DATA
作出 | ドイツ タンタウ |
---|---|
花色 | 紫味のあるディープピンク |
花型 | 中輪/ロゼット咲き/四季咲き |
香質 | 微香 |
樹形 | 高さ0.9mの木立性 |
紫味のあるディープピンクの中輪。花径7㎝で花弁数が多めのロゼット咲き。花付きが良く、房になってたくさん咲く。花色・花形とも四季を通じて安定して咲き続け、秋花は少し紫味が強くなる。微香。樹は半横張り性で高さ0.9×幅0.6mの半横張り性。コンパクトなので、小さな庭や鉢植えにも。耐病性が高い。花名は、赤紫色に輝く宝石Spinelから。2020年発表。
最近人気を集める〇株がコンパクト〇花数が多い〇育てやすい バラの一つ。庭でぱっと目を惹く花は、少し大きめに感じる。いつ見てもきれいに咲いていて、写真にも撮りやすい。花に強烈な個性はないが、シーズンを通じてきれいに咲く花を楽しめ、安心して育てられる。
春花。ぱっと目を惹くディープピンク色
バスケットにたくさん咲いた花と草花を集めて(写真:京成バラ園芸)
秋花。花色は少し紫味が強くなるが、大きさ・咲き方などは、ほぼ春花と同じ
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玉置一裕
Profile
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。