【観葉植物】 ユッカの育て方|剪定や植え替えについてご紹介します
- 目次
-
- ユッカの特徴
- ユッカの種類
- エレフェンティペス(青年の木)
- グロリオサ
- アロイフィリア
- フィリフェラ
- フィラメントーサ
- デスメティアーナ
- ユッカの育て方のポイント・栽培環境
- ユッカの選び方
- ユッカの栽培に適した土
- 温度
- 置き場
- ユッカの日当たり
- ユッカの水やり
- 春から秋の水やり
- 冬の水やり
- 地植えの水やり
- ユッカの肥料
- ユッカの植えつけ・植え替え
- ユッカの植えつけ
- ユッカの植え替え
- 植え替えに必要な道具
- ユッカの植え替え手順
- ユッカの剪定方法
- ユッカの増やし方
- 挿し木に必要な道具
- 挿し木の手順
- ユッカの病害虫
- ユッカの気をつけたい病気
- ユッカ気をつけたい害虫
- ハダニ
- カイガラムシ
- ナメクジ
- アブラムシ
- ユッカを枯らさないように育てるポイントは?
- 夏の直射日光
- 日当たり・風通しが悪い
- 葉に害虫が発生し、被害を受けた
- まとめ
- この記事に関連する商品について
ユッカは葉先がシャープでまっすぐ上に伸びるなど、他の植物にはない特徴をたくさん持ち合わせている植物です。幹も太く、インテリア映えする見た目が印象的です。ユッカは別名「青年の木」とも言われています。これはユッカの生長が著しく、成長期の青年のように見えることから名付けられました。ユッカは乾燥に強く、初心者でも育てやすい観葉植物として人気です。今回はユッカの育て方について、剪定や植え替えなどについて詳しくご紹介します。
☘104:ユッカの育て方|枯らさない方法は?水やりや肥料の与え方、冬越しの方法などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
ユッカの特徴
ユッカはリュウゼツラン科のイトラン属の植物で、中央アメリカが原産です。寒暖差がある乾燥地帯という厳しい環境が原産のため、多少お手入れを怠っても元気に育ってくれます。ユッカは中米から北米にかけて広く分布しており、その種類は50種から60種類もあるそうです。樹高は1mから10mまでになるものもあります。
日本に流通する一般的なユッカは、ユッカ・ギガンティア、通称エレファンティペスです。エレファンティベスの由来は幹が象みたいに太く、育つことから名付けられたといわれています。ユッカ・エレファンティベスは寒さに弱く、鉢植えで育てるのが一般的です。
ユッカは株の大きさで異なりますが、白く大きな花を咲かせます。残念ながら開花条件がはっきりとはわかっていません。しかし、地植えにすれば生長が早く、花を見られる可能性が高くなるといわれています。花が咲かない原因としては、寒暖差などがストレスとなっていると考えられているようです。
ユッカの種類
ユッカにはどんなものがあるのでしょうか。ここからはユッカの主な種類を6つご紹介します。
エレフェンティペス(青年の木)
世界中でもっとも流通している種類です。園芸店ヤホームセンターなどでユッカといわれているものは、このエレフェンティペスのことをいいます。ユッカを代表する顔的な存在です。生長すると、幹が次第に太くなる特徴があります。耐寒性・耐陰性に優れており、冬越しもしやすいため、人気の種類です。
グロリオサ
グロリオサは、室内で育てるよりも地植えで育てる方が向いている種類です。
グロリオサは別名「アツバキミガヨラ」と呼ばれていて、葉に厚みがある特徴から名前に「アツバ」と入っています。葉だけを見ると細く先端が尖っていることからクールなイメージをもたれていますが、全体を見ると丸いフォルムのためかわいらしくなっています。
アロイフィリア
アロイフォリアの名前の由来は、葉がアロエに似ていることから来ています。しかし、葉の厚みはアロエのように厚くないため、実際は笹のような形・厚みをしています。たくさんの葉が四方八方に細長く生えるため存在感があり、お庭に植えると雰囲気がガラッと変わるのでおすすめです。洋風の家にも和風の家にもマッチします。
フィリフェラ
フィリフェラはユッカの中では変わった見た目をしています。エレファンティベスのように幹は太く、葉は糸状に繁る種類です。存在感は抜群ですが、葉が細く尖っているため、ケガに気をつける必要があります。小さいお子さんやペットがいるお家では、あまり向いていません。
フィラメントーサ
フィラメントーサは、葉の真ん中に細長いきれいな斑が入っている種類です。耐寒性に優れていて、マイナス25度までは耐えられます。そのため、フィラメントーサは地植えがおすすめされています。日本の寒い地域でも外で栽培可能です。小型のものであれば室内でも育成できるでしょう。
デスメティアーナ
デスメティアーナの最大の特徴は見た目の変化です。普通は緑色の葉を茂らせるのですが、寒くなると変色して紫色になります。幹はゴツゴツしています。デスメティアーナは品種が珍しいため、値段は高めです。
ユッカの育て方のポイント・栽培環境
ユッカに適している栽培環境はどんな環境でしょうか。ここからは育て方のポイントと栽培環境について紹介します。
ユッカの選び方
ユッカを種から育てるのは手間も時間もかかるためおすすめしません。種から育てる場合は他の植物と違い、薬品の使用・土の熱湯消毒など特殊なことが多く、慎重に管理する必要があります。ユッカを育てる場合は、種から育てるのではなく、苗木を買うことをおすすめします。
ユッカを選ぶときは幹が太くしっかりしていて、葉の色が良くツヤがあるものを選びましょう。また、葉の裏に虫が付いていないか、株が弱っていないかなどもチェックしてください。幹がグラグラしていないしっかりしている株を選ぶといいでしょう。ユッカの大きさはさまざまで、株が大きいほど値段が高額です。
ユッカの栽培に適した土
ユッカは水はけのよい土を好みます。ユッカを水はけの悪い土で育てると、根腐れが起こる可能性があります。はじめての方には市販で販売されている観葉植物の培養土がおすすめです。
自身でブレンドする場合は、赤玉土(小粒タイプ)7に対して、腐葉土を3で混ぜると良いでしょう。 または、草花用の培養土2に対し、赤玉土小粒を2、鹿沼土を1の割合でブレンドするといいでしょう。
ユッカは、ハイドロカルチャーでも育てられます。ハイドロカルチャーはハイドロボールという人工の土を使って、植物を育てる方法です。ハイドロカルチャーのメリットは、水の過不足が一目で見てぱっとわかる点です。ユッカは水を与えすぎてしまうと根腐れを起こす可能性もあるため、水の乾きがわかりやすいハイドロカルチャーで育てるのもおすすめです。
ただ、ハイドロカルチャーは日光が当たると気温と水温が急上昇します。そのため、ハイドロカルチャーで育てる場合は、直射日光をあまり当てないように育てなければなりません。
温度
ユッカの耐寒温度は5度で、寒さには弱いですが暑さには強いです。
ユッカは暖かい地域であれば、外でも冬を越せます。しかし、基本的に日本の寒さには耐えられないため、冬は室内で育てます。
置き場
春から秋まで室内で育てるのであれば、直射日光の当たらない窓辺やレースのカーテン越しなどのやわらかい光が当たるところに置くと良いでしょう。春から秋までは、屋外で育てても問題ありません。光をたくさん当てて育てると元気に育ちます。ユッカは耐陰性が弱いため、屋外に出せるときは出して育てることをおすすめします。
しかし、冬から春までは、室内で育ててください。ユッカは寒さに弱いため、室内で育てる必要があるからです。窓ガラス越しに光を取り込んであげれば、室内でも十分に育ちます。エアコンの風が直接ユッカに当たってしまうと、枯れてしまう可能性があります。室内ではエアコンの風が当たらない場所に置くといいでしょう。
ユッカの日当たり
ユッカは日が良く当たるところに置くと、元気に生長します。室内で育てるのであれば、午前中に日光が当たる窓側に置いておくといいでしょう。また、冬以外であれば、屋外で育てても問題ありません。耐陰性が弱いため、室内で育てるよりも外の光に当てる方がいいとされています。冬は寒さに弱いため、窓ガラス越しに日光に当てて育てるといいでしょう。
ユッカの水やり
ユッカの水やりは、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水を与えるのが基本です。土が乾燥しているか判断ができない、判断が難しい場合は、割り箸のような棒を挿しておくといいでしょう。割り箸を抜いて、土に挿している部分が乾いていたら、水やりが必要なサインです。水を与えすぎて枯らしてしまう方や、乾燥させすぎて枯らせてしまう方におすすめの方法です。
春から秋の水やり
鉢植えの土の表面が乾燥したら水を与えましょう。表面の土を触ったり、割り箸を土に挿しておいたりして乾燥具合を確認します。土が乾いていたら、鉢底から水があふれ出るまで水を与えます。ユッカは乾燥にとても強いため、水をあげすぎても根が腐ってしまいます。土がきちんと乾燥しているかを確認してから、適切な量の水をあげるのがポイントです。
冬の水やり
10月の終わり頃からだんだんと気温が下がると、ユッカの活動も緩やかになります。ユッカは寒さに弱く、寒くなると吸水率も下がってきます。そのため、冬場の水やりは控えた方がいいでしょう。土が乾いてから、さらに4日ほど様子を見て水を与えるのがおすすめです。
真冬は暖房により、土が乾燥しやすい状態になります。ユッカは、葉が乾燥すると元気がなくなります。霧吹きなどでこまめに水をかけると葉のツヤが保たれ、植物が元気になります。
また、葉水はハダニ予防にもなるため、1年中霧吹きで葉に水を与えるのもおすすめです。春に向かうにつれて活動が少しずつ活発になるため、冬の終わりから春にかけては水やりの回数を少しずつ増やしていくといいでしょう。
地植えの水やり
ユッカを地植えし、根が安定したら基本的に水を与えなくても大丈夫です。真夏などで晴天が続いたときは水やりをしますが、それ以外のときは基本的に与えなくても平気です。冬はほとんど水を与えず、乾燥気味にして育てるといいといわれています。
ユッカの肥料
ユッカに春から秋の生育期に肥料(追肥)をあたえましょう。
追肥には速効性の液体肥料ハイポネックス原液を1週間~10日に1回あたえましょう。
初めての方には置くだけで安定した肥料効果が1カ月間持続する緩効性肥料BotaNice ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料 がおすすめです。
また追肥は、有機肥料ではなく、化成肥料を使用することでコバエの予防にもなるためおすすめです。
肥料を与えすぎて枯れることはありませんが、生長に勢いがついて葉や幹が不格好になることはあります。肥料を与える際は、適切な量を見て与えるようにしましょう。
休眠期である冬は肥料を控えます。
ユッカの植えつけ・植え替え
ここからはユッカの植えつけ・植え替えについてお伝えします。
ユッカの植えつけ
ユッカの植えつけは生育期である春から秋に行います。夏に植えつけする場合は、猛暑日など暑い日を避けるといいでしょう。
植えつけの際は、観葉植物用の培養土または、水はけの良い土に元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒
を混ぜ込みます。
マグァンプK大粒は、肥料期間が約2年間持続します。
植えつけ後は、根の活着促進のため植物用活力液リキダスを1,000倍に希釈してたっぷりとあたえましょう。
ユッカの植え替え
ユッカは生長が早いため、1年から2年ほど経ったら植え替えを行いましょう。植え替えも、真夏を避け生育期である春から秋のあいだに行うのがおすすめです。植えつけから1年ほど経つと鉢底から根が出てくる場合があります。根が出ていたら、植え替えを行ってください。植え替えの際も元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を混ぜ込みましょう。
植え替えに必要な道具
ユッカの植え替え手順
- 鉢植えから抜きやすくするために水やりを控えて鉢植えの土を乾燥させる
- 新しい鉢植えの底に鉢底ネットと鉢底石を入れる
- 土を鉢植えの1/3程度まで入れる
- 元肥としてマグァンプK大粒を土に混ぜ込む
- ユッカを古い鉢植えから取り出す
- 根に付いている土を軽く落とす
- 新しい鉢植えの真ん中にユッカを置いて周りに土を入れる
- 鉢の上から4センチ下のところまで土を入れるようにする
- 根の活着促進植物用活力液リキダス
をたっぷりとあたえ、涼しい日陰で1週間ほど置いておく
ユッカの剪定方法
ユッカの葉が枯れたら、剪定を行いましょう。枯れたままにしておくと病気や害虫の被害に遭いやすくなってしまうからカットする方がいいといわれています。枝が伸びすぎていたり、混み合っていたりするのであれば早めにせん定しましょう。
生長したユッカを切り戻しするのであれば、枝分かれしているところから5センチほど残してカットするといいでしょう。剪定時期は5月下旬から8月上旬までが適しています。
ユッカの増やし方
ユッカを増やしたいのであれば、株分け・挿し木・葉挿し・幹挿しなどが一般的です。その中でも「挿し木」がおすすめです。
挿し木で増やす際は、小枝などをカットして土に植え込みます。土は赤玉土やミズゴケ、ピートモスなどを使うといいでしょう。また湿度が高く、土が湿っている状態の方が発根しやすいです。そのため、梅雨時期に挿し木を行うのがいいといわれています。
挿し木に必要な道具
・新しい鉢植え
・鉢底石
・鉢底ネット
・挿し木用の土
・清潔なハサミ
挿し木の手順
1,枝を8センチほどカットする(5月から8月のあいだ)
2,カットした枝の切り口に発根促進剤を塗る
3,新しく用意した挿し木用の鉢に鉢底ネット・鉢底石・土の順番に入れていく
4,水やりをして土を湿らす
5,鉢植えの縁に指で穴を開けてカットした枝を植える
6,土が乾燥しないように水やりをして約1ヶ月日陰に置いて管理をする
7,芽が出てきたら新しい鉢植えに植える
ユッカの病害虫
ユッカを育てる上で、気をつけなければならない害虫や病気について紹介します。
ユッカの気をつけたい病気
梅雨の時期は湿度が高くなるため、「炭そ病」に気をつけましょう。炭そ病はカビが原因の病気で、湿度の高い季節に発生します。円形の病斑ができる特徴があり、病斑ができたところから葉を枯らして株を弱らせる病気です。病斑を見つけたら、その葉をすぐに除去し、他の葉に伝染しないように薬剤散しましょう。
ユッカ気をつけたい害虫
ユッカの気をつけたい害虫は、ハダニ・カイガラムシ・ナメクジ・アブラムシです。ユッカはあまり虫が付かない植物ですが、日当たりが悪く、風通しも良くない、枯れた葉をそのままにしておくなどの状況が続くと虫が付きやすくなります。日当たりや風通しを良くして、虫が付かないようにしましょう。
ハダニ
ユッカを育てる中で、最も被害に遭いやすいのが「ハダニ」です。高湿・乾燥の時期になるとハダニが発生しやすくなるからです。ハダニは植物の葉の裏につき、植物にとって大事な養分を吸い取り、葉に白い斑点やかすり傷をたくさん付ける害虫です。
ハダニは花弁からも養分を吸うため、花の開花期間が短くなってしまうこともあります。被害が大きくなると、葉が落ちて枯れてしまうこともあります。ハダニを見つけ次第、駆除しなければなりません。
ハダニは葉が乾燥していると葉の裏に寄生するため、葉水を定期的に行うと予防になります。もしもハダニが大量発生してしまったときは、殺ダニ剤を使用して駆除しましょう。
カイガラムシ
日当たりや風通しが悪い環境が続くとカイガラムシが発生します。葉にべとっとした付着物があれば、害虫の排泄物かもしれません。排泄物を見つけたのなら、葉を1枚1枚見て、害虫がいないか探してください。
まだ被害が大きくなく、害虫が数匹しかいないのであれば、箸などでつまんで駆除します。大量に発生した場合は薬剤を使って駆除しましょう。しっかり駆除しないと、繰り返し害虫が発生する原因になります。
また、害虫の排泄物をそのままにしておくと、すす病にかかってしまう可能性があります。すす病は葉が黒くなる病気です。症状がひどくなると光合成ができなくなり、最悪の場合は枯れてしまいます。すす病の予防は、葉水をする、表面が汚れていたり、ホコリがたまっていたり、ベトベトしていたりするところはきれいに拭くことなどが効果的です。
ナメクジ
湿度が高い環境であれば、ナメクジも発生します。ナメクジは一般的な駆除剤では対応できないため、注意が必要です。ナメクジは専用の殺虫剤が必要となります。
ナメクジの退治には、ナメクジが食害するすべての植物に使えるナメトールがおすすめです。
アブラムシ
アブラムシは植物の新芽やつぼみにくっつきます。植物の汁を吸い、生育を妨げます。アブラムシはウイルス病を持っているため、植物にただダメージを与えるだけではなく、大量のアブラムシが発生した場合、植物は枯れてしまいます。アブラムシが発生したら、初期段階であれば、手で取るのが良いです。また、セロテープなどの粘着があるものを使って、取り除くのもいいでしょう。ただしテープの粘着が強すぎると葉を傷つけてしまうため注意が必要ですしかしテープで葉に傷が付く可能性があるため、新芽やつぼみなどの柔らかい傷付きやすい部分はさけてください。大量にアブラムシが発生した場合はしっかり駆除するためにも薬品を使って、退治することをおすすめします。
アブラムシを見つけたらアブラムシ退治と肥料やりが同時にできるハイポネックス原液殺虫剤入りがおすすめです。
ユッカを枯らさないように育てるポイントは?
ユッカは初心者でも育てやすい植物ですが、まれに葉が黄色になり、枯れることもあります。ユッカの葉が変色し枯れる原因は主に日当たり・風通し・害虫となっています。ここからは1つずつポイントや対策方法についてご説明いたします。
夏の直射日光
真夏の日差しが一番強い時期に直射日光が長時間あたるとユッカは葉が黄色く変色し、枯れてしまいます。真夏に直射日光が当たるような屋外に置くのは避けた方がいいでしょう。暑くなる7、8月の間はなるべく直射日光ではなく、カーテン越しや窓越しに柔らかい日差しに当ててあげると枯れずにユッカを育てることができます。
日当たり・風通しが悪い
ユッカは湿気が嫌いです。水をあげた後に土が乾燥せず長時間湿っていると根腐れが起こり、やがてユッカ自体が枯れてしまいます。日当たりや風通しが悪いところにユッカを置くことが根腐れの原因です。軽い根腐れであれば、傷んだ根をカットし乾燥させることで、また元気に育つようになります。ユッカはなるべく日当たり・風通しの良い場所で管理することで根腐れを予防できます。根腐れが起こっても、早めに発見し、乾かすなど対処すれば問題ありません。
葉に害虫が発生し、被害を受けた
葉に元気がなくなりしおれてきたら、葉の裏や芽や根元を確認してみてください。黒い小さい虫がいたら、害虫のせいでユッカが枯れている可能性があります。
害虫をそのまま放置すると、被害が拡大してしまうため、見つけ次第すぐに駆除しなければなりません。殺虫剤や殺ダニ剤をまいて退治しましょう。
ハダニは乾燥した場所を好んで発生するため、普段から葉水などを行い、乾燥対策を行っていれば予防になります。ハダニは乾燥を好みますが、カイガラムシは湿気の高い場所を好んで発生する害虫です。カイガラムシの幼虫であれば殺虫剤で退治することができますが、成虫は歯ブラシなどでこすり落として退治しなければなりません。
まとめ
葉が鋭く、幹が太いためインテリア映えするとして人気の「ユッカ」をご紹介しました。ユッカは存在感があり、お部屋の雰囲気がガラッと変わります。
ユッカは風水でも良いとされていて、仕事運や金運がアップするといわれています。そのため、開業祝いや新築のお祝いなどでユッカをプレゼントされている方も多いです。ユッカは比較的育てやすいため、贈り物にぴったりです。皆様もご自身でユッカを育てたり、大切な方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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