【家庭菜園】芯の細いニンジンを育てたい

2022.09.07

園芸の本を見て、きちんと元肥の量を守って、種を撒く。葉も大きく育ち、順調に育っているのを確認。いざ収穫してみると、軸の太いニンジンや、股割れのニンジンが出来ている、そんな経験はありませんか?

なぜ?

ニンジンの種を撒く前、その場所には何を栽培していましたか?

肥料をたくさん吸収する野菜・果物でしたか?

葉物野菜のように成長スピードが早い野菜・果物でしたか?

もしかしたら、前に栽培していた野菜・果物の肥料がまだ土に残っているのかも知れません。葉物野菜の場合は、成長が早いので、肥料の栄養を全部使う前に収穫していることも多いです。その結果、最初に元肥の量を守って土づくりをしていても、トータルでプラスαの量になっていたのかも知れません。葉も大きく育ちますが、茎、芯も大きく育っていたという経験があります。

元肥よりも追肥で調整

ニンジン以外の植物も同じですが、肥料や水分が常に周囲にたくさんある状態だと、根を伸ばしてそれらを探しにいこうとしません。逆に肥料や水分が少ない場合、先の尖がったニンジンになるというのを聞きました。種を撒いて40-50日でニンジンの長さ、形がほぼ決定し、その後80日位(種を撒いてから120-130日)でニンジンが太くなります。

お店には当たり前のようによい形のニンジンが並んでいますが、自分で栽培するとその難しさが本当によく分かります。だって栽培中、土の中にあって見えないのですから。

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