更新日:2017.08.10
グリーンネックレスが枯れちゃった…何が悪かったの?

多肉植物のなかでも人気の高いグリーンネックレス。コロコロとした緑色の玉が数珠つなぎになったようなルックスはとても可愛らしいですね。
グリーンネックレスなど多肉植物はポイントをしっかりおさえると大変育てやすい植物です。
そこで今回は、グリーンネックレスの上手な育て方、グリーンネックレスが枯れてきた場合(弱ってきた場合)の対処方法などをご紹介します。
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多肉植物
学名 Sedum,Crussura,EcheveriaEuphorbia,Senecioなど 科名 ベンケイソウ科、トウダイクサ科、キク科など 原産地 南アフリカ、南アメリカなど 分類 多年草 耐寒性 やや弱~強 耐暑性 やや弱~強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月生育期植えつけ・植えかえ施肥
グリーンネックレスってどんな植物?

グリーンネックレスは、南アフリカを原産とするキク科セネシオ族の植物です。丸い玉状の葉っぱがつくことから、和名では「緑の鈴」と呼ばれています。
見た目が可愛らしいのでお部屋のインテリア感覚で育てる人が多く、また、風水では「恋愛運をアップさせる」「良縁を育む」といわれていることから、若い女性からも人気があります。
グリーンネックレスが枯れる(弱ってしまう)主な原因は?

一般的に、多肉植物は普通の植物と比べて育て方が簡単といわれていますが、グリーンネックレスは育て方しだいでは枯れることがあります。その原因として考えられるのは、以下の項目です。
水のやりすぎによる根腐れ
グリーンネックレスが枯れる原因として最も多いのは、水のやりすぎです。グリーンネックレスは乾燥に強い植物のため、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうことがあります。
基本的に、水やりは1週間に1度程度で十分。土が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。また、水やりをした際に受け皿にたまった水は必ず捨てるようにしてください。そのままにしていると、根腐れの原因になります。
日光の当たり過ぎによる葉焼け
グリーンネックレスは、日当たりの良い場所を好みますが、直射日光が当たると葉焼けを起こして枯れることがあります。
室内で育てる場合でも、直射日光が当たらないよう、レースのカーテンなどで日光をカバーしてあげましょう。
害虫による被害
春から秋の暖かい季節に、害虫が発生することがあります。これもグリーンネックレスが枯れる原因のひとつ。
特に気をつけたいのは、アブラムシです。日頃から害虫がついていないかをチェックし、変色している葉があれば摘み取るようにしましょう。
救済可能?グリーンネックレスを救う方法
グリーンネックレスが枯れてしまっても、状態によっては復活させることが可能です。葉が落ちてきたり、株が枯れてきたりしたら、思い切って茎を短く切りましょう。
この「切り戻し」という作業を行うことで、新しいわき芽が育つようになり、再度美しい緑色の姿を取り戻すことができます。
グリーンネックレスは育て方のポイントをおさえれば、長く楽しむことができる植物です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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