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カラフルでキュートな花を咲かせるデイジー(デージー)。育て方のポイントや注意点

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白やピンク・赤・オレンジなどカラフルで可愛らしい花を咲かせるデイジー(デージー)。日本ではヒナギクとも呼ばれ、多くの人々に親しまれています。デイジーは冬から春にかけて次々と花を咲かせるため、長く開花を楽しめるのが魅力です。種からでも気軽に育てられるため、ぜひご自宅の花壇へ植えてみましょう。

今回は、デイジーの基本的な特徴や育て方のポイント・注意点、寄せ植えにおすすめの植物など、さまざまな情報をご紹介します。カラフルでキュートなデイジーを植えて、お庭を彩りましょう。

 

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デージーの特長

デイジーは、ヨーロッパや地中海沿岸を原産とするキク科ヒナギク属の一年草です。12月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせます。たくさんの品種があり、品種によって色や形・性質はさまざま。耐寒性が高く育てやすいので、ガーデニング慣れしていない人にもおすすめの植物です。

 

デイジーの名前の由来

デイジーという名前は、「太陽の目」を意味する、英語の“Day‘s eye”(デイズアイ)に由来するといわれています。太陽の光の下で、おひさまのような花を咲かせることから、この名がついたと考えられています。

また、「デイジー」という名前がつく花のなかには、別の種類のものも混じっています。たとえば、「ブルーデイジー」です。キク科ヒナギク属のデイジーと異なり、キク科ルリヒナギク属に分類されています。育て方や開花時期などが変わるため、栽培するときは混同しないように気をつけましょう。

 

開花時期の長いデイジー

デイジーは、12月から5月の間に、多数の花を咲かせてくれます。ひとつの株に次々と新しい花をつけるため、長く楽しめるのが魅力です。施肥や水やりなどを適切に行うことで、きれいな花をよりいっそう長く見られるでしょう。

 

デイジーの花の特徴

デイジーの咲き方は品種によって異なります。代表的なもので、「イングリッシュデイジー」は一重咲き、「チロリアンデイジー」はポンポン咲きです。咲き方によって印象が変わるため、お好みで選んでみましょう。

 

 

デイジーの基本的な育て方

デイジーは、鉢やプランターでも庭植えでも育てることができます。コンパニオンプランツとしても優秀ですので、同じ時期に開花するビオラやパンジーと一緒に植えつけるのも良いでしょう。

デイジーは丈夫で、園芸初心者でも栽培しやすい植物です。種や苗を入手して、デイジーを育ててみましょう。こちらでは、デイジーの基本的な育て方をご紹介します。

 

用土について

デイジーの用土には、水はけと水持ち、通気性のいい土が適しています。鉢植えの場合、小粒の赤玉土と腐葉土、牛ふん堆肥を5:4:1で混ぜたものや、「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」を使用しましょう。

地植えの場合、植えつけの2週間前までに苦土石灰を混ぜて、土を耕しておきましょう。

 

種まき

デイジーは種からでも気軽に育てられます。種まきの適期は8月下旬~9月にかけてです。デイジーは涼しい気候を好むため、暑さが治まってから種まきを始めましょう。ポットやセルトレーなどに種まきして育苗しても良いですが、花壇や鉢へ直接まいても十分に育てられます。管理しやすいほうを選びましょう。

デイジーの種は、とても細かいことが特徴です。土へばらまきした後は、風で飛ばないように注意し、薄く土をかぶせましょう。ジョウロやホースなどで水やりすると種が流れてしまうことがあるため、容器の底から吸水させるのがおすすめです。

また、デイジーの開花時期は12月~5月にかけてですが、種から育てる場合、3月以降の開花となることがあります。種まきをはやめると12月までに開花させられますが、暑さで弱ってしまいやすいため注意が必要です。

 

苗選び

デイジーの種はとても小さく、種まきはコツが必要です。初めて育てる方は、苗から育てたほうが管理しやすいかもしれません。植えつけ時期に流通する苗を入手し、植えつけましょう。

苗を購入するときは、上から見て土の表面が見えないくらい、葉がしっかり茂っているものを選びましょう。葉が変色していたり、虫食いがあったりするものは避けます。また、葉と葉の間にかびが生えていないかもチェックしてください。茎ががっしりとしており、葉の色が鮮やかなものは元気な証拠です。

 

植えつけについて

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デイジーの苗の植えつけ適期は、9月から10月にかけてです。霜が降りる時期までにある程度の大きさまで育て、しっかりと根づかせたいので、10月以降の植えつけは避けたほうがいいでしょう。植えつけが遅くなると、株が十分に育っておらず、うまく冬越しできない可能性があります。

育苗ポットなどに種まきした場合、本葉が2枚~3枚になったら鉢上げできます。この場合も、霜が降りる時期までには、植えつけを済ませてしまいましょう。

植えつけ時は、苗をポットから優しく取り出します。根鉢の大きさに合わせて植え穴を掘り、苗を入れましょう。根と土の間にすきまができないよう、しっかりと土を入れ込むのがポイントです。土の上から優しく手で押してあげましょう。その後は、水をたくさん与えます。

 

栽培場所について

デイジーは日当たりの良い場所を好みます。日中しっかりと太陽が当たる場所で栽培しましょう。日光不足になると茎ばかりがひょろひょろ伸びてしまい、花がつきにくくなります。

また、デイジーは耐寒性が高いので、冬場でも屋外で管理することができます。ただし、霜や寒風が当たる場所は避けてください。霜に当たることで、株が傷んでしまうことがあります。

 

肥料について

植えつけ時に、元肥として「マグァンプK中粒」を用土に混ぜ込みます。マグァンプKはゆっくりと長く効く緩効性肥料ですので、株の生育や花つきをサポートしてくれます。ただし、用土に上記のハイポネックス培養土 鉢・プランター用を使用した場合は、すでにマグァンプKが配合されていますので、別途元肥を与える必要はありません。

また、花がつき始めたら、液体肥料として「ハイポネックス原液」を与えましょう。頻度は1週間に1度が目安です。

デイジーは、ひとつの株にたくさんの花をつける性質があります。開花時期に肥料が足りなくなると花つきが悪くなりますので、肥料切れには注意しましょう。定期的に適量の肥料を与えるのが、花を長持ちさせるコツです。

 

水やりについて

デイジーは水切れを起こしやすい性質をしています。一度しおれてしまうと、元の状態に戻すことは困難です。土が乾いていたら、たっぷりと水を与えてください。とくに鉢植えは地植えよりも水切れしやすいため、土が乾いていないか頻繁に確認しましょう。地植えの場合は、降雨に任せても問題ありません。

なお、冬季は夜に水やりするのは避けたほうがいいでしょう。土が乾ききっていない状態で夜間に気温が下がり、霜が降りると、根が傷んでしまう恐れがあります。

 

植え替えについて

デイジーはもともと多年草ですが、日本の気候では一年草扱いとなります。夏が来たら枯れてしまうため、定期的な植え替えは必要ありません。ただし、栽培する場所を変えたいときなど、必要に応じて植え替えることは可能です。

デイジーは根が張りやすく、植え替えに強いメリットがあります。根をよく伸ばすため、植えている鉢が小さいと、根詰まりを起こしてしまうことも。その場合は掘り上げて根鉢を崩し、一回り大きな鉢へ植え替えてあげましょう。

 

 

デイジーのお手入れポイント

デイジーは開花期間が長く、お手入れ次第では何度か花を咲かせられます。切り戻しや害虫対策など、お手入れのポイントを確かめておきましょう。

 

花がら摘みについて

一番花が傷んできたら、花茎の根元からカットしましょう。そのまま放置していると種をつくりはじめ、次の花を咲かせるエネルギーが取られてしまいます。また、花茎ごと切り落とすことで、株が蒸れるのを防ぐこともできます。

株元や葉の上などに落ちた花びらは、見つけ次第こまめに取り除いていきましょう。そのままにしていると、病害虫が発生しやすくなります。

 

切り戻しについて

デイジーの花がある程度咲き終わったら、株全体を切り戻します。時期は4月ごろです。大胆に茎をカットすることで、株全体がすっきりして通気性が良くなります。

切り戻し後も水やりを続けていきましょう。順調に育てば脇芽が伸び、シーズン中に再び開花を楽しめるはずです。

 

害虫について

デイジーが被害に遭いやすいのは、アブラムシです。アブラムシは、新芽や茎・葉の裏側にくっついて吸汁し、株を弱らせてしまいます。見つけたらすぐに駆除するのが大切です。

アブラムシの被害が増えるのは3月から5月前後にかけてです。最初は1匹だけでも、放置しているとすぐに増えてしまいます。はやめに対策しておきましょう。アブラムシの退治には、肥料やり同時にアブラムシ退治ができる「ハイポネックス原液殺虫剤入り」がおすすめです。デイジーがアブラムシの被害に遭わず、たくさんの花を咲かせられるように管理しましょう。

 

 

デージーの主な品種

一口にデイジーといってもさまざまな品種がありますが、大きく2種類に分けられます。花びらが平べったいリグローサ種と、筒状の花びらをしているフィストゥローサ種です。

その2種からさまざまな品種が生まれていますが、なかでもとくに代表的なデイジーの品種をご紹介します。

 

チロリアンデイジー

フィストローサ種で、丸い形の花型をしています。約5センチにもなる大輪を咲かせ、色のバリエーションが多いのが特長です。寒さに弱いので、注意して育てましょう。

 

ポンポネットデイジー

「ヒナギク」として知られるポンポネットは、その名の通りポンポンした球状の花に育ちます。八重咲きで、ボリュームを感じられる品種です。主に赤、白、ピンクの花を咲かせます。

 

イングリッシュデイジー

白く小さい花が可愛らしいリグローサ種のイングリッシュデイジー。一重咲きですが、花つきが良いのでお庭や鉢を彩ってくれます。寄せ植えのベースとしてもおすすめ。

 

 

デイジーの増やし方

デイジーは、種を採取して増やすことができます。育てているデイジーを増やしたいときは、種をつくらせて採取しましょう。

 

種の採取について

デイジーの種は、花が終わった後につくられます。花がら摘みをストップしてしばらく待ち、種ができるのを待ちましょう。花が枯れてきたら、花茎から摘み取ります。小さな種を取り出したら、乾燥させて種まきの時期が来るまで保管しておきましょう。

 

 

デイジーは寄せ植えにもおすすめ

デイジーは寄せ植えをつくるときに重宝される花のひとつです。いろいろな花を組み合わせて、素敵な寄せ植えをつくってみましょう。

 

デイジーの寄せ植えの基本について

寄せ植えをつくるときは、同じ環境で育つ花を選ぶと管理しやすくなります。異なる環境で育つ花を寄せ植えしても、すぐに枯れてしまうため注意が必要です。とくに、寄せ植えに初めて挑戦する場合は、お手入れのしやすさを重視すると失敗が少なくなるでしょう。

また、寄せ植えでは草丈も重視されます。低い丈の植物どうしを組み合わせて、ドーム状の可愛らしい寄せ植えをつくることもあれば、背の高い植物を持ってきて高低差を活かした寄せ植えをつくることもあります。デイジーの草丈は15cm~40cmと、品種によってさまざまです。最初にどんな寄せ植えをつくりたいかイメージするときは、草丈にも気を配ってみましょう。

 

デイジーの寄せ植えにおすすめの花

デイジーは、品種によってさまざまな色や咲き方をしていますが、全体的に可愛らしい雰囲気を持つものが多く見られます。色や草丈、印象など、さまざまな部分を考慮して、寄せ植えに合わせる花を選びましょう。こちらでは、デイジーの寄せ植えにおすすめの、育てやすい花をご紹介します。

 

パンジー・ビオラ

デイジーだけでなく、寄せ植えに使いやすい花として代表的なものが、パンジーやビオラです。パンジーとビオラは、名前は違うものの同じ種類の花です。品種によりますが、開花時期は10月~5月と、デイジーとほとんど変わりません。パンジーやビオラは、黄や紫、赤、青、白、ピンク、オレンジ、茶、黒など、実に多彩な花の色を持ちます。デイジーの品種に合わせて、色を選びやすいのもメリットのひとつです。

パンジーとビオラは、ともに草丈が20cm~30cmと低めで、デイジーと同じぐらいです。こんもりと丸くなるように寄せ植えをつくりたいときにも向いています。

 

アネモネ

キンポウゲ科のアネモネは、2月~5月にかけて開花します。ふわふわとした大きな花びらがつき、花の姿が鮮やか。洋風の雰囲気を醸し出すのにもぴったりです。草丈は15 cm~50cmで、品種によってはデイジーより大きめのものもあります。花の色は白や青、赤、ピンク、紫などです。はっきりとした色のものが多いため、デイジーとのコントラストをつけやすいのではないでしょうか。

 

チューリップ

春の花チューリップは、3月~5月にかけて開花します。期間は1週間~2週間です。草丈は小さいものなら10cm、大きくなると70cm近くなります。高低差を出した寄せ植えをつくりたいときにデイジーと組み合わせるのがおすすめです。チューリップも、ほかの花と同様、花の色が多彩です。現在は品種改良が進み、個性的な咲き方をする品種もたくさん登場しています。個性的なチューリップを主役に据えても楽しそうです。

 

キンセンカ

キンセンカの開花時期は12月~5月と、デイジーと同じころに花を咲かせます。丈夫で育てやすく、長く花を楽しめることからも、デイジーと組み合わせるのにぴったり。

花の色は黄色やオレンジなどが有名です。草丈は10cm~60cmで、小さな花をたくさんつける品種もあれば、大振りの花をつける品種もあります。

 

ムスカリ

ブドウに似た、房状の花をつけるムスカリ。開花期間は3月~5月で、春の寄せ植えに人気の植物です。青紫のカラーが有名ですが、品種によっては白やピンク、黄などの花をつけます。

草丈は10cm~30cmと小さめです。寄せ植えでは、メインの花の引き立て役として活躍することが多く見られます。

 

 

デイジーの夏越し

ご紹介したように、デイジーは夏越しさせられないことがほとんどです。ただ、本来は多年草のため、適した環境をつくってあげられる場合は夏越しも可能となります。

屋外で夏越しさせるのは難しいため、基本的には鉢植えにして涼しい場所へ移します。その際、切り戻しをしておくと風通しが良くなり、より夏の暑さを乗り越えやすくなります。気温が下がり、秋が深まってきたら再び屋外へ戻しましょう。

普通のご家庭で、安定して冷涼な環境を維持するのは難しいはず。そのため、デイジーを何シーズンも楽しみたい場合は、種や苗を再度購入するか、種を採取しておく人が多いようです。

 

おわりに

デイジーはガーデニング初心者にも育てやすい花です。同じ時期に開花する植物と組み合わせ、寄せ植えを楽しむこともできます。肥料切れには気をつけて、涼しい環境で育てていきましょう。ぜひデイジーの種や苗を入手して栽培し、可愛らしい花を咲かせてあげてくださいね。

 

 

 

2019.04.03公開

2021.03.05改訂

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