年越しそば

2020.12.31

2020年。いろいろなことが起こりました。
今年の大みそかは「年越しそば」を食べて静かに過ごしましょう。

「年越しそば」って何?

「年越しそば」が定着したのは江戸時代と云われています。

由来は諸説ありますが、

そばは細く長く伸びるので、そばのように長く伸びて長生きするとして長寿を願う気持ちが込められたという説です。引越しそばの「末永く宜しく」という意味にも似ていますね。

また、そばがほかの麺類と比べて切れやすいことから一年の苦労や厄災をさっぱり断ち切って新年を迎えるという説です。「縁切りそば」「年切りそば」とも言います。

そして有名なのがこの説です。
金銀細工師が散らかった金粉を集めるために丸めたそば粉を使っていたことから、「金運を呼ぶ」という意味合いが生まれ、金運がよくなるようにという意味合いもあるようです。

 

2020年の厄災をさっぱり断ち切って2021年を迎えたいですね。

「年越しそば」は大晦日のいつに食べていますか?

食べる時間はいつ食べるのが良いなど、特に決まっているものでもないようですが、夕食時や23時以降に食べる人が多いようです。
「年越しそば」なので、年をまたがないのが良いですね。
各地域での風習も異なるのですが、地域によっては元旦に食べる地域もあるようです。

「二八」そば

「蕎麦粉8、小麦粉2」の割合で打った蕎麦のことを「二八」と呼びます。

「二八」の語源は、粉の配合ではなく、価格の十六文、つまり「16=2×8」から来ているという説もあります。

浮世絵にも蕎麦の屋台が描かれています

江戸時代の屋台はこんな感じだったようですよ

年越しそばに「二八そば」を打ちました

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