SDGsって

2021.03.12

ハイポネックスジャパン SDG'sプロジェクトメンバーの緒方湊です。
SDGs(エスディージーズ)という言葉をご存知でしょうか? 
言葉は知らなくても最近、この画像にあるようなアイコンを見たことがあるという方はいるかも知れません。
今日はSDGsって何?ってところをお伝えしたいと思います。

持続可能な開発目標

SDGsとは「持続可能な開発目標」の略で、2015年の国連サミットで採択されました。最近は小学校の授業で取り上げられる以外にも、テレビのニュースや企業のCMなどでも頻繁に見かけるようになりました。

僕が今年から㈱ハイポネックスジャパンのSDG’sプロジェクトメンバーに参画したこともあり、今まで見ていたかもしれないことも、興味深く見るようになったこともあるかも知れません。

持続可能な開発目標??
何を持続するの?開発って何を?

「持続可能な開発目標」と言われていますが、ちょっと意味がピンと来ないですよね。

「持続可能な開発目標」とは、僕たちヒトが、この地球でずっと暮らし続けるにあたり、より良い世界をつくるために、世界が一緒になって取り組んでいこうということです。
でも高い目標を設定して、その取り組みに縛られ無理をしていると、なかなか継続していくことが難しくイヤになります。だから、『サステイナブル』“持続可能”な取り組みをしましょうということです。

17の開発目標

SDG’sは、2030年までの達成をめざす17の目標と、それをクリアしていくための169のターゲットから構成されています。
ターゲットはたくさんありすぎるのですが、17の大きな目標は以下です。

 

1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤を作ろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任、つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう

家庭菜園は持続可能な循環型農業

家庭菜園は自分で野菜や果物を栽培し、自分で食べます。究極の循環型農業だと思います。

家庭菜園がこのSDG’sの取り組みとしていいなぁと思う所は、スーパーなどで買うのではないので野菜の包装がなくても大丈夫です。僕は庭でやっているので、いつもザルに入れて収穫しています。つまり、包装紙や容器の量を削減することが可能です。
またその日や翌日などに食べる分だけの収穫なので、野菜などが余り冷蔵庫の中で腐らせてしまった、などということは起きにくいです。つまり、食品ロスの削減に繫がります。

自然環境を維持

マルチング材として使用している農業用マルチシート(ビニールやプラスチックフィルム)を稲ワラや麦ワラへ変更するだけで、環境負荷の軽減になります。

収穫後のトウモロコシの茎なども土に隙混み、肥料として利用します。

でもこれは家庭菜園レベルなので出来る事です。農家さんが同じことをするのは現実的には難しいことだと思います。だから僕たちは出来る範囲で続けることが、「持続可能な開発目標」なのだと思います。

SDGsって特別なことではなく、普段の生活の中での延長線上にあるようなことが多いです。

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