曲がっているきゅうりは美味しい？

菜園で育てているきゅうりで、まっすぐなきゅうりと曲がっているきゅうりの食べ比べをしました。
味はあまり変わらなかった気がします。

収穫してその場で食べていることも影響しているかも知れませんが・・・

主に水分不足や肥料不足が原因と言われています。
また気温が高過ぎたり、低過ぎたりすると曲がります。

きゅうりはほとんどが水分で出来ているってご存じですか？
97%が水分だと言われています。だから水分が大好きな野菜です。
栽培されていると気付きますが、きゅうりの葉はとても大きいですよね。
葉が大きいのでその分、葉からの水分の蒸発する量も多いです。
だから栽培の際、乾燥には注意して下さいね。
なのに土の水分が多すぎると根が腐るので、適湿に注意する必要があります。

きゅうりは苗の定植後、約40日で収穫が始まる生育の早い野菜です。
生育が早いので、どんどん花が咲き、実がつきます。
そしてきゅうり1本1本を大きくするためのパワーを使います。
だからきゅうりの株自体がだんだん疲れてきます。
疲れているので、きゅうりも曲がったりしてきます。

そのため追肥をして養分を補給してあげることが必要になります。
追肥の時も、一度にたくさんの肥料をあげると、お腹いっぱいになり調子を崩すので少量ずつあげるのがポイントです。

きゅうりの様子を見ながら、きゅうりの調子を保つということがとても難しいです。
僕の場合は、曲がっているきゅうりを発見したら、早めに収穫して、他のきゅうりに養分が行き渡るようにしています。

水も肥料も好きなのに、多すぎると実が曲がってしまう。
きゅうりを育てるのは簡単に見えますが、奥が深い野菜の1つです。