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【家庭菜園】 春に植えるおすすめ野菜38選|栽培のコツや注意点を紹介

【家庭菜園】 春に植えるおすすめ野菜38選|栽培のコツや注意点を紹介
目次

春に植える野菜の特徴

【家庭菜園】 春に植えるおすすめ野菜38選|栽培のコツや注意点を紹介

春は1年を通して天候も気温も安定している季節です。春に植えて夏以降に収穫できる野菜が多く出回る時期でもあります。栽培できるのは葉野菜や実野菜、根野菜とバリエーションが豊富です。初めて家庭菜園に挑戦される方でも種や苗から育てて、失敗せずに収穫しやすいのも春に植える野菜の魅力です。

動画でわかりやすく!

春に植える野菜の育て方のポイント

春に植える野菜の育て方のポイント

春植えの野菜は、野菜それぞれの特性によって種まきや植えつけの時期が異なります。例えば、春に植える野菜の中には、寒さを苦手とする野菜もあります。種まきの時期や植えつけの時期がずれてしまうと、うまく育たず失敗してしまう場合もあるでしょう。

家庭菜園を成功に導くには、育てる野菜の特徴を知り、生育に適した時期に種まきや植えつけを行い、育てることが大切です。

春植え野菜は病害虫対策が必須!

春植え野菜は病害虫対策が必須!

春から夏になるにつれ気温が上昇し、春に植えた野菜の生長も旺盛になります。その分、雑草が増えてしまう点に注意したいところです。

雑草が多くなると、株周りが混み合ってきて風通しが悪くなります。また、そのような場所に発生しやすいのが「病害虫」です。特に梅雨の時期は、病害虫の発生も多くなります。こまめに雑草をとるなど、病害虫が発生する前に早めの予防や対策を行うことが大切です。

トウ立ちする前に収穫する!

トウ立ちする前に収穫する!

春植えに適した葉野菜はたくさんありますが、それぞれ収穫期を迎えたら、タイミングを逃さないように早めに収穫を済ませたほうが良いでしょう。収穫時期が遅れるとトウ立ちしやすい葉野菜が多いためです。

例えば、栄養満点でさまざまな料理に使えるホウレンソウ(ほうれん草)は、気温の上昇とともに収穫前にトウ立ちを起こしてしまうことがあります。春まきして育てる場合は早めに収穫を済ませるほか、なるべくトウ立ちしにくい品種を選ぶことがポイントです。

春植え野菜は霜に注意!

春植え野菜は霜に注意!

本格的な春をむかえるにつれて、気温が上昇してあたたかくなりますが、地域によってはまだまだ「霜」が降る可能性が高いので注意しましょう。遅霜が降る可能性が高い地域で春植えの野菜を育てるときは、できるだけ耐寒性に強い野菜や品種を選ぶことがおすすめです。

春に植える野菜の種類について

春に植える野菜の種類やそれぞれの野菜の育て方のポイントについてまとめています。気になる野菜があれば、ぜひ挑戦してみてください!

※尚、野菜の種類や地域、育てる環境により種まき時期や収穫時期は異なります。参考程度にご覧ください。

家庭菜園には肥料が不可欠!肥料を適期に適量あたえることがポイントです。

美味しい野菜を沢山収穫するには、“栄養”が不可欠です。

野菜の“栄養”として欠かせないのが肥料です。肥料は野菜の生長を促し、実を大きくしたり、おいしくしたりする働きがあります。肥料は大きく分けて、「化学肥料」と「有機肥料」があります。
家庭菜園の管理には元肥・追肥に使用することができ、野菜の生育に必要な成分と有機成分をバランスよく配合した『今日から野菜 野菜の肥料』がおすすめです。野菜栽培で起こりやすいカルシウム欠乏症を防ぎ、丈夫な根に育て、実つきをよくしてくれます。肥料を与えた後は、株元の土を集める「土寄せ」を行い、株が倒れないように支えてあげましょう。

春に植える野菜1.「ホウレンソウ(ほうれん草)」

ホウレンソウ

ホウレンソウ(ほうれん草)は、鉄分や葉酸、β-カロテン、カルシウム、ビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれる野菜です。さまざまな料理に使える万能野菜であり、気温の低い地域でも育てやすい野菜としても人気です。

種まき時期:3月~5月

収穫時期:4月~7月

ホウレンソウ(ほうれん草)は春まきだけでなく、夏まき、秋まきもできます。冬の寒さには強い一方、夏の暑さには弱いことが特徴です。トウ立ちしにくい品種を選ぶことに加え、気温が高くなる前に早めに収穫を済ませることがポイントです。

☘117:【Q&A】ホウレンソウの育て方|夏や冬の管理方法は?植えつけ方法や、水やりと肥料の与え方などもご紹介 【PlantiaQ&A】

春に植える野菜2.「キュウリ」

キュウリ

家庭菜園でも人気の夏野菜といえば、水分がたっぷり含まれているキュウリです。氷水で冷やしたキュウリは夏の定番。収穫した新鮮なキュウリを冷やして、夏の味覚を堪能しましょう。

種まき時期:4月~5月

植えつけ時期:4月下旬~5月上旬

収穫時期:6月~9月

キュウリは春に植えて、夏に収穫する野菜です。寒さには強くありません。遅霜の心配のない5月に植えつけたほうが安心です。また、連作障害があるので、同じウリ科の野菜を続けて育てることがないように気をつけましょう。日当たりと風通しの良い場所で育てて、収穫前には水切れを起こさないように注意します。生長するにつれ、つるが長く伸びていくので、地面に這わせて育てても良いでしょう。風通しを良くするために支柱に絡ませて育てるのもおすすめです。

☘71:キュウリの育て方|次々と沢山収穫したい!植えつけ方法や、水やりと肥料、下葉かきなどもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜3.「ニンジン(人参)」

ニンジン

ニンジン(人参)はスーパーには1年中出回っている身近な野菜です。春まきのほか、夏まき、秋まきもできます。ニンジン(人参)は生長がゆっくりで、種まきから約2カ月~3カ月後に収穫期をむかえます。

種まき時期:3月~4月

収穫時期:7月~8月

春に種まきをする場合は、害虫対策をしっかり行うことが大切です。雑草が生い茂ると害虫が発生しやすくなるので、間引きをするタイミングでこまめに雑草を抜き取りましょう。トウ立ちを防ぐために比較的トウ立ちのしにくい品種を選び、トンネル栽培で温度管理をしっかり行うことがニンジン(人参)の春まき栽培のポイントです。

☘118:【Q&A】ニンジンの育て方|発芽の成功のカギを握る種まき、おいしく収穫するためのコツや、間引きや土寄せなどもご紹介 【PlantiaQ&A】

春に植える野菜4.「ピーマン」

ピーマン

唐辛子の一種とされるナス科のピーマンは、春に植える野菜のひとつです。ミネラルや食物繊維、ビタミン類など栄養価の高い野菜です。

種まき時期:2月~3月

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:6月~10月

ナス科は連作障害を起こします。ナス科の野菜を植えた場所で育てるなら、2~3年あけてから植えつけましょう。もしくは、接ぎ木の苗を利用して育てます。遅霜に注意が必要なため、5月上旬に植えつけしたほうが良いでしょう。また、ピーマンは水と日当たりを好む野菜です。土の表面が乾いた頃を目安にたっぷり水やりをしましょう。白い花を咲かせてから約2週間で収穫期を迎えます。

☘84:ピーマンの育て方|沢山実らせるにはどうすればいいの?植えつけ方法や、水やり、肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜5.「オクラ」

オクラ

実を切ったときに星の形になり、ねばねばした食感が特徴のオクラ。ビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富な野菜です。

種まき時期:3月~5月

植えつけ時期:5月

収穫時期:6月~9月

オクラは暑さや多湿、乾燥にも強い丈夫な野菜です。栽培期間も短いので家庭菜園に初挑戦される方にもおすすめです。連鎖障害があるので同じ場所に続けて植えないようにします。株間は40cmほどあけて、風通しの良い場所で育てます。毎日たっぷりと水をあげて、伸びてきたら支柱を立ててあげましょう。

☘58:オクラの育て方|植えつけ方法や日々の管理、プランターでの育て方や収穫のコツなどご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜6.「カブ」

カブ

白い実の部分はもちろん、葉や茎まで食べられるカブは栄養価が高く、春まきと秋まきの2回栽培を楽しめます。

種まき時期:3月~4月

収穫時期:5月~6月

生育適温が15℃~20℃のカブは、小さなものは種をまいてから1カ月半ほどで収穫期をむかえます。地植えとプランターどちらでも育ちますが、直根性の野菜なのでプランター栽培をする場合は深さのあるものを用意しましょう。暑すぎると実が傷んでしまうので、収穫期をむかえたカブは早めに収穫することがポイントです。

☘178:カブの育て方|根が大きくならない理由は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜7.「トウガラシ」

トウガラシ

トウガラシには、ピリッとした辛みが特徴の品種もあれば、激辛の品種まで、さまざまな種類があります。トウガラシに含まれるカプサイシンは発汗を促進させる作業や抗酸化作用があり、ビタミンCやカロテンなど栄養価も豊富に含まれています。

種まき時期:2月下旬~5月中旬

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:6月~10月

病害虫に比較的強く、プランター栽培にも適しているトウガラシは、家庭菜園ビギナーさんにもおすすめの野菜です。あたたかい気候や温度を好み、霜にあたると枯れることがあるため気をつけましょう。育苗には2カ月~2カ月半かかります。収穫期は6月以降で、栽培期間が長いので肥料切れに注意が必要です。

☘82:トウガラシの育て方|辛い実を食べよう!水やりや肥料の与え方、整枝など日々の管理もご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜8.「ナス(茄子)」

ナス

ナス(茄子)はビタミン類や食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれています。漬物にしても炒めても、煮ても、揚げてもおいしい夏野菜です。

種まき時期:3月下旬~5月上旬

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月~9月

ナス(茄子)は種まきからも育てられますが、種まきから収穫までに80日ほどかかるため、市販の苗から育てるパターンが多くなります。連作障害を起こしやすいので、ナス(茄子)を育てるときは新しい土または、接ぎ木苗を用意しましょう。日当たりと風通しの良い場所を好むナス(茄子)は日本の夏にもぴったりの野菜です。水切れを起こすと生育に影響するので、梅雨明け後はしっかり水やりをしてあげてください。

☘63:ナスの育て方|秋まで長く収穫したい!重要な苗の選び方、最重要な水やりと肥料、下葉かきや剪定もご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜9.「トウモロコシ」

トウモロコシ

夏の時期に合わせて栽培できれば、収穫したての新鮮で甘いトウモロコシを味わえます。摘果で摘み取った若芽はヤングコーンとして食べられます。

種まき時期:3月~5月

収穫時期:7月~9月

あたたかい気候や日当たりの良い場所を好むトウモロコシは、プランター栽培やベランダ栽培にも向いています。気温が低くなると生育に影響するので、マルチングをして地温を上げて育てます。トウモロコシの栽培期間は約90日で、ヒゲが茶色くなっている頃が収穫の目安です。糖度が増す早朝に収穫して、食べきれない分は冷蔵保存、または茎を付けたまま常温保存します。

☘:208 【Q&A】トウモロコシの育て方|甘くて大きな実を収穫する方法は?水やりや肥料などの管理方法|【PlantiaQ&A】

春に植える野菜10.「アスパラガス」

アスパラガス

温野菜やサラダ、ソテーなどにして食べるとおいしいアスパラガス。栽培時間は長いものの、手間があまりかからないので家庭菜園初心者向けの野菜です。

種まき時期:3月~5月

植えつけ時期:2月下旬~4月中旬

収穫時期:3年目の3月~5月

アスパラガスは、春まきして育苗をし、初夏にかけて植えつけをして育てます。収穫は種まきから3年以降と栽培に時間がかかりますが、それ以降は数年間安定した収穫を楽しめます。根の生長が旺盛なので植えつけの際は肥えた土を用意しましょう。アスパラガスは日当たりの良い場所を好みますが、真夏の暑さは苦手です。プランター栽培の場合は、真夏の時期は日陰に移動させて、冬場は霜があたらない場所へ移動します。水やりは土の表面が乾いた頃を目安に行いましょう。冬の水やりは控えめで大丈夫です。

☘167:アスパラガスの育て方|美味しく収穫する方法は?年度別の管理方法もご紹介 【PlantiaQ&A】

春に植える野菜11.「トマト」

トマト

春植えできる野菜の中で、特に家庭菜園で人気の野菜がトマトです。数千種類の品種が存在するトマトは、本来は多年生植物ですが、日本では冬越しのできない一年草として扱われています。ビタミンCやカロテンのほか、リコピンなどの栄養素が豊富に含まれています。

種まき時期:3月~5月中旬

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月~9月

家庭菜園が初めての方は苗からの栽培がおすすめです。トマトは日当たりの良い場所を好み、多湿を嫌うので乾燥気味に育てたほうが味が良くなります。種まきから収穫までの栽培期間は約4カ月で、トマトの旬である6月~9月頃に収穫します。大玉トマトは管理や作業の難易度がやや高いので、家庭菜園初心者の方はより育てやすいミニトマトから挑戦してみてはいかがでしょうか。また、トマトはナス科の植物のため、連作障害に注意が必要です。

ナス科の植物と4~5年連作しないようにするか、接ぎ木苗を用意しましょう。

☘179:トマトの育て方|美味しく収穫するためのコツ、わき芽かきや摘心の方法は?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

春に植える野菜12.「サニーレタス」

サニーレタス

一年草のサニーレタスは種からでも苗からでも育てられます。春まきと夏まきができ、ベランダ菜園でも育てやすい野菜です。使う分だけ外葉を摘み取れば、長期にわたり収穫を楽しめます。

種まき時期: 3月上旬~4月頃

収穫時期: 種まきから約2カ月

サニーレタスを育てる際は連作障害に気をつけましょう。同じ場所で育てる場合は2年以上あける必要があります。日当たりの良い場所であれば、ベランダ菜園やプランター菜園でも育てられます。栽培時間が短いので元肥を施し、生長の状態を見ながら必要に応じて追肥を与えましょう。

☘:212 レタスの育て方|美味しく育てるコツや収穫方法は?水やりや肥料など、日々の管理もご紹介|【PlantiaQ&A】

春に植える野菜13.「ツルムラサキ」

ツルムラサキ

東南アジア原産のツルムラサキは、葉はもちろん、ツルや花まで食べられる青茎系の野菜です。ビタミンAや鉄分、カルシウムなど栄養価が高く、露地栽培でもベランダ栽培でも栽培可能です。

種まき時期:4月~7月

収穫時期:6月~10月

初心者でも育てやすいツルムラサキは日当たりと風通しの良い場所を好みます。伸びたつるを支柱に絡ませるか、ネットに這わせれば、グリーンカーテンになって鑑賞用としても楽しめます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いた頃にたっぷり水やりをして、露地栽培の場合は雨が長期で降らないときに水やりをしましょう。高温に強いことから夏の暑い時期に生育が旺盛になります。プランター栽培をする場合はできるだけ深さがあって大きなものを選んでください。

春に植える野菜14.「サトイモ(里芋)」

サトイモ

サトイモ(里芋)は東南アジア原産の根菜です。芽出しさせてから育てた場合と、種イモを植えつけた場合では、栽培スケジュールや収穫時期が異なります。

植えつけ時期:4月~5月

収穫時期:9月下旬~11月

サトイモ(里芋)は乾燥にとても弱い野菜です。畑に地植えした場合は水やりの必要はほとんどありませんが、夏場の乾燥している時期や雨が長く降らないときは、水やりをして乾燥を防ぎます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。早掘りする場合は、種イモを芽出しさせてから植えつけます。栽培期間は長いですが、管理がしやすいので家庭菜園初心者でも育てやすい根菜です。

春に植える野菜15.「ツルナ(蔓菜)」

ツルナ

ツルナ(蔓菜)は7月頃にもっともおいしい旬を迎える、多年草の野菜です。種からでも育てやすい丈夫な野菜で、ビタミンやミネラル、鉄分など栄養価に優れています。

種まき時期:3月~8月

収穫時期:5月~10月

ツルナ(蔓菜)は発芽率が高いので、家庭菜園ビギナーさんでも簡単に育てられます。生育旺盛なツルナ(蔓菜)は暑さに強く、すぐに葉が広がります。葉が生い茂ると病害虫が発生する原因になるので、定期的に剪定をしてあげましょう。用土が乾燥しすぎて水切れを起こしていたり、肥料不足になっていたりすると葉や茎が固くなり味も落ちてしまいます。気温の高い夏場はこまめに水やりをしましょう。ツルナ(蔓菜)の種を取ったときは密封して冷暗所で保存しておけば、翌年にも種をまいて栽培できます。

春に植える野菜16.「エダマメ」

エダマメ

夏に旬をむかえるエダマメは、タンパク質やビタミンCなどの栄養成分が豊富に含まれています。収穫して茹でたら、冷凍庫に入れて保存もできます。

種まき時期:4月中旬~6月

収穫時期:6月中旬~10月初旬

エダマメは粘土質の用土を好みます。開花するまでは水やりはあまり必要ありませんが、莢(さや)が膨らむ頃は水分を多く必要とします。雨があまり降らないときや乾燥しているときは水やりをしましょう。連作を嫌うので、同じ場所で育てる場合は2年~3年くらいあけてください。

☘74:枝豆の育て方|美味しい枝豆を実らせるコツは?植えつけや時期や、水やりと肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜17.「ダイコン(大根)」

ダイコン

鍋料理や煮物、漬物、サラダなどさまざまな料理に使えるダイコン(大根)は、秋まきだけでなく春まきにも対応しています。ミニダイコンなどプランター栽培やベランダ栽培にも適した品種もあるので、家庭菜園でも作りやすい野菜です。

種まき時期:4月~5月上旬

収穫時期:5月下旬~6月下旬

ダイコン(大根)の栽培期間は品種や大きさにもよりますが、種をまいてから60日~100日ほどで収穫できます。春に植える場合は春まきに適した品種を選び、種をまいたら土をしっかりかぶせましょう。本葉の生長を見ながら間引きをして、1本立ちになるように育てます。トウ立ちを回避するため、春に植えたダイコン(大根)はできるだけ早めに収穫したほうが良いでしょう。

☘05:大根(ダイコン)の育て方|種まきや間引き、収穫まで、よくある疑問にお応えします|【PlantiaQ&A】

春に植える野菜18.「ショウガ」

ショウガ

ショウガにはビタミン類やカルシウム、カリウム、ミネラル類などの栄養素が豊富に含まれています。春に植えた場合、夏には葉ショウガを収穫でき、10月頃には根ショウガを収穫できます。

植えつけ時期:4月頃

収穫時期:7月下旬~8月中旬/10月

ショウガは露地栽培でもプランター栽培でも育てられます。15℃以下になると生育が止まってしまうので、霜や寒さの心配がない4月以降に植えつけましょう。日当たりも必要ですが、あまり強い光は苦手なので、遮光ネットなどで日避け対策をしながら適度な日陰で育てます。必要以上に多湿にならないように気をつけながら、乾燥しすぎないように水やりをして湿度を高めにキープしましょう。

ショウガの収穫

春に植える野菜19.「セロリ」

セロリ

シャキシャキとした食感と独特の風味が特徴のセロリは、サラダやスープ、炒め物などの具材としておいしく頂ける野菜です。ビタミン類やカルシウム、ミネラルなどの栄養素が含まれていて、さまざまな品種があります。

種まき時期:3月~4月

収穫時期:10月~12月

セロリは15℃以下の環境だと発芽に時間がかかり、生育にも支障が出ます。気温が25℃以上になると発芽率が下がるので、種まきのタイミングに注意が必要です。育てる環境や地域に合わせ、発芽に適した時期に種まきをするのがポイントです。また、セロリは湿った用土を好みます。乾燥に弱いので発芽前は不織布などで覆い、夏場はたっぷり水やりをしてあげましょう。栽培期間が長いので、追肥やわき芽の摘み取りなどの手入れも必要です。

春に植える野菜20.「水菜(ミズナ)」

水菜

水菜(ミズナ)は、シャキシャキとした食感のアブラナ科の野菜です。京都で盛んに栽培されていたことから、「キョウナ(京菜)」とも呼ばれます。サラダのほか、鍋物などの具材として使われることもあります。

種まき時期:4月~5月頃

収穫時期:5月~6月頃

水菜(ミズナ)は栽培期間が短く、種まきをしてから1カ月半程度で収穫できます。耐暑性に弱いので、気温が25℃以上になると生育に支障をきたします。日当たりを好みますが、真夏は直射日光を避けられる場所に移動して育てましょう。大きくなると葉や茎が固くなるので、適期を逃さず収穫をして新鮮なうちにおいしく頂きましょう。

春に植える野菜21.「カボチャ」

カボチャ

ほんのり甘い風味があり、栄養価が豊富なカボチャ。病害虫にも比較的強く、栽培方法も簡単で、家庭菜園が初めてでも育てやすい野菜です。西洋カボチャ・日本カボチャ・ペポカボチャと、主に3つのタイプに分かれています。お好きな品種を探して育てましょう。

種まき時期:3月中旬~5月中旬頃

植えつけ時期:4月下旬~5月中旬

収穫時期:6月下旬~8月下旬頃

カボチャを大きく育てたいときは露地栽培がおすすめですが、さまざまな品種があるのでプランター栽培やベランダ栽培も可能です。より確実に発芽させるには、種まき後は日当たりの良い場所に置き、ホットキャップなどをかけ、発芽に適した温度を保つことがポイントです。つる部分は生長が旺盛なので、狭いスペースで育てるときは支柱を立ててあげましょう。

☘81:カボチャの育て方|色艶の良い、おいしいカボチャを育てるには?植えつけや水やり、肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜22.「バジル」

バジル

熱帯アジア原産のバジルは暑さに強い野菜です。暑い時期には生長が旺盛になるので、必要に応じて摘芯をすることでわき芽や枝が増えて、1株の収穫量を増やせます。

種まき時期:4月~5月

植えつけ時期:5月中旬~7月中旬

収穫時期:7月~8月

バジルの種は気温が20℃以上で発芽します。気温が安定した春頃に種まきをする場合は、先に育苗ポットで育苗して、後から畑に植えつけましょう。乾燥が苦手なので十分に水やりをして、日当たりの良い場所で管理します。本葉の数が増えて混み合ってきたら間引きをしましょう。間引きをして引き抜いたバジルはサラダなどの料理に使えます。

☘52:バジルの育て方|水やりや肥料などの日々の管理、剪定方法や収穫方法などご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜23.「ゴーヤ」

ゴーヤ

独特の苦味が特徴のゴーヤは、ゴーヤチャンプルや天ぷら、サラダなど、さまざま料理に用いられる野菜です。ビタミンCやカリウム、カロテンなどの栄養素を多く含んでいます。

種まき時期:3月中旬~6月初旬

植えつけ時期:5月~6 月中旬

収穫時期:7月~9月

耐暑性に強いゴーヤは気温が高く、日をたくさん浴びることで大きくなります。病害虫にも比較的強いので、あまり手間がかからない家庭菜園向けの野菜です。育苗ポットで育てる場合は3月中旬頃に種まきをして、25℃~30℃くらいの環境で保温して発芽させます。直まきする場合は5月中旬から6月初旬頃にかけて種をまき、発芽まではホットキャップで保温して発芽させます。つるが長く伸びるので支柱を立てることがおすすめです。ネットを張ってつるを這わせることでグリーンカーテンにしても良いでしょう。

☘70:ゴーヤの育て方|立派なグリーンカーテンを育てたい!準備する資材や、水やりや肥料の与え方などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜24.「シソ」

シソ

シソは、日本料理の付け合わせや香りづけ、薬味など、さまざまな料理で活躍しています。ビタミン類やミネラル、βカロテンなど栄養素が豊富に含まれていることも魅力です。

種まき時期:4月~6月

植えつけ時期:5月中旬~7月中旬

収穫時期:6月~9月

シソにはさまざまな品種がありますが、いずれも育て方は同じです。露地栽培はもちろん、プランター栽培でも十分に育ちます。本葉が7枚くらいになった頃に摘芯をすると、わき芽が伸びて収穫量が増え、長く収穫できます。湿り気のある場所や日当たりの良い場所を好みますが、日光に当てすぎると葉が固くなってしまうので注意が必要です。本葉が10枚以上になった頃に下の葉から切って収穫しましょう。

☘83:シソの育て方|香り良く柔らかい葉を育てるには?肥料の与え方や、摘心などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜25.「ラディッシュ」

ラディッシュ

ラディッシュの味は大根のようですが、見た目は丸くてカブのような形をしています。種まきから収穫まで約30日と栽培期間が短い野菜です。春どり・初夏どり・秋どり・冬どりと、真夏や真冬を除いて1年中栽培できます。家庭菜園ビギナーさんにもおすすめの野菜です。

種まき時期:3月~5月

収穫時期:4月中旬~6月

ラディッシュは小型のため露地栽培に限らず、ベランダなどの小さなスペースを利用した家庭菜園にも向いています。風通しの良い環境を好みますが、熱風や強い風は苦手です。ベランダで育てるときは室外機の風が当たらないように注意してください。株が混み合うと実が大きくならないので、元気な株を残して間引きをします。間引きをした後は土寄せをして、水やりをします。

春に植える野菜26.「シュンギク(春菊)」

シュンギク

独特な風味のシュンギク(春菊)はお鍋の材料の定番として人気で、関西では「キクナ(菊菜)」と呼ばれることもあります。病害虫に比較的強いシュンギクは育てやすく、コンパニオンプランツとしてもおすすめの野菜です。

種まき時期:3月中旬~4月中旬

収穫時期:5月~6月

シュンギク(春菊)は冷涼な気候を好みますが、春まきして育てることも可能です。好光性種子なので、種をまいた後の覆土は薄くかける程度で問題ありません。春まきの場合、気温が高くなるとトウ立ちしやすくなるので、トウ立ちしにくい品種を選ぶのがおすすめです。種まきから収穫までは約2カ月~3カ月です。株立ちタイプのシュンギク(春菊)はわき芽を摘み取り、株張りタイプのシュンギク(春菊)は株ごと抜き取り収穫します。

☘17:春菊(シュンギク)の育て方|おすすめの品種や種まきのタイミング、収穫方法などもご紹介|【PlantiaQ&A】

春に植える野菜27.「スイカ」

スイカ

スイカは甘くてみずみずしい夏野菜です。ビタミン類が豊富に含まれ、夏の栄養補給食材としても人気があります。大玉タイプと小玉タイプと大きく2つの種類に分類され、多種多様な品種があります。

種まき時期:3月~4月

植えつけ時期:5月

収穫時期:7月~8月

種まきから育苗してプランターや畑に植えつけても良いですが、育苗がやや難しいので苗から育てたほうが簡単です。植えつけは本葉が4枚~5枚くらいになった頃、大体5月上旬頃から始めます。気温が高く、強い光が当たる場所を好むので、日当たりが良く、水はけの良い場所で育てましょう。より確実にスイカの実をつけるために人工授粉を行います。開花から約30日経ったら、玉直しのために果実をひっくり返しましょう。受粉から約40日で収穫期を迎えます。

☘93:スイカの育て方|おいしいスイカを収穫したい!植えつけ方法や、水やりと肥料、玉直しや摘果などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜28.「インゲン」

インゲン

ビタミンやミネラルが豊富なインゲンは、「つるなし種」と「つるあり種」があります。家庭菜園ビギナーさんには場所を取らない「つるなし種」がおすすめですが、長く収穫を楽しみたい方には「つるあり種」もおすすめです。

種まき時期:4月中旬~5月

収穫時期:6月~7月

インゲンは連作を嫌います。日なたを好みますが、高温に弱いので種まき期に入ったら早めに種をまきましょう。湿害に弱いという特性があるので、水はけの良い土や畑を用意します。また、インゲンは開花から2週間程度で収穫時期を迎えます。つるあり種は食味が低下しないように、適期をむかえたら早めに収穫しましょう。

☘180:インゲンの育て方|美味しく収穫するためのコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

春に植える野菜29.「ブロッコリー」

ブロッコリー

品種改良を経て、家庭菜園でも育てやすくなったブロッコリー。ビタミンAやビタミンCなどビタミン類が豊富なうえ、食物繊維やカロテン、カルシウム、鉄分などの栄養素も多く含まれています。

種まき時期:2月

植えつけ時期:3月中旬~4月中旬

収穫時期:5月

ブロッコリーは種からでも育てられますが、苗から育てたほうが簡単です。苗を選ぶときは病害虫が付いていないかしっかり確認し、できるだけ葉の緑が濃くて厚みのある苗を選びましょう。日照不足や肥料不足、根の発育不足、害虫の発生などがあると、ブロッコリーが大きく育たないことがあります。日当たりの良い場所に置いて、肥料切れを起こさないように植えつけたら3週間に1度のペースで追肥をしましょう。また、春は害虫が発生しやすいので、防虫対策をしっかり行うことが大切です。

☘19 :ブロッコリーの育て方|大きく育てるにはどうすればいいの?土づくりの方法や肥料の与え方、収穫方法などもご紹介 【PlantiaQ&A】

春に植える野菜30.「パプリカ」

パプリカ

赤や黄色など、鮮やかな色が特徴のパプリカはピーマンの一種です。ピーマンよりも独特の青臭さがないことから、サラダや炒め物の材料として多く用いられています。

種まき時期:2月~3月

植えつけ時期:4月下旬~6月上旬

収穫時期:7月~10月

パプリカは種からでも育てられますが、寒いと発芽しにくい場合があります。難易度も高めなので、初めての方には苗からの栽培がおすすめです。苗の植えつけは4月下旬~6月上旬頃に行います。苗は浅めに植えて、日光が十分に当たるように株間を広めにとりましょう。また、パプリカは連作障害が出やすい野菜です。パプリカや同じナス科の植物を植えた土を使いたい場合は、3年~5年ほど期間をあけてください。

☘189:パプリカの育て方|美味しく収穫するためのコツは?水やりや肥料などの管理方法もご紹介

春に植える野菜31.「ズッキーニ」

ズッキーニ

ウリ科、カボチャ属のズッキーニは、春植えして6月~8月に旬をむかえる野菜です。βカロテンやビタミン類、カルシウム、カリウムなどの栄養素が含まれていて、風邪予防やむくみ解消などの効果が期待できます。

種まき時期:3月~4月

植えつけ時期:4月下旬~5月下旬

収穫時期:6月~8月

ズッキーニは露地栽培だけでなく、プランターでの栽培も可能です。プランター栽培をする場合は大型のものを選び、できるだけ株間を広く取りましょう。ズッキーニは日当たりと水はけの良い場所を好みます。プランター栽培の場合は土の表面が乾いてきたタイミングで水やりをしましょう。開花から4日~10日ほどで収穫できます。

☘:225 【Q&A】ズッキーニの育て方|美味しく育てるコツや収穫方法は?水やりや肥料など、日々の管理もご紹介|【PlantiaQ&A】

春に植える野菜32.「メロン」

メロン

果実的野菜であるメロンは厳密にいうとキュウリと同じウリ科の野菜です。網目のあるメロンはネットタイプ、網目のあるメロンはノーネットタイプと分けられています。家庭菜園でも比較的育てやすいのは網目のないノーネットタイプのメロンです。

種まき時期:4月~5月初旬

植えつけ時期:5月

収穫時期:7月~8月

メロンは露地栽培もプランター栽培も可能です。プランター栽培の場合は支柱を立て、つるを誘引します。暑さや乾燥には強い一方、多湿を嫌います。植えつけ時は浅植えにして、水の与えすぎに注意してください。プランター栽培の場合は水はけと保水性のある用土を用意します。より着果を良くするには、人工授粉をおすすめします。15℃以上の環境で人工授粉を行い、その後も20℃以上をキープして育てましょう。人工授粉を行った日から40日~50日程度で収穫できます。

☘73:メロンの育て方|甘く育てるにはどうしたらいいの?人工授粉や摘果の方法などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜33.「アイスプラント(アイスプランツ)」

アイスプラント

プチプチとした食感が特徴のアイスプラント。きらきらとした水泡に覆われており、食べるとほんのりと塩の味がします。サラダやスープ、天ぷらなど、さまざまな料理で味わえる野菜です。

種まき時期:2月~3月、9月~10月

収穫時期:5月~7月、11月~3月

アイスプラントは春まきと秋まきができ、種まきから2カ月程度で収穫できます。暑さに弱いため、夏には枯れてしまう点に気をつけましょう。秋まきで室内栽培を行えば冬越しでき、長く収穫することができます。収穫の1週間ほど前になったら、週に2回程度の頻度で塩分1~2%の塩水をあげてみましょう。アイスプラントを食べたとき、より塩気を感じられるようになります。

春に植える野菜34.「ルッコラ」

ルッコラ

ルッコラはアブラナ科のハーブで、イタリア料理でよく使われている食材です。爽やかな辛みとゴマに似た香りが特徴で、柔らかい葉を収穫してそのまま食べることができます。

種まき時期:3月~7月、9月~11月

収穫時期:5月~8月、10月~12月

ルッコラはとても育てやすい野菜のひとつです。室内栽培なら1年を通して栽培・収穫が行えます。プランターにばらまき、もしくはすじまきして、間引きながら育てていきましょう。水は土の表面が乾燥してから与えます。アブラムシが発生することがあるため、予防・駆除を徹底しましょう。種まきから約1カ月で収穫することができます。一度に引き抜いてしまわずに、下についている葉から少しずつ収穫していくと良いでしょう。

春に植える野菜35.「じゃがいも」

じゃがいも

じゃがいもは春植えと秋植えができます。春植えのほうが栽培の手間がかかりにくいため、初心者向きとされています。じゃがいもがお好きな方は、ぜひ春植えで育てて収穫しましょう。

種いもの植えつけ時期:3月~4月

収穫時期:5月下旬~6月上旬

じゃがいもにはさまざまな品種がありますが、春植えに適した品種を選ぶことで失敗が少なくなります。植えつけの2週間~3週間前には種いもを日光に当てて芽出しをしておくことがおすすめです。植えつけ後は追肥と同時に土寄せも行い、芋が土から出てしまわないように管理しましょう。収穫はなるべく梅雨入り前に済ませます。雨が降って土が湿ったまま収穫すると、じゃがいもが傷ついてしまうことがあるため気をつけましょう。

☘62:ジャガイモの育て方|春植えと秋植えの違いは?大きく育てる方法は?芽出し、芽かき、土寄せなどもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜36.「モロヘイヤ」

モロヘイヤ

独特のぬめりがあるモロヘイヤは、鉄分やカルシウム、カロテンなどが豊富な野菜です。同じように粘りのあるオクラや納豆と合わせてもおいしく食べられます。一株植えておくと、夏の間は長く収穫を楽しめるでしょう。

種まき時期:4月下旬~6月

植えつけ時期:5月下旬~7月上旬

収穫時期:7月~10月中旬

モロヘイヤは種からでも育てられますが、初期生育が遅いため苗を購入して植えつけることがおすすめです。草丈40cm程度のときに摘心するとわき芽が伸び、収穫量を増やせます。放っておくとどんどん大きくなるため、収穫を繰り返しながらコンパクトに育てましょう。追肥は2週間に1回の頻度で定期的に施します。花が咲いた後につくられる莢や種には毒があるため、誤って食べてしまわないように注意が必要です。

☘94:モロヘイヤの育て方|次々と沢山収穫したい!植えつけ方法や、水やりと肥料、摘心などもご紹介【PlantiaQ&A】

春に植える野菜37.「ゴボウ」

ゴボウ

ゴボウは食物繊維が豊富で低カロリーなため、健康志向の方にも人気の野菜です。煮物やかき揚げ、天ぷら、サラダなど、さまざまな料理で楽しむことができます。コンパクトに育てられる品種ならベランダでのプランター栽培も行えるため、お好きな方はぜひ育ててみましょう。

種まき時期:3月~4月、9月~10月

収穫時期:10月~3月、6月~8月

ご家庭で育てる場合は管理しやすい短根種を選ぶことがおすすめです。ひとつの穴に4~5粒の種をまき、本葉が2~3枚つく頃には一本立ちさせましょう。肥料不足になるとスが入りやすくなるため、定期的に追肥することが大切です。短根種なら種まきから3カ月程度で収穫できます。折れてしまわないように慎重に掘り上げましょう。

春に植える野菜38.「コマツナ」

コマツナ

コマツナはカロテンやビタミンC、カルシウム、鉄分などを豊富に含む葉野菜です。使い勝手も良く、和え物やサラダ、炒め物など、幅広い料理で活躍します。種まきから約1カ月で収穫できるため、ぜひお気軽に育ててみましょう。

種まき時期:3月~11月

収穫時期:4月~12月

コマツナは年間を通して栽培可能ですが、春と秋がもっとも育てやすい時期となります。夏は遮光、冬は防寒が必要です。春から夏にかけてはアブラムシをはじめとする害虫が発生しやすくなります。防虫ネットでトンネルがけして対策することがおすすめです。草丈20~25cmになったら収穫できます。採り遅れると葉が固くなるため、早めに収穫しましょう。

☘166:コマツナの育て方|美味しく収穫する方法は?植えつけ方法や、水やりと肥料の与え方などもご紹介 【PlantiaQ&A】

おわりに

春植えにおすすめの野菜を38種類ご紹介しました。春は冬の寒さが収まり、徐々にあたたかさが戻ってくるため、野菜づくりにぴったりな季節です。

春植えに向いている野菜には、私たちの食卓に欠かせない葉野菜や根菜、実野菜などさまざまな種類があります。露地栽培はもちろん、プランター栽培やベランダ栽培など、省スペースでも育てやすいものがたくさんあります。気になる野菜があれば、ぜひこの機会に栽培にチャレンジしてみてください!

 

 

 

投稿日: 2021年4月2日

更新日: 2023年3月17日

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【家庭菜園】 春に植えるおすすめ野菜38選|栽培のコツや注意点を紹介

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