パイナップル

2020.09.04

時期:6~8月  
主な産地:沖縄県

パイナップルを選ぶ

ずっしりとしていて、お尻からの甘い香りが強いものを選びましょう

全体的に丸いフォルムで、ずっしりと太っているものは、果汁が多く甘くてジューシーなものが多いです。葉っぱがついている場合は、葉がピンとしていて、青々とし、肌も乾燥していないパイナップルを選びましょう。お尻から甘い香りがして、お尻をおすと若干柔らかいものが良い証拠です。カットされて販売しているものを選ぶ場合は、濃く色づいて、ツヤツヤと輝いているものが甘く完熟したパイナップルである可能性が高いです。

パイナップルのおいしい食べ頃

パイナップルは樹上で熟したものを収穫しているのですぐに食べられます。パイナップルは追熟しませんので、傷む前に早めに食べきりましょう。ただ、酸味が強い場合は、しばらく置いておくことで酸が抜けて甘く感じることはありますが、切ってみると果肉が茶色く変色してしまっている場合がありますので注意しましょう。

輸入品のパイナップルの場合、完熟前に収穫されていますので、甘い香りが強くなりはじめたら食べ頃!

パイナップルの食べ過ぎで舌が痛くなった経験ありませんか?

原因は「ブロメリン(ブロメライン)」というタンパク質分解酵素です。舌の表面はもともとタンパク質に覆われていますが、大量のパイナップルを食べることで、大量のタンパク質分解酵素が舌の粘膜のタンパク質を分解してしまい、舌がむき出しになっている状態になっているのです。タンパク質が多い牛乳やヨーグルトを口に入れると、分解酵素が牛乳やヨーグルトのタンパク質と結びつき、ヒリヒリが和らぎます。また、未熟な果実には針状結晶の「シュウ酸カルシウム」が多く含まれていますので、同じく舌がヒリヒリする場合があります。

パイナップルを保存する

基本はすぐに食べる

パイナップル丸ごとの場合、新聞紙などで包み冷蔵庫の野菜室に入れておけば2~3日は持ちます。カットしたものの場合、ラップに包み、冷蔵庫に入れ早めに食べきるようにしましょう。

葉はナイフで切らなくても、葉をしっかりと握り、回すとポロッと取れますよ。葉はチクチクして痛いのでタオルで包むと良いです。

僕はまだ力が足らず、取れません💧

酢豚にパイナップルを入れるのは、欧米人たちに高級感を演出するため、当時は貴重だったパイナップルを入れるようになったそうです。

ボゴールパイン、別名スナックパインは手でちぎって食べることが出来るので手軽に食べられます。

果肉が白く甘い香りがすることから“ピーチパイン”と呼ばれています。

パイナップルの豆知識

パイナップルの名前の由来

パイナップルという名前は、松を意味するパイン(pine)とりんごを意味する(apple)を組み合わせてこの名前がついたという説があります。形が松ぼっくりのようで、実がりんごのように甘くおいしいということからだと云われています。

パイナップルは漢字で書くと、「鳳梨(ほうり)」と書きます。英語では「りんご」が使われていますが、漢字では「梨(なし)」を使っています。

パイナップルの歴史

パイナップルは1000年以上前からブラジル南部、アルゼンチン北部、パラグアイにかけた地域で栽培されていました。1493年のコロンブスの2回目の航海の時、西インド諸島のグアドループ島でパイナップルを発見し、贈り物として王へ献上されました。その後、ヨーロッパでは莫大な費用をかけ、パイナップルを栽培しました。日本へは江戸時代にオランダ船によって持ち込まれたと言われています。

優勝トロフィーにパイナップル?

テニスのウィンブルドン大会(男子)のトロフィーの一番上にパイナップルが乗っているのはご存じですか?トロフィーが用意された1887年頃は、パイナップルの栽培はとても難しくパイナップルはとても貴重なものだったので、王者の象徴であるパイナップルがモチーフとして使用されています。

ビタミンB1やクエン酸で疲労回復効果

“購入後しばらくおいて黄色くなった頃が食べごろ”や“黄色いパイナップルが完熟で甘く、青いパイナップルはすっぱい。”というのは、間違いです。パイナップルはお尻の部分に甘味が溜まるので、葉の部分を下にして逆さまの状態で保存すると、甘味が全体に行き渡るといわれています。パイナップルの果汁には「ブロメリン(ブロメライン)」というタンパク質分解酵素が含まれています。これは肉をやわらかくする効果があり、肉と一緒に食べることで消化を促進してくれます(※ブロメリン(ブロメライン)は熱に弱く、加熱する料理では意味がないので生食がおススメ)。また、腸内の老廃物を分解する作用も期待されています。

国産パイナップル

日本で食べられているパイナップルのほとんどが、海外産です。国産パイナップルは沖縄を中心に鹿児島などで栽培されていますが、その量は全体の数%しかありません。

では、海外産との国内産の違いは何でしょう?

それはパイナップルの「熟成度」です。パイナップルは収穫後に追熟をしない果物ですので、

収穫ギリギリまで完熟させている国内産がおススメです。完熟前のパイナップルには舌が痛くなる原因となるシュウ酸カルシウムが多く含まれるため、完熟で収穫されたものの方が食べやすいです。

スムースカイエン

私たちが一般的に「パイナップル」と呼んでいる品種は、「スムースカイエン」という品種です。スムースカイエンは世界的に多く生産されている品種で、この品種の中に沖縄本島や石垣島などでも栽培されている「ハワイ種」もあります。酸味と甘味のバランスが良い品種で、ジューシーなことが特徴です。

ボゴール(スナックパイン)

台湾原産の品種で、果肉を手でちぎって食べることができます。スナック感覚で一口ずつ食べられるので「スナックパイン」ともいいます。酸味が少なく、芯の部分も比較的柔らかいので食べることが出来ます。葉に細かなトゲがたくさんあるので、注意してください。

ミニパイナップル

観賞用の品種としてミニパイナップルや花パイナップルとして販売されています。

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