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【家庭菜園】 春に植える野菜栽培とおすすめの野菜をご紹介

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春の到来に合わせて園芸店やホームセンターでは、春植えの野菜の苗が並べられます。朝や夜の冷え込みが落ち着いて、徐々に過ごしやすい日中のあたたかさが戻ってくると、ガーデニングを再開したくなりますし、夏に向けて家庭菜園を始めたいと思う方も多いのではないでしょうか。

春に植える野菜は畑やお庭はもちろん、プランターや鉢植えで栽培できる品種も多く、家庭菜園初心者にも育てやすい野菜もたくさんあります。春に植える野菜ってどんな種類があって、どんなことに注意して育ててればいいのか?春に植える野菜の特徴や種類について写真付きで紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

春に植える野菜の特徴

春は1年を通して天候も気温も安定している季節です。春に植えて夏以降に収穫できる野菜が多く出回る時期でもあり、葉野菜から実野菜、根野菜とバリエーションが豊富です。はじめて家庭菜園に挑戦される方でも種や苗から育てて、収穫まで失敗せずに収穫しやすいのも春に植える野菜の魅力です。

 

春に植える野菜の育て方のポイント

春植えの野菜は、野菜それぞれの特性によって種まきや植えつけの時期が異なります。例えば、春に植える野菜の中には、寒さを苦手とする野菜もあります。種まきの時期や植えつけの時期がずれてしまうと、うまく育たず失敗してしまう場合もあります。

家庭菜園を成功に導くには、育てる野菜の特徴を知り、生育に適した時期に種まきや植えつけを行い育てることが大切です。

春植え野菜は病害虫対策が必須!

春から夏になるにつれ気温が上昇し、春に植えた野菜の生長も旺盛になります。野菜の生長が旺盛になるということは、つまり雑草などの植物も増えるという意味でもあります。

雑草が多くなると、株周りが混み合ってきて風通しが悪くなりますし、そのような所に発生しやすいのが「病害虫」です。特に梅雨の時期は、病害虫の発生も多くなるので、こまめに雑草をとり、病害虫が発生する前に早めの予防や対策が大切です。

トウ立ちする前に収穫する!

春植えに適した葉野菜はたくさんありますが、それぞれ収穫期をむかえたら、タイミングを逃さないように早めに収穫を済ませたほうが良いでしょう。理由は、収穫時期が遅れるとトウ立ちしやすい葉野菜が多いためです。

例えば、栄養満点でさまざまな料理に使えるホウレンソウ(ほうれん草)は、気温の上昇とともに収穫前にトウ立ちを起こしやすい野菜です。春まきして育てる場合は早めに収穫を済ませること、なるべくトウ立ちしにくい品種を選ぶことがポイントです。

春植え野菜は霜に注意!

本格的な春をむかえるにつて、気温が上昇してあたたかくなりますが、地域によってはまだまだ「霜」が降る可能性が高いので注意しましょう。遅霜が降る可能性が高い地域で春植えの野菜を育てるときは、できるだけ耐寒性に強い野菜や品種を選ぶといいでしょう。

春に植える野菜の種類について

春に植える野菜の種類やそれぞれの野菜の育て方のポイントについてまとめています。気になる野菜があれば、ぜひ挑戦してみてください!

※尚、野菜の種類や地域、育てる環境により種まき時期や収穫時期は異なります。参考程度にご覧ください。

 

春に植える野菜1.「ホウレンソウ(ほうれん草)」

ホウレンソウ(ほうれん草)は、鉄分や葉酸、β-カロテン、カルシウム、ビタミンCなど栄養素が豊富に含まれる野菜です。さまざまな料理に使える万能野菜として使えて、気温の低い地域でも育てやすい野菜としても人気です。

 

種まき時期:3月~5月

収穫時期:4月~7月

 

ホウレンソウ(ほうれん草)は春まきだけでなく、夏まき、秋まきもできます。冬の寒さには強い一方、夏の暑さには弱いです。トウ立ちしにくい品種を選ぶこと、気温が高くなる前に早めに収穫を済ませることがポイントです。

春に植える野菜2.「キュウリ」

家庭菜園でも人気の夏野菜といえば、キュウリです。水分がたっぷり含まれていて、氷水で冷やしたキュウリは夏の定番野菜です。

 

種まき時期:4月~5月

植えつけ時期:4月下旬~5月上旬

収穫時期:6月~9月

 

キュウリは春に植えて、夏に収穫する野菜です。寒さには強くありません。遅霜心配のない5月に植えつけたほうが安心です。また、連作障害があるので、同じウリ科の野菜を続けて育てることがないように気をつけましょう。日当たりと風通しの良い場所で育てて、収穫前には水切れを起こさないように注意します。生長するにつれ、つるが長く伸びていくので、地面に這わせて育てても良いですし、風通しを良くするために支柱に絡ませて育てても良いです。

 

春に植える野菜3.「ニンジン(人参)」

ニンジン(人参)はスーパーには1年中出回っている身近な野菜です。春まきの他、夏まき、秋まきもできます。ニンジン(人参)は生長がゆっくりで、種まきから約2ヶ月~3ヶ月後に収穫期をむかえます。

 

種まき時期:3月~4月

収穫時期:7月~8月

 

春に種まきをする場合は、害虫対策をしっかり行いましょう。雑草が生い茂ると害虫が発生しやすくなるので、間引きをするタイミングでこまめに雑草を抜き取りましょう。トウ立ちを防ぐために比較的トウ立ちのしにくい品種を選び、トンネル栽培で温度管理をしっかり行うことがニンジン(人参)の春まき栽培のポイントです。

 

春に植える野菜4.「ピーマン」

唐辛子の一種とされるナス科のピーマンは、春に植える野菜の一つです。ミネラルや食物繊維、ビタミン類など栄養価の高い野菜です。

 

種まき時期:2月~3月

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:6月~10月

 

ナス科は連作障害を起こします。連作を避けるにはナス科の野菜を植えた場所で育てるなら2、3年あける、または接ぎ木の苗を利用して育てます。ピーマンは水と日当たりを好む野菜です。土の表面が乾いた頃を目安にたっぷり水やりをします。白い花を咲かせてから約2週間で収穫期をむかえます。遅霜に注意が必要です。5月上旬の植えつけが良いでしょう。

 

春に植える野菜5.「オクラ」

実を切ったときに星の形になり、ねばねばした食感が特徴のオクラは、ビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富な野菜です。

 

種まき時期:3月~5月

植えつけ時期:5月

収穫時期:6月~9月

 

オクラは暑さや多湿、乾燥にも強い丈夫な野菜です。栽培期間も短いので家庭菜園に初挑戦される方にもおすすめです。連鎖障害があるので同じ場所に続けて植えないようにします。株間は40cmほど開けて、風通しの良い場所で育てます。毎日たっぷりと水をあげて、伸びてきたら支柱を立ててあげましょう。

 

春に植える野菜6.「カブ」

白い実の部分はもちろん、葉や茎まで食べられるカブは栄養価が高く、春まきと秋まきの2回栽培を楽しめます。

 

種まき時期:3月~4月

収穫時期:5月~6月

 

生育適温が15℃~20℃のカブは、小さなものは種をまいてから1ヶ月半ほどで収穫期をむかえます。地植えとプランターどちらでも育ちますが、直根性の野菜なのでプランター栽培をする場合は深さのあるものを用意しましょう。暑すぎると実が傷んでしまうので、収穫期をむかえたカブは早めに収穫しましょう。

 

春に植える野菜7.「トウガラシ」

ピリッとした辛みが特徴の品種もあれば、激辛の品種までさまざまな種類があります。トウガラシに含まれるカプサイシンは発汗を促進させる作業や抗酸化作用があり、ビタミンCやカロテンなど栄養価も豊富に含まれています。

 

種まき時期:2月下旬~5月中旬

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:6月~10月

 

プランター栽培にも適しており、病害虫にも比較的強いトウガラシは家庭菜園ビギナーさんにもおすすめの野菜です。あたたかい気候や温度を好み、霜にあたると枯れることがあります。育苗に2ヶ月~2ヶ月半かかるトウガラシの収穫期は6月以降で、栽培期間が長いので肥料切れに注意が必要です。

 

 

春に植える野菜8.「ナス(茄子)」

ナス(茄子)はビタミン類や食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれていて、漬物にしても炒めても、煮ても、揚げてもおいしい夏野菜です。

 

種まき時期:3月下旬~5月上旬

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月~9月

 

ナス(茄子)は種まきからも育てられますが、種まきから収穫までに80日ほどかかるので、市販の苗から育てる人が多いです。連作障害を起こしやすいので、ナス(茄子)を育てるときは新しい土または、接ぎ木苗を用意しましょう。日当たりと風通しの良い場所を好むナス(茄子)は日本の夏にもぴったりの野菜です。水切れを起こすと生育に影響するので、梅雨明け後はしっかり水やりをしてあげてください。

 

 

春に植える野菜9.「トウモロコシ」

夏の時期に合わせて栽培できれば、新鮮で甘くておいしい収穫したてのトウモロコシを味わえます。摘果で摘み取った若芽はヤングコーンとして食べられます。

 

種まき時期:3月~5月

収穫時期:7月~9月

 

あたたかい気候や日当たりの良い場所を好むトウモロコシは、プランター栽培やベランダ栽培にも向いています。気温が低くなると生育に影響するので、マルチングをして地温を上げて育てます。トウモロコシの栽培期間は約90日です。ヒゲが茶色くなっている頃が収穫の目安です。糖度が増す早朝に収穫して、食べきれない分は冷蔵保存、または茎を付けたまま常温保存します。

 

 

春に植える野菜10.「アスパラガス」

温野菜やサラダ、ソテーなどにして食べるとおいしいアスパラガスは、栽培時間は長いものの、手間があまりかからないので家庭菜園初心者向けの野菜です。

 

種まき時期:3月~5月

植えつけ時期:2月下旬~4月中旬

収穫時期:3年目の3月~5月

 

アスパラガス栽培は、春まきして育苗をし、初夏にかけて植えつけをして育てます。収穫は種まきから3年以降と栽培に時間がかかりますが、それ以降は数年間安定した収穫を楽しめます。根の生長が旺盛なので植えつけの際は肥えた土を用意します。アスパラガスは日当たりの良い場所を好みますが、真夏の暑さは苦手です。プランター栽培の場合は真夏の時期は日陰に移動させて、冬場は霜があたらない場所へ移動します。水やりは土の表面が乾いた頃を目安に行い、冬の水やりは控えめで大丈夫です。

 

 

春に植える野菜11.「トマト」

春植えできる野菜の中で、特に家庭菜園で人気の野菜がトマトです。数千種類の品種が存在するトマトは実は多年生植物ですが、日本では冬越しのできない1年草として扱われています。ビタミンCやカロテンの他、リコピンなどの栄養素が豊富に含まれています。

 

種まき時期:3月~5月中旬

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月~9月

 

家庭菜園をはじめてされる方は苗から栽培をおすすめします。トマトは日当たりの良い場所を好み、多湿を嫌うので乾燥気味に育てほうが味が良くなります。種まきから収穫までの栽培期間は約4か月で、トマトの旬である6月~9月頃に収穫します。大玉トマトは管理や作業の難易度がやや高いので、家庭菜園初心者の方はより育てやすいミニトマトから挑戦してみてはいかがでしょうか。またトマトはナス科の植物で連絡障害に注意が必要です。

ナス科の植物と4~5年連作しないようにするか、接ぎ木苗を用意しましょう。

 

 

春に植える野菜12.「サニーレタス」

一年草のサニーレタスは種からでも苗からでも育てられます。春まきと夏まきができ、ベランダ菜園でも育てやすい野菜です。使う分だけ外葉を摘み取れば、長期にわたり収穫を楽しめます。

 

種まき時期: 3月上旬~4月頃

収穫時期: 種まきから約2ヶ月

 

涼しい気温を好むサニーレタスは連作障害があります。同じ場所で育てる場合は2年以上あける必要があります。日当たりの良い場所であれば、ベランダ菜園やプランター菜園でも育てられます。栽培時間が短いので元肥を施し、生長の状態を見ながら必要に応じて追肥を与えます。

 

 

春に植える野菜13.「ツルムラサキ」

東南アジア原産のツルムラサキは、葉はもちろん、ツルや花まで食べられる青茎系の野菜です。ビタミンAや鉄分、カルシウムなど栄養価が高く、露地栽培でもベランダ栽培でも栽培可能です。

 

種まき時期:4月~7月

収穫時期:6月~10月

 

初心者でも育てやすいツルムラサキは日当たりと風通しの良い場所を好みます。伸びたつるを支柱に絡ませる、又はネットに這わせればグリーンガーデンになって鑑賞用としても楽しめます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いた頃にたっぷり水やりをして、露地栽培の場合は雨が長期で降らないときに水やりをします。高温に強いことから夏の暑い時期に生育が旺盛になります。プランター栽培をする場合はできるだけ深さがあって大きなものを選んでください。

 

 

春に植える野菜14.「サトイモ(里芋)」

サトイモ(里芋)は東南アジア原産の根菜です。芽出しさせてから育てた場合と、種イモを植えつけた場合では栽培スケジュールや収穫時期が異なります。

 

植えつけ時期:4月~5月

収穫時期:9月下旬~11月

 

サトイモ(里芋)は乾燥にとても弱い野菜です。畑に地植えした場合は水やりの必要はほとんどありませんが、夏場の乾燥している時期や雨が長いあいだ降らないときは水やりをして乾燥を防ぎます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。早掘りする場合は、種イモを芽出しさせてから植えつけます。栽培期間は長いですが、管理がしやすいので家庭菜園初心者でも育てやすい根菜です。

 

 

春に植える野菜15.「ツルナ(蔓菜)」

ツルナ(蔓菜)は7月頃に最もおいしい旬をむかえる春に植える多年草の野菜です。種からでも育てやすい丈夫な野菜で、ビタミンやミネラル、鉄分など栄養価に優れています。

 

種まき時期:3月~8月

収穫時期:5月~10月

 

ツルナ(蔓菜)は発芽率が高いので、家庭菜園ビギナーさんでも簡単に育てられます。生育旺盛なツルナ(蔓菜)は暑さに強く、すぐに葉が広がります。葉が生い茂ると病害虫が発生する原因になるので、定期的に剪定をしてあげましょう。用土が乾燥しすぎて水切れを起こしていたり、肥料不足になっていたりすると葉や茎が固くなり味も落ちてしまいます。気温の高い夏場はこまめに水やりをします。ツルナ(蔓菜)の種を取ったときは密封して冷暗所で保存しておけば、翌年にも種をまいて栽培できます。

 

 

春に植える野菜16.「エダマメ」

夏に旬をむかえるエダマメは、タンパク質やビタミンCなど栄養価が高く、収穫して茹でたら冷凍庫に入れて保存もできます。

 

種まき時期:4月中旬~6月

収穫時期:6月中旬~10月初旬

 

エダマメは粘土質の用土を好みます。開花するまでは水やりはあまり必要ありませんが、莢(さや)が膨らむ頃は水分を多く必要とするので、雨があまり降らない時や乾燥している時は水やりが必要です。連作を嫌うので同じ場所で育てる場合は、2年~3年くらいあけてください。

 

 

春に植える野菜17.「ダイコン(大根)」

 

鍋料理や煮物、漬物、サラダなどさまざまな料理に使えるダイコン(大根)は、秋まきだけでなく春まきにも対応しています。ミニダイコンなどプランター栽培やベランダ栽培にも適した品種もあるので、家庭菜園でも作りやすい野菜です。

 

種まき時期:4月~5月上旬

収穫時期:5月下旬~6月下旬

 

ダイコン(大根)の栽培期間は品種や大きさにもよりますが、種をまいてから60日~100日ほど収穫できます。春に植えるダイコン(大根)は春まきに適した品種を選び、種をまいたら土をしっかりかぶせます。本葉の生長を見ながら間引きをして1本立ちになるように育てます。トウ立ちを回避するために、春に植えたダイコン(大根)はできるだけ早めに収穫したほうが良いでしょう。

 

 

ショウガは春に植えると夏には葉ショウガを収穫でき、10月頃に根ショウガを収穫できます。ビタミン類やカルシウム、カリウム、ミネラル類など栄養素が豊富に含まれています。

 

植えつけ時期:4月頃

収穫時期:7月下旬~8月中旬/10月

 

ショウガは露地栽培でもプランターでも育てられます。15℃以下になると生育が止まってしまうので、霜や寒さの心配がない4月以降に植えつけます。日当たりも必要ですが、あまり強い光は苦手なので、遮光ネットなどで日避け対策をしながら適度な日陰で育てます。必要以上に多湿にならないように気をつけながら、乾燥し過ぎないように水やりをして湿度を高めにキープします。

 

 

春に植える野菜19.「セロリ」

シャキシャキとした食感と独特の風味のセロリは、サラダやスープ、炒め物の具材としておいしく頂ける野菜です。ビタミン類やカルシウム、ミネラルなどの栄養素が含まれていて、さまざまな品種があります。

 

種まき時期:3月~4月

収穫時期:10月~12月

 

セロリは15℃以下の環境だと発芽に時間がかかり生育にも支障がでます。気温が25℃以上になると発芽率が下がるので種まきのタイミングに注意が必要です。育てる環境や地域に合わせて発芽に適した時期に種まきをするのがポイントです。セロリは湿った用土を好みます。乾燥に弱いので発芽前は不織布などで覆って乾燥を防ぎ、夏場はたっぷり水やりをしてあげましょう。セロリは栽培期間が長いので、追肥やわき芽の摘み取りなどの手入れが必要です。

 

 

春に植える野菜20.「水菜(ミズナ)」

水菜(ミズナ)は、シャキシャキとした食感でサラダや鍋物など具材として使われるアブラナ科の野菜です。京都で盛んに栽培されていたことから、「キョウナ(京菜)」とも呼ばれます。

 

種まき時期:4月~5月頃

収穫時期:5月~6月頃

 

水菜(ミズナ)は栽培期間が短く、種まきをしてから1ヵ月半程度で収穫できます。耐暑性に弱いので、気温が25℃以上になると生育に支障をきたします。日当たりを好みますが、真夏は直射日光を避けられる場所に移動して育てます。大きくなると葉や茎が固くなるので、適期を逃さず収穫をして新鮮なうちにおいしく頂きましょう。

 

 

春に植える野菜21.「カボチャ」

ほんのり甘い風味と栄養価が豊富なカボチャは、病害虫にも比較的強く、栽培方法も簡単で家庭菜園がはじめてでも育てやすい野菜です。カボチャは西洋カボチャ・日本カボチャ・ペポカボチャと大きく分けて3つのタイプに分かれています。

 

種まき時期:3月中旬~5月中旬頃

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月下旬~8月下旬頃

 

カボチャを大きく育てたいときは露地栽培がおすすめですが、さまざまな品種があるのでプランター栽培やベランダ栽培も可能です。より確実に発芽させるには、種まきをした後は発芽するまでは日当たりの良い場所に置き、ホットキャップなどをかけで発芽に適した温度を保つことがポイントです。つる部分は生長が旺盛なので、狭いスペースで育てるときは支柱を立ててあげましょう。

 

 

春に植える野菜22.「バジル」

熱帯アジア原産のバジルは暑さに強い生命力が旺盛な野菜です。暑い時期には生長が旺盛になるので、必要に応じて摘芯をすることで脇芽や枝が増えて、1株の収穫量を増やせます。

 

種まき時期:4月~5月

植えつけ時期:5月中旬~7月中旬

収穫時期:7月~8月

 

バジルの種は気温が20℃以上で発芽します。気温が安定した春頃に種まきをする場合は、先に育苗ポットで育苗して、後から畑に植えつけます。乾燥が苦手なので十分に水やりをして、日当たりの良い場所で管理します。本葉の数が増えて混み合ってきたら間引きをします。間引きをして引き抜いたバジルはサラダなど料理に使えます。

 

 

春に植える野菜23.「ゴーヤ」

独特の苦味が特徴のゴーヤは、ゴーヤチャンプルや天ぷら、サラダなど、さまざま料理に用いられる野菜です。ビタミンCやカリウム、カロテンなどの栄養素を多く含んでいます。

 

種まき時期:3月中旬~6月初旬

植えつけ時期:5月~6 月中旬

収穫時期:7月~9月

 

耐暑性に強いゴーヤは気温が高く、日をたくさん浴びることで大きくなります。病害虫にも比較的強いので、あまり手間がかからない家庭菜園向けの野菜です。育苗ポットで育てる場合は3月中旬頃に種まきをして25℃~30℃くらいの環境で保温して発芽させます。直まきする場合は5月中旬から6月初旬頃にかけて種をまいて、発芽まではホットキャップで保温して発芽させます。つるが長く伸びるので支柱を立てる、またはネットを張りつるを這わせることでグリーンカーテンにするのもおすすめです。

 

 

春に植える野菜24.「シソ」

日本料理の付け合わせや香りづけ、薬味として多く用いられるシソは、ビタミン類やミネラル、βカロテンなど栄養素が豊富に含まれています。

 

種まき時期:4月~6月

植えつけ時期:5月中旬~7月中旬

収穫時期:6月~9月

 

さまざまな品種がありますが、どのシソも育て方は同じです。露地栽培はもちろん、プランター栽培でも十分に育ちます。本葉が10枚以上になった頃に下の葉から切って収穫します。本葉が7枚くらいになった頃に摘芯をすると、わき芽が伸びて収穫量が増えて、長く収穫できます。湿り気のある場所や日当たりの良い場所を好みますが、日光に当てすぎると葉が固くなってしまうので注意が必要です。

 

 

春に植える野菜25.「ラディッシュ」

味は大根のようですが、見た目は丸くてカブのような形をしています。種まきから収穫まで約30日と栽培期間が短い野菜です。春どり・初夏どり・秋どり・冬どりと真夏や真冬を除いて1年中栽培できます。

 

種まき時期:3月~5月

収穫時期:4月中旬~6月

 

栽培期間が短いので家庭菜園ビギナーさんにもおすすめの野菜です。ラディッシュは小さいので露地栽培に限らず、プランター栽培やベランダなどの省スペースを利用した家庭菜園にも向いています。風通しの良い環境を好みますが、熱風や強い風は苦手です。ベランダで育てるときは室外機の風が当たらないように注意してください。株が混み合うと実が大きくならないので、元気な株を残して間引きをします。間引きをした後は土寄せをして、水やりをします。

 

 

春に植える野菜26.「シュンギク(春菊)」

独特な風味のシュンギク(春菊)はお鍋の材料の定番として人気で、関西では「キクナ(菊菜)」と呼ばれることもあります。病害虫に比較的強いシュンギクは育てやすく、コンパニオンプランツとしてもおすすめの野菜です。

 

種まき時期:3月中旬~4月中旬

収穫時期:5月~6月

 

シュンギク(春菊)は冷涼な気候を好みますが、春まきして育てることも可能です。シュンギク(春菊)の種は好光性種子なので、種をまいた後の覆土は薄くかける程度でOKです。春まきの場合、気温が高くなるとトウ立ちしやすくなるので、トウ立ちしにくい品種を選ぶのがおすすめです。種まきから収穫までは約2ヶ月~3ヶ月で、株立ちタイプのシュンギク(春菊)はわき芽を摘み取り、株張りタイプのシュンギク(春菊)は株ごと抜き取り収穫します。

 

 

春に植える野菜27.「スイカ」

スイカは甘くてみずみずしい夏野菜です。ビタミン類が豊富に含まれ、夏の栄養補給食材としても人気があります。大玉タイプと小玉タイプと大きく2つの種類に分類され、多種多様な品種があります。

 

種まき時期:3月~4月

植えつけ時期:5月

収穫時期:7月~8月

 

種まきから育苗してプランターや畑に植えつけても良いですが、育苗がやや難しいので苗から育てた方が簡単です。植えつけは本葉が4枚~5枚くらいになった頃、大体5月上旬頃から始めます。気温が高く、強い光が当たる場所を好むので、日当たりが良く、水はけの良い場所で育てます。より確実にスイカの実をつけるために人工授粉を行います。開花から約30日で玉直しのために果実をひっくり返し、受粉から約40日で収穫期をむかえます。

 

 

春に植える野菜28.「インゲン」

ビタミンやミネラルが豊富なインゲンは、「つるなし種」と「つるあり種」があります。家庭菜園ビギナーさんには場所を取らない「つるなし種」がおすすめですが、長く収穫を楽しみたい方には「つるあり種」もおすすめです。

 

種まき時期:4月中旬~5月

収穫時期:6月~7月

 

インゲンは連作を嫌います。日なたを好みますが、高温に弱いので種まき期に入ったら早めに種まきを行いましょう。湿害に弱いという特性があるので、水はけの良い土や畑を用意します。インゲンは開花から2週間程度で収穫時期をむかえます。つるあり種は食味が低下しないように、適期をむかえたら早めに収穫しましょう。

 

 

春に植える野菜29.「ブロッコリー」

品種改良を経て、家庭菜園でも育てやすくなったブロッコリーは、ビタミンAやビタミンCなどビタミン類が豊富で、食物繊維やカロテン、カルシウム、鉄分などの栄養素が多く含まれています。

 

種まき時期:2月

植えつけ時期:3月中旬~4月中旬

収穫時期:5月

 

種からでも育てられますが、苗から育てたほうが簡単です。苗を選ぶときは病害虫が付いていないかしっかり確認し、できるだけ葉の緑が濃くて厚みのある苗を選びます。日当たりや肥料、根の発育不足、害虫が発生しているとブロッコリーが大きく育たないことがあります。日当たりの良い場所に置いて、肥料切れを起こさないように植えつけたら3週間に1度のペースで追肥をします。また、春は害虫が発生しやすいので、防虫対策をしっかり行いましょう。

春に植える野菜30.「パプリカ」

赤や黄色など鮮やかな色が特徴のパプリカはピーマンの一種で、ピーマンよりも独特の青臭さがないことからサラダや炒めもの材料として多く用いられています。

 

種まき時期:2月~3月

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:7月~10月

 

種からも育てられますが、寒いと発芽しにくい場合があります。難易度も高めなので、初めての方には苗からの栽培をおすすめします。苗の植えつけは4月下旬~6月上旬頃に行います。苗は浅めに植えて、日光が十分に当たるように株間を広めにとります。パプリカは連作障害が出やすい野菜です。パプリカや同じナス科の植物を植えた土に植える場合は、3年~5年ほど期間をあけてください。

 

 

春に植える野菜31.「ズッキーニ」

ウリ科、カボチャ属のズッキーニは春植えして、6月~8月に旬をむかえる野菜です。βカロテンやビタミン類、カルシウム、カリウムなどの栄養素が含まれていて、風邪予防やむくみ解消などの効果が期待できます。

 

種まき時期:3月~4月

植えつけ時期:4月下旬~5月下旬

収穫時期:6月~8月

 

ズッキーニは露地栽培だけでなく、プランターでの栽培も可能です。プランター栽培をする場合は大型のものを選び、できるだけ株間を広く取りましょう。日当たりと水はけの良い場所を好みます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いてきたタイミングで水やりをします。開花から4日~10日ほどで収穫できます。

 

 

春に植える野菜32.「メロン」

果実的野菜であるメロンは厳密にいうとキュウリと同じウリ科の野菜です。網目のあるメロンはネットタイプ、網目のあるメロンはノーネットタイプと分けられています。家庭菜園でも比較的育てやすいのは網目のないノーネットタイプのメロンです。

 

種まき時期:4月~5月初旬

植えつけ時期:5月

収穫時期:7月~8月

 

露地栽培もプランター栽培もOKです。プランター栽培の場合は支柱を立て、つるを誘引します。暑さや乾燥には強い一方、多湿を嫌いますので、植えつけ時は浅植えにして、水の与えすぎに注意してください。プランター栽培の場合は水はけと保水性のある用土を用意します。より着果を良くするには、人工授粉をおすすめします。15℃以上の環境で人工授粉を行い、その後も20℃以上をキープして育てます。人工授粉を行った日から40日~50日程度で収穫できます。

 

 

春植えにおすすめの野菜を32種類紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。春は冬の寒さが収まり、徐々にあたたかさが戻ってくる野菜づくりにぴったりな季節です。

今回紹介したように春植えに向いている野菜は、私たちの食卓に欠かせない葉野菜をはじめ、根菜や実野菜など、バラエティ豊かで栄養価の高い人気の野菜ばかりです。路地栽培はもちろん、プランター栽培やベランダ栽培など省スペースでも育てやすいものが多いので、気になる野菜があれば是非この機会にチャレンジしてみてください!

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