じゃばら
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じゃばらの花
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加工用のじゃばら
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さんま寿司
「じゃばら」は紀伊半島の中央部に位置する、和歌山県北山村にしか自生していなかったことから「幻の果実」と呼ばれている柑橘類です。名前は「邪気を払う」が由来で「邪払(じゃばら)」と名づけられました。ゆずや、すだちと比べて果汁が豊富で、違う風味で、種子もなく、酸味が強くほんのり残る苦みが特徴です。飲料やジャムなどに加工されることが多いですが、北山村では昔からさんま寿司などの調理の際、食酢の代用に、じゃばらの搾り汁を使用してきました。
北山村
和歌山県でありながら、三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない特殊な位置にある北山村は、全国でも唯一の「飛び地」の村で、秘境と呼ばれています。
なぜ「飛び地」なのか?
~北山村観光サイトより抜粋~
昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、伐採された木材の輸送は川を利用して筏によって木材集積地の新宮まで運ばれていました。当時、北山村は人口の大半を筏師が占め、新宮木材業者と筏師は共存共栄、切っても切れない関係で成り立っていたのです。明治4年、廃藩置県が実施され、新宮が和歌山県に編入された際、地理的に言えば北山は奈良県に属するところを「新宮が和歌山県に入ったのならぜひ私たちも」との村民の意見を聞き入れ、和歌山県に編入。そして、明治22年には七色、竹原、大沼、下尾井、小松の5つの村が合併。現在の北山村と改称、施行されました。
観光筏下り
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伝統文化でもある筏流しを、今に伝えるべく観光用として復活。筏流しの技術は和歌山県の無形民俗文化財にも指定されています。杉の丸太を組んだ筏の長さは約30mもあります。日本唯一の観光筏です。
まりひめ (いちご)
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「まりひめ」は、和歌山県オリジナルいちご品種です。大きな縦長の円錐形で、果肉はしっかりしています。甘みが強く、穏やかな酸味もあります。香りが強いのも特徴です。「まりひめ」という名前は、和歌山県の郷土工芸品「紀州手まり」のように親しまれるようにという意味が込められ、名付けられました。
三宝柑 (さんぽうかん・さんぼうかん)
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和歌山城内にある三宝柑の由来案内
果実の頭にコブのように突起部分があることから、仏教の「宝珠」にたとえられます。来歴は不明ですが、地域に自生していた雑柑類から自然交雑したものとされています。江戸時代には、和歌山城内で栽培されていますが、珍しい品種のため、城外持ち出し禁止とされていました。殿様に三方に載せて献上していたことや、形が宝珠に似ていることから“三宝柑”の名前が付いたといわれています。多くは葉付き(枝付き)で出荷されています。見た目に反して皮はむきやすく、果肉はジューシーでさわやかな香りと甘味、上品な味わいです。
シンジョウ (スモモ)
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“スモモ界のプリンス”ことシンジョウです。田辺市新庄で発見され、J日本で唯一JA紀南だけが栽培しているスモモです。1年のうち食べることができる期間は2週間程度の希少な品種です。樹上完熟させるので、一般的なスモモよりも2度から3度糖度が高く、13度から15度あり、程よい酸味もあります。果皮が柔らかく、果肉は繊維感が少なく緻密、とてもジューシーで香り高いスモモです。