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切り花を長持ちさせるには?おすすめの方法や水揚げ、お手入れのコツ

切り花を長持ちさせるには?おすすめの方法や水揚げ、お手入れのコツ

フラワーショップで購入したり、贈り物でもらったりした切り花は、なるべく長く楽しみたいものです。
ただ、「切り花を生けてもすぐに枯れてしまう……」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

今回は、切り花を長持ちさせるために知っておきたいさまざまな情報をお届けします。切り花がしおれる理由や、長持ちさせるためにおすすめの方法、効果的なお手入れや水揚げのコツなどを解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

切り花が長持ちしない原因は?

花の寿命は、基本的にそれほど長くはありません。品種によっては、土に植えられているときでも、一度開花したらすぐにしおれてしまうこともあります。ただ、適切にお手入れすることで長期間花を楽しめる品種も見られます。

長く咲くはずの花であっても、切り花にすると早めに枯れてしまうことは珍しくありません。これにはさまざまな原因が考えられます。まずは、切り花がしおれてしまう主な理由をチェックしていきましょう。

水をうまく吸い上げられていない

植物が元気な状態を保ち、花を美しく咲かせるために欠かせないもののひとつが水です。何かしらの理由で水を吸い上げられなくなると、切り花はしおれてしまうでしょう。

たとえば、切れ味の悪いハサミで茎を切ってしまったことにより、切り花が早めに枯れてしまうことがあります。茎の断面がつぶれることでうまく水を吸えなくなってしまうためです。これを防ぐためには、よく切れるハサミですっぱりと茎を切る必要があります。

栄養が不足している

植物を育てるときには肥料や活力剤などで栄養を与えます。花がきれいに咲くのに必要な栄養を補給できなくなると、しおれやすくなってしまいます。

土に植えられた状態と比較すると、切り花は栄養が不足しやすいことが特徴です。そのため、花へ栄養を与えるために花瓶の水に糖分を加えることで、切り花を長持ちさせられることがあります。

細菌が繁殖している

花瓶の水にバクテリアが繁殖することで導管が詰まり、水を吸い上げられなくなることがあります。こういった細菌も、切り花が枯れる原因となってしまいます。バクテリアが増えにくい環境を整え、花瓶を清潔な状態に保つことも大切です。

高温すぎる環境に置いている

切り花は基本的に高温に弱く、直射日光の当たる場所や蒸し暑い部屋の中などに置いていると、すぐにしおれてしまうケースが見られます。花が暑さで弱ってしまうほか、気温が上がることで水中のバクテリアが繁殖しやすくなることも原因です。

切り花を生ける季節によっても、日持ちが変わってくることが一般的です。基本的に夏場は花を長持ちさせるのが難しくなるでしょう。

冬がもっとも長持ちさせやすく、その次に春と秋が日持ちしやすいとされます。ただし、冬に花瓶の水が凍ってしまうほど寒い場所に置いてしまうと、花がしおれる原因になるため気をつけましょう。

カビが生えてしまっている

切り花を生けているとき、花にカビが生えてしまうことがあります。カビの生えた状態になると花が弱り、しおれてしまいます。カビの生えやすい環境をつくらないように配慮することが大切です。

また、まれに販売されているときから花にカビが生えてしまっているケースもあります。購入の際は切り花全体をサッとチェックして、カビが発生していないかを確かめましょう。

切り花を長持ちさせるには?よくある裏ワザのポイントや注意点

花瓶

切り花を少しでも長く楽しみたいとき、以下のような方法がおすすめされることがあります。

  • 砂糖やサイダーなどを入れる
  • 10円玉を入れる
  • お酢を入れる

砂糖やサイダーなどを入れると良いとされるのは、糖分を水に加えることで切り花に栄養を与えられるためです。ただし、この方法では水が汚れやすくなってしまい、雑菌が増えやすい点に注意が必要となります。

10円玉を入れる方法では、銅イオンが水に溶けることで細菌の増殖を防げるといわれています。ただ、10円玉を数枚入れてもそれほど大きな殺菌効果は期待できない点に留意しましょう。細菌の繁殖を抑えるなら、より効果的な方法を選ぶことがおすすめです。

お酢を入れる方法も細菌の増殖を防止できる効果が期待できるといわれています。しかし、酢を入れすぎると花を傷めてしまうこともあるため気をつけましょう。

切り花を長持ちさせるには?おすすめの方法

切り花をより長く観賞するためにもっともおすすめといえるのが、「切り花延命剤」の活用です。切り花延命剤とは、切り花専用につくられた薬剤のこと。「切り花鮮度保持剤」や「花持ち剤」などの名称で呼ばれることもあります。

商品によりますが、切り花延命剤には、主に殺菌成分や糖分などが含まれています。花瓶の水を清潔に保ちながら、生け花に効率よく栄養を与えられることが大きな魅力です。

『水あげ名人』は、植物の栄養分である糖類、水の汚れや臭いを抑える抗菌剤、水の吸い上げを助ける界面活性剤などの働きによって、切り花や仏花、榊の鮮度を長く保ちます。

『水あげ名人』は水で10倍にうすめて使用します。

砂糖や酢などを入れる裏ワザは、どの程度の量が適切なのかを測るのが難しいのがデメリットのひとつです。少なすぎると効果がなく、多すぎると水が汚れやすくなったり、花が傷んだりします。

切り花延命剤であれば、水の量に対する使用量が決まっています。上記のような方法と比べると、より簡単に適正量を使用できることがメリットです。

動画でわかりやすく!『商品をご紹介』

切り花の栄養剤! 水あげ名人

切り花を長持ちさせるには?知っておきたいお手入れのポイント

切り花

切り花を長持ちさせるためには、『水あげ名人』を活用すると同時に、適切な方法でお手入れすることが大切です。こちらでは、切り花を長持ちさせるための、日々のお手入れのポイントをご紹介します。

花瓶の水をこまめに交換する

花瓶の水替えは切り花のお手入れの基本といえます。放置すると水の中に雑菌が増え、どんどん濁ってきてしまい、不衛生な状態になります。

できるだけ毎日水を取り替えてあげましょう。切り花延命剤を使用していると水替えの頻度を減らせますが、それでもこまめに取り替えることが大切です。

水はなるべく常温のものを使います。冷えすぎていても温かすぎても切り花が弱りやすくなるためです。

水の量に気を配る

切り花の茎は、水につかっているところが傷みやすくなっています。茎が傷んでしまわないよう、水の量を少なめにすることで対処しましょう。基本的には切り口が浸かる程度の量を入れておけば問題ありません。

ただ、乾燥しやすい暑い時期や、花瓶に生ける花が多いときなどは、思った以上に水の減りが早いこともあります。様子を見ながら水の量を調整しましょう。

茎を洗ってぬめりを取る

切り花を生けていると、茎の部分がぬるぬるとしてくることがあります。この部分から雑菌が増えてしまうことがあるため、茎を洗ってぬめりを取ることが大切です。花瓶の水を取り替えるついでに、茎の状態をチェックしてみましょう。ぬめりがある場合は丁寧に洗い落とします。

花瓶を洗って清潔に保つ

切り花

切り花自体をきれいにするのはもちろん、花瓶そのものを清潔に保つことも重要です。花瓶が汚れたままだと、水を取り替えたり茎を洗ったりしても、雑菌が増えてしまうかもしれません。水替えの都度、花瓶の洗浄も行いましょう。

花瓶を洗うときは台所用洗剤を使い、スポンジでしっかりと擦ることがおすすめです。口が細い花瓶の場合は長い柄のついたペットボトル用のスポンジを活用しましょう。

スポンジが入らないほど口が細いタイプの場合、スプレーで洗剤や台所用漂白剤などを噴霧することで、汚れを落としやすくなります。最後は洗剤が残らないように丁寧にすすぎましょう。

また、花を生け終わって花瓶を保管する前にもしっかりと洗っておくことが大切です。汚れを落として乾燥させてから収納しましょう。

切り戻しをする

切り花を長持ちさせるためには、茎を切り戻していくことも大事なポイントです。水を取り替えるタイミングなどで、切り口を少しずつカットしましょう。

切り花の切り口はずっと水につかっているため、次第に傷んで腐敗してくることがあります。うまく水を吸い上げられなくなり、早めに枯れてしまうケースもあります。定期的に切り戻すことできれいな状態を保つことができるでしょう。

湿気のこもりにくい涼しい場所に置く

切り花をジメジメとしたところに置くと、蒸れて弱ってしまうことがあります。湿気がこもりにくく、風通しの良い場所を選んで花瓶を配置しましょう。ただし、サーキュレーターやエアコンなどの風を直接当てるのは避けます。風に当たり続けると切り花が乾燥し、早めに傷んでしまう可能性があるためです。

切り花は高温の環境を嫌うため、涼しい場所に置くことも大切です。直射日光の当たる場所も避け、日陰に置いたほうが良いでしょう。窓辺に置く場合はレースカーテンで日光を和らげることがポイントです。

夏は冷房の効いた部屋に花瓶を置いて花を楽しむことがおすすめです。冷房の風が直接当たるような場所は避けましょう。反対に、冬場は暖房の効いた部屋よりは、肌寒い部屋のほうが切り花が長持ちしやすくなります。

切り花を長持ちさせるための水揚げのコツ

切り花

切り花を持ち帰った際、まずは水揚げをすることがおすすめです。水揚げとは、切り花が水を吸い上げやすいように行う作業のこと。

切り花がしおれかかってきたときにも、水揚げをすることで状態が良くなることもあります。こちらでは、基本の水揚げ方法や、その他のさまざまな水揚げの方法を解説します。

切り花の基本的な水揚げ方法

準備するもの

水揚げには、清潔な容器やハサミが必要です。消毒液やアルコールで拭くなどの方法で、道具をきれいな状態にしておきましょう。

基本の水揚げの手順

一般的に、よく行われるのが「水切り」と呼ばれる方法です。まずは切り花についている余分な葉を取り除きます。葉が多く残っていると蒸散する水分が増えすぎてしまうためです。加えて、水につかる部分に葉があると、そこから腐ってしまうことがあります。

バケツのように深めの容器に水を溜めたら、茎の先端をひたします。そのまま水中で茎をカットしましょう。切り口は斜めにすることで、水を吸い上げられる量を増やせます。カットした後は1時間ほど吸水させ、終わったら花瓶に生けましょう。

その他の水揚げ方法

切り花

花の種類によっては、水切り以外の方法が有効になる場合があります。こちらでは、その他の水揚げ方法についてもご紹介します。

手で折る

「水折り」とも呼ばれる方法です。基本的なやり方は水切りと同じですが、刃物を使わずに手で茎を折ることが異なります。

折ることで断面の繊維が多く出るため、水を吸い上げやすくなることがメリットです。キクやカーネーション、トルコキキョウなど、きれいに折りやすい硬めの茎を持つ花に向いています。

深めの水につける

「深水」とも呼ばれる方法です。切り花を深めの水につけておき、水圧で水をたくさん吸わせる方法となります。水切りをしても切り花に元気がない場合や、葉にハリがなくなってきたときなどにおすすめです。

深水をする際は、花びらまで水につけてしまわないように気をつけましょう。花びらが濡れると傷んでしまうことがあるためです。水面の位置が、茎の半分より上から花首の下あたりになるよう調節しましょう。

水につける時間は1時間以上がおすすめです。必要に応じて一晩吸水させることもあります。切り花の状態を見て、たっぷりと水を吸わせたいときは長めにつけておきましょう。

お湯にひたす

「湯揚げ」とも呼ばれる方法です。お湯につけて切り口を消毒するほか、茎に入ってしまった空気を抜くことが目的です。

湯揚げの際は花や葉が蒸気で傷まないよう、新聞紙で覆っておきます。茎を少しだけ切り戻してから、80℃以上のお湯に30秒ほどひたしましょう。その後、常温の水にしばらくつけて吸水させます。

湯揚げに向いているのは茎の硬い切り花や、カスミソウのように花数の多い切り花です。ガーベラのように柔らかい茎を持つ花や、チューリップのような球根植物には向いていないため気をつけましょう。

枝を割る

サクラやツバキ、アジサイなど、枝ものの切り花におすすめの方法です。茎の先端を割ったり割いたりすることで水に触れる部分を増やし、吸水させやすくします。

枝を木槌で砕く方法もあれば、十字に切り込みを入れる方法もあります。さらに、先端部分の皮を刃物で削っておくこともおすすめです。

茎を焼く

とくに元気のない切り花は、切り口を焼く「焼き揚げ」が効果的な場合があります。水切りした後の花を新聞紙で覆い、先端をライターなどの直火で焼きましょう。先端部分が炭化したら、すぐに水につけます。作業の際はやけどしないように十分に注意が必要です。

おわりに

切り花を長持ちさせるためには、花瓶の置き場所やお手入れ方法などに気をつけるほか、適切な水揚げを行うことが大切です。

工夫次第で、切り花の美しい状態を長く保つことができます。ご紹介した情報も参考にしながら水揚げやお手入れを行い、切り花の観賞を楽しみましょう。

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