プランターでのミニトマトの育て方

2023.05.28

家庭菜園で人気のトマトですが、「ミニトマト」「中玉トマト」「大玉トマト」の順に栽培難易度が上がります。初めての方はミニトマトを栽培するのがおすすめです。栽培方法は露地栽培にするのか、プランター栽培にするのかで若干変わりますが、基本は同じです。

ポイントは2点

脇芽かき

「脇芽かき」とは、葉の内側にある芽の“脇芽”を取ることです。この脇芽を取らずに放置すると、枝がどんどん伸びて(枝を伸ばすことに栄養を使用するため)、最終的には実がつきにくくなります。しかし、敢えてこの脇芽を伸ばしてトマトの収量を多くする方法もあります。

水やり

トマトは乾燥には強い植物なので、土が乾ききったらたっぷりと水をあげる

プランターで栽培する方法

プランターの選び方

露地栽培とプランター栽培の大きな違いは、土の量です。トマト、ミニトマトは根を真っ直ぐに伸ばすので、深さが30センチ以上あるプランターでの栽培がおすすめです。

また、トマトは乾燥気味な土地を好むため、水はけがよい(排水性がある)環境を作るため、プランターの底に鉢底石を入れます。排水性に優れているプランターや土を使う場合は、鉢底石は特に必要ありません。

露地栽培との違い

プランターでの栽培は、露地栽培と比較して、根を張る範囲が限られているため、一般的に長い期間の栽培が難しいです。露地栽培と比較して、プランター栽培では背が高くなりにくいので、ミニトマトの収穫できる量も少なくなります。露地栽培では1本仕立てにしている(主軸だけを伸ばす)ところを、プランターでのミニトマトの栽培では2本仕立て、3本仕立てにして、収量を増やします。また暑くなると樹勢が落ちるので、できるだけ短期間にたくさんの収量を得る方法です。

どうやって収量を増やすのか

一番果のすぐ下の脇芽を伸ばす

主軸を誘引 次に一番果の脇芽を伸ばして誘引 最後に二番果の脇芽を伸ばして誘引 これで3本仕立て

伸ばすのは主軸の他に、脇芽を伸ばして、2本仕立て、3本仕立てにします。

まず、一番果(最初に花が咲く) のすぐ下の脇芽は取らずに残します。そこから下の脇芽は栄養を集中させるために、全部取ってしまいます。同じように、二番果のすぐ下の脇芽も取らずに残します

一番果や二番果などの花芽の下の脇芽はとても元気が良いのが特徴で、栄養もたくさんとっています。その元気な脇芽を伸ばし、実をたくさんつけ収量を増やします。(それ以外の脇芽はあまり伸びず、実は付くけれども、数が少ないためです)

【主軸】【一番果のすぐ下の脇芽】【二番果のすぐ下の脇芽】を伸ばし、合計3本仕立てにします。

注意点は、1本よりも2本、3本になればそれだけ水分の吸収量も増えるため、しっかり水やりと追肥をします。

水やり

土が乾ききったらたっぷりと水をあげます。たっぷりと水をあげることで、プランターの中の土に溜まっている古い水分や、空気、雑菌を洗い流し、新しい水分と空気と交換するという意味があります。水が足らない場合、先端の成長点がしなっとしてくるので、チェックしてみて下さい。もし、土が乾いていない状態で、また水をあげると土がいつも湿っている状態になり、根が酸欠を起こしてしまうので、要注意です。

水は葉や茎にかけない

気温の上がる前の朝に、土に水をかけましょう。葉は光合成をする時、葉から水分を放出しています (蒸散作用) 。葉から水分を放出することで、根から水を吸い上げ、同時に栄養も吸収します。葉に水をあげると、葉に残った水分がレンズの役割をしてしまい、日中の太陽の光で葉が焼けてしまうことを防ぐためです。水は根元とその周辺にあげるようにしましょう。

マンションのベランダにプランターを置いている場合、高温になりやすいので、すのこ、レンガなど敷き、高温にならないように注意しましょう。露地に置いている場合、雨が降ったら3日程度は水をあげなくて大丈夫です。

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