
2018.12.06 UP
ハーブ初心者でも安心!ローズマリーを育ててみよう
色んな楽しみ方ができるハーブ、ローズマリー!

色々な用途に使用できるハーブがブームになりつつあります。そんなハーブの中でも育て方が簡単なハーブがローズマリーです。香りが特徴的でリラックスできるアロマやポプリとしても活用できますし、オーブン料理との相性もバツグンです。環境が良ければ年間を通して咲いてくれます。
ローズマリーのおすすめ3種をご紹介!

ローズマリーといっても様々な種類があり、どれを育てたらいいか悩みますよね。そこで、おすすめの3種をご紹介します。
トスカーナブルー
その名の通り、イタリアのトスカーナ地方で発見された代表的な立性タイプのローズマリーです。比較的成長が早く、香りが良いので料理用として特におすすめです。また、形もきれいに育ちやすいので観賞用としても良いでしょう。
マジョルカピンク
立性・半匍匐タイプのローズマリーで、かわいらしいピンクの花を秋から冬にかけてたくさん咲かせてくれます。丈夫で育てやすいので観賞用としてトピアリーにしたり、もちろん料理にも合います。
ウッドローズマリー
青みがかかった濃い紫花を咲かせるのが特長の、最初は上に伸びあとで垂れてくる半匍匐性のローズマリーです。多花性で特に観賞用として楽しみたい方におすすめです。
ローズマリーの育て方や剪定方法は?

日当たりなどは?
鉢で育てる場合はなるべく日当たりと風通しがよく、土が乾きやすい場所へおいてください。枝が増えてきた場合には、害虫予防なども兼ねて枝の剪定を行いましょう。剪定後は料理やリースなどにして楽しんでください。
剪定時期や方法は?
ローズマリーの花が咲く時期は4月~6月頃です。暑さが苦手なので、7月の気温が上がる前に剪定するのがおススメです。
剪定する場所は、花が咲いた場所の少し下部分を切りましょう。その際、根本部分には葉が残るように剪定しましょう
土や植え替えは? 肥料は?
初めての方は、ハーブ用の土を使用するのが良いでしょう。基本的には水はけが良い培養土を選んでください。おすすめはゆっくり長く効く元肥マグァンプKが配合された『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』です。根づまりや土の水はけが悪いと感じたら植え替えをしてください。ただし、梅雨や夏・冬の時期は植物にとってストレスとなりますので気をつけましょう。生育期間中は、1カ月に1回『ネクスコート野菜・くだもの用』を追肥をします。
ローズマリーの種類

育てるローズマリーを選ぶ際には、以下の3つのどのタイプか知っておきましょう。
立性
地面から上に向かって垂直に伸びていく代表的なタイプです。高いものですと、2mを超えることもあります。剪定をこまめにすることで、大きさを調節することもできます。
匍匐(ほふく)性
地面を這うように伸びていくタイプで、高さは30cmほどとあまり高くはありません。こちらのタイプにする場合は、どこで育てるのか検討の上植えつけてください。
半匍匐性(半立性)
立性と匍匐性をミックスしたタイプで横方向に100~200cm伸びた後に上へ伸びていきます。変化が分かりやすいので育てていて楽しいですね。
ローズマリーの増やし方は?

ローズマリーは挿し木で増やすことができます。種の採取は、発芽率が低く収穫までの時間もかかるので挿し木で増やすのが一般的です。
挿し木の方法や時期は?
ローズマリーの挿し木をする際に注意したいのは時期や気温です。暑すぎたり寒すぎたりすると上手く根づきません。適している時期として気温が20℃~25℃の5月~6月もしくは9月~10月です。
挿し木の際に切る場所は、その年に成長した部分を10cm~15cm程度を切ってください。古い部分の枝を切っても根付きにくいので気を付けてください。また、ポイントとしては切り口を斜めにすることです。斜めにすることで、水や栄養を吸いやすくなるので良いでしょう。
切ったローズマリーはコップや丁度いい大きさの容器の水に入れ替え、1時間程度水をたっぷり吸わせてください。その後、清潔な新しい土を使って挿し木をします。挿し木後はたっぷり水をあげてください。適度に水をあげ、数日後に新しい目が出ていれば成功です。
病気や害虫は?
ローズマリーで注意したい病気は「うどんこ病」です。うどんこ病とは、葉全体に白い粉がついたような病気です。高温・多湿が原因で発生しやすく、梅雨時期などは特に注意が必要です。見つけたら早めに切り取り、切り取った枝や葉は全て処分してください。また、アブラムシ等の害虫にも注意しましょう。毎日観察をして、変化に気づくことや風通しのいい場所に移動するなど対策をしてください。アブラムシ退治には、肥料と同時に殺虫効果のある『ハイポネックス原液殺虫剤入り』(https://www.hyponex.co.jp/item/114/?tmid=59)がおすすめです。
ローズマリーの活用方法
ローズマリーの醍醐味といえば、収穫後の活用ですよね。活用方法をご紹介します!
インテリアとして楽しもう
リースやフラッグにすればおしゃてなインテリアとして活用できます。ドライになった後でもほんのりローズマリーの香りを楽しんで頂けます。また、ポプリやアロマとしてリラックス効果も期待できます。
料理やハーブティーとして
ローズマリーは香りが強く特徴的なので、肉料理のにおい消しとして効果的です。もちろん、魚料理も引き立ててくれます。また、ハーブティーとして味わって頂くのもいいですね。
ローズマリーを育てて生活を豊かに
観賞用としても、その香りからお料理やインテリアとしても楽しんで頂けるローズマリー。丈夫で初心者にも育てやすいので是非一度育ててみて下さい。
動画でわかりやすく!HYPONeX Smile