DATA
■作出:日本 青木宏達
■花色:花の外側に向かってうすくなる藤色
■花径:中大輪
■花形:重咲き。半剣弁咲きになったり外弁に切れ込みが入ることも
■香質:「ブルー:深みのあるブルーローズの香りにさわやかな柑橘系のベルガモットとフルーティな甘さが感じられる明るく洗練された香り」(国営越後丘陵公園第6回「国際香りのばら新品種コンクール」でHT金賞・国土交通大臣賞・新潟県知事賞の三冠を受賞時の評)
■樹形:樹高1.2mの半直立性
ブルー系の香りは一般にダマスク+ティーの香り。ベースにキープする成分が多いために奥深く籠って感じられるが、この品種の香りは明るく外に広がる。切り花にして部屋に飾れば室内を香りで満たす。四季咲き。葉は浅緑色の照り葉で小さめで、枝は細めでトゲが少なめ。シュートの出が良く、生育力・耐病性に優れ、育てやすい。李香蘭やテレサ・テンの歌った同名の往年の歌謡曲から命名された。2013年発表。
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。