ポトスの育て方|特長や種類、置き場所、水やり、増やし方などを紹介
ポトスは、丈夫で育てやすく、観葉植物を初めて育てる方にも人気の植物です。
室内で楽しみやすく、剪定によって好みの形に整えたり、つるを垂らしたり支柱に絡ませたりと、さまざまな仕立て方を楽しめます。また、挿し木や水挿しなどで増やすこともできます。
ここでは、ポトスの特長や基本的な育て方、植えかえ、剪定・仕立て方、増やし方、病害虫対策などをご紹介します。
- 目次
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- 【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
- ポトスの育て方|特長や種類、魅力
- ポトスの基本情報
- ポトスの特長
- ポトスの主な種類・品種
- ポトスの育て方|置き場所・温度管理
- 夏の置き場所
- 冬の置き場所
- ポトスの育て方|用土・植えつけ
- 用土
- 植えつけ
- ポトスの育て方|水やり・肥料
- 水やり
- 肥料
- ポトスの育て方|剪定・仕立て方
- 剪定
- 支柱仕立て
- 吊り鉢仕立て
- ポトスの育て方|植えかえ
- ポトスの育て方|増やし方
- 挿し木で増やす
- 水挿しで増やす
- 株分けで増やす
- ポトスの樹液に注意
- ポトスの育て方|病害虫対策
- 炭そ病
- ハダニ
- カイガラムシ
- ポトスの育て方|よくある質問
- 日陰でも育てられますか?
- 斑が消えてしまうのはなぜですか?
- 葉が黄色くなるのはなぜですか?
- 水挿しで増やせますか?
- 冬の水やりはどうすればよいですか?
- おわりに
- 動画でわかりやすく!教えて服部さ~ん!
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
☘04:ポトスの育て方 |ポトスを増やしてみよう!挿し木、水挿し、株分けの3つの方法
ポトスの育て方|特長や種類、魅力
ポトスは、つるを伸ばして生長するサトイモ科の観葉植物です。丈夫で育てやすく、観葉植物を初めて育てる方にも人気があります。
明るい室内で育てられるほか、つるを垂らしてハンギングにしたり、支柱に絡ませたりと、さまざまな仕立て方を楽しめるのも魅力です。また、挿し木や水挿しなどで比較的簡単に増やすことができます。
ここでは、ポトスの特長や種類、基本的な育て方、剪定や増やし方などをご紹介します。
ポトスの基本情報
項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Epipremnum aureum |
| 科名 | サトイモ科 |
| 別名 | オウゴンカズラ(黄金葛) |
| 原産地 | ソロモン諸島 |
| 分類 | 多年草 |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
ポトスの特長
ポトスは、原産地の熱帯地域では樹木などに絡みながら生長するつる性の植物です。葉色や斑の入り方が異なるさまざまな園芸品種があり、品種によって異なる雰囲気を楽しめます。
ポトスは耐陰性があり、室内でも育てられます。ただし、光が少なすぎると茎が間延びしたり、斑入りの品種では斑が薄くなったりすることがあります。
直射日光は葉焼けの原因になるため、明るい場所で強い日差しを避けて育てることがポイントです。
ポトスの主な種類・品種
ポトスには、葉色や斑の入り方が異なるさまざまな園芸品種があります。好みの葉色や模様から、育てたい品種を選ぶのも楽しみのひとつです。
ゴールデンポトス
緑色の葉に黄色の斑が入る、代表的なポトスです。丈夫で育てやすく、初心者にも向いています。
ライムポトス
鮮やかなライムグリーンの葉が特長の品種です。明るい場所で育てることで、葉色をより楽しめます。
パーフェクトグリーン
斑の入らない緑一色の葉を持つ品種です。シンプルな葉色で、さまざまなインテリアになじみます。
ポトス・エンジョイ
緑色の葉に白~淡黄色の斑が入る品種です。はっきりとした斑模様を楽しめます。
マーブルクイーン
白色の斑が多く入る品種です。明るい場所で育てることで、美しい斑を楽しめます。
ポトスの育て方|置き場所・温度管理
ポトスは日光を好みますが、強い直射日光に当たると葉焼けすることがあります。室内では、レースカーテン越しなどの明るい場所で育てましょう。
耐陰性があるため、多少日当たりが悪い場所でも育てられます。ただし、光が不足すると茎が間延びしたり、葉の斑が薄くなったりすることがあります。
葉の状態や生育の様子を見ながら、できるだけ明るい場所で管理しましょう。
夏の置き場所
夏は強い日差しを避け、レースカーテン越しなどの明るい場所で管理します。風通しのよい場所を選び、室温が高くなりすぎないように注意しましょう。
冬の置き場所
ポトスは寒さが苦手なため、冬は暖かい室内で管理します。窓辺は夜間に冷え込みやすいため、冷え込む時間帯は窓から少し離すとよいでしょう。
また、暖房の風が直接当たる場所は避けてください。
ポトスの育て方|用土・植えつけ
ポトスは、季節や生育状態に合わせて水やりや肥料の与え方を調整することが大切です。土の乾き具合を確認しながら、適切に管理しましょう。
用土
ポトスは水はけのよい土を好みます。鉢植えには観葉植物用の培養土を使用すると手軽です。「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」なども利用できます。
自分で用土を配合する場合は、赤玉土などの基本用土に腐葉土などを加え、水はけと水もちのバランスを整えましょう。
また、ポトスはハイドロカルチャーでも育てられます。土を使わないため、室内で土を使いたくない場合にも適しています。ただし、水の与えすぎによる根腐れには注意しましょう。
植えつけ
植えつけの際は、まず鉢に適量の用土を入れ、ポットからポトスを取り出します。根鉢を崩しすぎないように注意しながら、根の状態を確認しましょう。
鉢にポトスを入れ、株の位置や高さを調整しながら、周囲に新しい用土を入れていきます。植えつけ後は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。
ポトスの育て方|水やり・肥料
水やり
ポトスは、土が乾いたら水を与えるのが基本です。春から秋は生育が旺盛になるため、土の表面が乾いていることを確認したら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。
冬は生育が緩やかになるため、水やりの回数を減らします。土の乾き具合を確認し、乾いてから少し間をあけて水を与えるようにしましょう。
季節だけで水やりの回数を決めるのではなく、室温や置き場所、土の乾き具合を見ながら調整することが大切です。
葉水
葉水を行うと、葉の乾燥を防いだり、葉についたホコリを落としたりするのに役立ちます。
乾燥しやすい時期などは、霧吹きで葉に水を吹きかけるとよいでしょう。
肥料
ポトスは肥料を与えなくても育ちますが、生育期に適切に肥料を与えることで、元気な株に育てやすくなります。
春から秋の生育期に、緩効性肥料や液体肥料を植物の生育状態に合わせて与えましょう。植えつけ時の元肥には約2ヵ月効果が持続する『マグァンプK 中粒』がおすすめです。
追肥には、緩効性肥料『プロミック 観葉植物用』、液体肥料の場合は、『ストレート液肥 観葉植物用』や『キュート 観葉植物用』などが手軽に使用できます。
冬は生育が緩やかになるため、基本的に肥料は控えます。
ポトスの育て方|剪定・仕立て方
ポトスはつるを伸ばして生長するため、伸びすぎたり、株が間延びしたりしたときは剪定を行いましょう。
剪定によって株の形を整えながら、さまざまな仕立て方を楽しむこともできます。
剪定
つるが伸びすぎたときや、株のボリュームを出したいときは、伸びたつるを切り戻します。剪定で切り取った茎は、挿し木や水挿しに利用することもできます。
剪定後は、株の生育状態を見ながら通常の管理を行いましょう。
支柱仕立て
ポトスはつる性の植物なので、支柱を立ててつるを上へ誘引する仕立て方も楽しめます。
ヘゴ棒などの支柱を鉢にしっかり固定し、つるを支柱に沿わせます。茎を固定する場合は、きつく縛らず、生長できる余裕を持たせましょう。
吊り鉢仕立て
ポトスのつるを下へ垂らして楽しむなら、吊り鉢を利用する方法があります。床に鉢を置くスペースが限られている場合にも取り入れやすく、ポトスのつるを生かした飾り方を楽しめます。
吊り下げる際は、鉢の重さやフックの耐荷重などを確認し、安全に設置しましょう。
ポトスの育て方|植えかえ
ポトスは生育が旺盛で、鉢の中に根が回りやすいため、2年~3年に1回を目安に植えかえます。
生育が旺盛な5月~8月が適期です。鉢底から根が出ている、水やりをしても土に水がしみ込みにくいなどの様子が見られたら、根詰まりを起こしている可能性があります。
植えかえの際は、鉢から株を抜いて古い土を軽く落とし、傷んだ根があれば取り除きます。その後、これまでよりひと回り大きな鉢に新しい用土を入れて植えつけ、たっぷりと水を与えましょう。
植えかえ後は、直射日光の当たらない明るい場所で管理し、株の状態を見ながら徐々に通常の管理に戻します。
ポトスの育て方|増やし方
ポトスは、挿し木や水挿し、株分けなどで増やすことができます。
剪定した茎を利用できる方法もあるため、株を増やしたいときは、育てながら挑戦してみるとよいでしょう。
挿し木で増やす
挿し木は、ポトスを増やす代表的な方法です。剪定で切り取った茎を利用して、手軽に増やすことができます。
健康な茎を2節~3節ほど含む長さで切り取り、下のほうの葉を取り除きます。気根がついている茎を利用すると、発根につなげやすくなります。
切り取った茎を挿し木用の土に挿し、直射日光を避けた明るい場所で管理しましょう。土が乾燥しすぎないように注意しながら、発根を待ちます。
水挿しで増やす
水挿しは、土を使わずにポトスを増やす方法です。剪定などで切り取った茎を水に挿して管理すると、根が伸びていく様子を観察できます。
茎の下のほうにある葉を取り除き、節が水につかるようにして水に挿します。水が濁ったら交換し、清潔な状態を保ちましょう。根が十分に伸びたら、土に植えかえることもできます。
株分けで増やす
株分けは、根のついた株を分けて新しい株をつくる方法です。植えかえの際にあわせて行うとよいでしょう。
鉢から株を抜き、根の状態を確認しながら、根と茎がついた状態で分けます。分けた株は、それぞれ新しい用土を使って植えつけましょう。
株分けのポイント
鉢から土ごと、慎重に引き抜きます。根についている土は、手で優しく揉んで落とし、虫食い部分や腐った根を切り落とします。その後、根が付いた部分をはさみで切り取って分けていきます。これをそれぞれ新しい鉢に植え付けていきましょう。
ポトスの樹液に注意
ポトスの葉や茎には、不溶性のシュウ酸カルシウムが含まれています。剪定や植えかえなどの作業を行う際は、樹液が皮膚につかないよう手袋を着用すると安心です。
また、ポトスは犬や猫が口にすると刺激や嘔吐などの症状が生じる可能性があるため、ペットがいる家庭では、植物を口にしないよう置き場所にも注意しましょう。
ポトスの育て方|病害虫対策
ポトスは比較的丈夫な植物ですが、栽培環境によっては病気や害虫の被害を受けることがあります。
葉や茎の状態をこまめに確認し、異常が見られたら早めに対処しましょう。
炭そ病
炭そ病は、カビが原因で起こる病気です。葉に褐色や黒っぽい斑点が現れます。
春から秋の高温多湿な時期に発生しやすいため、葉が茂りすぎている場合は適度に剪定し、風通しをよくしておきましょう。
発病した葉を見つけたら、早めに取り除きます。水やりの際は葉に水がかからないよう、株元に与えるとよいでしょう。
ハダニ
ハダニは葉の裏に発生しやすい害虫です。特に夏や冬、乾燥した環境で発生しやすいため、葉の表面だけでなく裏側もこまめに確認しましょう。
葉水はハダニの予防にもつながるため、乾燥しやすい時期は葉の状態を見ながら行います。発生した場合は、被害の程度に応じて水で洗い流したり、適用のある薬剤を使用したりして対処しましょう。
カイガラムシ
カイガラムシは、葉や茎に付着して植物の汁を吸う害虫です。見つけたら早めに取り除き、被害が広がらないようにしましょう。
数が少ない場合は、歯ブラシなどを使ってこすり落とす方法があります。薬剤を使用する場合は、対象の害虫と植物に使用できることを確認し、商品の説明書に従って使用してください。
ポトスの育て方|よくある質問
ポトスを育てていると、「葉の色が変わった」「斑が薄くなった」など、気になることもあるでしょう。
ここでは、ポトスを育てる際によくある疑問についてご紹介します。
日陰でも育てられますか?
ポトスは耐陰性があるため、室内の明るい場所であれば育てられます。
ただし、光が不足すると茎が間延びしたり、斑入り品種の斑が薄くなったりすることがあります。できるだけ明るい場所で管理しましょう。
斑が消えてしまうのはなぜですか?
日照不足などによって、斑入り品種の斑が薄くなることがあります。
葉の状態を確認しながら、直射日光を避けた明るい場所へ移動しましょう。
葉が黄色くなるのはなぜですか?
葉が黄色くなる原因には、水の与えすぎや根詰まり、光不足などさまざまな可能性があります。
まずは土の乾き具合や置き場所、根の状態などを確認しましょう。
水挿しで増やせますか?
ポトスは水挿しで増やすことができます。
茎の下のほうの葉を取り除き、節が水につかるようにして水に挿します。水が濁ったら交換し、清潔な状態を保ちましょう。
冬の水やりはどうすればよいですか?
冬は生育が緩やかになるため、春から秋よりも水やりを控えます。
土の乾き具合を確認し、乾いてから少し間をあけて水を与えましょう。
おわりに
ポトスは、明るい室内で育てやすく、つるを垂らしたり支柱に絡ませたりと、さまざまな仕立て方を楽しめる観葉植物です。挿し木や水挿しなどで増やすこともできるため、育てながら株を増やしていく楽しみもあります。
丈夫で育てやすいポトスを、ぜひご家庭に取り入れて、育てる楽しみや飾る楽しみを味わってみてください。
動画でわかりやすく!教えて服部さ~ん!
【ポトスを育てよう!】もっともポピュラーな観葉植物の育て方お話します
公開日:2021年5月5日
更新日:2023年10月9日
更新日:2026年10月9日
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