滋賀県の野菜・果物

2023.02.18

滋賀県は日本最大の湖「琵琶湖」を中心に、日本のほぼ中心にあります。平地の土質がよく、山々から平地に注がれる川の水質にも恵まれ、品質のよい「近江米」がとれることでも知られています。この肥沃な土地を活かして、江戸時代や明治時代から栽培され歴史と特徴のある野菜を「近江の伝統野菜」として守られています。また、豊かな自然に恵まれ、都市近郊の園芸産地や稲麦大豆の土地利用型農業など地域ごとに特色ある農業が営まれています。
協  力 : 滋賀県みらいの農業振興課 食のブランド推進室 
画像協力 : 滋賀県

琵琶湖のめぐみ

滋賀県の面積の6分の1ほどを占める琵琶湖は、日本最大の湖です。周囲を伊吹、鈴鹿、比叡、比良等の山々が囲み、約460本の河川が琵琶湖に注いでいます。地形や気候が稲作に適しており、県育成の「みずかがみ」等、琵琶湖等の環境に配慮して栽培されています。

琵琶湖の水を守る「環境こだわり農産物」

「環境こだわり農産物」とは、農薬や化学肥料の使用を通常の50%以下に減らし、琵琶湖や周辺環境に配慮して栽培された農産物を県が認証したものです。「こだわり農産物」の栽培面積は年々増加し、令和4年度には、県産米の約45%が「環境こだわり米」となっています。このように滋賀県は、環境に優しい農業の取組が全国トップクラスの県です。

近江米

近江米

滋賀県は米づくりに最適の環境で、「近畿の米蔵」といわれるほど、栽培する米の品質と量に優れ、高い評価を得ています。滋賀県で生産した米を総称して「近江米」と呼びます。古くは江州米(ごうしゅうまい)の産地としても、全国に知られています。近江米が広く知られるようになったのは、京(京都)が都として栄え人口増加に伴い、近江の米が京へ多く運ばれたことです。また歴代の天皇陛下御即位に際し、大嘗祭(だいじょうさい)で使う米を滋賀から何度も選ばれています。

みずかがみ

2013年にデビューし滋賀県が独自に育成した品種の「みずかがみ」は、ほどよい粘りと、まろやかな甘みがあり、冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりにも最適です。また美味しいだけでなく、滋賀県の豊かな自然環境に配慮して栽培されています。

【ニュース】きらみずき ※令和6年度(2024年) 本格デビュー

令和6年度(2024年) 本格デビュー 近江米新品種

「きらみずき」

「みずかがみ」以来、約10年ぶりの新品種です。

 

◆近江米新品種の名称が「きらみずき」に決定! 滋賀県HPより

https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/330075.html

<名称に込められた想い>

キラキラして、みずみずしいお米。近江米の新品種の、あっさりと食べやすいという特徴を、みずみずしさとして表現。琵琶湖という日本一の水瓶を守る滋賀県から誕生する、新しい近江米が、未来に向かってキラキラと輝き続けられるように。

<新品種の特徴>

「コシヒカリ」と同等以上の食味。

収穫時期は9月中旬以降。

オーガニック栽培をはじめ農薬や化学肥料を極力使わない環境こだわり栽培に限定。

稲が倒れにくい、高温でも品質が低下しにくい等、栽培しやすい。

みおしずく ※令和5年(2023年) 本格デビュー

ハウスで摘んだばかりの「みおしずく」。したたるほど果汁たっぷりです。

「みおしずく」は滋賀県初のオリジナルいちご品種です。名前の由来は、いちごの形と食べた時の瑞々しさを表現し、水のイメージを通じて琵琶湖・滋賀を連想させる名前となっています。甘みが強く酸味の少ない「章姫」と適度な酸味と強い香りをもつ「かおり野」を掛け合わせたいちごです。大粒で明るい赤色、フローラルな香りと甘さ、酸味のバランスのよさが特徴です。

梨  彦根梨 愛東梨

梨は滋賀県では古くから栽培されている果物のひとつです。現在は、東近江市、守山市、彦根市、竜王町を中心に栽培されています。品種は、幸水、豊水、新高などです。彦根市の曽根沼干拓地で栽培されている梨は「彦根梨」、東近江市の旧愛東町で栽培されている梨は「愛東梨」呼ばれ、樹上完熟で収穫するため、甘みが強いのが特徴で、地域ブランドとして人気です。

ぶどう  紅式部

紅式部

滋賀県ではマスカットベーリーA、デラウェア、巨峰、ピオーネ、竜宝など多くの品種が栽培されています。注目すべき特徴として、紅(あか)系品種の大粒ぶどう「紅伊豆」「紅富士」「竜宝」の中で、滋賀県果樹組合連合会が定めている6つの基準をクリアしたものだけ『紅式部(べにしきぶ)』の名前で出荷します。この紅式部は収穫期間が10日間しかないので“幻のぶどう”ともいわれています。

<紅式部の条件>

・皮の色が鮮やかな紅色であること

・糖度が17度以上であること

・房の大きさが500g前後(±50g)であること

・1粒の重さの平均が14g以上であること

・収穫時期が、収穫開始から10日間

・滋賀県が認証する「環境こだわり農産物」であること

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