ブロッコリー

2020.11.03

時期:12 月~3 月
主な産地:北海道、愛知県、埼玉県

ブロッコリーを選ぶ

紫色がかったブロッコリーを見つけたら買いましょう!

全体に緑色が濃いものを選びましょう。全体的に黄ばんでいるものや黄色くなったブロッコリーは時間が経ち、花が開き始めているものもあります。冬の寒い時期、紫色がかったブロッコリーを見かけたことありませんか?ブロッコリーは冬の野菜なので、露地栽培のものは寒さに耐えて成長します。その寒さから身を守ろうとして「アントシアニン」という抗酸化作用があるポリフェノールの一種を作ります。栄養価が高くなるだけでなく、ブロッコリー自体が糖分を溜めこみ甘くなります。ブロッコリーは茹でなくても食べることができますが、茹でると鮮やかな緑に戻りますので、見た目が気になる場合はさっと湯通ししましょう。またブロッコリーには小さな外葉が付いていることが多いです。外葉がしおれているものは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。

つぼみの部分がしっかり硬く閉じ、密集しているものを選びましょう

ブロッコリーと言えば、つぼみ。つぼみが集まった花蕾が盛り上がってこんもりしているものを選びましょう。ブロッコリーを横から見てキレイな「ドーム型」になっているものがおススメです。小さめのつぼみ同士の間隔がぎゅっと詰まっていて、つぼみがしっかり硬く閉じ、密集しているものを選びましょう。日が経つと、つぼみ同士の隙間が空き、つぼみが柔らかくなり、色も黄色くなり、花が咲き始めます。ブロッコリーは花が咲いても食べることはできますが、味は落ちます。ブロッコリーを横から見た時に、つぼみ部分の臭いもチェックしましょう。ごくまれにですが、変な匂いがするブロッコリーがあります。これはブロッコリーに含まれる辛味成分の「イソチオシアネート」です。貯蔵状況、配送状況が良くない場合に発生することがあります。できればその匂いがないブロッコリーを選びましょう。

花が咲き始めたブロッコリー

茎をチェック。ス(空洞)が入っていないかどうか確認を

ブロッコリーは鮮度が落ちやすいので、劣化を防ぐため茎がしっかり残っているものがお  ススメです。また、切り口がみずみずしく、色が黒ずんでいないもの、茎にス(空洞)などが ないものがおススメです。ス(空洞)が入るのは、夏の暑い時期に収穫された場合や、生育後 半に雨が多かったりすると、ブロッコリーが急激に成長し、ひずみとしてス(空洞)が出来た り、肥料のやりすぎなどが原因として考えられます。ス(空洞)が入っているブロッコリーの 茎を見ると、皮が厚くスジ張っているのが特徴です。できれば茎が太いブロッコリーを買い ましょう。太い茎は隅々に栄養が行き渡り、甘みも強くなります。逆に茎が細いと、成長途 中で収穫されたものの可能性があります。大ぶりのものが美味しいブロッコリーです。また、捨てがちなブロコッリーの茎ですが、花を咲かせるための栄養分があるので、つぼみ部分よ りも栄養価が高いのです。茎も一緒に食べましょう。

ブロッコリーを保存する

どうしてキッチンペーパーで包み、その上からポリ袋?

ブロッコリーは日もちがせず、黄色く変色しやすいので、出来るだけ早く食べきりましょう。生のまま保存する場合は、周りについている葉を取り除き、軽く湿らせた、新聞紙かキッチンペーパーで包み、その上からラップ、またはポリ袋に入れて野菜室で立てて保存します。できれば購入後 2 日以内には茹でてしまいましょう。茹でるときに一つまみ塩を入れて茹でたものをタッパなどの密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存の際は、しっかりと水気をとるのがポイントです。一度茹でてしまうと、傷みやすくなるため早めに食べるようにしましょう。

リンゴ、メロン、アボカドはエチレンガスを多く放出する野菜として有名ですが、実はブロッコリーもエチレンガスを多く放出します。エチレンガスは他の食材を劣化させますので、そのまま入れて、野菜室で放出させないようにしましょう。

スティックセニョールは、キャベツの仲間のカイランとの掛け合わせ品種です。柔らかい茎ごと楽しめます。当初「ブロッコリー二」という名前で売り出したところ、アメリカでブレイクし、日本では「スティックセニョール」という名で再発売しました。

ブロッコリースプラウト。ブロッコリースプラウトには、ビタミンC やβ-カロテン、カルシウム、葉酸、食物繊維などを多く含んでいます。特に注目すべきは「スルフォラファン」という解毒作用や抗酸化作用のある成分です。

紫ブロッコリー。花蕾が紫色のブロッコリーです。

ブロッコリーは花のつぼみの集まりを食べています。収穫をせずにいると、そこから黄色い花が咲きます。ブロッコリーはアブラナ科の植物ですので、その花はアブラナの花そっくりの花です。花も食べることが出来ますよ。少し苦いですが。。。

ブロッコリーの豆知識

ブロッコリーもカリフラワーも祖先は同じ

ブロッコリーとカリフラワーって似ていますよね。緑がブロッコリーで、白いのがカリフラワーです。似ているのは、両方とも同じ祖先をもつ野菜だからなのです。ブロッコリーの原産地は地中海沿岸で、野生のキャベツを品種改良して生まれたものといわれています。キャベツの原種が交雑を繰り返すことでブロッコリーへと発達したと考えられています。色の白いカリフラワーはブロッコリーが突然変異したものだといわれております。(キャベツやブロッコリー、カリフラワー、コールラビなどはケールを先祖とするアブラナ科の野菜です。)

最初は観賞用だったブロッコリー

ブロッコリーが日本に入ってきたのは、明治時代の初期頃ですが、当初は観賞用として珍重されていました。それが食用として急速に一般に広まったのは、1980 年代で新しい野菜のひとつです。日本の主な産地は、北海道、愛知県、埼玉県、香川県など。世界での主要生産国は、中国、インドが全体の約 70%以上を占め、次にスペイン、メキシコ、イタリアなどが続きます。ブロッコリーとはイタリア語で「枝」を意味しています。日本では「ミドリハナヤサイ」、フランスでは「アスパラキャベツ」、イギリスでは「イタリアンアスパラガス」と呼ばれています。

茹でるよりも蒸す

ブロッコリーの栄養を逃がさないためには、茹でるより蒸し炒めがおススメです。茹でるとブロッコリーの栄養素がお湯に流れてしまいますが、蒸せば栄養素はあまり逃げません。茹でるよりも蒸す方が調理時間も短いのでおススメです。

火をかける前の鍋やフライパンにブロッコリーと塩をひとつまみ入れ、オリーブオイルを入れ、水を大さじ 2 杯程度入れてフタをしてください。強火で 2~2 分 30 秒程度加熱し、火を止めたら余熱で少し蒸らして出来上がりです。

ブロッコリーとカリフラワーの交配で出来た野菜です。

同じ交配でロマネスコ もありますが、ロマネスコとは形が少し違います。ほのかな甘みがあり、火を通すとさらに色鮮やかになります。

ブロッコリーのポタージュスープもお手軽にできるメニューです。

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