ブロッコリーの栽培方法|家庭菜園で失敗しない育て方・植えつけ
ブロッコリーは栄養価が高く、家庭菜園でも人気の高い野菜の一つです。サラダや炒め物、パスタなどさまざまな料理に使えるため、家庭でもよく利用されています。
畑だけでなくプランターでも栽培できるため、庭のある家庭菜園はもちろん、ベランダ菜園でも育てることができます。適した時期に栽培すれば初心者でも育てやすく、家庭菜園の入門野菜としてもおすすめです。
ブロッコリーは株の中心にできる大きな花蕾(からい)を収穫する野菜ですが、その後もわき芽から小さな花蕾が次々と伸びてきます。これらの側花蕾も収穫できるため、長期間収穫を楽しめるのも特長です。
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ブロッコリー

学名 Brassica oleracea var. italica 科名 アブラナ科 原産地 地中海沿岸地方 分類 一年草 耐寒性 強 耐暑性 強 栽培カレンダー
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月収穫期植えつけ・植えかえ施肥
【PLANTIA Q&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介!
☘19 :ブロッコリーの育て方|大きく育てるにはどうすればいいの?土づくりの方法や肥料の与え方、収穫方法などもご紹介
ブロッコリーの特長
栄養価の高い緑黄色野菜
ブロッコリーは緑黄色野菜の代表的な存在で、ビタミンCや葉酸など多くの栄養素を含んでいます。生のブロッコリーには、レモンの約2倍、みかんの約4倍のビタミンCが含まれているといわれています。
栄養価が高いことから健康志向の人にも人気があり、家庭でも日常的に食べられる野菜として広く親しまれています。
食べられる部分
一般的に食べられているのは、丸く密集したつぼみの部分で「花蕾」と呼ばれます。この部分が大きく成長する前に収穫して食べるのが特長です。
また、ブロッコリーは花蕾だけでなく茎や葉も食べることができます。これらの部分にも栄養が多く含まれているため、調理方法によっては無駄なく利用できます。
ブロッコリーの栽培時期
種まきの時期
ブロッコリーの栽培では、夏に種をまいて秋から冬に収穫する方法が一般的です。
目安としては
種まき:7月〜8月中旬
植えつけ:8月下旬〜9月中旬
とされています。
この時期に栽培することで、気温が下がる秋から冬にかけて安定して生育します。
収穫時期
収穫の時期は10月下旬〜2月頃が目安です。
花蕾が10〜15cmほどの大きさになり、つぼみが固く締まっている状態が収穫のタイミングになります。
収穫が遅れるとつぼみが開き、黄色い花が咲いてしまうため、適期を逃さないようにしましょう。
ブロッコリーの栽培方法
適した栽培環境
ブロッコリーは冷涼な気候を好む野菜で、生育適温は15〜20℃程度です。
ただし日光を好む植物でもあるため、日当たりの良い場所で育てることが大切です。日照不足になると株の生育が弱くなり、花蕾が小さくなる原因になります。
ブロッコリーの育て方
土づくり
地植えで栽培する場合は、植えつけの2週間ほど前に苦土石灰を入れて土壌の酸度を調整します。その後、堆肥や元肥を混ぜ込んでよく耕しておきましょう。
プランター栽培の場合は、市販の野菜用培養土『今日から野菜 野菜を育てる土』を使うと管理が簡単です。
ブロッコリーは根をしっかり伸ばす野菜のため、深さのあるプランターを用意することがポイントです。
種まきと育苗
育苗ポットに2〜3粒の種をまき、風通しの良い場所で管理します。ブロッコリーは数日で発芽するため、元気な苗を残して間引きを行います。
夏に育苗する場合は強い直射日光を避けるため、寒冷紗などで日よけをすると苗が育てやすくなります。
植えつけ
苗が十分に育ったら畑やプランターに植えつけます。
株が大きく育つため、株間は40〜45cmほど確保するのが理想です。根を広く張れる環境を作ることで、生育が良くなります。
ブロッコリー栽培の管理
水やり
ブロッコリーは湿害に弱く、過湿になると根腐れを起こすことがあります。そのため、水はけの良い状態を保つことが大切です。
プランター栽培では土が乾きやすいため、表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。
肥料の与え方
ブロッコリーは「肥料食い」と呼ばれるほど栄養を多く必要とする野菜です。肥料不足になると花蕾が小さくなったり、葉が黄色く変色することがあります。
植えつけ前に元肥として『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。
植えつけ後は2〜3週間後を目安に追肥を行いましょう。緩効性肥料の『プランティア 花と野菜と果実の肥料』や、速効性の液体肥料『今日から野菜 野菜を育てる液肥』などが適しています。
その後も株の生育を見ながら肥料を補うことで、花蕾を大きく育てることができます。
ブロッコリーの収穫方法
花蕾が10〜15cmほどの大きさになったら収穫します。つぼみが固く締まっている状態が収穫の目安です。
中心の花蕾を収穫すると、わき芽から側花蕾が伸びてきます。これらも収穫できるため、家庭菜園では長期間収穫を楽しめます。
ブロッコリーが大きくならない原因
日当たり不足
日照不足は生育不良の原因になります。日当たりの良い場所で育てることで、生育スピードも改善します。
肥料不足
肥料が不足すると株が十分に育たず、花蕾も小さくなります。適切なタイミングで追肥を行うことが大切です。
根の発育不足
プランターが小さすぎたり、株間が狭かったりすると、根が広がるスペースが足りず生育が悪くなります。十分なスペースを確保して栽培しましょう。
害虫の被害
ブロッコリーにはアオムシなどの害虫が発生しやすく、被害を受けると株の生育が弱くなります。早めに防虫対策を行うことが大切です。
おわりに
ブロッコリーは栄養価が高く、家庭でも比較的育てやすい野菜です。ポイントを押さえて育てれば、初心者でも立派に育てることができます。
ぜひ今回ご紹介したコツを参考に、ブロッコリーを上手に育ててみてください。自分で育てた新鮮なブロッコリーは、味も栄養も格別です。食卓に並べて、健康的な食生活を楽しみましょう。
公開日:2019年3月1日
更新日:2026年3月13日
更新日:2026年5月5日
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