家庭菜園推進室スペシャルアンバサダー です。

2020.10.02

種と苗どちらが良いか迷いますよね?

こんにちは。家庭菜園推進室スペシャルアンバサダー 緒方湊です。

家庭菜園の場合、ホームセンターで種が売っていたり、苗が売っていたりしますが、どちらが良いのか迷いますよね?

カブの種を植える (近江万木かぶ、天王寺かぶ、温海かぶ)

仙台白菜の苗  育苗期間2週間くらいです。

種でも苗でも、どちらからでも栽培はできます。ただし野菜や果物の性質によっては、種の方がよかったり、苗の方が良かったりします。

種から栽培する良い点

種が良い点としては、

「育てたいものを選べる」。

これが一番大きいですね。特に伝統野菜やマイナーな野菜を育てたい場合は、種じゃないと売っていないことの方が多いです。

また、大根やカブなどのように植え替えると形が悪くなるような野菜は、種から育てることをおススメします。葉物野菜などは、基本的に種から育てます。

 

相模半白きゅうりの種  毎年自家採取をしています

苗から栽培する良い点

一方、苗の良い点としては、

「苗がある程度育っているので育てやすい」

「植える時期が遅れていてもはじめやすく、収穫までが早い」ということが挙げられます。

 

初めて家庭菜園をされる場合、ナスやトマト、スイカ、メロンなどは種から育てるよりも、苗の方が育てやすいです。それは病害虫対策として、接ぎ木で苗を育苗しているからです。自分で接ぎ木にするのはちょっと難しいので、プロに育苗してもらったものを育てるのが安全です。

サントリー本気野菜の植えつけ

僕も毎年「本気野菜」シリーズの苗を購入します。

病気にも強く、たくさん収穫できるので、おススメです。

種からまく場合、種まきの時期は守るようにすると失敗しにくいです。

温度が高い時期は「芽出し」ということを行います。

例えば、ホウレンソウの発芽適温は20℃前後ですが、まだ気温が25℃以上ある時期だと発芽率が悪くなります。

その場合「芽出し」という作業を行い、発芽がばらつかない様にします。

 

次回はホウレンソウの「芽出し」など、実際に種をまく工程についてお話ししたいと思います。

ケールスプラウト

青汁の原料としても有名なケールの種子を芽出しして、植えることなく食べます(笑)

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