DATA
■作出:日本 河合伸志
■花色:淡藤色
■花型:波状弁咲き/四季咲き
■花径:中輪
■香質:ブルー系の強香
■樹形:コンパクトな半横張性
淡藤色の波状弁咲き中輪。花径8㎝。早咲きで5月上旬から咲く。花付き良く繰り返し開花する。強いブルー系の芳香。株はコンパクトに生育し、半横張りのまとまりの良い姿になる。うどんこ病と黒星病にはやや注意が必要だが、樹勢は中くらいで、枝は硬く充実しやすく枯れ込みにくい。幼苗のうちは蕾をピンチするなど開花数を制限し、株の充実を促す。庭植え、鉢植えに。1968年作出のモーブカラーのFL‘エンジェル フェイス’の枝変わりを河合氏が固定し品種化。親品種より赤みの無いすっきりとした花色。2020年発表。
【花の印象】
ほど良い大きさの中輪花。咲き始めに外側に花弁を広げようとするときに初々しいあか抜けた印象。花芯を少し巻くように抱えることも。
中央をすぼめて外弁を広げた咲き始め
房咲きになって咲き混じる。満開になるとほんの少し淡くなる(手前の花)
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。