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オキザリスの育て方|種類や植えつけ方法、長く楽しむコツを紹介

オキザリスの育て方|種類や植えつけ方法、長く楽しむコツを紹介

オキザリスは、カタバミ科の植物で、かわいらしい花をたくさん咲かせるのが魅力です。白や黄色、ピンク、紫など花色が豊富で、品種によって花や葉の形にもさまざまな違いがあります。また、日光が当たると花を開き、光が弱くなると閉じる性質も特長のひとつです。

オキザリスには春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲きなど、品種によってさまざまな種類があります。今回は、オキザリスの特長や開花時期、品種ごとの植えつけ方法、基本的な育て方やお手入れ方法などをご紹介します。

【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

☘129:オキザリスの育て方|きれいな花を咲かせるには?水やりや肥料など日々の管理もご紹介

オキザリスの育て方|特長や開花条件

オキザリス

オキザリスは、カタバミ科カタバミ属の植物の総称です。南アフリカや中南米などを原産地とし、世界に多くの種類が分布しています。白や黄色、ピンク、紫など花色が豊富なほか、葉の形や色にもさまざまな個性があります。

種類によって草丈や生育の仕方、開花時期なども異なるため、好みの花色や葉の姿だけでなく、育てる環境や楽しみたい時期に合わせて種類を選ぶのもおすすめです。

開花する条件

オキザリスの花は、日光が当たると開き、夕方や曇りの日、雨の日など光が弱いときには閉じる性質があります。

日当たりが悪い場所では花が開きにくく、花つきにも影響することがあるため、できるだけ日当たりのよい場所で育てましょう。

開花時期

オキザリスの開花時期は、春咲き・夏咲き・秋咲き・冬咲き・四季咲きと、品種によってさまざまです。どの時期に花を咲かせたいかによって、育てる品種を選びましょう。少しずつ開花時期の違うものを寄せ植えして、かわるがわる咲く花を楽しむのもおすすめです。寄せ植えにする際は草丈が同じ程度に育つものを植えることで、見栄えも良くなります。

花や葉の特長

花色は白、黄色、ピンク、赤、オレンジ、紫などさまざまで、複数の色が入る複色の花もあります。

一重咲きのほか八重咲きの種類もあり、葉も緑色だけでなく紫色など、種類によって異なる姿を楽しめます。

主な種類

オキザリスには、さまざまな種類があります。たとえば、淡いピンク色の花を咲かせる「オキザリス・ボウィー」、花が閉じたときに白と濃いピンクの色合いを楽しめる「オキザリス・バーシカラー」、紫色の葉が特長的な「オキザリス・トリアングラリス」などがあります。

種類によって開花時期や葉の形、休眠する時期などが異なるため、花色だけでなく、育てる環境や楽しみたい時期に合わせて選ぶとよいでしょう。

オキザリスの育て方|基本的な栽培方法

オキザリス

オキザリスは種類によって、植えつけ時期や生育の仕方が異なります。

育てる品種の性質を確認したうえで、適した環境を用意しましょう。ここでは、オキザリスを育てる際の基本的な方法をご紹介します。

オキザリスが好む栽培環境

オキザリスは、日当たりと風通し、水はけのよい場所を好みます。日光を受けることで花を開く性質があるため、生育期はできるだけ日当たりのよい場所で育てましょう。特に発芽後は、十分に日光を当てて株を丈夫に育てます。

一方で、種類によって生育期や休眠期が異なります。夏に休眠する種類は、強い日差しや高温が続く時期には、鉢植えを半日陰へ移すなどして管理します。冬に生育する種類も、霜や凍結のおそれがある場合は、軒下や室内などに移して寒さから守りましょう。

また、オキザリスは過湿を嫌うため、長雨が続く時期は雨が当たり続けない場所で管理するなど、土が過湿にならないようにすることも大切です。

土づくり

オキザリスは、水はけの良い土を好みます。鉢植えの場合、自分で用土を配合するときは、赤玉土と腐葉土を7:3程度で混ぜたものなどが適しています。元肥にマグァンプKが配合された『ハイポネックス培養土 鉢・プランター用』も使用できます。

地植えの場合も、水はけの良い場所を選び、必要に応じて腐葉土などを混ぜて土を整えておきましょう。

植えつけ

オキザリス

オキザリスは、品種によって植えつけ時期や球根の植え方が異なります。春に植える種類と秋に植える種類があるため、育てる品種に合わせて適期に植えつけましょう。

一般的には、春植えは3月~4月頃、秋植えは9月~10月頃が目安です。

また、オキザリスの球根は、品種によって大きさや形がさまざまです。球根の形に合わせて、上下の向きや植える深さを調整することが大切です。

鉢植えでは、球根の大きさや生長後の株の大きさに合わせて鉢を選び、水はけのよい状態にしておきましょう。

代表的な品種の植えつけ方法は、以下のとおりです。

アデノフィラ

アデノフィラは春植えの種類で、3月~4月頃が植えつけ適期です。球根が腐りやすいため、球根全体を土に埋めず、上部を地上に出すように浅く植えます。

複数の球根を植える場合は、株が生長することを考えて適度に間隔をあけましょう。

ボーウィー

ボーウィーは秋植えの種類で、9月~10月頃が植えつけ適期です。球根は丸みのあるほうを下、とがったほうを上にして植え、1cm~2cm程度を目安に土をかぶせます。

バーシカラー

バーシカラーも秋植えの種類で、9月~10月頃が植えつけ適期です。球根は細長い形をしているため、とがったほうを上にして植え、2cm程度を目安に土をかぶせます。

レグネリー

レグネリーは春植えの種類で、3月~4月頃が植えつけ適期です。根茎状の球根をつくるため、横向きに寝かせるように植え、2cm程度を目安に土をかぶせます。

その他の球根

オキザリスには、両端がとがっていて上下の向きがわかりにくい形の球根もあります。

このような球根は、横向きに寝かせて植え、覆土は1cm程度を目安にします。無理に上下を決めず、球根の形に合わせて植えつけましょう。

水やり

植えつけ後、発芽してから1カ月ほどは、根をしっかり張らせるため、過湿に注意しながら十分に水を与えます。

その後は、土の表面が乾いてから、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。過湿になると球根が腐ることがあるため、雨天や曇天が続くときは水やりを控えます。

オキザリスは、種類によって夏や冬に休眠します。休眠中は水を控え、乾燥気味に管理しましょう。休眠する時期は品種によって異なるため、育てている種類の性質を確認して管理することが大切です。

肥料

オキザリスは肥料を与えなくても育ちますが、生育を促し、花を楽しむためには適量の肥料を与えます。植えつけ時には、緩効性肥料を元肥として施し、生育期には植物の状態を見ながら追肥しましょう。

液体肥料を使う場合は、『ハイポネックス原液』を1000倍に希釈し、1週間に1回を目安に与えます。ただし、植えつけや植えかえ直後はすぐに与えず、2~3週間ほど経ってから使用しましょう。

肥料を与えすぎると葉ばかりが茂って花つきが悪くなることがあるため、適量を守ることが大切です。

オキザリスの育て方|日頃の管理と増やし方

オキザリス

オキザリスは多年草の種類が多く、適切に管理すれば毎年花を楽しむことができます。

種類によって生育期や休眠期が異なるため、育てている品種の性質に合わせて管理しましょう。ここでは、病害虫対策や休眠期の管理、植えかえ、分球による増やし方をご紹介します。

病害虫対策

キザリスは比較的丈夫で、病害虫の被害を受けにくい植物です。

ただし、高温で乾燥した時期には、葉の裏にアカダニが発生することがあります。葉の色が悪くなったり、生育が弱ったりする場合は葉裏を確認し、発生している場合は水で洗い流すなど、早めに対処しましょう。

また、オキザリスは過湿を嫌うため、雨が続く時期は根腐れにも注意が必要です。鉢植えは雨の当たらない場所へ移動させるなど、土が過湿にならないように管理しましょう。地植えの場合も、水がたまりやすい場所は避け、排水性を確保しておくことが大切です。

休眠期の管理

オキザリスには、夏に休眠する種類と冬に休眠する種類があります。葉が黄変して地上部が枯れてきたら、休眠に入るサインです。

夏に休眠する種類は、葉が黄ばんできたら徐々に水やりを減らし、休眠中は雨の当たらない場所で乾燥気味に管理します。秋になって気温が下がり、生育を再開したら、少しずつ水やりを再開しましょう。

冬に休眠する種類は、寒さによって地上部が枯れたら水やりを控えます。霜や凍結のおそれがある場合は、鉢植えを凍らない場所へ移動させるなどして球根を守りましょう。種類によって休眠時期や耐寒性が異なるため、育てている品種に合わせて管理することが大切です。

なお、オキザリスは植えっぱなしで育てられる種類も多いため、休眠するたびに球根を掘り上げる必要はありません。掘り上げる場合は、休眠期に球根を取り出し、土を落としてから、風通しのよい日陰で乾燥させて保管します。

植えかえ

オキザリス

鉢植えのオキザリスは、球根が増えて株が混み合ったり、鉢いっぱいに根が回ったりした場合に植えかえます。

数年に一度を目安に、休眠期から生育を再開する頃に行うとよいでしょう。地植えの場合は、自然に分球して広がるため、株が混み合っていなければ植えかえは必要ありません。

植えかえでは、古い土を落として球根の状態を確認し、傷んだ球根があれば取り除きます。

その後、新しい水はけのよい用土に植えつけましょう。植えつけ時と同様に、球根の種類に合わせて向きや深さを調整します。

分球で増やす

オキザリスは、球根が自然に分球して増える種類が多く、植えかえの際にできた子球を分けて増やすことができます。球根を傷つけないように掘り上げ、親球から分かれている子球を丁寧に取り外しましょう。

分けた球根は、植えつけ適期に新しい用土へ植えつけます。すぐに植えつけない場合は、球根を乾燥させ、風通しのよい日陰で保管しておきましょう。

種類によって植えつけ適期が異なるため、春植え種と秋植え種の違いを確認してから作業することが大切です。

おわりに

オキザリスは増やしやすく丈夫なため、花壇のように広い場所で育てるのにも向いています。球根の形状によって植えつけ方法が異なるため、それぞれに合ったやり方を確認しておきましょう。

花の色が多く開花期間が長いオキザリスなら、さまざまな花色のものを寄せ植えして、カラフルなお庭をつくりたいときにもおすすめです。管理しやすく、ガーデニングをはじめたばかりの方にもぴったりのオキザリス。ぜひご自宅で育てて、長い開花時期を楽しんでみませんか?

 

公開日:2019年10月28日
更新日:2026年10月6日

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