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ベゴニアの育て方|初心者でも簡単!種類や植えつけから日々の管理まで

ベゴニアの育て方|初心者でも簡単!種類や植えつけから日々の管理まで

園芸店やホームセンターでベゴニアの苗を見かけて「育ててみたい」と思った経験はありませんか?鮮やかな花色に惹かれながらも、育て方がわからず迷っている方は少なくないでしょう。

ベゴニアは品種が豊富で、初心者も育てやすいものから上級者向けのものまでさまざまです。自分に合った品種を選べば、長期間美しい花を楽しむことができます。

この記事では、ベゴニアの種類や特長、基本的な育て方から日々の管理まで丁寧に解説します。

  • リーガース・ベゴニア

    リーガース・ベゴニア
    学名 Riegers begonia
    科名 シュウカイドウ科
    別名 エラチオール・ベゴニア
    原産地 南米
    分類 多年草
    耐寒性
    耐暑性

    栽培カレンダー

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    開花時期
    植えつけ・植えかえ
    施肥

【動画】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介|PlantiaQ&A

☘68:ベゴニアの育て方|きれいな花をさかせるにはどうすればいいの?水やりや肥料、冬越えの方法もご紹介

ベゴニアの育て方|特長と種類

ベゴニア

ベゴニアは、ブラジルを原産とするシュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。主に中南米・アジア・アフリカなどの熱帯〜亜熱帯地域を中心に分布しています。

半日陰でも育つので、お庭はもちろん、ベランダや玄関先でも栽培しやすい植物といえます。品種によって開花時期は異なりますが、5月~11月にかけて鮮やかな花を咲かせてくれるでしょう。

ベゴニアには驚くほど多様な品種が存在し、野生種は世界で約2000種以上が確認されています。品種改良が盛んにおこなわれてきた結果、現在では1万種類以上もあるといわれています。

花を楽しむタイプ、葉を観賞するタイプ、球根を作るタイプなど、多彩な姿を楽しめる植物です。お好みに合わせて楽しんでください。

ベゴニアの主な種類

ベゴニア

ベゴニアは品種改良された種類も多く、1万5千種類以上あると言われています。ここでは大きく分けて3つの種類をご紹介します。

四季咲きベゴニア(センパフローレンス)【難易度:★☆☆】

センパフローレンスは「常に花が咲く」といったラテン語に由来する品種です。その名の通り、温度さえ確保できれば長期間花を楽しめる品種です。

暑さにも比較的強く、真夏も強い直射日光を避けた明るい場所であれば元気に育ちます。花壇や鉢植えの定番として知られており、初めてベゴニアを育てる方におすすめです。

木立性ベゴニア【難易度:★★☆】

地下に球根や根茎をつくらず、茎が真っすぐ立ち上がるタイプです。生長が旺盛で、環境が合えば2年目以降もよく開花します。

生育適温は16℃〜25℃で、気温が10℃を下回ると生育が鈍くなるため、冬は室内に取り込むなどの寒さ対策が必要です。

球根ベゴニア【難易度:★★★】

地下に球根を形成し、冬になると地上部が枯れて休眠するタイプのベゴニアです。沢山の花びらが重なり豪華な花が特長で、鉢花として高い人気があります。

アンデス山脈周辺の高地に自生する種をもとに品種改良されているため、高温多湿に弱いものが多いです。夏場は管理方法に気をつけ、風通しの良い環境を確保しましょう。

ほかの種類のベゴニアと比較し、家庭で育てることは難しい品種です。

根茎性ベゴニア(レックスベゴニア)【難易度:★★☆】

茎が太く、地面を這うように成長するタイプのベゴニアです。葉も美しく観賞価値が高いです。

直射日光を避けた半日陰を好み、室内の明るい場所で育てることもできます。品種によっては人工照明でも栽培可能なので、室内のインテリアとして栽培するのにも適しています。

エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)【難易度:★★〜★★★】

鮮やかな花色とボリュームのある豪華な花姿が魅力で、鉢花として人気があります。

生育適温は20℃前後で、暑さにも寒さにも弱い品種です。長く花を楽しむには湿度や温度管理が重要になります。ベゴニアの中では中級者向けといえるでしょう。

ベゴニアの花言葉

ベゴニアには、「愛の告白」「幸せな日々」「片想い」「親切」という花言葉があります。ベゴニアが長い期間花を咲かせることや、可憐で優しい花姿に由来するといわれています。

また、赤色のベゴニアは「公平」、ピンク色のベゴニアは「丁寧」、黄色のベゴニアは「繁盛」といった色ごとに異なる花言葉を持つものもあります。

ベゴニアの育て方|基本の栽培方法

ベゴニア

ここからは、ベゴニアの基本の栽培方法やコツを紹介します。

ベゴニアが好む栽培環境

ベゴニアは、強い日差しを苦手としますので、風通しの良い半日陰やカーテン越しの窓辺などでの栽培が適しています。強い日が当たるとすぐに葉が焼けてしまうので、夏場は特に注意が必要です。

また、ベゴニアは高温多湿の環境が続くと、株が蒸れると葉っぱが傷んだり根腐れを起こしたりすることがあります。夏場は風通しの良い日陰に移動させましょう。

寒さにもあまり強くなく、耐寒温度は5℃前後です。そのため、日本では一年草として扱われることもありますが、室内に取り込めば越冬させることも可能です。

冬場に室内に取り込んで管理する場合、窓辺は夜になると気温が下がるので、暖かい部屋の真ん中に置くといいでしょう。また、エアコンの風が直接当たらないように注意してください。風が当たると花がポロポロと落ちてしまうことがあるため注意してください。

苗選び

ベゴニアの苗を選ぶ際は、葉の数が多く、つやと厚みがあるものを選びましょう。

鉢底から根が飛び出しているものは、根詰まりしている可能性があるため避けます。手で触ってみてグラグラする苗も避けましょう。

土づくり

ベゴニアは水はけの良い土壌を好みます。市販の草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』がおすすめです。

自分で配合する場合は、赤玉土5、腐葉土4、パーライト1を目安に用いてください。

植えつけ

ベゴニア

植えかえの適期は、4月~6月、または9月後半~10月です。鉢底から根が飛び出していたら根詰まりしている可能性があるので植えかえましょう。

また、水はけが悪くなった場合も植えかえをしましょう。土は、元肥としてマグァンプKが配合されている『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』がおすすめです。

植えかえ時には黒くなった古い根は取り除き、たっぷり水を与えましょう。

木立性ベゴニアの植え方

2年に1回の頻度で植えかえを行いましょう。4月~6月、または9月~10月に行います。

球根ベゴニアの植え方

3月~4月に、球根の上部が土から少し出る程度の浅植えで、植えかえを行います。

根茎性ベゴニアの植え方

根は縦に深く伸びず横に広がる性質なので、浅鉢に植えてください。

また、苗同士の距離が近いと、根腐れの原因になるので注意が必要となります。

水やり

多湿が苦手なベゴニアは、水やりをしすぎると根腐れを起こしてしまいます。基本的には、土の表面が乾いてからたっぷりと与えてください。

また、葉に水がかかると痛みや病気の原因となることがあります。水やりをするときは、口の細いジョウロを使って、できるだけ根元にそっと水を注ぐようにしましょう。

冬は生長が緩やかになるため、水やりの回数を減らし、乾燥気味に育てましょう。土が乾いてから数日置いて水を与える程度でも問題ありません。

植えつけ

ベゴニアは種まきで育てることもできますが、種が細かく育苗に時間がかかるので、苗を購入して育てるのがおすすめです。

植えつけの適期は4月~6月、または9月後半~10月にかけてです。気温が安定した時期に植えつけることで、根付きがよくなります。

肥料

ベゴニア

1週間~10日に1回を目安に、液体肥料『ハイポネックス原液』を与えましょう。

7月~9月にかけての気温が高い時期は植物も弱りやすくなります。肥料を控えめにするか、ではなく、植物用の活力剤『リキダス』を与えてください。

花がら摘み

ベゴニアは次々とたくさんの花を咲かせます。枯れ落ちた花が土の上に残ったままだと病害虫の原因になることがあります。

そのため、開花時期はこまめに花がら摘みを行い、清潔な状態を維持しましょう。

ふやし方

ベゴニアは、主に挿し木(挿し芽)、株分け、種まきで増やすことができます。

それぞれの方法には適した種類や時期があるため、育てているベゴニアに合わせて選びましょう。

挿し木(挿し芽)

木立性ベゴニアやセンパフローレンスなど多くの品種で行える増やし方です。4月〜6月または9月〜10月の比較的涼しい時期が適期です。

茎を2節〜3節ほどつけて切り取り、下葉を取り除いてから挿し芽用土に挿します。

直射日光を避けた半日陰で乾燥させないように管理すると、約3〜4週間で発根が始まります。十分に根が伸びてきたら、草花用培養土『ハイポネックス培養土鉢・プランター用』に植えかえてあげましょう。

株分け

根茎性ベゴニアなど、株が横に広がるタイプは株分けでふやせます。

植えかえ適期お4月〜6月、9月〜10月に作業を行いましょう。株を鉢から抜き、根茎をバランスよく切り分けて、それぞれを新しい鉢に植えつけます。

作業後は明るい半日陰で管理し、根が落ち着くまで乾燥させないようにしましょう。

種まき

ベゴニアは種から育てることもできますが、種子が非常に細かいため、発芽までの管理に手間がかかります。

初心者は苗を購入して育てる方が失敗しにくいでしょう。

病害虫対策

ベゴニアは、アブラムシなどの害虫がつきやすい植物です。植えつけの際に、肥料と殺虫剤がひとつになった『虫を予防するマグァンプD』などを混ぜ込んでおくと予防効果が期待できます。

また、春と秋にうどんこ病、夏に斑点細菌病、湿度が高い時期や冬に灰色カビ病にかかる恐れがあります。
それぞれ適した薬剤を使用してください。

ベゴニアと寄せ植えをするのに相性の良い花

お庭でも鉢でも育てられるベゴニアを寄せ植えにして、華やかに楽しむこともできます。

寄せ植えでは花同士の相性が大切です。同じような生育環境の花を植えることで、お互いを邪魔することなく、同時期に花を咲かせることができます。

ここでは、ベゴニアと寄せ植えをする上で相性の良い花をご紹介します。

シダ、コリウス

シダやコリウスをベゴニアの根本に植えることで、土の周りに適度な湿度を保つ効果があります。

ベゴニアの花の鮮やかさがいっそう引き立つので、ベゴニアを目立たせたい場合には特におすすめです。

特に、コリウスを植えると華やかさが増します。葉の色や模様が、隙間があきがちなベゴニアの根本のアクセントにちょうどいいです。

ペチュニア、ロベリア

花の大きさが近いペチュニアやロベリアと寄せ植えをすると、いっそう華やかになります。統一感が出てボリュームのある寄せ植えになるので、同系統の色のものを植えるのがおすすめです。

ベゴニアは、育てるのが難しいとされますが、丁寧に育ててお庭や鉢に咲かせると、その場を華やかにしてくれる人気の花です。ベゴニア単体で育てるのが難しそうなら、相性の良い植物と寄せ植えをするのもおすすめです。

ベゴニアの育て方|よくあるトラブルと対処法

ベゴニアを育てていると、思いどおりに花が咲かなかったり、葉の色が悪くなったりすることがあります。

よくあるトラブルと対処法を押さえておくと、早めの対応ができるでしょう。

花が咲かない

日照不足・肥料切れ・温度ストレス・根詰まりなどが主な原因です。

株を明るい半日陰に移動し、液肥を与えることが有効です。また、鉢底から根が飛び出していたら植えかえをしましょう。

葉が黄色くなる

球根ベゴニアの秋の黄変は休眠準備なので正常です。

ただし、生育期の黄変は水切れ・肥料切れ・根腐れが原因であることが多いので、土の乾き具合を確認して過湿を避けてください。

茎が徒長する

日照不足が主な原因です。レースカーテン越しの明るい場所に移動し、木立ち性であれば5月中旬以降、エラチオールなら3月〜4月上旬に切り戻しで形を整えると良いでしょう。

冬越しに失敗する

耐寒性が弱いため、晩秋には必ず室内の暖かい場所で管理してください。

木立性や四季咲きベゴニアは室内で管理し、球根ベゴニアは葉が黄ばんだら水を止め、凍らない冷涼な場所で球根を保管しましょう。

おわりに

ベゴニアは、環境を整えれば春から秋まで長期間花を楽しめる魅力的な植物です。

まずは四季咲きベゴニアから始めて、ベゴニア栽培の楽しさを体験してみてはいかがでしょうか?

公開日:2019年04月19日
更新日:2021年10月01日
更新日:2023年08月29日
更新日:2026年03月17日

#ベゴニア #草花の育て方 #特集

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