<プレイバック>2019年8月にご紹介したもの【まとめ】

2022.10.17

2019年08月03日 フジテレビ 「超逆境クイズバトル!99人の壁」 チャンピオン大会 ジャンル『伝統野菜』出演

瓜(うり)

かもうり 石川産

「かもうり」は冬瓜(とうがん)の別名で、石川県七尾市で生産される冬瓜です。

かりもり 愛知産

「かりもり」(あいちの伝統野菜)
堅瓜(かたうり)とも言われるほど、とても硬いウリなので、主に漬け物で食べられます。
果肉はパリッとした食感で、歯触りが良いです。

「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」 大阪産

「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」

なにわ伝統野菜の玉造黒門越瓜は、大阪城の玉造門(黒門)付近で発見されました。
果肉が厚く締まっています。あんかけ煮、浅漬け、糠漬け、奈良漬にするのが定番です。
「越瓜」を「しろうり」と読むのは、中国古代の越(えつ)で栽培されていたので越瓜と書きます。

はぐらうり

「はぐらうり(青はぐら)」

はぐらうりも今年初めて育てました。
名の由来は、歯がグラグラした人でも食べることができるくらい柔かいことからついたそうです。
成田山新勝寺のお土産「鉄砲漬」が有名です。漬物として使用されることが多いですが、サラダや生でも食べること出来ますよ。

キュウリ

黒滝白きゅうり 奈良産

「黒滝白きゅうり」
奈良県吉野郡黒滝村で栽培されていて、江戸時代から栽培されていたと言われている「大和の伝統野菜」です。
全体的に白いきゅうりで、皮が薄くエグミなどはありません。
コリコリした食感をいかして、漬け物にされることが多いきゅうりです。

大和三尺きゅうり 奈良産

「大和三尺きゅうり」大和野菜
三尺(約90cm)はないが、30cm前後の長いきゅうりです。
「ポリポリ」とした歯切れの良い食感と柔らかい皮が特徴です。
真っ直ぐのまま育てるのが難しいので、栽培する人がどんどん減少しているきゅうりです。

入山きゅうり 群馬産

「入山きゅうり」

群馬の伝統野菜 です。
標高2,000m級の山に囲まれた群馬県中之条町入山地区で育てられているので「入山きゅうり」です。
隣の嬬恋村鎌原地区では「鎌原きゅうり」と呼ばれています。
水分が多くて柔らかく、香りが良いきゅうりで、青森県の糠塚きゅうりに似ています。

平家きゅうり 長崎産

「平家きゅうり」

僕たちが普段食べている「きゅうり」は未成熟果を食べています。昔は、熟して黄色くなってから食べていました。
だから黄色の瓜→黄瓜→きうり→きゅうり となったとも言われています。
皮と種は硬くなるので皮を剥いて、種を取りますが、完熟したきゅうり、絶品です!
緑のきゅうりのようなシャキシャキ感は無くなりますが緻密で、フルーティーな感じです

一般的な漢字【胡瓜】の「胡」という字は、シルクロードを経て日本に伝えられたので、胡の字がついた と言われています。
ちなみに胡蒜(ニンニク)、胡桃(くるみ)、胡椒などもそうです。

きゅうりの語源は「黄瓜」の他、「木瓜」とも言われていますが、現在、「木瓜」と書くときゅうりではなく【パパイヤ】のことを指します。
読み方は「もっか」です。

毛間きゅうり 大阪産

「毛馬きゅうり」 なにわの伝統野菜

長さ30センチ程度の長いきゅうりです。
江戸時代の終わり頃から毛馬村(現在の都島区毛馬町付近)で栽培されていたと言われています。
一般的なきゅうりと比べると水分量が少ないように感じます。少し苦味があります。
色は半白きゅうりのように、下半分が白っぽくなっています。
オレンジ色に完熟させたものを「あかねこ」と呼び、加熱調理するときゅうりがトロトロになるので、人気です。

カボチャ

勝間南瓜(こつまなんきん) 大阪産

「勝間南瓜」なにわ伝統野菜

大阪市西成区玉出町(旧勝間村)で生まれた小型の日本カボチャです。
果肉はねっとりとして水分が多いので煮物や蒸しものに向きます。
果皮がオレンジになっているものは完熟の証です。

ナス

ヘタ紫なす 石川産

「ヘタ紫なす」(加賀野菜)

ヘタの下まで紫色になるので「ヘタ紫なす」です。
皮が薄くて、果肉が柔らかいので、一夜漬けに合います。
煮浸しにするとなすの旨味とコクが分かりやすいです。

大和丸なす 奈良産

「大和丸なす」 大和野菜
肉質がとても締まっているので、油を吸いすぎることが少ないナスです。煮くずれしにくく、加熱調理してもしっかりとした食感があります。
よく似たナスに京都の「賀茂なす」があり、市場関係者が「賀茂なす」と「大和丸なす」を取り違えないように、「大和丸なす」はヘタの上の切り口が斜めにカットされているのが特徴です。

馬場なす 大阪産

「馬場なす」

奥貝塚馬場地区限定で生産されています。一般的な水なすに比べ、皮と実が柔らかいです。
馬場なすは水なすの原種とも言われているなすです。
この馬場なすは千両なすのような形で、とてもみずみずしくフルーティーな味です。

薄皮丸なす 山形産

薄皮丸なすナス(山形伝統野菜)

皮が薄く、身が締まっている山形県置賜(おきたま)地方の在来丸なすです。
浅漬けにするとパリパリとした食感が楽しむことができます。
鶴岡の民田なすや米沢の窪田なすに似ていますが、それらに比べ皮が薄いので浅漬けに適しています。

越の丸なす 新潟産

「越の丸なす」
糸魚川特産のナス。もともと漬物と言えば「越の丸なす」でしたが、「黒十全なす」が登場したことにより主役を奪われました。肉質は緻密で、加熱調理しても煮崩れしにくいナスです。

畑なす 山形産

畑なす(はたなす)

大玉で皮は柔らかいですが、果肉はち密で締まっています。独特の旨みが特長です。
新庄市の畑(はた)地区で栽培されているので「畑なす」です。

トウガラシ

三宝甘長とうがらし 鳥取産

三宝甘長トウガラシ (鳥取県伝統野菜)

甘長とうがらしを食べていて時々、「辛い」ものに出会ったりした経験はありませんか?
僕はあります。
でも、この三宝甘長トウガラシは辛い実はまったくならない品種です。
辛みが無いので幅広く料理に使えますが、丸ごと軽く焼いて食べるのが好きです。

紫とうがらし 奈良産

紫とうがらし (大和伝統野菜)
大きさは約5cmでナスのような濃い紫色のとうがらしですが、辛みはほぼありません。
完熟すると一般的なとうがらしのように鮮やかな赤色になるので、辛そうに見えますが、完熟しても辛みはありません。
柔らかく肉厚で少しもちもちとした食感です。

パプリカ

トマトパプリカ

「トマトパプリカ」

見た目がトマトのようなパプリカで、苦味が少なく、甘いパプリカです。
一般的なパプリカよりも果肉が厚く、生食もできますが、加熱するとより甘さを感じるピーマンです。
太陽に照らされてピカピカしています。

ピーマン

フィレンツェテンダーピーマン

「フィレンツェテンダーピーマン」

ハンガリーの伝統野菜で、クリーム色のピーマンです。
ピーマンの風味はありますが苦味は少なく、果肉はジューシーで柔らかいです。
ピーマンが苦手な方におススメです。
まるごと素揚げでも、肉詰めでもサラダでもピクルスでもバーニャカウダもいいと思います。

トマト

ぷちぷよ

ミニトマトトマトは「プチぷよ」です。
皮がとても薄くて、指で触るとぷよぷよした感じです。
食べると果汁が一気にあふれ出てくる感じで、とても甘く、トマトというよりフルーツです。

蟠桃 福島産

「蟠桃(ばんとう)」 福島産

蟠桃は「西遊記」に出てくる中国原産の桃です。
つぶれたような形ですが、皮は薄く簡単に剥くことができ、核が小さいので食べられる部分が多い桃です。
果肉はきめ細かく柔らかいです。ねっとりとして甘い桃ですよ。

メロン

ミニメロン「ころたん」

「ころたん」は家庭菜園向けネットメロンです。果肉は緑色で果皮は完熟すると黄色になります。
苗をホームセンターで買い、今年初めて育ててみましたが、まるで砂糖のように甘く、とても美味しいです。

スモモ(プラム)

月光 山形産

プラム と言えば「貴陽」「ソルダム」が有名ですが、この山形県の「月光」は収獲期間が短く生産量が少ないことから“幻のプラム”とも言われています。
果肉はとろけるようにやわらかく、濃厚な甘さで、口の中で果汁があふれます。これは超おすすめプラムです。

あかり 山形産

「あかり」

このすもも は「あかり」という品種です。赤い果皮で果肉は少し硬めですが、甘さが強くとてもジューシーです。
表面に見える白い粉はブルームで、果実の水分蒸発を防ぎ、病気などから守るため自然に出来るものです。新鮮な証拠とも言えます。
とても美味しいのでおすすめです。

リンゴ

夏あかり 長野産

「夏あかり」 長野産

貯蔵しているリンゴではなく、8月に収穫できる早生(わせ)品種です。
シャキシャキ感がたまらないです。ジューシーで爽やかな甘さと香りが夏に合っています!
まだ生産量が少なく出荷時期も短い希少品種なので、見つけたら是非食べてみて下さい。

ファーストレディ ブラムリー さんさ きおう しなのリップ しなのレッド 

長野で買ってきたりんごたち。
上の段から ファーストレディ ブラムリー
2段目 さんさ
3段目・4段目 きおう
5段目 しなのリップ
6段目 しなのレッド

ブラムリー 長野県小布施町産

青りんご「ブラムリー」(長野県小布施町産)をジャムにしました!

イギリスで生産されるリンゴの半分近くはブラムリーで、とてもメジャーなリンゴです。
もちろん生食でも食べることは出来るのですが、酸味が強く、加熱するとすぐに溶け、加熱後も香りが続くので生食よりもより、調理に向いています。

茨城県産地視察

スイートカクテルペッパー

青空レストランで見て、食べてみたかった「スイートカクテルペッパー」で有名な神栖市のアグリニューウインズさん。
ハウスで収穫したての「スイートカクテルペッパー」を頂ききましたが、まるで果物のように甘く、噛むと水分がジュワーっと出てきました!!瑞々しく生でもとても美味しかったですが、加熱すると更に甘みが増すそうなので今日は加熱して食べたいと思います。
赤、黄色、オレンジの三色がありますが、それぞれに味わいも違います。赤は酸味が少なく甘みが強かったです。黄色は甘みもあるけどサッパリとした酸味もあり、オレンジは甘みも強いですが、柑橘系の様な酸味も感じられ濃い味わいでした。
ピーマンも収穫して、直ぐに食べましたが、こちらも全くピーマン特有の苦味がなく、とにかくジューシーで、噛むと水分が滴り落ちるほどでした。ピーマンが嫌いな人でも、このピーマンを食べればきっとピーマンの見方が変わるはず!と思いました。

れんこん

稲敷市の「れんこん3兄弟」さんへ。念願のれんこん収穫体験をさせていただきました!
しかし見るのとやるのでは大違い。まず田んぼに入ると足を取られ身動きが取れません。そして右手にホースを持ち(水圧も水量もスゴイです)、左手でれんこんを探しますが、見つけられてもれんこんがどの方向に伸びているのかわかりません。ようやく見つけ出しても重くて片手では持ち上がりません。
この作業、2年くらいは修行しないと上手く出来ないそうです!
今の時期のれんこんは、とても白くて透き通った様な感じです。アクが少なくシャキシャキとした食感で生でも美味しかったです。
れんこんの花が咲いてるのも初めて見ましたが、花はハチミツの様な甘い良い匂いがしました。
茎にはれんこんの様に穴が空いているのも初めて見ることができましたが、切ってみるとれんこん同様に水溶性食物繊維がすごくて糸を引いていました。

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