Labyrinth バラの迷宮 pickup196『葵の上』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 ロサオリエンティス プログレッシオ |
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花色 | 濃い茶色~ベージュピンク |
花径 | 中輪 |
花型 | 丸弁八重咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | ティーの淡香 |
樹形 | 高さ1.1×幅1.0mの木立性 |
赤い蕾から開いて、中心に茶色を見せながら、濃い茶色から紫味をおびたベージュピンクのグラデーションの中輪花に開花。花色は次第に淡くなり、黄色い花芯を覗かせていく。
花弁は丸弁~宝珠弁の中輪・房咲き。四季咲きで夏場も良い花が咲き、秋も花数多く安定して開花。花保ちが良い。
樹は高さ1.1×幅1.0mの木立性でまとまりの良い株姿。耐病性高く、バラの家の殺菌剤散布区分でタイプ1。
これまで育てるのが難しかった茶色系のバラの中でも、樹勢があり耐病性が高く、細かな栽培技術がなくてもよく育つ。
花名は『源氏物語』の光源氏の正妻で左大臣の娘の名から。
2024年秋発表のロサ オリエンティス プログレッシオ。
株全体に見せる王朝時代の華やぎ
朱色を含むような赤い蕾からしっとりとした花色に開花していく
秋花も安定して咲く。花数も多い
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。