Labyrinth バラの迷宮 pickup129『カレス』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
Data
■作出:京阪園芸F&Gローズ「ローズアロマティーク」
■花色:青みがかったピンクのグラデーション
■花型:花径7㎝/カップ咲き/四季咲き
■香質:中香
■樹形:高さ0.8mの木立性・横張り性
青みがかったピンク色の花弁は弁端に濃色をぼかす。花径7㎝のカップ咲きで、房咲きになる。
花付きがとても良く、春はびっしり20輪ほどの房になることも。花弁数60~80枚。四季咲き。フルーティな中香。
樹は高さ0.8mの半横張り性。枝は軟らかく細めでトゲは少なめ。
花名は、「愛撫」「抱擁」「風などが肌に心地よくあたる」などを意味。
2022年発表の京阪園芸F&Gローズ「ローズアロマティーク」。
‘フィネス’‘リヴレス’の姉妹品種。花色はいちばん淡く、花付きはもっとも良く、散るまでカップを保つ。
初期生育はやや遅い。葉はうどんこ病に耐性があり、黒星病にはやや強い。
著者紹介
玉置一裕 Profile
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。
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