【プリムラ・ポリアンサの育て方】冬のお庭を明るく彩るプリムラ・ポリアンサ。育て方のコツと注意点
殺風景になりがちな冬のお庭には、プリムラ・ポリランサの明るく鮮やかな花がぴったり。
寒さに強く開花期間が長いので、秋から冬にかけてのガーデニングにぜひおすすめです。
今回は、そんなプリムラ・ポリアンサの特長や育て方のコツ・育て方の注意点などをご紹介します。
プリムラ・ポリアンサってどんな植物?
プリムラ・ポリアンサは、ヨーロッパを原産とするサクラソウ科の常緑多年草です。
10月前後に植えつけをすると、11月半ばから5月にかけて花を咲かせます。
日本では、パンジーやビオラ・シクラメンなどとともに冬のお庭を彩る花として人気です。
本来は多年草ですが、暑さにあまり強くなく、日本の高温多湿の夏を越すのは難しいため、一年草として扱われることがほとんどです。
花色は赤やオレンジ・黄色・ピンクなど。
いずれもとても明るく鮮やかな色調が特長です。
生長すると草丈は10~20cmほどになります。
なお、プロムラ・ポリアンサとよく似た花に、プリムラ・ジュリアンがあります。
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プリムラ・ポリアンサの育て方のコツ・育て方の注意点
プリムラ・ポリアンサはとても丈夫で育てやすい植物です。
ぜひ冬場のお庭を彩るお花として栽培してみてくださいね。
・植えつけについて
プリムラ・ポリアンサの植え付け適期は10月前後です。
種から育てるのは少し難しいので苗を購入して植えつけるのがおすすめです。
・栽培場所について
プリムラ・ポリアンサは日光を好みます。
植えつけ後は日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
プリムラ・ポリアンサは寒さには強い性質をしていますが、霜に当たると枯れてしまいます。
また、購入直後の苗は寒さ慣れしていませんので、いきなり寒い戸外に出すと枯れることがあります。
徐々に寒さに慣らしていくようにしてください。
なお、プリムラ・ポリアンサは基本的には一年草として育てますが、翌年も花を咲かせたい場合は夏になったら涼しい場所に移動させて栽培してください。
・用土について
水はけと水もちの良い土壌が適しているます。
おすすめは、「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」です。
元肥としてマグァンプKが配合されているので、そのまま植え付ければOKです。
・肥料について
プリムラ・ポリアンサは開花時期が長いので、肥料(追肥)をしっかりと与える必要があります。
肥料が不足すると花付きが悪くなります。
秋から春にかけてバラまくタイプの緩効性肥料「プランティア花と野菜と果実の肥料」を追肥として与えてください。
「プランティア花と野菜と果実の肥料」は、肥料効果が約2~3カ月間持続します。
また、開花時期には液体肥料「ハイポネックス原液」を水で薄めて1週間から10日に1度程度与えましょう。
・水やりについて
水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。
水の与えすぎは根腐れの原因になりますので注意を。
また、受け皿に水が残っているのも加湿の原因となりますので、水やり後は受け皿の水を捨てるようにしてください。
このほか、水をやるときに花と葉に水がかからないように気をつけましょう。
・花後の管理について
花が咲き終わったら、枯れた花から摘み取っていきましょう。
花がらを摘むことで次のツボミが開きやすくなり、長い間花を楽しめるようになります。
公開: 2018年10月12日
更新: 2022年02月02日
更新: 2024年01月20日
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