メニュー

葉牡丹の大敵・害虫から葉牡丹を守るには?

葉牡丹の大敵・害虫から葉牡丹を守るには?

キャベツのような見た目が特徴の葉牡丹。縁起の良い植物として人気の高い葉牡丹は、ガーデニングに多く用いられます。

大ぶりの品種もあれば小ぶりの品種も多く、また、色鮮やかな葉をつけるため、鉢植えや寄せ植えにも最適です。その一方で、害虫がつきやすいことが難点です。

そこで今回は、縁起の良い植物「葉牡丹」を害虫から守る育て方についてご紹介します。

葉牡丹ってどんな植物?

葉牡丹とは、アブラナ科アブラナ属の二年草を指します。原産地はヨーロッパで、非結球キャベツのケールが祖先だといわれています。

主な品種には、丸い葉が特徴の「丸葉系」と、ちりめん状の葉が特徴の「伸縮系」、その中間の「半丸葉系」、切れ込みの深い葉が特徴の「珊瑚葉系」などがあります。

そんな葉牡丹はキャベツの仲間であるため、害虫がつきやすくなります。きれいに育てるためには、害虫対策が欠かせません。

葉牡丹につきやすい害虫は?

葉牡丹につきやすい害虫

葉牡丹につきやすい害虫は、以下の通りです。

アブラムシ

アブラムシは、体長2~4mmの小さな虫です。茎や新芽などに群がり、茎や芽の汁を吸います。非常に小さな虫であるため、アブラムシ単体の吸汁量はしれています。

でも、そんなアブラムシも、放っておくと大変なことに………。アブラムシは繁殖力が非常に強いため、放っておくとあっという間に繁殖してしまうのです。

株を覆い尽くす量が発生することもあります。大量のアブラムシに吸汁されると株は弱ってしまうため、注意が必要です。

ヨトウムシ

ヨトウムシとは、葉を食害してしまう虫のこと。幼虫は緑色をしており、成長するにしたがって体の色は茶色へと変化していきます。

昼間は葉の裏や株元などに身を潜めており、夜間に活動することが特徴です。

アオムシ

アオムシとは、モンシロチョウなどの幼虫を指します。ヨトウムシと同様、葉を食害することが特徴です。

アオムシはとても大食いです。放っておくとあっという間に株を食べ尽くされてしまいます。

葉牡丹の害虫対策

葉牡丹の害虫対策

それぞれの害虫に応じた効果的な対策法は、以下の通りです。

アブラムシ

アブラムシは、できる限り数が少ないうちに駆除しましょう。繁殖する前に対処を開始することが、被害を最小限にする秘訣です。

数が少ないうちは、粘着テープなどにくっつけて捕殺するだけでも効果があります。もしも繁殖してしまった場合は、殺虫剤を用いるのがいいでしょう。

アブラムシを見つけたら、『ハイポネックス原液殺虫剤入り』を250倍に希釈して株元に散布して頂くと肥料やりと同時にアブラムシ退治をすることが出来ます。

ヨトウムシ

ヨトウムシは、一匹ずつ捕殺することが効果的。もしも数が多い場合は殺虫剤を用いるといいでしょう。

ヨトウムシをそもそも寄せ付けないためには、防虫ネットが効果的です。

アオムシ

アオムシもヨトウムシと同様、発生を予防する防虫ネットがおすすめです。

発生した場合は一匹ずつ捕殺するか、数が多すぎる場合は殺虫剤を用いて駆除しましょう。

いかがでしたか。
害虫から葉牡丹を守る、正しい育て方をして、葉牡丹の美しさを保ちましょう。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘:23 葉牡丹(ハボタン)の育て方|品種や苗選びのコツは?植えつけ方法や栽培方法をご紹介

この記事で紹介された植物について

ハボタン

ハボタン

学名:Brassica oleracea var. acephala  /科名:アブラナ科 /別名:ボタンナ /原産地:ヨーロッパ /分類:一年草、二年草、多年草 /耐寒性:強 /耐暑性:中

ひと昔前までは直径20~30cmありましたが、最近はコンパクトなものが多く出まわっているハボタン。丸葉、縮緬、切れ葉など多様なタイプが揃っています。グラデーションがかったシックな葉色が人気で、寄せ植えなどで重宝されています。

公開:2016年12月22日
更新:2024年11月27日

この記事に関連する商品について

ハイポネックス原液 殺虫剤入り

肥料と殺虫剤がひとつに!

この記事が気に入ったらシェアしよう!

葉牡丹の大敵・害虫から葉牡丹を守るには?

葉牡丹の大敵・害虫から葉牡丹を守るには?

Official SNS

  • アイコン:LINE
  • アイコン:TikTok
  • アイコン:Instagram
  • アイコン:Twitter
  • アイコン:Facebook
  • アイコン:Pinterest
  • アイコン:YouTube

Instagram