【食育 完結編】野菜に興味をもってもらう

2022.06.12

野菜を食べた方が良いのはもちろんですが、野菜以外でも栄養は摂れるので、そこまで神経質にならなくても良いのではないかと思います。

いつかは野菜を食べることが出来るようになっている、というのがよくあるパターンだと思います。野菜は食物繊維があるので、それが食べにくい原因かもしれないですし、トマトのゼリーの部分のように食感がダメな場合もあるかもしれません。栄養だけで考えた場合、スープには水溶性の栄養が流れているので、直接野菜を食べなくても、栄養を摂ることは可能です。

僕自身は野菜が苦手になったことが無いので、このやり方が合っているかどうかは確信がないですが、自分の経験から考えるポイントです。

食事の準備を手伝う

野菜というより、「食」に興味を持っていたので、ままごと? 料理ごっこ? をしていました。

そこから派生をして、実際の食事のお手伝い(家族のお箸を並べたり、コップを出したり、食器の片づけ)をしていました。次に子供用包丁を買ってもらい、皮をむいたり、果物を切ったり、飾りつけを任せられたりしていたので、食事の準備が楽しかったのではないかな?と思います。

野菜作り

これは効果があると思います。

父は野菜をあまり得意としていないのですが、畑に一緒に行くうちに、一緒に野菜のお世話をするようになり、だんだん野菜を食べるようになってきました。最初のうちは、枝豆やトウモロコシのように甘みの強い野菜のみ食べていましたが、徐々に育てる野菜のレパートリーを増やしていくうちに、最難関のトマト(加熱すると全然問題なく食べることが出来る)を口にするようになりました。野菜と接する機会が増え、だんだん野菜に対して抵抗が無くなってきているように思えます。

畑を借りて・・・とまでしなくても、ベランダにプランターで栽培してみる、スプラウトやハーブなどを窓の近くで育ててみる。普段なら捨ててしまう野菜の根やヘタを利用して栽培する リボーンベジタブルの「リボベジ」などはとても簡単に始めることが出来ます。

楽しむ

特に食事の時間は、今でも毎回楽しみです。「食事は楽しい」ということをみんなで共有できれば、もっともっと“食”自体にも興味をもつのではないかと思います。

「食」と言う字は、「人」に「良い」と書きます。もっともっと食を楽しみましょう!

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