロトンは寒さに弱いため、最低10℃をキープできる場所で日光が十分に当たるようにします。

クロトンの最適な置き場所

クロトンに十分な日光を当てるために、日中にしっかりと日差しが入る窓辺が最適な置き場所です。屋外だと十分な日差しがありますが、夏場は直射日光を避け、冬場は寒さ対策のために室内に取り込む必要があります。あまりに移動の頻度が多く、環境が変化するとクロトンの生長の妨げにもなります。日光が十分に入る窓越しで管理し、夏場はレースカーテンなどで対策するといった管理が安心できます。

温かい地域の場合

日本でも沖縄など温かい地域の場合は、屋外に地植えで育てても冬越しが可能です。直射日光の予防に寒冷紗などを用いましょう。

エアコンの風には気をつける

室内で育てる場合は、エアコンの風が直接当たらない場所に置きます。暖房の風で葉が乾燥してしまい、健康な生育を妨げます。

クロトンの最適な気温

クロトン栽培では、最低気温10℃以上をキープする必要があります。マレー半島など暖かい地域が原産であるため、日本の環境では季節の変わり目にはとくに注意が必要です。

春・夏シーズン

クロトンは耐暑性があるため、暑さは得意です。しかし真夏の直射日光には気をつけましょう。

秋・冬シーズン

クロトンは耐寒性に弱いため、最低気温10℃以上をキープする必要があります。10℃を下回る環境に置いたままにすると、葉が枯れ落ちていく可能性があります。秋頃になると日中は暖かくても、朝晩は冷え込んできます。気づかないうちに10℃近くまで下がることも考えられるため、屋外で育てている場合には、15℃くらいを目安に室内に取り込むようにしておくと安心です。

 

また日当たりのために窓辺に置く場合には、夜間は外気温とあまり変わらない気温になります。夜間は冷え込まないような場所に移動させておきます。あまりにも急な寒暖差は、観葉植物の生育にとって悪影響を与えるため注意しましょう。

クロトンの最適な水やり

クロトンの水やりでは、乾燥する冬場は葉水がポイントです。詳しくご紹介します。

春・夏シーズン

クロトンの水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと、鉢底から水が流れ出てくるまで与えるのが目安です。暖かいシーズンは、土が乾燥しないように水やりします。

 

鉢の受け皿に溜まった水は捨てましょう。受け皿の水をそのまま放置しておくと、根腐れの原因となります。特に夏場は蒸れる原因となるため、こまめに捨てるようにしましょう。

秋・冬シーズン

だんだんと冷え込んで来たら、徐々に水やりを控えます。冬場は、土の表面が乾燥してから2〜3日経ってから水やりするのが目安です。水分量を減らすことで、クロトンの耐寒性が増します。

 

葉が垂れてきたときは、クロトンが水を欲しているタイミングです。土の乾き具合や、葉の垂れ具合を見ながら水やりの量を調節します。また水やりの頻度を減らす一方で、冬場は乾燥する時期でもあります。美しい葉色をキープするために、こまめに葉水をすると良いでしょう。

クロトンの最適な用土

クロトン

クロトンの用土には、排水性と保水性を兼ね備えた用土が適しています。購入する場合は、観葉植物用の土がおすすめです。配合する場合には、赤玉土に鹿沼土を混ぜ合わせて作ります。暖かい地域で地植えする場合には、水はけの良い場所に植えつけます。

クロトンの肥料・追肥

クロトンを健全に生育させるためには肥料が必要です。
その際に有機肥料ではなく、化成肥料がおすすめです。

 

植え替えの際に緩効性の肥料を元肥として土に混ぜ込みましょう。

 

観葉植物の植えつけ、植え替えの際は、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料『マグァンプK大粒』 を元肥として土に混ぜ込みます。

 

また、生育期である5〜9月の間に追肥が必要です。
追肥には置肥や液体肥料を施します。

 

『BotaNice ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料』は、土の上に置くだけで安定した肥料効果が約1ヵ月持続する置肥です。

 

液体肥料『ハイポネックス原液』は1週間~10日に1回程度の頻度で水やりの際に与えます。
冬場は生育が停滞する時期であるため、肥料は必要ありません。

 

しかし、クロトンは耐寒性に弱いため、少しでも冬の寒さへの抵抗性をつけるために植物用活力液『リキダス』を施しましょう。

 

『リキダス』は、3種類の有効成分コリン、フルボ酸、アミノ酸を配合しています。3つの相乗効果で植物本来が持っている力を引き出し、元気な植物を育てます。

クロトンの植えつけや植え替え

クロトンの植えつけや植え替えについてご紹介します。

クロトンの植えつけ

クロトンの苗を購入した際に、極端に小さな鉢でなければしばらくの間は、そのままの鉢で育てて問題ありません。植え替えする場合には春から秋の温暖な時期に行い、冬場に室内に取り込みましょう。株が大きくなってきたら、植え替えのサインです。

クロトンの選び方

クロトンは、園芸店、ホームセンターなどでも多く取り扱われています。クロトンの葉色が鮮やかなものを選びましょう。また幹がしっかりとしているものが望ましいです。購入する際に、葉裏までチェックして害虫がついてないか、病気が発生していないか確認しましょう。

植え替えのタイミング

クロトンの植え替え時期は、5〜7月の生育期ですが、温かい気温をキープできていれば、時期は気にしなくてもよいでしょう。植え替えの頻度は1〜2年に1回、植え替える目安は、土の吸水性が悪くなっていたり、鉢の中でクロトンの根がギュウギュウに詰まり底からはみ出したりしていれば植え替えをしましょう。

植え替えの方法

  1. 一回り大きな鉢と新しい水はけの良い土を用意します。
  2. クロトンを鉢から取り出して、根をほぐしながら土を払い落とします。
  3. クロトンの根を確認して黒ずんでいるものや、茶色く軟弱化しているものがあれば取り除きます。
  4. 水はけの良い土に元肥として、肥料期間が約2年間持続する緩効性肥料マグァンプK大粒を混ぜ込みます。
  5. 一回り大きな鉢に移し替えます。
  6. 植えつけが終わったら根の活着促進のため植物用活力液リキダスを1,000倍に希釈して鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと水をあげます。
  7. たっぷりと水やりし1週間〜10日ほど明るい日陰に置きます。
  8. その後は元の置き場に戻して、通常の管理方法と同じように育てます。

クロトンの剪定

クロトンの剪定時期は5〜8月頃、生育期に適宜行います。枝や葉が痛んでいるものや、クロトンの生長を抑えるために伸びた枝を剪定します。切り口の下側の節から新しく芽が出てくるため、フォルムをイメージしながら剪定しましょう。また剪定することで通気性もよくなり、健康状態をキープできます。

 

冷え込んでくる時期に剪定すると、寒さで新芽が健康に生育できずに枯れる恐れがあります。

 

クロトンは、剪定した切り口から白い樹液が流れます。この樹液には毒性があり、皮膚が炎症を起こす、かゆみを伴う恐れがあるため、樹液に触れないように注意しましょう。もしも樹液に触れてしまった場合には、水でよく洗い流します。

クロトンの増やし方

クロトンの増やし方

クロトンは、挿し木・水挿し・株分けの方法で増やせます。一般的な方法は、挿し木です。用土は赤玉土、ピートモス、水苔などが適しています。

挿し木

クロトンの増やし方で一般的な方法は挿し木で、成功率は他の方法よりも上がります。挿し木する場合には、5〜7月の生育期に行います。クロトンの枝を10cmほどカットして樹液を洗い流し、流枝先についている葉を2〜3枚だけ残してあとはカットします。挿し木用の土に植えて、根が張るまでは日陰で土が乾燥しないように育てます。2週間ほど経てば新芽も伸び、根も落ち着いてくるため、徐々に日に当たるように置き場所を変えます。

水挿し

クロトンは水耕栽培もできるため、水挿しで増やせます。クロトンを剪定した後、樹液を水で洗い流してから水を張った容器に入れます。水耕栽培の際にも、日光が十分に当たるように、挿し木と同じように置き場に気をつけます。水を毎日入れ替えて管理すれば、比較的簡単に根が生えてきます。ただし、暑い季節で容器の中の水が温かい状態は、クロトンの健康に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

株分け

クロトンの植え替えのタイミングであれば、株分けでも増やせます。鉢から株を抜いて株を2つに分けます。このときに土を軽く払い落として、黒ずみ傷んでいる根は切り落としておきます。それぞれを別の鉢に植えれば完了です。

クロトンの仕立て方

クロトンの仕立て方

クロトンを大きくしたい場合や、水耕栽培についてご紹介します。

クロトンを大きく育てたい場合

クロトンは最大で3mほどにまで生長します。生長期には葉をたくさん生やしていますが、その重みに耐えられるほど幹が太くないため倒れやすくなります。もし高さを出したい場合は、支柱を立てて対策する必要があります。大きく生長させたくない場合には、剪定して形状をキープするようにします。

水耕栽培で育てる

クロトンは水耕栽培もできるため、剪定した枝を透明な容器などに入れて観賞すれば、根が伸びるようすも見られます。水耕栽培は、鉢植えや地植えなどとは異なる涼やかな雰囲気も楽しめます。

クロトンはハイドロカルチャーで育てられる?

クロトンをハイドロカルチャーで育てる方が増えています。ハイドロカルチャーのご紹介やクロトンとの相性について解説していきます。

ハイドロカルチャーとは

ハイドロカルチャーとは、土の代わりに人工的に造られた素材を入れて育てる方法です。栽培に使用する用土には有機物や栄養分が含まれているため、菌や虫がついたり環境が悪いと臭いも発生することがあります。一方ハイドロカルチャーは、菌などが繁殖しにくく臭いもありません。洗って繰り返し利用できるといったメリットもあるため、観葉植物栽培に取り入れる人も増えています。

ハイドロカルチャーの注意点

ハイドロカルチャーは鉢内に水分を溜めておけるため、毎日の水やりなどの手間が省けます。しかし、日光が当たり過ぎると鉢内の水分が温まり、根腐れの原因となってしまうため注意が必要です。

 

クロトンは真夏以外には日光が当たる環境が最適なため、ハイドロカルチャーで生育する場合は、気温が上がりすぎないよう室内のレースカーテンで遮光した場所がよいでしょう。

ハイドロカルチャーの栄養補給

ハイドロカルチャー、水耕栽培の水だけでは、植物を健全に生育させることはできません。

 

ハイドロカルチャーの栽培には、『キュート ハイドロ・水栽培用』がおすすめです。

 

『キュート ハイドロ・水栽培用』は、うすめずそのまま株元へひと押しするだけの植物活力剤で、優れたミネラルバランスで効果を発揮し、植物の葉色・花色を鮮やかに美しく育てます。

クロトンのトラブルと原因

クロトンのトラブルと原因

クロトンの葉が枯れて元気がなくなっている場合は、水のやり過ぎや、日照不足、気温が低いといったことが考えられます。葉が枯れても茎が元気であれば、生長期になれば茎から新しい芽が伸びる可能性もあるため、日光に当てて気温と水やりに気をつけながら管理します。

葉焼けしている場合

クロンの葉が白くなり色素が抜けている場合や、一部が茶色くなって枯れている場合は、葉焼けを起こしている可能性があります。原因は直射日光に当たり過ぎたことが考えられるため、遮光率を上げるか場所を移動させます。一度葉焼けした葉は元の葉色には戻らないため剪定します。

徒長している場合

クロトンが徒長している場合は、日照不足と水の与え過ぎが考えられるため、水やりを控えて日光に当たるようにしてようすをみます。徒長とは、茎がヒョロヒョロと無駄に長く生長することをいいます。

根腐れしている場合

根腐れを起こすと、葉が黄色や茶色く変色したり元気がなくなったりし、葉も落ちてしまいます。根腐れは土が常に湿った状態である場合に、根の呼吸ができずに水分を吸収できなくなります。

 

また土の酸素濃度などの低下などが原因で土壌環境が悪化し、ひどくなれば土から腐敗臭がし、土の表面にカビが繁殖します。一度腐敗してしまった土は、新しい土に交換するしかありません。植え替えの際に、根の腐っている部分をカットしましょう。水やりの量を控えめにして、風通しのよい場所へと移動させて、発根剤を与えてみてもよいでしょう。

クロトンの気をつけたい害虫対策

クロトンにつきやすい害虫について、症状と対策についてご紹介します。

ハダニ

ハダニの発生に注意しましょう。ハダニは、気温が高く乾燥していると発生しやすい害虫です。そのため夏場は葉水をこまめに行い、ハダニの発生を予防しましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは白い虫で、体の表面がフワフワのものや固いタイプがあり、大きさも形状もさまざまです。脚が未発達で動かないタイプもいるため、虫だとは気づきにくい場合もあります。カイガラムシは吸汁し病気の原因ともなるため、発見した場合にはブラシなどを使って取り除きます。

まとめ

クロトンの美しい葉色をキープするためには、日当たりの良さや気温の管理などに気をつけながら育てます。

 

地域によって気温差が異なるため、室内に取り込むタイミングに注意が必要です。生長も盛んなため大きく生長させることもでき、増やしたり水耕栽培をしたりなど、観賞スタイルが豊富にあるため楽しませてくれます。

 

インテリア性の高い観葉植物のため、ぜひお庭や室内に飾り観賞を楽しんでください。

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